【第29番・摩尼山・国分寺 (真言宗智山派)】 高知県南国市国分

 天平13年(741)、聖武天皇により全国に建てられた国分寺の一つ。
行基の開基といわれ、42歳の厄年に弘法大師は、真言八祖相承の星具(招福、除災の星祭)の秘法を修し、29番札所とした。
以来、栄えたが、中世には兵火で焼失し廃寺同様になった。のちに長曾我部氏によって再建された。


 第29番・国分寺・仁王門


  金 堂(本堂)・(写真は第3回のもの)


 仁王門越しの参道・金堂


 大師堂
仁王門を入って参道正面に金堂が建っている。

(重文)金堂(本堂)
長曾我部国親・元親親子により建立され、柿葺きの優雅な建築である。国分寺観音堂ともいう。

 本尊・千手観音。ほか(重文)薬師如来 二体 ・ (重文)梵 鐘


 右 大師堂・正面 金堂。

土佐藩主山内氏歴代の手で寺領の授受や堂宇の修営など行われた。また山内家の家紋入りの蟇股が見られる。

境内が土佐国分寺跡として(重文)に指定されている。
創建当寺の面影はないが、東大寺様式と呼ばれた回廊を持つ伽藍配置であったという。