【第43番・源光山・明石寺 (天台宗寺門派)】 愛媛県上浮穴郡久万町菅生

 明石寺は四国霊場の本関所寺として敬われ、”あげいしさん”の名で親しまれている。
寺名は”めいせき”、住職は”あかし”、地元民は”あげいし”と呼んでいる。いろいろと呼び名があるものである。
当寺は、第76番金倉寺・第82番根香寺・第87番長尾寺とともに天台宗に属する札所である。

寺伝によると、欽明天皇の勅願により円手院正澄という行者が開創したという、のち天平6年(734)役小角の五代目寿元行者が、紀州の熊野権現を勘請し12坊を建てたという。
弘仁13年(822)弘法大師が来錫し、伽藍を再建し、霊場に決めたという。

参道に向かって左側に別の参道があり、その奥に朱塗りの熊野12社権現社がある。昔は明石寺の本堂であったが神仏分離以後、今では荒れ果てている。
小高いところに、源頼朝の命の恩人池禅尼の菩提のために建てた五輪宝塔の経塚がある。その際に、現光山から源光山と改めたという。

裏山には石仏の西国33観音も祀られている。


  仁王門前の石段参道
 
 仁王門・歴史を感じる門

仁王門越しに見た本堂・本尊・千手観音

 大師堂・右 鐘楼