【第53番・須賀山・円明寺(真言宗智山派)】 愛媛県松山市和気町

 太山寺を出て国道196号へ引き返す途中にあるため、”打ちもどりの寺”といわれ、和気町の雑踏の中にある寺。

寺には慶安3年(1650)奉納の銅板の納め札がある。「四国仲遍路同行二人の今月今日京極平人家次」と書かれた納め札は、四国遍路に関心の深かったアメリカ・シカゴ大学教授スタ−ル博士が大正10年にこれを紹介、円明寺は「慶安銅板」の寺として有名になった。

また大師堂の左横、十字をかたどった高さ40cmほどの石塔に、マリア像を彫った「キリシタン灯篭」が目を引く。

先ず最初の仁王門をくぐると、左に大師堂、右に鐘楼・観音堂がある。更に「遍照金剛」の額を掲げる二層の中門をくぐると正面本堂。境内はさほど広くないが落ち着きがある。

寺は、行基が和気の海浜西山に開基、のち弘法大師が中興した。元和年間(1615-24)、現在地に移された。
  本尊・阿弥陀如来


 円明寺・山 門


 本 堂・中門の正面にある。

 山門を入って参道途中にある二層の中門 


 大師堂・最初の山門を入って左にある