【第73番・我拝師山・出釈迦寺(真言宗御室派)】 香川県善通寺市吉原


 楼門鐘・ここを入ると境内になる
 石段を上り詰めると鐘楼門に着き境内へと入れる。
南には我拝師山(481)がそびえている。

この寺で特筆することは、捨身ヶ嶽禅定のことである。
納経所の前を通って1.8kmの細い山道を登ると、釈迦如来と両脇に不動明王、弘法大師をお祀りした奥の院の建物があり、この建物をくぐリ更に100m、鎖にすがって登ったところが、標高481m、さして高い山ではないが、我拝師山の頂上、捨身ヶ嶽禅定と呼ばれている断崖絶壁の行場である。
下を見ると足がすくんでしまうという。




 弘法大師は7歳でこの山の絶壁の上で、「私は仏門に入り一切の衆生を救い。それにふさわしいと思われたら、お釈迦様のご意思をお示しください」と唱え谷底へ身を躍らせた。突然、釈迦牟尼仏が百宝の蓮華に座って現れ、はるか彼方から羽衣を身にまとった天女が天降って大師をしっかりと抱きとめたという。
感激した大師はその時に見た釈迦如来像を刻んで本尊とし、我拝師山出釈迦寺と命名して山上に寺を建てた。
今も山上にある奥の院は、捨身ヶ嶽禅定と呼ばれ、衆生済度発願の根本道場として昔から信仰の霊場だった。

歌人西行法師この山に登って大師捨身の霊跡を拝し 「めぐりあはん ことの契りぞたのもしき きびしき山の 誓見るにも」と詠んでいる。


 左 本 堂 ・ 右 大師堂


 境内から見た、我拝師山(捨身ヶ嶽禅定・H=481)

 本堂前にて


 境内から見た、善通寺平野 
「番外・出釈迦寺奥の院」・(捨身ヶ嶽禅定)
釈迦如来と両脇に不動明王を祀る。我拝師山頂上へは、納経所の前を通り、1.8kmの細い山道を登ると、奥の院があり、この建物をくぐり、更に100m鎖にすがって登ったところが頂上で、捨身ヶ嶽禅定と呼ばれている断崖絶壁の行場。