【第78番・仏光山・郷照寺(時宗)】 香川県綾歌郡宇多津町西町東


 郷照寺・山門・長い急坂の参道を上がる。
 寺は古く、神亀2年(725)に行基が開創したという。
その後、弘法大師が訪れ、瑞霊を感じ「真言密教の地なり」と札所に定めたという。

また時宗の開祖で、全国念仏遊行した一遍上人もここに滞在した。
一説には病気療養とも。これがきっかけで真言宗から時宗に改宗された。

高野山の道範阿闍利が讃岐に配流されたとき、この寺に仮寓した。
天正年間の兵火で焼失し荒廃したが、寛文4年(1664)時宗の大本山である相模藤沢の清浄光寺の末寺として再興された。
  
 本堂の一段上に大師堂がある。右裏手に木食僧相観の像がある。”木食”とは十穀や塩分も絶って求聞持などの修行に励む行者や聖をいうが、その修行僧がこもる房は”木食堂”と呼ばれ、庵主はその寺で生涯を終わるのがしきたりである。
また境内に庚申堂があるのは珍しい。当寺の堂には、六本の手を持つ奇怪な姿の青面金剛と三猿が祭ってある。
青面金剛とは、猿田彦神あるいは帝釈天の使者ともいわれる。


 正面 本 堂・本尊・阿弥陀如来坐像・
 平安時代の作 二層の屋根,堂々たる建物。
 
 右・庚申堂  

    
大師堂・
本堂左の石段を上がったところにある
開運厄除けの寺としても有名だけに護摩
祈祷が行われる
       

 庚申堂・本堂右手にある
  
「ホルトの木」
本堂左手の池のほとりに、
文禄3年(1594)に
信者が植
えた
という、樹高26m