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【第79番・金華山・天皇寺高照院(真言宗御室派)】 香川県坂出市西庄町八十場
JR予讃線八十場駅の東側から入り、鳥居の向こうに森が見え、それまで長い参道が続く。一見お宮と間違え躊躇する。
「崇徳天皇・白峰宮」なる神社の鳥居をくぐる。正面には神社の社殿があり、左側の一隅に本堂・大師堂があり、神社の境内に神社とお寺が同居している。
寺の西200mのところに”弥蘇場の水”叉は”八十場の泉”ともいう池がある。
小屋がけの茶屋がある。崇徳院は、元永2年(1119)鳥羽天皇第一皇子で第75代天皇となったが、実父は白河院ともいわれ、保元の乱(1156)に破れ、讃岐に配流された。遺恨を遺して長寛2年(1164)46歳で生涯を閉じた崇徳上皇の遺骸は、ここの弥蘇場の水の霊水に侵して京からの検視役人を待った。また柩を安置したのもこの寺である。
この寺の境内に二条天皇が白峰宮を建立し上皇の御陵とした。菩提を弔う頓証寺殿は81番白峰寺にある。
弘法大師はこの泉の傍で、十一面観音・阿弥陀如来・愛染明王を刻み、堂を建立した。
金華山摩尼珠院妙成就寺と名付け別当寺とし、寺号も天皇寺と改め明治初年まで続いたが、神仏分離令により一時廃寺とされ、近くの末寺である高照院が71番納経所となった。
その名がそのまま継承され今に至っている。お寺とお宮の歴史である。
白峰宮の社殿を中央にして、左側に本堂・大師堂が建ち、白峰宮社殿への石畳を境にして右側に本坊(納経所がある。
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