戦争映画

お気に入りの映画

       どの作品をトップにしようか悩みましたが第二次世界大戦の始まりを描いたこの作品から

  トラ トラ トラ     1970年  監督 リチャード・フライシャー、 舛田利雄、 深作欣二     出演 山村 聡 他

                    (われ真珠湾攻撃成功せり)という意味の暗号が映画のタイトルになっています。

                    日本人にとってはほとんどやられないから観ていて不快な感じしませんが、

                    その後の結末は誰もが知ることなので、この作品も最後はアメリカの反撃を

                    暗示する終わり方をしています。

                    前半は攻撃までの日米それぞれのやりとりを公平にドキュメントタッチで描き

                    後半の攻撃となりますが、 CGのない時代にこれだけのシーンがよく撮影できたと思います。

                    これだけでも見る価値ありのすごさです。

  パットン大戦車軍団   1970年 監督 フランクリン・J・シャフナー    出演 ジョージ・C・スコット

                     良くも悪くも戦争というものにはこういう男が必要だと思います。

                     勝つことがすべてであり、負ければ死が待つ戦場では、時には人から非難されることも

                     あるという男をジョージ・C・スコットッが見事に演じアカデミー主演男優賞を獲得しました。

                     戦争映画というより人間ドラマです。

                     それからCGを使わない戦闘シーンはなかなか迫力があります。

 史上最大の作戦     1962年  監督 ケン・アナキン 他    出演  ジョン・ウェイン ヘンリー・フォンダ

                    第二次世界大戦で最も長い日と言われた連合軍のノルマンディー上陸作戦をドキュメンタリータッチ

                    で描いた大作です。多くのスターがその日の前から当日までのいろいろな逸話に登場します。

                    戦闘シーンは古き良き時代というべきか、あまりにもリアルで残酷なシーンはあまりなく

                    気楽に観れます。でも反戦映画的なシーンや、巨費をつぎこんだCGなしの戦闘シーンといい

                    多くの人に一度は見てもらいたい作品です。

                        

 プラトーン        1986年  監督 オリバー・ストーン    出演 チャーリー・シーン、 ウィレム・デフォー 

                    ベトナム戦争の真実を描いた映画と言われました。そこには英雄はいません。

                    やるかやられるか、ジャングルからいつ敵が出てくるかわからない恐怖、住民のなかに敵が

                    まぎれているのではないかという恐怖、味方すら信用できない現実で神経をすり減らしていきます。

                    アカデミー作品賞を取った名作です

  

 地獄の黙示録     1979年  監督 フランシス・フォード・コッポラ  出演 マーティン・シーン、  マーロン・ブランド

                    コッポラ監督が私財の多くをつぎ込んで完成させたベトナム戦争映画の大作です。

                    全編が戦争の狂気をテーマとして描かれいます。

                    有名なワーグナーの(ワルキューレの騎行)をバックに流しながら爆撃を行うシーンは圧巻です。

                    すべてが今までの戦争映画とは違います。

                    敵を倒す話ではなく、味方だった人物を殺しに行く話です。

                    この作品もベトナム戦争を描いた映画の名作です