白黒映画

お気に入りの映画


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(2013年1月、現在7作品)

 ローマの休日    1953年   監督 ウイリアム・ワイラー    出演 オードリー・ヘップバーン、 グレゴリー・ペック

                   もう60年も前の作品です。新聞記者と王女様のローマを舞台にした恋物語。 

                   古き良き時代の甘くせつない恋のおとぎ話です。

                   気品のあるかわいらしさというか、オードリー・ヘップバーンの魅力たっぷりです。 


 
サイコ          1960年   監督 アルフレッド・ヒッチコック    出演 アンソニー・パーキンス

                      数多くあるヒッチコック作品のなかで私が一番好きな作品です。

                      映画全体に漂う不気味な雰囲気や、わけありげな主人公など、犯人は誰なのか

                      最後までハラハラさせてくれます。

                      他のヒッチコック作品では(見知らぬ乗客)がよかったです。


 アパートの鍵貸します     1960年  監督 ビリー・ワイルダー   出演 ジャック・レモン、 シャーリー・マクレーン

                        ビリー・ワイルダー監督の傑作、しがないサラリーマンが

                        恋をすることで自分の人生を見つめ直すという

                        ほろ苦い、涙と笑いの物語。落ち込んだ時にみると元気がでます。


 スミス都に行く        1939年      監督 フランク・キャプラ     出演 ジェームズ・スチュアート 

                       古き良きアメリカ映画の代表作

                       一人の純真な青年が国会議員になり、政治家の裏側を思い知らされながら、

                       自分の意思を貫こうとする映画です。

                       一度はくじけそうになりながら、仲間に勇気づけられ、国会答弁する姿は感動します

                       古い映画なので、若い人は見ないと思いますが

                       政治家を目指す若い人にぜひ見てもらいたい作品です。


 
禁じられた遊び      1952年     監督 ルネ・クレマン  出演  ブリジット・フォセー

                                 音楽  ナルシソ・イエペス

                       反戦映画の古典的名作、若い人たちにこんな映画は観てもらえるだろうか?

                       戦争によって両親を亡くした少女(ミシェル)が預けられた家で、禁じられた遊び

                       (十字架集め)をするようになる、という話です。

                       悲惨な場面が出てくるわけではありませんが、けなげな少女の姿とナルシス・イエペスの

                       演奏するテーマ曲が涙を誘います。


 
陽のあたる場所    1951年 監督 ジョージ・スティーブンス  出演 モンゴメリー・クリフト、 エリザベス・テイラー

                       原作のタイトル(アメリカの悲劇)が映画では(陽のあたる場所)になりました。

                       なかなかいいタイトルだと思います。陽のあたる場所(上流社会)にあこがれた

                       青年が今の生活に決別し成り上がろうとする話です。タイトルから想像できますが

                       ハッピィーエンド には終わりません。

                       それにしてもエリザベス・テイラーが綺麗で可愛かった。


十二人の怒れる男    1957年   監督 シドニー・ルメット     出演 ヘンリー・フォンダ

                      派手なアクションがあるわけでもないし、お涙頂戴のお話でもないのですが

                      限られた部屋で、殺人容疑の若者に対する裁判の評決を決定するために

                      12人の人々の白熱する議論や説得、心の葛藤を描いた人間ドラマです

                      アメリカの裁判制度、陪審員よる評決という制度の

                      良い点、悪い点を知ることができます。