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月と女と猫とピアノと
静岡公演

無事に終了いたしました。ご支援ありがとうございました!


歌姫のパワー!
麻創けい子
 「ながたひとしさんの遣う人形と共演したいんです!」

 受話器の向こうで瞳をキラキラさせている歌姫の顔が浮かびました。
 板倉惠三子さんの声には、「なんとかしなければ」と人の心を動かしてしまう不思議なパワーがあります。
その声が曲にのって流れ出した時の素晴らしさは、彼女の歌を一度でも聴いたことのある方ならご存知でしょう。
 納得の行く相手でなければ決して「ウン」とは言わないながた氏(通称ちびたさん)もたちまちファンとなり、ついにはデュエットまですることになってしまったわけです。

 もっともすんなりと企画が実現したわけではありません。何しろ忙しい二人のこと、おまけに私は無類のナマケモノときていますから、手付かずのまま二年の月日が流れました。
「やっぱりムリかも・・」
弱気になりかかった私のお尻を叩くように、板倉さんから、歌いたい曲の楽譜とテープが宅配便で次々に送られてきたのです。これにはまいりました。
けれども、聞いているうちに物語の構想がふくらみ、自分でもわくわくするような物語が生れました。

月夜の晩、人生に疲れた歌姫と、路地裏で自由気ままに生きてきた猫が出会う、ファンタジックな音楽劇です。

 一人でも多くの皆さんに、ご覧いただきたい。
 歌と人形、ジャンルは違いますが、才能あふれる二人のパフォーマーの接着剤になった台本書きの切なる願いであります。



出会い、そして、船出!
板倉 惠三子
ながたさんとの出会い

「1963―ピアフのいた秋」そして「ソング・レター 母へ贈る七通の手紙」の台本を書いてくださった麻創けい子先生の"見るラジオドラマ、語りと人形のコラボレーション" 「時代横町」 (2001年初演 一丁目・・・・・百丁目を目指している。現在は二十四丁目)  
  100席というちいさな劇場で、息遣いまで聞こえる・・・もの言わぬ人形と語り手が紡ぎだす世界、
客席も役者も一体となった「時代横町」に夢中になりました。
その中で、ながたひとしさんという人形師に出会いました。
溢れんばかりのエネルギーに圧倒され、気がつけば泣いている、笑っている、魅力のある役者さんでした。

お願い、麻創先生! 書いて下さい

いつも、私の歌を、しっかり支え、心響きあうピアノを弾いている伊藤昌司さんのピアノの想いを、 ながたさんという人形師に表してもらいたいと、本当に思いました。
2005年の春、「ソングレター」の本番が終わったその時、麻創先生にお願いしました。
「ながたさんと伊藤さんと一緒に作品を創りたいんです!」

歌いたい曲をMDで送り、また追加といって「これも歌いたいんです」と送り、たくさんの楽譜とMDが麻創先生の所に行きました。
「題名とちょっとのあらすじを教えてください」との私の問いかけに帰ってきた題が

『月と女と猫とピアノと』
・・・・・女の唯一の財産は古びたピアノ・・・・・

聞いただけでワクワクしました。私の送った曲でどのようなドラマを創るのだろうか?

それからの麻創先生の・・・

それは見事なドラマになりました。曲がそれぞれの場面を生き生きと表現しています。
麻創先生は、私から送られてきた楽譜を全て並べ、歌詞を打ち込んだ紙を、パソコンの前に張り、「うーん!」と唸りながら、糸を紡ぐように物語を紡ぎました。
それは先生の大好きな時間だったと、後から聞きました。

初演にこぎつけるまで

台本をいただいたのが初演の28日前!(2008年1月18日 名古屋市千種区文化小劇場にて初演)
たくさんの歌とセリフとお芝居!!!
あらすじを言ってしまうことは出来ませんが、人の優しさや、生きる勇気が一杯詰まった作品です。
思いっきり楽しんでください。泣いて、そして癒されてください。
この作品を静岡で演れる喜びでいっぱいです。
皆さまと劇場でお会いできますことを心から祈ってお待ち申し上げております。 
                   


挿入歌
歌姫・・・・・・・・・・・・作詞・作曲/中島みゆき
想い出をみつめて・・・・・・作詞・作曲/シャルル・アズナヴール  訳詞/板倉惠三子
ヨイトマケの唄・・・・・・・作詞・作曲/丸山明宏
僕の肩でお泣き・・・・・・・作詞・作曲/シャルル・アズナヴール  訳詞/板倉惠三子
リンゴ追分・・・・・・・・・作詞/小沢不二夫 作曲/米山正夫
糸・・・・・・・・・・・・・作詞・作曲/中島みゆき
じっとこうして・・・・・・・作詞・作曲/シャルル・アズナヴール 訳詞/板倉惠三子
悲しみのクラウン・・・・・・作詞・作曲/ステファン・ソンドハイム
ふたりの時・・・・・・・・・作詞・作曲/シャルル・アズナヴール 訳詞/板倉惠三子
いつもどこかで・・・・・・・作詞/玉置浩二 ・安藤さと子・松井五郎 作曲/玉置浩二
やせっぽちの星・・・・・・・作詞/玉置浩二・安藤さと子 作曲/玉置浩二
見上げてごらん夜の星を・・・作詞/永六輔 作曲/いづみたく
勇気・・・・・・・・・・・・作詞/麻創けい子 作曲/板倉惠三子
生きる時代・・・・・・・・・作詞・作曲/ジョルジュ・ムスタキ 訳詞/嵯峨美子


【公演スケジュール】

2008年11月16日(日) 18:30〜


【静岡市 しずぎんホール ユーフォニア】



【チケット】

前売:4,000円 当日:4500円


【電話・FAX・MAIL チケット販売・お問合せ】

心に響く歌声をCANTATORE(板倉) 
TEL&FAX・・・・・・0566-53-3108
CANTATORE・・・・Mail こちらをクリックしてください
風輪の会 FAX・・・・・054-7364-6136
TEL:090-1628-1102(山梨)
カンタトーレ静岡会・・・・TEL:054-346-3553 (後藤)

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女と猫とピアノ

板倉惠三子(シンガー)

惠三子さんはね、熱い人やねぇ。アツクルシイと意味ではにゃーよ。積極的で前向きで、その一途さが気持ちエエの。
初めてウタ聴いた時はビックリコイタなあ。いや、上手い人はよーさんおるよ。上手いんじゃないんだわ・・・いやいや、上手いんだけど、それだけじゃにゃーの。
言葉がねえ、染みてくるの。すぅーっと、じわーっと。ほーとするとしゃーが、体の中の毒素がねぇ、まるで湯気のように身体から抜けていくんだわ。とっておきのねぇ、ワシの歌姫。
ああ〜はよ歌って、はよはよ。今日はよーさんの毒素が、ユーフォニアから立ち昇るぞぉ。

伊藤昌司(ピアニスト)

初めて会った時は芸人さんかと思ったの。いやいや今からでも遅ないと思うよ。リッパに芸人としてやっていけます。
心配りのひとやねぇ。どこ行っても、その場の空気を明るくする、この人のサービス精神を見習わなイカン。
ミナライスギルと漫談芸人だで気ぃつけやーよ。
みんな勘違いしてイカンよ。この世にピアノがなかったら、伊藤さんは漫談芸人になっとった・・・・そういう話だよ。
ほんでも腕はたいしたモンなんだわ。自由自在。アソビゴコロとプロフェッショナルなユビサバキ。ピカイチだね。
たしか、モーッアルトも、そんな人だったなぁ・・・会ったことナイけど。

ながたひとし(パペットパフォーマー)

この人、口が悪いの。攻められん為に攻撃し続けるもんで。 背中によーさん後ろ指が刺さっとる。
週にいっぺん抜いたらんとユビダラケになっちゃうの。本人はアルコールで消毒しとるつもりなんだよ。笑っちゃうねぇ。
テングにもなりやすいで鼻もトキドキ折ったらないかんのだよ、世話がヤケルでしよう。
おまけにサビシガリヤでね、飲み会では忙しいの。なんでって、マーキングだがね。
話の中に自分がおらんと寂しいもんで、自分の印象が薄ならんように、あっち行ったり、こっち行ったり・・・・。
今日はねぇ、本気でやるらしいで、まあ見てったって。

以上、時代横町の爺さんより

スタッフ・出演者
作・演出・・・・・・・・・麻創けい子
路地裏きゃっつ・・・・・石黒寛(ひと組)/加藤K子(ひと組)/高橋潔(ひと組)/森たまみ(ほんわかシアター)/板倉歌奈子/
人形美術・・・・・・・・・小辻賢典(人形劇団むすび座)
照明・・・・・・・・・・・若狭慶太(藤井照明)
音響・・・・・・・・・・・堀場眼助
舞台監督・・・・・・・・・ゴマモトダイ
制作事務・・・・・・・・・加藤K子
衣装協力・・・・・・・・・大池かおり
アートマネージャー・・・・石黒寛
後援・・・・・・・・・・・静岡市・静岡新聞社・静岡放送
企画発案・・・・・・・・・板倉惠三子
企画・制作・・・・・・・・ひと組(加藤K子/高橋潔/近藤輝行/ながたひとし/麻創けい子/石黒寛)

主催・・・・・・・・・・・ 風輪の会
共催・・・・・・・・・・・ カンタトーレ静岡会

女の唯一の財産は古びたピアノ。どんな逆境の時も、手放したことはない。
なぜなら、そのピアノには幸せを呼ぶ不思議な精霊が住んでいると信じてきたから。
ある美しい夜、男にだまされ、生きることに絶望した女が、窓から飛び降りようとすると、
突然、ピアノがしゃべりだす。「おい、相棒、死ぬ前に一曲歌ってくれ」
現れたのは、タキシードを着た猫だった。

出演者

板倉惠三子(シンガー)


静岡県立清水東高等学校を経て、お茶の水女子大学音楽科卒業。
「美しき日本の子守唄(日本コロムビア)」レコーディング。 1990年、名古屋二期会のミュージカル「おばけちゃん今晩は」(台本:麻創けい子)で主役マーニーニクソンを演じ、脚光を浴びる。
1997年からは自ら手話をしながら歌うリサイタルを開催し、「共に生きる」というメッセージが聴衆に感動を与え、各方面から注目を集めている。
ジャンルにこだわらない圧倒的なレパートリーを持ち、数多くの演奏会、オペラ、ミュージカル、ディナーショーに出演。
彼女のためのオリジナル作品「1963-ピアフのいた秋」(台本:麻創けい子)はすでに6回の公演を重ねている。
「ソングレター母へ贈る七通の手紙」(台本:麻創けい子)はそれに次ぐ作品で4回の公演を重ねている。
CD「"愛"の贈物」「1963-ピアフのいた秋」「ソングレター母へ贈る七通の手紙」リリース。
合唱団「コール・プチ。「ピリカ会」「混声合唱団コーロ・カンタトーレ」指揮者。
心に響く歌声をCANTATORE主宰。


伊藤 昌司(ピアニスト)

アマチュア時代から各種コンテストで数多く受賞。
プロに転校後もジャズ、シャンソン、クラシックなど共演多数。
音楽ジャンルにとらわれない高度な演奏技術を持ち、オリジナリティに溢れたその個性的な活動は高い評価を受けている。
マーサ・三宅、ランディ、ゴスペルミュージカル「MAMA I WANT TO SING」のドリス・トロイ、クラシック界のヘレン・デルフォース、いけばな「石田流」との共演。
愛知「デザイン博」・三重「まつり博」・岐阜「花フェスタ・明宝ジャズフェスティバル」・神戸ジャズストリート」など多数出演。

ながた ひとし(パペットパフォーマー)

通称ちびた。チンドン屋、尾張万歳も手掛ける人形劇界の奇才。
1978年、人形劇団「むすび座」に入団。 「悟空誕生」「西遊記」の初代孫悟空役で全国に名を馳せる。
1983年、旧ユーゴスラビアで行われたPIF国際人形劇フェスティバルに参加し、「一寸法師」をエスペラント語を巧みに使ったことにより、個人賞受賞。
1991年には、第14回全国児童・青少年演劇協会奨励賞を受賞する。
数々の作品に出演しながら他劇団への客演、プロデュース、むすび座での作品演出と才能を発揮。
1998年、人形劇団むすび座を退団。2002年より、「時代横町」シリーズに参加。2005年、有志と『ひと組』を設立し、現在代表を務める。
同年、秋に公演した、一人語り芝居「ひとはねはねて」で名古屋市民芸術際賞を受賞。
現在14作品あまり、頭と体と心に染み込ませ、今日は沖縄、明日は北海道、日本狭しと飛び回るエネルギッシュパフォーマー。


ひと組

6人の舞台人が総力を結集する創造チーム。
代表は人形劇界の奇才、通称ちびた。パフォーマーながたひとし/事務局長にアトリエあうんの看板役者、石黒寛/ひと組ご人形劇団パン代表の近藤輝行/人形劇界のアネゴ、ほんわかシアター主宰、加藤K子/フリーで活躍する役者、高橋潔/そして、アトリエあうん主宰、脚本家・演出家の麻創けい子の六人衆。
美味しい舞台を作ります。心の栄養を届けます。
2007年6月にスタートした、ひと組3人ユニット。ちびた・K子・ひろし、昔話の「さんさん劇場」好評公演中。2008年、ゴマモト・(現人形劇団ちんどん)たまみ(ほんわかシアター)・キヨシorちびた(ひと組)、洋物の3人ユニット「あっけらかん劇場」スタート。
ながたひとし究極の語り芝居「ひとはねはねて」平成17年度名古屋市民芸術祭賞受賞。
  
「アイサンサント〜コシタンタント」
♪愛さんさんとぉ〜〜 どうも、時代横町のジジイです。
おかげさんで夏の時代横町は、2年連続で観客動員1500名を突破しました。
よーさんの人に見てまえてホントに嬉しかったです。ありがとさんでした。
さて、お次は、歌とピアノと人形の、おしゃれな大人のコメディドラマ・・ってな感じの、ひと組プロデュース『月と女と猫とピアノと』
ええねぇ〜観たい観たい。観たいけど、やっぱ出たい! そこで・・・
ジジイ出演作戦その壱
『我輩は猫である』な〜んて猫もおるんだで、コソッと猫の人形に入ったるか。頼んで大っきいの作ってもらお。ほんでもなぁ、重たなるだろうなぁ。
猫じゃなくてチョハッカイだって言われたらカナワンしなぁ。ん〜作戦その壱、崩壊。
作戦その弐
『初めましてピアノです。』ワシのハガネのような肉体に鍵盤を書ゃーてピアノになりすましたる。これはどうだ・・
あきらかにムリがあるわなぁ。またしても崩壊。 あっ!
その参
『ワシは女よ』女装して女って手もあるがね。コレいけるんでにゃーの?
おじいちゃん、カワイイって言われる、このワシだ。不可能ではにゃー。
あ〜いかん。女は歌わないかんかった。
ナチュラルアレンジャーのワシは、歌うたびに違う音が口から出てしまうという特異体質であることを忘れとった。
アキラメルしかにゃあのか!客席で指をくわえて観とるワシがおったら、誰でもいい。 ナグサメナサイ・・ん!
月と女と猫とピアノと? 月?・・これだがね、月だわ!フフ・・あるがね、あるがね、ワシの役が!
皆の衆、舞台の上で逢おう。 作戦決定!『月光仮面 参上〜!』かくして月光仮面になるべく日夜・・・何すりゃエエんだろ?
とりあえず脚本家にプッシュだわ。 すいませ〜ん。月なんですけどねぇ・・・脚本家 一言『明かりでいくから』
そりゃにゃーだろ。確かに、歌は一流。ピアノも一流。人形も一流。脚本も演出も一流。ひと組が贈る『おしゃれなステージ』・・なんで〜、なんでなの!
オシャレだと、なんでワシの出番がにゃ〜の?え〜い、こうなったら・・
アイサンサントを口ずさむ、通りすがりのジジイになってやる。
コシタンタント作戦を練るジジイであった。

来る11月16日アナタニアイタイ。
                 
  石黒寛