平成18年12月議会一般質問 星野雅春

議長のお許しをいただきましたので早速質問に入ります。今回は

1、              市民参加型公募債について

2、              小学校における男女同室着替えについて の2点です。

日本経済は戦後日本を世界の経済大国に押し上げたいざなぎ景気の長さを追い抜くほど景気は回復したと強調されています。

景気がよければ勤労者の収入が増える一方で、金利も上昇するという側面も併せ持っています。おりしも金融のゼロ金利政策が解除され、預金金利の上昇は喜ばしい反面、変動型の住宅ローンを抱える我が家でも先行きどのような展開になっていくか大きな不安が募っている今日この頃であります。

市民税を中心に税収は上がるものの、借り入れの金利も上昇していくことも懸念をされています。銀行ではすでに契約時の金利が長期に固定される金利が上昇し始めていると聞いています。

刈谷市はこれから大型事業として南口再開発、市役所庁舎などの建設を控えています。それぞれの事業に基金の積み立てを実施しているものの事業実施金額との差額は市債の発行による借金であります。

現在の市債残高470億円ほどですが、今後、南口再開発、市庁舎建設で起債されるだろう金額を含むと今後市債残高600億円ほどになると予測されます。

ゼロ金利解除と景気回復による金利の上昇などで、どのようなことが懸念されるか?またどのように対応するのか?お答えください。

またこれらの大型事業の実施を支えるに必要な税収の伸びは今後どのようなっていくと想定されているのか?あわせてお答えください。

市債発行の引き受けては政府系の資金と市中銀行などの資金が調達先になっているが、新たな資金調達方法として市民に市債を引き受けていただく制度で公募債が今や、時代の潮流となりつつあります。全国200を超える自治体が公募債を発行実施していると聞いているところです。市民が市の事業に資金的に参画することは市政に対する意識の向上など市民の意識改革に大きく貢献する手法といわれています。行政経営計画平成20年度実施と、明記されています。公募債制度に対する認識、方針、課題などお答えください?

 

次に小学校における男女同室着替えについてお伺いします。

昨年文部科学省は、全国の公立学校における『男女の扱いに関する調査』を、教育委員会を通して実施しました。その中に、体育時における着替えは男女一緒に同室で行っていますか?という質問項目がありました。その回答結果は、市内中学校ではさすがにゼロですが、小学校15校のうち 5年生1校、4年生3校、3年生9校、1・2年生12校との結果が出ています。まずこの調査結果に対する教育委員会の見解をまずお伺いします。

また、この結果に対して教育委員会としてどのような対応をしたか?お示しください。

また、児童、生徒の体の発達と命の大切さを教える性教育について?どのようしておられるのかあわせてお答えください。