2004年10月1日(金)秋晴れ<「女人賛歌」額縁スライドショー完成>
今日は1日中加藤先生からご了解いただいた、裸婦・油彩画「女人賛歌」をHPに載せるため、額縁スライドショー作りの仕上げを行った。ここ
1週間位、考えては躓き、作っては失敗してきたが、なかなか思うような色彩・構成が出来なかった。今日完成したのは、最終段階で、ある程度妥協した結果でもある。それでも完成してしまえば、嬉しいもので、何度も見直して印刷してみる。後は先生に原稿を見てもらいOKとなればアップするだけだ。イチロー新記録まで後2本。この人に妥協はない。
2004年10月2日(土)小雨、曇り<村祭り準備スタート>
今年は10月の23・24日(土・日)が村祭りだ。今でも祭りと聞くと村の皆は盛り上がる。特に子供達は楽しみにしているようで、10日位から笛や太鼓の練習が始まる。神社係りはこれに合わせて、準備を始め、本祭りの神事、終わってからの境内の片付けまで一年中で一番忙しい時期を向かえる。今日はそのスタートの日だ。13時30分に神社に集合して、総代さんの車で、お囃子組、お神楽組の皆さん宅を回り、例年通り宜しくの挨拶回りをした。その後、これから始まる練習と本番で振舞うツマミ、お菓子の買い付け・予約に回った。新人神社係りとしては、大昔からこうして同じ事が繰り返され、村の行事として定着して来た事、そしてこの時期になると村の衆の気持ちも自然と盛り上がってくる事を思い、伝統の重みを感じたしだいである。
2004年10月3日(日)1日中雨<お母さんのクラス会>
朝から雨が降っている。外は薄暗いが、7時になったので何時も通り起きる。テーブルにはおじさんの朝食だけが並べてある。お母さんはと言えば、洗濯機をグルグル回している。あッ!今日は「お母さんのクラス会の日」だった。朝早く起こされると機嫌の悪くなるおじさんをそっとしておいて、お母さんは朝から大忙しのようだ。そう言えばここ1週間、お母さんは、日頃触った事も無い押入れの中を掃除したり、家の周りの植木鉢の欠けた物を片付けたりと意味も無く忙しそうだった。そのガタガタも今日で終わりか。何年か振りの中学のクラス会だ。心置きなく行くためだ。気の済むように、気の済むだけ準備したらいい。会場まで車で送っていったら、そこには着飾った還暦のおばさん・おじさん達が大勢集まっていた。お母さんも中学生に帰ったのか、早足でその輪の中へ走って行った。
2004年10月4日(月)曇り<自転車修理>
昨日の予報では朝から雨のはずだったが、ラッキーにも薄日の差す朝となった。先日、自転車転倒で打った腰の打撲も、大分良くなって、壊れた自転車をお母さんのファンカーゴの荷台に持ち上げるくらいの力は出るようになった。タイトベルトでしっかり固定して自転車屋さんへ運んだ。幸いにも、自転車は前輪の取替え、変速機の取替え、その他細々した修理で済みそうだ。全部で1.5−2万円也。買い替えしなくてよいとは有難い。早く直して、ススキの堤防を走りたい。自転車を預けての帰り道、お母さんからTELが入り、駅に着いたとのこと。ちょっと回り道をして駅に寄り、お母さんを拾って家に帰った。車の中から、家に帰ってからも、久し振りに会った同級生の話や、宴会の話やらを機関銃のように話している。疲れた疲れたと言いながら、おじさんから見ると、さほどでもなさそうだ。良かった良かった。明日には自転車も直るだろう。
2004年10月5日(火)雨り<続・自転車修理>
昨日修理に出した自転車が直ったとの連絡が入った。雨も小降りになって来たので、ファンカーゴで貰いに行く事にした。修理完了した自転車は新品同様、パールのフレームが光っていた。日頃の手入れの悪さが身にしみて分る。店のお兄さんが軽々と車の荷台に載せてくれる。修理の仕様は色々調べてくれた結果、昨日の打ち合わせ通りでOKだった。14079円也。困った事に速度・距離計の電池を換えたら、全ての数値が”0”になってしまった。2004年9月25日転倒した日の最終計測器の総走行距離の値が”7682.0km”だったので、今後は10000km目指してハンドで足し算となる。又、百均で買ったミラーを外してバーグリップの先端にしっかりしたものを着けた。これならビビリも無く後ろから来る車もしっかり捕らえる事が出来そうだ。早く再デビューしたい。
2004年10月6日(水)秋晴れ<転倒後・自転車再デビュー>
転倒から11日目にして自転車再デビューした。家を出る時、お母さんから最初の日だから無理をしないように、と言われたものの乗り出してみると、家の回りを一回りしただけで帰ってこれなくなった。整備した自転車は静かで滑らかに走りだし、スピードメーターは”0”から徐々に上がってくる。降り続いた雨で空気が洗われ、抜けるような秋空に白い筋雲が流れている。矢張り矢作川の堤防を走らねば!銀色に波打つススキの群生が眩しい。バックミラーに写った空の青さにびっくりした。それでも、お母さんの言葉を思い出して、堤防から途中下車して家路に。ラッキーにも総距離は古い数字が残っていた。気持ちの良い自転車再デビュー!走行データは
(D:6.58km、T:23分37秒、A:16.7km/h、M:25.1km/h、O:7688.9km)
2004年10月7日(木)晴れ<チョッといい面談>
今日は3人の学生とキャリア面談を行った。嬉しい事にその内の1人が、内定受領者で、卒業式までに時間があるので、この間に社会人として必要な事柄を習得しておきたい。具体的に何が必要か相談したい。と言うもので、大層前向きな面談で頼もしかった。こういう学生には「しっかり遊ぶ事も必要」と言ってあげたい。とかく小手先の面接技術の相談とかが多い中、ちょっといい面談だった。全ての面談を終え、山の中腹にある学校の駐車場を出る時、眼下に広がる町並みとその向うの山並みが綺麗な夕焼けで赤く染まって見えた。
2004年10月8日(金)雨<台風とオバサマ達>
お母さんの仕事仲間5名のオバサマ達が、早朝5時半出発で東北目指して飛び立っていった。今年最大の台風が北上している。何処かでぶつかるだろう。3人寄れば・・・のオバサマ達が5人も寄れば、さすがの台風も吹き飛ばされるかもしれない。多分そうなるだろう。お陰でおじさんは1日中大忙しだった。先日修理に出しておいたプリンタが直ったとのTELが入り、これをとりに行った。思ったより早い修理で感謝。途中で床屋に寄る。お祭り用のぴかぴかの頭になった。帰って来たら、小出様から「明日のJSK定例会合は台風直撃確実につき中止する」とのtelが入った。これを聞いて道路に面した植木鉢を風の当たらない所へ全部移動させ、びしょ濡れになった。この話を帰って来たお母さんにすると、多分、決まり文句の「私は一生忙しかった」と反撃する事だろう。偶の旅行だ、雨の中楽しんで来てほしい。
2004年10月9日(土)雨、後曇り<HP「女人賛歌」への反応>
大型台風ということで、昨日から万全の準備をして待ち構えたが、台風が家の右側を通過したお陰で、風は大したことは無かった。降り続いた雨も夕方には止み、夕焼けが見えた。しかし、歩きで矢作川まで行ってみたら、川は増水し、茶色に濁った濁流が流木や粗大ゴミを巻き込みながら流れていた。矢張り台風は侮れない。家に帰ってメールを開いたら、QLINKのお二人の方から、昨日アップした「女人賛歌」額縁スライドショーを見ての感想が送られていた。HPの掲示板にも書き込みがあり、加藤先生の絵の魅力を改めて強く感じた。こんなに早い反応をいただき、皆さんが楽しんで下されば、何度も失敗しながら作った額縁スライドショーも価値があるというもんだ。スクリプト製作のQPONさんにも感謝。加藤先生の「オッカケおじさん」としては嬉しい限りだ。早速、この反応を先生にもお伝えしよう。
2004年10月10日(日)晴れ<おじさんと娘猫>
お母さんが家を留守にしてから今日で3日目になる。ヤモリかと悪口を言われるほど、家を空けるのが嫌いなお母さんが、3日も居ないと大変な事になる。家にはおじさんと娘猫「静」の1人と1匹だけだ。日頃は何事につけお母さんべったりで、散歩の時以外はおじさんには寄り付きもしない猫なのに、家中探してお母さんが居ない事が分ると、手の平を返したように、おじさんについて回って煩いほど餌をねだる。最初はぎこちなく餌を与えていたおじさんも、3日も足にスリスリされて過ごすと可愛さが増してきて、頭を撫ぜながら餌をやっている。さて今晩遅く、お母さんは帰って来る。どんな反応を示すだろう。多分何事も無かったかの様にお母さんに付いて回る事だろう。人間の娘さんも同じだろうか。さてもおじさんとは哀れなものよ。走行データは
(D:10.92km、T:40分39秒、A:16.1km/h、M:33.0km/h、O:7699.9km)
2004年10月11日(月)晴れ<続・おじさんと娘猫>
おじさんがいつまでも寝ていると、喚きながら起こしに来るお母さんも、さすがに今朝は、旅の疲れが出たのか、いつまでも眠っている。久し振りに一家で遅起きとなった。猫の「静」は腹ペコで、二人が起きてくるのを今や遅しと待ち構えている。朝一番、さておじさんとお母さんのどちらに纏わり付いて、餌をねだるのか。おじさんが先に洗面所へ行って顔を洗っていても、見向きもしない。やっぱりと言うか、当然と言うか、お母さんの後を付いて回っている。薄情なもんだ。ただ、近頃すこしずつ朝晩気温が下がり、肌寒さを感じることがある。そんな時、テレビの前で座っているおじさんの膝の上に来るようになった。お母さんの膝は足が短くて丸っこいため座りにくいのだろう。しかしお母さんはこの意見には納得していない。走行データは
(D:16.41km、T:52分24秒、A:18.8km/h、M:33.1km/h、O:7716.3km)
2004年10月12日(火)曇り<我が家の庭に蛇が来た?>
娘猫の「静」を散歩に出した時、道を隔てた向う側の田圃から我が家に向かってくねくねと曲がりくねった変な軌跡が付いているのを見つけた。田圃の濡れた泥で一筆書きしたようになっている。おじさんはとっさに閃いた。かなり大きな蛇が我が家の庭にやってきた。気温が下がって、冬眠のねぐらでも探しているのだろう。毎年2・3回はお母さんの大声で、おじさんは庭の蛇捕獲に借り出されるのだが、今年は春先の小蛇1匹で終わっていたのに、、、。早速、蛇・モグラ忌避剤を買ってきて、石組みの回りに撒き散らした。効果の程は?。お母さんの大声を聞く前に退散してくれれば良いが。おじさんは子供時代に鍛えた腕だ、それ程好きな相手ではないが、取り逃がした事は無い。お母さんは夜、外に出なくなった。走行データは
(D:6.90km、T:25分04秒、A:16.5km/h、M:23.8km/h、O:7723.2km)
2004年10月13日(水)晴れ<企業が求める人材とは>
3年生対象の「企業の文化」という授業がある。ここでは「企業が求める人材とは」を分かり易く話す事が主眼になっているが、その前に学生が企業とは、どんな所か、何をしているのかを知らなければ、ナゼそんな人材が企業には必要なのか、理解できないだろう。90分間で結論まで話すには前段階をしっかりしておかないと、、、。8月ごろから少しずつ書き始め、今日やっと完成した。後はこの授業の発案者と内容について打ち合わせをし、直すところがあれが修正して本番の授業に使いたい。出来るだけ現場に近いところの事例を沢山入れて、実社会の疑似体験をしてもらえるようにしたつもりだがどうだろう。
2004年10月14日(木)晴れ<子供達とお神楽練習>
村祭りで奉納されるお神楽とお囃子の練習が始まった。97歳を最高齢に、村の長老のお師匠さん達が、小学生の笛、太鼓、舞の稽古をつけている。核家族社会の現在ではなかなか見られない風景だ。練習中はさすがの腕白坊主、やんちゃ娘達もお師匠さんの指示に従って真剣だ。中休憩となると弾けた様に暗い境内に飛び出して、走り回っている。見ていると暗闇の遊びの中では、高学年が下の者をいじめながら、リードしながら、、、。昔の子供の遊びを思い出させる。送り迎えのお母さん達も遠巻きに子供達の練習風景を眺めている。ここだけが、全て昔のままだ。祭囃子の音が静かな村の家々に流れていく。裏方の神社係りは慣れないせいか忙しい。
2004年10月15日(金)晴れ<最近の景気>
報道によると、アメリカの雇用統計が10万人を割り込んだ。石油価格は市場最高値を更新し続け、世界経済の重石になっている。しかし日本では、政府は、改革の進展で景気は回復しつつある。ダイエーを産業再生機構に預けたら、不良債権処理の総仕上げ?、等々言い続けている。しかし市場はどうして弱気の見方をし続けて居るのだろう。8000円台から11000円まで戻し、その後これを中心にして上下500円がもう半年以上続いている。これが定常化して最終到達点なら、竹中大臣も国民にあまり期待を持たせるようなコメントをしない方がいい。そうすれば、我々もそのような意識に切り替えるか、別の内閣を考えるか踏ん切りがつくと言うもんだ。今朝も新聞1面はダイエー問題だ。定年おじさん達としては、年齢的にも竹中大臣に付き合うにはそろそろリミットだ。
2004年10月16日(土)晴れ<家の中の絵の架け替え>
季節感を家の中にも取り込みたいと、目に付く壁面に絵を飾っている。絵や掛け軸、女性のファッション等は季節を先取りして楽しむのが一般的なんだろうが、我が家では、なかなかその様になってない。裏の垣根の萩が咲き始めると、「萩の絵」を、十五夜の月を見て、慌てて「月見」の色紙に取り替えている。常識外れの行動だが、絵を取り替えた時は、一瞬、家の外も中も正に旬の季節を感じると言うメリットはある。今日、外出した時、隣村の花火の音が聞こえてきた。来週はオラガ村祭りだ。そうだ、玄関の「お月見」の絵を「村祭」に替えよう。ついでに竹炭で作った金魚の風鈴を外して、「紅葉」の絵を掛けた。家の中外共、一瞬ヒンヤリとした空気が流れた。
2004年10月17日(日)晴れ<久し振りのAコース走>
今朝の空は高く、抜けるように青い。空気も澄んでヒンヤリしている。このところ、お祭りの準備で忙しく、暫く自転車に乗ってない。こんなに天気も良い事だし、久し振りに海岸道路(Aコース)を走ってみよう、と街中を抜けて海岸道路に取り付いたところ、その村のお祭りに出くわした。からくり人形を乗せた山車が飾られ、人形の準備も出来ている。その横を通り過ぎた時、焼きイカの匂いがした。自転車道の両側の林の下草は綺麗に刈られていて気持ちがよい。少し色付き始めた林の木漏れ日は柔らかい。コースエンドの遊園地では小さな子供達がピンと腕を伸ばした姿勢でゴーカートを運転していた。気分ははセナか。皆秋を楽しんでいるようだ。走行データは
(D:12.64km、T:48分00秒、A:15.7km/h、M:29.6km/h、O:7735.8km)
2004年10月18日(月)晴れ<上書き保存のミス>
昨日は秋祭り練習の中休みだったので、夜、PCに入れてある神社関係の行事議事録を引っ張りだして見ていたら、9月の議事録が見当たらない。考えてみると、9月行事の次の日から学校の後期がスタートし、そのごたごたで議事録が書いてなかった。記憶が薄れ掛けているが、分っている分だけでも書いておこうと、8月分を呼び出し、それに倣って完成させた。常に、「名前をつけて保存」を1番最初にやってから本文に入るので、昨夜もそのつもりで「上書き保存」を押したのだが、、、ミス!。今朝から、さらに古い記憶を呼び起こしながら8月分を作りだした。お昼前にやっと完成し、4月からのものが全て揃った。「カッとする気持ちを抑えることと、古い記憶を思い起こす練習でボケ防止」と、とんだ半日になってしまった。今晩から秋祭りの練習が再開される。議事録は忘れない内に書いておこう。
2004年10月19日(火)雨<インフルエンザの予防接種>
今日はゴミ出しの日だ。おじさんのテリトリーの「離れPC周り」と「外庭」の片づけをして、NHK朝の連ドラ「わかば」を見ていたら、お母さんが大声を出している。何時もはゆっくりしている時間帯なのに、何事かと聞けば「今日はインフルエンザの予防接種の予約日で、事前調査書を書いて持って行く事になっていた。」とのこと。そう言えばおじさんは1ヶ月も前に聞いて忘れていた。慌てて体温を計り、お決まりの項目に丸を付け、二人で病院へ急いだ。待合室には大勢の人が居たが、予約につき、直ぐ問診、注射完了。66歳のおじさんは1000円、お母さんは2500円で5ヶ月間は大丈夫との事だった。願わくば今年流行する風邪に効果のあるワクチンでありますように、、、。この分なら、予約すれば人間ドックもスムースに行きそうだ。この病院にしよう。退職後初めての検査だ。何が出るか、不安と期待、、、。
2004年10月20日(水)大雨&風<台風襲来>
朝9時に歯医者へ行ったら、待合室でオバサマ達が「風も無いのに、高校も早々と休校だそうだ」と話していた。確かに小雨が降っている程度だ。治療もすんなり終わって家に帰ったら、お母さんが、50k程の所に住んでいる息子と電話で話している。次の日曜日、孫を連れて家に来るとか何とか言っているようだ。ついでに孫の様子を聞いたら、今日は保育園も休園となり、嫁が会社を休んで二人でお留守番らしい。そう言えば、夕べの祭囃子練習の終わりに、師匠がお迎えのお母さんや子供達に、「明日の練習は、学校が休みになったら、こちらも休みです。」と連絡していた。このくらいの雨で、風も無く、学校が休みなら子供達は大喜びだろう。と思っていたら、午後から突然、風と雨が強くなってきた。やっぱりテレビの予報通り、台風襲来の予感。夜半には当地方を直撃するだろう。次々来る台風に備えて、近くにある納屋は雨戸を1ヶ月間空けてない。
2004年10月21日(木)秋晴れ<お祭り一色の日々>
今日は、本当に忙しい1日だった。朝起きて家の周りを見回ったら、夕べの台風で生垣が傾いてしまっていた。10時までかかって、元通りに起こして根元の土をしっかり固めて完了。その後学校へ出て、学生4名とキャリア面談を行い、午後6時半に帰宅、食事もそこそこに今度は神社の秋祭り準備に参加。神楽舞の華の作り替え、子供の練習の中休み用にお菓子の準備等して、10時帰宅。風呂に入ったらどっと疲れが出た。こんな忙しさがお祭り終了まで、後4日間続く事になる。その内の1晩は神社の本殿で夜籠りをする事になっている。この「気ままな毎日」も来週の月曜日までお休みとなりそうだ。当然自転車とも暫しのお別れだ。祭り一色の日が続く。この村は、大昔からこの時期になると同じような忙しさで、祭りムードを盛り上げて来た。それを又、次の人に引き継いでいく。
2004年10月25日(月)秋晴れ<祭りが終わった
終わった、終わった祭りが終わった。金曜日の子供お神楽・お囃子連の練習打ち上げ食事会のお膳立て、土曜日の村中総出のお祭り準備、それに続く前夜祭、本祭り、そして今日、月曜日、朝から村中総出の祭りの後片付けと、一連の村の一大行事は滞りなく終わった。祭り裏方役としては、目の回るような数日間だったが、無事終了した事にほっとしている。そしてちょっとした脱力状態だ。お陰で、祭りは、例年通り祭囃子と爆竹と屋台の呼び声と子供達が騒ぎまわる賑やかで華やかなものになった。明日から又何時も通りの静な日常が始まる。おじさんは久し振りに自転車に跨って田圃道をゆっくり走った。東の堤防越しに大きな白い月が見え、西の空には同じ大きさの夕日が沈んで、少し暗くなりかけてきた。走行データは
(D:8.12km、T:32分12秒、A:15.1km/h、M:21.3km/h、O:7744.0km)
2004年10月26日(火)曇り<村祭りの写真>
昼飯を食べてチョッと横になったら、祭りの疲れが遅れてやって来たのか、知らない間に転寝をしてしまったようだ。雨は朝から降り続いている。もそもそ起き出して、PCの前に座ったら、MLからのメールとウイルスメールが一杯になっていた。一通り目を通し整理をつけた。引き続き村祭りで撮った写真の整理に取り掛かった。祭り準備、前夜祭、本祭りと撮り続けてあるので100枚以上になる。その中から祭りらしい華やかな1枚を選んでトップページの**気替りメニュ**にアップした。後は、村祭り風景を10枚ほど選んで、アラカルト風に高画質写真でアップしよう。そして昔から伝わる村祭りの風景を表現できたら良いのだが・・・さてどうなるか。写真の写りはピンボケでも、一枚一枚の写真が祭り準備の裏方で走り回ったこの4日間の疲れを癒してくれる。
村祭り子供お神楽連
2004年10月27日(水)曇り<小まめな着替え>
夕べ、風呂上りにPCをしていたら、何時もとは違う北の雨戸がガタガタ鳴って、急に背中がぞくぞくっとして来た。祭りの写真のアップもそこそこに寝てしまった。今朝起きてみたら、空は一面灰色の雲に覆われて、強い北風が吹いている。そう言えば、夕べPCをしている時吹いたあの風が、今年の北風一番だったのか。昨日の雨を境に冬の季節に入ったようだ。これほど明確に季節の移り変わりを感じるようになったのは、矢張り、歳のせいだろう。昔の俳人だったら、センスが先鋭になったと喜んだかも知れないが、現代に生きる普通人としてはチョッと寂しさを感じる。椅子の背凭れには、自転車の時の薄いスポーツウエアと部屋着のジャンパーと冬用フリースの3枚が掛かっている。小まめに着替える複雑な季節になった。
走行データは (D:10.70km、T:39分00秒、A:16.4km/h、M:27.1km/h、O:7754.7km)
2004年10月28日(木)晴れ<季節の変わり目>
就職相談室から見えるハナミズキが真っ赤に紅葉している。今年は台風の影響で葉先が茶色になるものが多かったのに、ここだけは建物と高い土手に囲まれているため、風の被害も無く助かったのだろう。それにしても1週間前に来た時は、まだ緑色だったと言うのに。そういえば今日は来年就職用に3年生のキャリアデザイン面談をすることになっている。何処の大学でもお馴染みの「世の中にどんな職業があるのか、自分の強みを明確に自覚できない、つきたい職業が絞り込めない」等について話し合う事になる。矢張りもっと低学年から少しずつ職業観を持てるうな方策を考えなくては、、。その一環として来週から主に2年生を対象にグループディスカッション形式で、業界、職種、ヤリガイ等を考えてみる事になった。ちょっと先は長いが良い結果を期待して、、、。帰り道、澄んだ空気のせいか13夜(?)の月が綺麗に見えた。
2004年10月29日(金)晴れ<整理の日>
今日は珍しくこれと言った予定が無い。こういう日は、日頃溜まっているごたごたを片付けるに限る。社会保険庁への扶養親族申告はがきを出す。HPの掲示板へ書き込んでくれた人へお礼の書き込みをする。メールの返信を出す。明日のJSK定例会合の準備をしておく。村祭り準備から、宮片付けまでの一部始終をメモしてある。これを記録に残しておかなければ、、。来年まで裏方役が残っているのだ。そのお祭りに息子夫婦と孫が来て、撮った写真をPCの中へ残していった。これをおばあさんに見せるためプリントアウトしておこう。色々整理していると、机の前に座りっぱなしで足が痛い。外は上天気だし、やりもしないゴルフクラブの素振りでもしてみるか。整理がつき、一つずつ形が見えてくると気持ちもすっきりする。
2004年10月30日(土)雨<JSK定例会合>
モノ作りNPO・JSK定例会合の日だ。今日は全員がサブ会員会社に出向いて、新開発製品の試作品を見ながら、検討会を持つ事になっている。何時もの会場で、図面や書類を見ながらするのと違って、現地で、現物を見ながらのブレーンストーミングは、アイディア出しもスムースで、面白いものが沢山出た。又1人のアイディアに他人が悪乗りして、もっと面白いものが出て来た。皆でモノを見ながら検討する事の重要性を改めて感じた一日だった。それでも売り出せる商品になるまでには、まだまだ色々な難関があって、こんな検討会を何回も何回もしなければだめだろう。改良試作品が出来るのが楽しみだ。又会員による商工会議所への支援活動報告もあり、こちらの方は会員の持つ経験やノウハウを希望企業に注入するもので、着実に効果が上がりだしたというものだった。脳みその老化防止の日だった。
2004年10月31日(日)曇り<稚児行列>
曇り空ではあるが、風も無く自転車日和と言っていい。海岸道路を走り出したらすぐ大勢の着飾った子供連れに出っくわした。ぞろぞろと自転車・歩行者専用道路一杯に歩いている。行き先はどうも市の体育館のようだ。そう言えばお母さんの友達のお孫さんが今度稚児行列に出るとか話していた。おしゃれをしたお母さんや、爺さん婆さんのいでたちを見れば、それに違いない。子供達は集まって一斉にお化粧をし、稚児衣装に着替えるのだろう。気のせいか女の子は、嬉しそうに、男の子はそれ程でもなさそうに手を引かれて歩いている。そこを通り越して、暫く行くと稚児行列を主催する神社前に出た。「上の宮熊野権現神社」で、そこには「神社創建950周年」と書かれた幟旗が立っていた。参加者は大喜び、世話役はお骨折りな事だ。家に帰って先日の村祭りの終了慰労会に出た。こちらも裏方はお骨折り。
走行データは (D:17.26km、T:1時間04分59秒、A:15.9km/h、M:35.9km/h、O:7772.0km)
2004年10月 自転車走行実績
内容 |
走行実績値 |
走行日数 |
8日 |
総走行距離 |
90km |
総走行時間 |
5.7時間 |
平均速度 |
15.8km/時間 |
最高速度 |
35.9km/時間 |
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