平成19年9月分はこちら。お菓子の城。


9月1日 「きなこの山」

 一箱完食出来たらアンタが大将! ……かどうかは知りません。

 ロングセラー商品ながら未だ挑戦魂を忘れない「きのこの山」と「たけのこの里」に、今期もニューカマーが加わりました。期間限定品なのですぐ戦力外通告されるんですけどね!(酷) 気になるお味はきの山が「黒糖きなこ」、たけ里は「北海道あずき」となっております。情熱の地である沖縄が産んだ黒糖と、癒しの地たる大平原の育んだあずき……猛暑と称えられた今年の夏にぴったりじゃぁありませんか。

そろそろ秋って時期ですが。

や、この件に関しましては私の冷蔵庫放置プレイが原因なわけでなく、元々発売日がお盆真っ盛りだったところに問題があるわけで。責任転嫁責任転嫁(おい)。しかしまあ、きなことあずきは兎も角として、黒糖ってどうにも苦手なんですがね私ゃ。連邦の白いヤツに比べて身体にいいとか聞きますが、あのコクあり過ぎなクドっぽい甘さがどうにもこうにも。見た目もイマイチ砂糖って感じがしませんし。ああいえ、決して

黒糖のくせに茶色いとは何事かということではなく。

金魚だって「金魚」のくせに赤色ですし、信号の「青信号」も緑信号ですから大丈夫!(何が) さてさて、折角こうして話題に上ってくれたのですから、ここはきの山さんから食さなければ嘘でしょう。和の素材を組み合わせたこだわりのチョコレートとさくさくのクラッカー(本人談)とやらの力、しかとこの目で確かめさせて頂くとしよう。実際に戴くのは舌だがなー!(ざくっ……ぼりぼりぼり……)

拒否反応ありません。

これが予定調和なのか!?(多分違) やや黒糖の特徴的な味わいはあるものの、口汚く「この黒糖が! 黒糖がッ!!」などと罵るほどのものではなく。寧ろきなこの柔らかい口当たりにより程よく中和され、心優しき気遣いの人へと進化した模様。どうしても黒糖かきなこが駄目っつーか滅ぼすというぐらいの方でない限りは、気付かぬうちにひょいぱくひょいぱく口の中に放り込み、

ちょっと後に激しく悔やみそう。

この喉に絡み付いてくるような感だけはどうしようもないんでしょうかねえ。これも因果か(意味不明)。

総合評価:平たく言うと飲み物必須。


9月3日 「アンコ型相場師」

 あずきチョコレートって凄い字面だと思います。和菓子に帰れ。

 すっかり鈴虫が里里林里里林と鳴く夜長になってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。寝る時に1時間タイマーで冷房かけてたら偏に風邪をお召しになった様子のメタトロンです。秋風邪引くのはどのような種別なので御座いましょう?(知るか) まあ尤も、本当に風邪なのか慣れぬ職場での疲れが出ているだけなのか、本人にもよく分かっていないんですけどね。

体調悪いのがデフォな私ですし。

代わりにどんだけ酷くても寝込むなんてことは滅多にないんですが(自慢にならん)。ただまあ、あんまり長引くと無用に体力を消耗すること必至。ここはひとつ、特効薬である甘い物でも胃に流し込み、とっととコンディションを整えてもらうことに致しましょう。というわけで、前回残された「たけのこの里 北海道あずき」の再登場ー。本来ならばきの山黒砂糖さんとコンビでいくつもりだったのですが、先方を喰らっただけで

胸がムカムカして。

……じゃなかった、胸と腹がいっぱいで(おい)。曲がりなりにも体調不良なわけですから、今回ぐらいは是非とも手加減して頂きたいと思いつつ、それだとネタとしては面白くないなあとアンビバレンツに悩む不肖ワタクシ。どうせ食すなら君の日記帳で永遠の面影になるようなブツの方がオラワクワクしてくるわけですよ。たとえ我が身が砕けようとも! たとえ我が心折れようとも!! たとえ人としてどうかと素で問われることに

なったら流石にちと悲しい。

お菓子のために人生棒に振るのはどうかなあと(当たり前だ)。久々に秋の夜らしく長めの前振りを置いたところで、そろそろメインのたけ里あずきさんにいらっしゃーい。形状:この上なくたけのこの里出身。色ツヤ:やや影と幸薄そうな淡い色彩。うん、見ただけじゃ戦力さっぱ分からない。前置き長すぎただけに、あれこれ言うのももう飽きた。なのでこのまま食します(ざりっざりっざりっ……)

鍋の底に沈んでる部分の汁粉が来た。

もっとしっかりかき混ぜてー!(何を) 北海道あずきは伊達じゃない、何という豆々しさか! 十勝産と他所の名産地でもない産のあずきを食べ比べても絶対判別出来ませんが、それでもこれこそ十勝産あずきの成せる業ということにしておこう(待てい)。ザリザリとしたはっけよーい残った小豆の食感と味がダイレクトに楽しめるので、小豆が大好きと叫びたい人にはオススメしておきます。それ以外というか、つまるところ

ピンポイント除く大多数の方にはドクターストップ。

「この間の黒糖きなこの大損害を埋めあわせてくれた小豆にささやかな供養を」

「嘘はやめなさい。人として」

総合評価:こっちも飲み物必須。


9月8日 「潔く打ちつける雨は恵み」

 この渇き感は異常。潤い中枢故障してるんじゃないかしらん。

 夕焼け小焼けじゃなくてもトンボが飛んでいるかと思えば、アスファルトで目玉焼きでも作れそうなあっつーい一日もあったりと、どうにも気候が安定しない状況が続いている中、体調が万全に不良な私がここに登場(うぉい)。風邪ではなくクーラー病なのかも知れませんが、頭痛くて身体がダルければどっちだろうと一緒です。たとえ前者であろうが後者であろうが

不調な時点で問題外。

病名なんてのは人間が生み出したエゴの象徴に過ぎない!(意味不明) ただまあ、恐らくクーラーが絡んでいることだけは間違いないかと。職場は非常に暑いくせに、食堂入ればそこそこひんやり。そして昼食タイムが終わればツユだく現場に蜻蛉返りし、今日も良く働いた後には蒸し暑い自室に戻ってクーラーのスイッチON→気の済むまで冷やしっぱ。時々そのまましばらくごろ寝、と。うん、

とりあえず身体に謝れ。

こんな宿主で本当に御免なさい(謝られても)。他に思い当たる節といえば、やはり熱中症対策というか体力勝負の職業という関係上、水分の補給量がついつい多めになってしまうことも原因のひとつかと。喉渇いたからって理由だけでついつい飲みすぎてしまうんですよねえ、どうも。おかげさまでただでさえ弱いお腹が四六時中ゴロゴロ鳴ってる有様ですよ。こんな感じに摂取しているだけなのに、何故にここまで下るのやら。

 

・朝起きて1.5リットルのペットボトルをラッパ飲み(およそ200〜300mlほど)。

・朝ご飯をバクバクしながら1リットルほど麦茶をゴクゴク。

・昼ご飯を済ませた後で500mlペットを一本完飲。

・仕事の合間に500mlポカリを1本消費。

・帰宅後、軽く500mlオーバーと思しき量の清涼飲料水を身体にチャージ。

・晩ご飯食べつつ麦茶を1リットル超浪費。

・その他、所々で諸々飲んでること多々。

 

腹どころか天罰すら下るわ。

……まとめてみると意外と無駄に摂ってるんスね、水分。身体だけじゃなく栄養の60パーセント以上が水分で構成されているんじゃないかとさえ(待てい)。


9月11日 「怖乱」

 他に特筆すべきところもなく。バニラって時点でそろそろ駄目か。

 下っ端とは切なくも万物の基礎となる尊き存在です(挨拶)。職場変わってからこっち、要領も何も分からないまま毎日毎日飽きもせずに右往左往。通りすがりの方々がちらりと見れば仕事しているように映るかも知れませんが、事実とんでもない。下手すりゃかえって邪魔してるんじゃねーかって勢いで御座いますとも。そんなこんなで帰宅するたびヘコむ日々を送りつつも、

天狗になってるより人間的には幾分マシかと思ったり。

ある職場で有用だったからって何でも出来る唯我独尊ってわけじゃないんです。時々はキツくヘコむ事も必要なのかも知れませんなどと神妙っぽく語ったところで、殊勝な心持ちのうちにお菓子をもぎゅってみるテスト。今回は2種類セットで出没している「フラン アロマティエ」から「ラム香るふんわりバニラ」を選んでみます。曰く、「ゆったりと、奥深い香りを愉しむフラン」だそうですが、アロマなんて単語を目にした時点で

「アロマがうまいぜ……」って台詞しか出てこないのが困りモノ。

皆守と書いて「みなもり」以外に読める人限定ネタですいません(なら言うな)。ポッキー辺りに比べてどうにも見劣りする感の強いフランながら、ここで一花咲かせることが出来るのか、はたまた捻りもオチもなく忘却の彼方へと消え去るのか。まずはむきむきぺりぺりと……ああ、確かにラムというか洋酒の香りがほんわりと。あんまり味の方でラムの我が強いとイヤンな風味なんですがむぎゅむぎゅ。

大層歯が痛かった。

ピンポイントバニラパンチ!?(違) ていねいに焼き上げたザクザクココアビスケット、まろやかどころかふにゃふにゃホイップチョコレート、バニラビーンズ入り香りの根源バニチョコのどれかとは特定出来ませんが、兎にも角にも歯に悪い刺激疾走。2本3本と食べ進めるうちにそこまで気にならなくなってきたとはいえ、衝撃のファーストブリットだけはきっちり刻まれました。刻まれないわけがありません、何たって最初

間違えて銀紙食ったんじゃねーかと思いましたもの。

そんな光景を想像するだけでも痛い痛い痛たたたたたッ!?(戻れ)

総合評価:刺激の隙間、お埋めします。


9月15日 「ワイルドアームース」

 やや味はクドめ。これをコクと申したか。

 「わーい、これから三連休だー」なんて喜んでる人は皆廊下で正座!(挨拶) 前の職場と系列が同じせいで、祝日もほぼ出勤な某カレンダーに従う私にとっては、敬老の日でも秋分の日でもそんなの関係ねえって勢いですよ。そういえば労働と賃金を等価交換する錬金術を営むようになってからこっち、まともに祝日をエンジョイ出来る職場になんて遭遇した覚えがありません。それどころか4年ほど前には

長期連休があるってことにいたく感動したような。

盆も正月もなかった頃に比べれば進歩したのかなぁと少しだけ遠い目をしたく(戻れ)。さて、私のような卑しき身分の者には縁もゆかりもないホリデーの話題は置いておくとして、物食える体力のあるうちにお菓子を消化しておきましょうか。ポッキーがお家芸であるグリコさんから「マーブルポッキー マイルド&ビター」が出土。もうひとつ味違いの「抹茶ショコラ」も冷蔵庫に眠ってますが、そちらはひとまず放置。

食わずに終わりそうな予感もしつつ。

だから抹茶は得手ではないと何度言えば(なら買うな)。それにしても、別部門でムースポッキーがちゃんと存在しているというのに、あえてムース仕立てにするとはどういう了見なのやら。味に革命をもたらすための一歩なのか、それともそろそろネタに困ってきた退歩の証なのか。まさかここでぺりぺり既存の物とむきむき同じ味わいになるなんてオチはむぐむぐ……

単なるムースポッキーキタコレ。

仕立てなんて言葉でお茶を濁すなー!(ちゃぶ台阿修羅活殺陣) ノーマルなチョコ味で仕上げたムースポッキーと何処が違うかこの商品。一応マーブル&ビターと銘打っているだけに、マーブル部分できちんとメリハリはありますとも。ただそれも何度か噛み砕くまでの話。口の中でチョコレイ党補完計画が為されてしまえばはいそれまでよと。これといった短所も見当たらないので、スタンダード好きな方はまあおひとつ。

キワモノ好きはちゃぶ台のご用意をば。

……過去に此処で一体いくつのちゃぶ台破壊してんだろうなあ、私ゃ(知りません)。

総合評価:参るど。


9月16日 「大人のTPO」

 名指しされたので頑張ってみました。一袋ずつでギブですが。

 買出しの際には見かけず、所用で電気屋へ行った帰りに寄ったコンビニにも見当たらず、次の日に散髪屋から家路に向かう途中で脇道それてローソンでようやくゲット出来ました。R20指定と噂の「大人のトッポ カシスムースのオレンジリキュール仕立て」と「キャラメルソースのラ・フランス風味仕立て」。流石はローソン、こんな時に頼れる嬉しい味方!

ぶっちゃけると要らんモン探す場合。

どうもこれのイメージで定着しているせいか、ローソン=ろくでなしブルースという等式が私の中で成立中。店員も大概アレだしな!(何が) さておき、手元にあるからには食べぬわけにも行きますまいてということで、休日なのをいいことにもきゅもきゅしてみるテスト。まずは「ゆったりとした大人のドルチェ・タイムがはじまる」らしいカシスムースの方からぺりぺりと……

ブルーベリー臭ぇ。

当方、カシス自体にそう馴染みがないとはいえ、どう嗅いでもこれはブルーベリーの匂いとしか。そりゃまあ同じベリー類なわけですから、素人には分かりかねるのかも知れませんけれども。アルコール分も0.08%と控えめなお陰か、ひたすらフルーティーなスメルしか漂ってこないことこの上なし。酒が苦手な私としては、その方がありがたかったりしまぽきもぐもぐ……

中はひたすらオレンジリキュール。

役割分担きっちりしすぎだこん畜生!(意味不明) 最初はカシスというかベリーっぽい風味が広がるものの、直後に恐るべき速さでオレンジらしき味が口内全土を侵食、そしてミッションコンプリート。トッポ側の主張である「甘酸っぱいハーモニーを体験してみませんか」なんて言葉は何処吹く風よ。ただそこにあるものは、溢れんばかりのベリーベリーふくよかな香り、横暴ともいえる柑橘系の味わい、そして

舌の痺れる感覚だけ。

アルコールって麻酔にはならないはずなんですけど……何入れたんですか!? 何入れたんですかッ!?(落ち着け) 個人的にはもう一度お世話になりたくはないなあと心のノートにそっと書きつつ、口直しになるかならないかギャンブルなキャラメルムースに手を出してみましょうか。現時点でちょっと気持ち悪くなってますが、面倒ごとは一気に片付けるに限りますので。

食わなきゃいいだけって正論は聞こえません。

買ってしまったものは仕方ないと諦めるしか(何を)。単に洋梨というだけならさっぱりしてて気分爽快なんでしょうけど、そこにキャラメルとアルコールをぶち込んだ場合の影響は予測不可能。パッケージに描かれているようなコンポートならまだしも、キャラメルムースに直練り込みしているようですし。袋開けただけでイヤンな匂いがもくもくしないといいんですが(ぺりぺり……)

洋梨が台無しだ。

キャラメルの甘ったるい匂いと中途半端に混ざっていて、もー何が何やら。この複雑怪奇な香りを文章で表現しろなんて酷すぎる!(そこまでか) 少なくとも二日酔いの寝ぼけ眼に優しく語りかけてくれるようなすっきり感は皆無と思われ。曰く、「甘苦いムースに芳醇なラ・フランスの香り」とかいうウリのひとつが早々に消えたところで、残りもアウトか検証すべくぽきもぎゅもぎゅ……

果物の甘さじゃないだろこれ。

またも洋梨が台無しだ! 台無しじゃん!(戻れ) こっちも前述のカシスと同じく一口噛めば微妙にラ・フランス、もぐもぐ噛めば何の味だか。ほろ苦くもなくキャラメルでもなく、一意専心甘ったるい道をひた走るのみ。ほんの少し洋梨フレーバーを利かせた砂糖たっぷりホワイトチョコとでもいえばらしいのか。ともあれ、是を以って「まさに大人のトッポなんです」と語る開発部に物申す。

過ちも見てみぬ振りが大人ですかと。

そんな大人、修正してやる!(止まれ)

総合評価:不味いも美味いが大人の付き合い。


9月22日 「日和るチョコ」

 そういえば冷蔵庫の中にてんこ盛り夏チロルが。見えない言わない聞こえない。

 ここ2週間の昼飯はカロリーメイトか抜きかの2択でした。どうにも朝〜昼にかけてはご飯の匂いがするだけで胸がムカムカし、極力何も食べたくないという状態が続いております。身体の何処かがおかしいんじゃないかなあなどと思いつつ、病院が両手を広げてウェルカムしている時間帯はがっつり働かなければならない悲しき身の上。今日辺りの午前中に行ってみようかと考えていたら、

昨日の帰り際に休日出勤を申し渡されたり。

何も着替えて準備万端お家へGOな状態のときに言わなくても。お上と世間は残酷に出来ています(意味不明)。単なる疲労の積み重ねと栄養失調の負の連鎖スパイラルに陥っているだけなのかも知れませんし、事の真偽はよく分かりませんが、まあ倒れるまでは大丈夫でしょう。そんなことより私にとって問題なのは、時間と食欲が絶好調でマイナスこいている、つまり

冷蔵庫の中身が溢れんばかりな現状だったり。

秋の新作ラッシュが悪い時に重なったものです。家族にも「だったら買わなきゃいいじゃん」と言われる始末ですよ。正論だが、聞けぬッ!(おい) そんなこんなであんまりがっつり食う気も起きないので、軽く小さな一口サイズなものでも片付けてみようかと。今回は山に七つの子があるからか、ちょっと見ないうちに微妙な面子がちょこちょこ出回るチロルチョコの「杏仁豆腐」で御座います。

チロルの勝手でしょと割り切るのは難しい字面デスネ。

和洋ではなく中洋折衷というんでしょうかこの場合(知りません)。そこまでネタがないのか、それとも女性層を狙っての大博打なのか、はたまた計算しつくされた所業だったりするのか……考える前に即実行あるのみですかそうですか(ぺりぺり)。うん、見た目ホワイトチョコだってのに、どうやっても杏仁豆腐しか連想出来ない芳しき香り。当然味の方も(めきょもちょもちょ……)

ゼリー状瞬間。

歯が! 歯がぁぁぁッ!(落ち着け) もっちゃらむっちゃらなどといった擬音がまっこと似合いそうなへばりつき具合、そしてペースト通り越して硬いと評しても過言ではないこの歯ごたえと来たらどうか。味はチロルで杏仁しようと思ったらこんなものだよねレベルながら、中身の濃さだけで全てを語れそうなこの勢い。悪いことは言いません、

初代チロルの食感が苦手な人は素直にパスの方向で。

小さいってことは難儀だねッ!(何が)

総合評価:チューイングガム。


9月23日 「真論」

 ♪く〜り〜くりくりくり〜 ワンパターン ワンパターーーン♪ 定番と言えば聞こえがいいのかどうなのか。

 続いてちっこいもの代表、ネスレさんから「キットカット 和栗」の参戦〜。これに限らず栗だのマロンだのといった単語がつく名前のお菓子がズラズラと雁首揃える時期だけに、やや面白みには欠けるというのが正直なところ。しかしながら、新商品とあらば避けて通れぬ獣道。秋の味覚? 上等ですよ、喰らってやろうじゃありませんか。ええもう、例え

何処が秋かと吐き捨てたくなる気候だとしても。

残暑の一言で片付けていい室温気温じゃねーですよと。暑さ寒さも彼岸までって言葉を知らないんでしょうか、最近の若い季節と来たら(待てい)。閑話休題、「風味豊かな秋の味覚をお楽しみください」だそうなので、まずは嗅覚を以って堪能させて頂くことにしましょうか。ぺりぺりぱかぱか、もひとつぺりぺりむきむき。ふむ、どれどれ……うむッ!

やたらとコーヒーっぽい。

というか、これに良く似た匂いを放つお菓子を私は知っているッ! いや思い出せないんだけどね!?(駄目じゃん) これで味覚にまで記憶の残滓が疼くようなら救いようがむぐむぐ……甘い。ひたすらに甘い。てゆーかただ甘い。ぶっちゃけ栗かこれと問いたいぐらい甘いだけ。モンブランなんかを連想すると近いかも知れませんが、あんまり全身是マロンというのを想像すると肩透かし確実。とりあえず私としては

秋じゃなくてもいいだろコレと思いました。

自然の恵みを活かした甘さだとはとてもとても。栗に謝れ!(意味不明)

総合評価:肉体疲労時の糖分補給に。


9月24日 「いちにぃにぃにぃ」

 飲む物が林檎蜜柑葡萄とワンパターン気味な近頃。今度捻るか。

 どうも、水分と睡眠だけが友達なメタトロンです。愛と勇気なんてほざくアンパン野郎なんて知ったことか!(何が) 食欲も急に上昇したり下降したりと不安定極まりないながら、飲み物だけは呆れるほどに摂ること摂ること。ただまあ、それほどまでに潤いを欲するのは汗をかくからでありまして、そうなってくるとスポーツドリンクか塩も一緒に摂らないとあんまり意味ないんですよねえと

昨日からバター塩飴舐め始めた人間が言ってみる。

零と壱との間には今日も冷たい雨が降るんですよ!?(意味不明) その程度でも僅かに体調持ち直している辺り、一体どれだけ不摂生な生活送ってたのかと首を傾げてみたりしつつ、丈夫なうちに冷蔵庫のストックを少しでも減らしておこうと無駄な抵抗を試みる。丁度水分と親しい日々を満喫しているので、週末前に買ったオハヨー産の「りんご&ぶどう 秋のサングリア」でもごきゅってみましょうか。

すこぶる地雷な予感がしますけれども。

りんごもぶどうも好きですが、好物を二身合体しても美味しくならないのがこの世の七不思議のうちのひとつ。残りの六つは貴方の心の中に(おい)。そもそもサングリアなんて名前が胡散臭い。「赤ワインをベースにフルーツをミックスしたスペイン生まれの飲み物です」とは本人(?)の弁ですが、「カベルネ・ソーヴィニヨン果汁を赤ワインに見立て、りんご果汁と組み合わせておいしく仕上げました」って

それ何てバッタモン宣言?

500mlでたったの100円程度じゃ10パーセント混合果汁入り飲料がせいぜいですかそうですか。世間を渡っていくにはハッタリだって必要ですよね(待てい)。さてさて、こちらも時間が惜しい故、これ以上の問答は最早詮も無く。我が舌は語るものに非ず、唯偏に味わうが為の物也! というわけで、いざ入ストロー。そしてそのまま吸い込み開始!(ずずずずずー……)

これはハッカかそれともニッキか。

間違っても果物っぽい風味は微塵も感じられません。りんごとぶどうに着目して騙されたと言うべきか、それとも地雷と判断した観点を以って計算通りと申すべきか。それが問題なわけがあるか(なら言うな)。あまりに薄め過ぎた葡萄ジュースとでも考えればそれっぽく思えるものの、鼻高々で「りんご&ぶどうのサングリア!」なんて声高に叫んで良い代物じゃねーという意見に一票。

少なくとも美味くはないでス。

味覚好みは十人十色。必要としてくれる人もきっと何処かに……居るといいねぇ(酷)。

総合評価:いらねぇサングリア。


9月29日 「したて、うわて」

 和を強調するならショコラなんてはいから言葉使っちゃ駄目。ちょこれいとになさい。

 無事に週末を迎えることが出来ましたので、今日も張り切ってお菓子を片付けたいと思います。だって冷蔵庫の中が物凄いんですもの。私が悪いと言わないで(言うわ)。さて、本日ここに呼び出したるは、ロッテさんから出撃した「姫のショコラ もち仕立て」に御座る。姫というとあれですか。臆病で〜、激・方向音痴で〜、可愛くねえ色気がねえ凶暴不器用ずん

どごんッ!!

……せめてツッコミっつーか力任せな口封じに出るのは台詞言い切ってからにして頂きたい(何が)。閑話休題、もう一種「あん仕立て」も手元にあるのですが、字面的にはこちらを先に行っておかないと嘘でしょうと。ムースチョコをチョコでコーティングした2層構造だけのみならず、その中にお餅をインですよ? しかもただの餅に非ず、北海道産の小豆あんを練りこんだもち菓子だってんだから

あん仕立ての立場は何処にと真顔で聞きたい気分。

明確な差別化を図った方が幅広い購入層にアピール出来ると思うわけですが、どうか?(聞かれても) 「月のきれいな夜に、贅沢な和みのひと時を楽しむ大人のショコラ」と謳いながらも、安易な大人の味であるアルコールに手を出さず、背伸びしたお子様にも優しい原材料で勝負しようというその姿勢、真に天晴。さあ、和を感じて洋を味わう「もてなしの心」とやら……存分に味わわせて頂こうかッ!(ごりっ……ごりっ……こり?)

何食ってんだか分からない。

さっき食べたでしょ!?(だから何を) パッケージに描かれた断面図を見る限り、どう考えても小豆あんころ餅の占める面積はチョコのそれに比べて小さいはず。なのに、この現実と来たらどうか。噛み砕いてすぐさま感じられるのは、紛うことなく硬くなりかけの餅の食感ただひとつ。そして続くは容赦なき和の風味、即ち小豆の甘き香り也。ここまで来ると「もち仕立て」ではなく

もち上手と言いたくなる。

トラップお茶菓子としては秀逸かも。チョコじゃなくて面を食らうわけですかそうですか(おい)。

総合評価:もちっと練りこみすぎ。


9月30日 「真打」

 備えあれば憂いなし。心に棚、作ってますか?

 既に小豆としてのお株を奪われながらも、2つで1つな以上は避けて通れぬチョコの道。先に食されたっつーか寧ろ面食らわされたもち仕立ての後を追い、此処に「姫のショコラ あん仕立て」が華麗に見参。この頃どうにも糖分塩分その他諸々足りてないような気がしてならないので、さしあたって最初のひとつを片付けるのには丁度いいと思ったり、思わなかったり。

あくまでまともなお菓子だという前提ありきですが。

何せ姉妹品が見事なまでに問題児でしたからねえ。十把一絡げな扱いはしないまでも、警戒するに越したことはないわけで。流石に二日続けてあんな珍事は真っ平御免と言いながら、それでもあえて挑み行くのは何の因果か。尤も、もち仕立てに輪をかけて酷い出来でもなければ、心構えの差でどうにか耐えられるとは思いますけれども。前回と違って不意打ちではない分、アドバンテージはこちらに……(ぺりぺり)

いきなり内装からして別物ってお前。

こんなサプライズ要らねぇぇぇッ!?(落ち着け) 件のもち仕立ては一皮剥けばはいそれまでよだったというのに、こちらは無駄に高級感溢れた造りになってたり。生意気にも1ダースがすし詰めワンルーム暮らしではなく、6個ずつに分かれて2部屋占拠なセレブっぷり。蓋を開けても落ち着いた佇まいを見せ、イモ洗い必至なもっちーとは大違い。これで味に大差なかったらいい物笑いの種なんですがむきゅむきゅ……

別人28号発進。

お前ら絶対腹違いだって! 似てなさ過ぎ似てなさ過ぎッ!!(だから落ち着け) いやー、コイツは一本取られました。北海道産の小豆あん入りムースチョコと、それを優しく包み込むコーティングチョコの相性ときたらどうか。小豆チョコはあくまで上品に振る舞い、外皮を覆うチョコと干渉することなく、お互いを尊重し引き立て合う……これこそ真の贅沢な和みのひととき、大人のショコラ!

食べる順番逆じゃなくて良かったと心の底から安堵。

コレ食って油断しきったところにもち爆弾を投下なんてされてたら……くわばらくわばら。

総合評価:姫とは斯くあるべき。


過去の足跡へ。ICON2119.GIF

充分冷やかした方はこちら。ICON2117.GIF