平成20年10月分はこちら。無駄に長い。


10月1日 「セツコ、それスパロボちゃう!」

 シナリオ面も現時点では魅力乏しく。種癌系の墓場としては上出来でしょうけど、この程度でも。

 対抗馬が居ないお陰か、相対的にはそこそこ売れてそうなイメージのあるスパロボZ。正統な流れを汲むαシリーズが終わりを告げて早三年、昔からの熱狂的なスパロボファンならば、某少佐のように「我々は三年待ったのだ……」と呟いたことでしょう。それだけに今作に対する期待は半端なものではなく、また、開発陣もその想いに応えようと睡眠時間を削って製作した……そう、これは正しく希望に満ちた宝箱!!

とか素直に思えた人は手を挙げて。

すいません、落とす前には持ち上げるなんてセオリーにしか従えない人間で(謝るところはそこか)。えー、先にぶっちゃけてしまうと、インパクトやMXのような亜流ならまだしも、主流で此処までやらかしてくれるとは予想出来ませんでした。勿論駄作的な意味で。世間の評価はどうか知りませんが、私としては完全にNGですこのスパロボ。アレか、スパロボZのZは

絶望の頭文字か。

とんだパンドラの箱もあったもんだゼーット!!(CV:アニキ)。もうね、戦闘アニメに魂がこもってるとか、そんな長所が霞んで見えるくらい酷いとしか。言いたい事は山ほどあれど、言う気も失せるって程に。まず以って、戦略の中核を成す新小隊システムである「トライバトルシステム」からして非難轟々。正確には三すくみを体現したかったと思われるこのシステム自体に対してよりも、

それをまったく活かせないバラ売り強制出撃の多さに。

現在20話クリア後ですが、ある程度意図した小隊組めたのなんて数えるほどだったと思います。ルート選択で戦力分散→再編成に時間がかかりすぎな第三次αの悪夢を回避することが狙いなのか、それとも他に何か思惑があったかは定かではないものの、どちらにしてもこれはねーわとしか。後々増援が来るからとかそういう問題じゃありません。しかもそんな状況下に限って、増援到着前に「○○を撃墜しろ」だの何だのとSR(前作までの熟練度)獲得条件が設定されていた日には

攻略本前提にした構成と言われても仕方ないかと。

私ゃ別に詰め将棋がしたいわけではないと小一時間。戦術に触れ幅がまったくないゲームなんて、開発者の自己満足、言わば勘違いの産物だと思ってますから。更に連続ターゲット補正(同一小隊に対して1フェイズ中に連続して攻撃すると命中補正がかかる)システムを考慮した結果か、一部ボスクラス等の名前ありユニットを除いて敵AIの攻撃対象判別分岐が同一条件下においても時々によって変化するとか、もうね?

命中判定以外に運の要素絡めて何がSLGかと。

こんなところに触れ幅持ってこられたって、ストレスの原因以外になりゃしません。これが圧倒的な戦力差があるか、もしくはプランを練りに練った鉄壁の編成で迎え撃てるとかならいざ知らず、先にも述べたような枷を嵌められた状態では以下略。しかも今回、敵さんの強さも相当なものなんですよね。今のところはSRポイント全取得できてますが、かなりギリギリの戦いがあったのも事実です。ええまあ、それについては

主人公機以外はオール無改造+パイロット養成皆無なのも悪いんでしょうけど。

だってお金かけたくなるようなユニットなんて居ないんだもん! 微妙なのしか居ないんだもん! 主人公機だって半ば必要に迫られて渋々って感じなんだもん! うわーんッ!!(そろそろ戻れ) SR値が高い=難易度が上がると敵の改造度が3になる仕様のようなので、普通に楽しみたいならSR獲得条件は無視した方が無難だと思います。正直、相当量の経験がないと厳しいというか、下手にこだわりすぎると

嫌になって投げ出す危険性がイデの力並みに無限大。

リアル系が一発喰らったらレッドランプ点滅なのはいつものことながら、敵の命中率が異様に底上げされてるからなあ。誰だ、照準値なんて要らんもん作ったヤツ。


10月5日 「人は誰でも幸せ探す旅人」

 番号が全角だと三分割で、それぞれ向上心、警戒心、乙女心。……どっちにしたって駄目じゃね?

 パソの中からこにゃにゃちわ、いい感じに脳が茹り気味なメタトロンです。ちょっとおかしいのはいつもの事とか言うな。カチカチカチと軽快にキーを叩けている間はいいんですが、一度腕組みしたり何もない空間に指差してあっちこっちに移動させ始めると猛烈にリソースと糖分浪費するんです、コーディングって。そんな貴方に愛情一箱、皆大好きエスキモーな「ピノ ラムレーズン」をプレゼント。セルフで。

こんな醜態晒すような人間ではありますが。

正確には下戸というより、アルコール類を嗜む趣味がないだけなんですけどね。あと呑むと据わる、主に目が(おい)。期間限定としても出来ればスルーしておきたい種別のものながら、近頃はそもそも変り種自体が肩身を狭くしている件。故に、此処で引いては漢が廃る! 廃るかも知れない。いや誰かが何処かでそう言った可能性がなきにしも非ず? と、言い訳してみたところで徐に開封〜(ぺりぺりぺり……)。

食わないうちから酒臭ぇ。

これの時みたいに個包装ではなく、箱を空けたらすぐにやっほーと産まれたままの姿を晒している状態ですので、仕方がないと思うべきかどうなのか。まあ、食べていればそのうち気にならなくなるでしょう、たぶんぐんぐ……うん、ふつーに物足りないアルコール入りチョコアイス(何だそれは)。所謂ラムレーズンと呼ばれるアイスよりは、「チョココーティングしたミルクアイスに微量のラムレーズンを混入しました」な物体を想像した方が近いかと。

生まれてこの方ラムレーズン味のアイスなんざ食った覚えはありませんが。

わざわざ苦手な物を買って食べるようなMっ気たっぷりの真似なんて、私にはとてもとて……なんですか、その疑いの眼差しは。

総合評価代わりの余談:様々な占いが世に蔓延っている昨今、どうやらピノにもピノピック占いと呼ばれるものがある模様。「今日のあなたの成分が分かる!」と銘打たれたそれは、どうやらニックネームと性別、そして食べたピノに封入されているピックの番号で結果が出るものだとか。私がこの類をやるといつもネタっぽくなるので、今回もあえて乗ってやりますとも! えーと、ニックネームはメタトロン、性別オス、ピック番号は……と。ぽちっとな。

頭のてっぺんから爪先まで十割「妄想」とか言われマシタ。

狙ったってこんなの出ねーよ! どんだけネタなんだよ!? 妖精さんなんて見えてねーよッ!!?(貴方の結果です)


10月8日 「空色デイズ」

 見失ったら落ち着いて深呼吸。「答えはそう いつもここにある」。

 三歩進んで10マス戻される人生ゲームを謳歌中。いいぞベイベー! エラー出すヤツはぴよグラマだ!! ぬるぽ出すヤツはよく訓練されてないぴよグラマだ!! ホント、コーディングは地獄だぜ! フゥハハハーハァー!!(正気に戻れ) 検索システムがどうにか意図した通り動くようになったと思ったのも束の間、Connectionオブジェクトの扱いがマズいってことでDB接続を担うクラスファイル弄ったら先述のザマですよ。実にじっくりことこと丸一日悩みましたとも。

たった一行の余分な記述のせいで。

ホント、コーディングは(もういい)。そもそもの発端は、データベースに接続するために必要なConnectionオブジェクトを明示的に作らず、一気にDriverManager.getConnection(url,user,pass).createStatement()とStatementオブジェクトを作成してしまっていたこと。「いちいちオブジェクトを確保して段階的に必要なものを作らなくても、処理一緒ならまとめて一足跳びでいいじゃん」と無駄なコードを省くクセが付いてしまったのが悪いのか、はたまた

楽をするために面倒を背負い込もうとするのがプログラマの性なのか。

いやまあ、今回のは本末転倒どころか意味違ぇよって話ですが。少なくとも本職さんから見たらゲンコツものだと思いますです、はい(苦笑)。一息にStatementオブジェクトをこさえてしまうと、あとでcloseメソッド使っても適用されるのはStatement止まり。つまり無駄飯っつーかリソース喰らいのConnectionオブジェクトが、データベースに対しての処理を行うたびに増えていく一方&消せなかったりするのです、これが。

なんというニート製造プログラム。

おスネかじり虫〜♪(古い) そして此処からが地獄への片道切符。今までは一所にあったデータベース関連のメソッド群を、接続と切断だけを行うクラスと、実際にSQL文を発行し処理を行うクラスに株分け。更に表示用の汎用データなどは個々にprivateメソッドで取得してpublicメソッド内でまとめて呼び出し→情報保持用のクラスに全部納めて一括払いという流れにしたところ、

もうぬるぽ。

「この例外が原因である場合には、とてもがっかりしてやる気を失ってしまうことがままある」なんて言われるようですが、そんな可愛いものじゃ御座いません。ホント、コー(だからもういい)。勿論そのままにしておくわけにもいかないので、考え得る限りの検証をしたですよ。わざわざクラス定義してまで格納した情報を全部キャストし直して獲得して、その大元のデータを取得するためのメソッドまで一字一句確認したですよ。ここまでくるとやる気を失ってしまうというより、

単純にやってらんない気分満載。

違うものに例えるならば、料理なんかは近いのかも知れません。豚肉・ニンジン・玉ねぎ・ピーマンをそのまま生で食べるのには抵抗があるということで、それらを具材にチャーハン作るよ! でもこのままでは食べにくかったり見栄えが悪いとブーブー言われ、綺麗に薄焼き玉子で包んだオムライスにしてみました。食べてみたらどうにも何だか一味足りないとお客さん。「これ本当にピーマン入ってるの?」とクレームつけられ

泣く泣くバラして隅々まで確認するような、そんな。

キャストだって配列を引数にして生成した格納クラスを複数ArrayListに突っ込む→そこからまた総合格納用クラスになんてマトリョーシカやってるんだから面倒なんだぞバカーッ!!(落ち着け) 料理人の……じゃなかった、あって無きが如しなぴよグラマの誇りをズタズタにされながら簡易テストプログラム組んで検証するも、ちゃんと全データが格納され、問題なく取り出せる模様。んじゃ何がおかしいんだよと切れ気味になりながら探求した結果、

その直前で実行していた別メソッドにてConnectionをクローズしていたというオチ。

……ッ! ……ッ!!(声にもならないらしい) データをひとまとめにして放出する手法に固執していたせいか、ひとつのサーブレット内で複数回データベース関連のメソッドが呼び出される可能性を頭の片隅に置いてなかったのが迂闊の一言。素直にサーブレット内で切断メソッド発動していれば一目で分かったものを、わざわざクラスファイルのメソッド内部でやってたとか……うん。

私の一日を返せ for 昨日の私。

♪過〜ぎた〜 季節を〜 な〜げく〜暇〜はな〜い 二〜度と〜迷って〜しま〜わぬ〜ように か〜ぞえ〜切〜れ〜ない〜 ほ〜んの ささ〜やか〜な そ〜んな〜ミ〜ス〜たち〜 か〜か〜え〜たまま〜♪ あの日しくじった記憶が今でもこの胸に確かに響いてるから、昨日よりも今日僕はぬるぽの生まれてきた理由に気付いていくってことでしょうかセンセー(意味不明)。


10月12日 「腐留鬱ミックス」

 決着の言葉を贈ろう――混ぜるな危険。てゆーか混ぜないでお願い。

 今、私の手元には「乳酸菌飲料 フルーツミックス」と銘打たれた飲み物があります。「〜昔懐かしい〜 フルーツミックス味のおいしい乳酸菌飲料です」と堂々たる態度で宣言するこのジュース。乳酸菌飲料の定義は「乳などを乳酸菌又は酵母で発酵させたものを加工し、又は、主要原料とした飲料(発酵乳を除く)」であることと、乳とは抜群の相性を発揮するフルーツ類の組み合わせだけに、平素ならば何ら警戒する事も……否、好奇心を掻き立てられることすらないでしょう。ですが、

前科持ちに疑いの目を向けるのは至極真っ当な反応。

俺の仕事はな、まず始めに偶然って選択肢を消す事から始まる。なんで日清ヨークから生まれてんだお前ー!?(聞かれても) 件の業者が世に送り出す無炭酸及び乳酸菌を冠する商品は、例外なく一般常識における意味ではハズレすぎなデスティニー。あと体調的にも。これまでもさんざっぱら文字通り痛い目を見ているだけに、好意を以って受け入れられないのは人として当然の反応。よしんば私が過去に関わりを持たず、これがヨーク軍の尖兵との初顔合わせだったとしても、

紙パック越しですら何かニオえばどう考えても身構える。

……賞味期限内の飲み物から、匂いよりも臭いと表現した方が相応しいような軽く饐えたニオイって漂ってきませんよね? 何もおかしいこと言ってませんよね? 私、間違ってませんよね!?(落ち着け) 封印を解く前からこの有様では、パックを開け放った時にどのような惨状がもたらされるかは想像に難く……ありゃ? 予想よりも全然まともというか、ちゃんとフルーツオレとかっぽい。なーんだ、杞憂に過ぎなずずずずずーっ……

この味を表現する術を私は持たない。

あえて言おうッ!! 洗面器ーッ!!(行ってこい) ……はあッ、はあッ……あ、あんじゃこりゃー!! フルーツジュースって甘いとか甘いとかだろ! これ何だかねっとりしててまとわりついてくる上に舌を溶かしそうな刺激を与えてくるっていうか、まとめるとワケ分かんねーんだよッ!!(頭冷やせ) ラインナップの中にパイナップルが含まれている関係上、タンパク質分解酵素が作用しているのかも知れませんが、

飲み物でそれを再現するのは断じてフツーじゃないと思うの。

オレンジと温州みかんは兎も角、バナナ入ってなかったらもっと阿鼻叫喚だったろうなあ。代わりにこの片栗粉を微量流し込んだようなトロみからは解放されていたかもと考えると、甲乙つけ難い取捨選択であったとも言えなくは。一口飲めば並の人なら怒りゲージMAXって感じですので、菩薩のような方の沸点を見極めるといった目的で用いるのならば、それなりに有用な飲料であるとの判決を下しても良いのではないでしょうか。つまるところ、

まともに飲み物として評価することに匙投げた。

や、少なくとも乳酸菌コーラとかに比べれば、まだマシだとは思うんですが……売り物として許されるレベルじゃないだろこれ(ぼそっ)。

総合評価:ご自由におつけください。


10月13日 「大根と豆腐が好き」

 コンセプトはゴシップ紙の三面記事。夕方にはフィッシュ&チップスを包むのに使われてそうな、そんな。

 ファーストフード店などで特大だの特盛だのとハイパーいやもといメガ化が進む一方、家庭内で使用する類の物はコンパクト化に向かう傾向があるとか。消費者離れを誘発する目に見える価格の上昇ではなく、内容量を減らすことで実質の値上げを図る供給側の意図をオブラートに包むマスコミの策略かもと思いつつ、確かにそういうエコ嗜好はあるのかもと主夫脳が囁いている。

無駄金遣いならぬ無駄菓子買いが何をほざくかって感じですけど。

やめられないとまらない(黙れ)。尤もここ最近はお菓子も買い控えするようにしてますがと関係ない話は置くとして、今回お話したいのはそんな小容量の使い切りタイプ商品についての記事を何気なく眺めていた時の出来事。スティックタイプのパウチ入りカレーソースやおむすび山などの混ぜ具材シリーズなど「ああ、今はこんなのがトレンドなのね」と追っていくと、次に出たのが赤だし味噌の省エネサイズ。一人暮らしの人には有難いのかもとか考えてたら、ショッキングな一言が。

「本場である愛知県を中心とした東海地区以外では、赤だしみそはもてあましてしまい、使いきれないという声が多い」

赤味噌基本信者が此処に。

ちょ、ありえねーでしょ白味噌が当たり前とか!? あんなの御御御汁と呼ぶのもおこがましい!(全国民に謝れ) いやー、赤はなくともせめて合わせが主流だろと思っていたら、よもや大穴の白が普及率ナンバーワンとは……世の中も変わったものだ(昔からです)。海の幸ベースの味噌汁を作るならまだ理解出来ますが、わかめや豆腐、揚げなどの兵法書を遵守した非常にベーシックな具材を投入したものなんかは、とてもとても。あまつさえ、

豚汁とか言われた日にはヤン坊マー坊予測不能。

キミとボクとでもう嫌だ!(何が) まあ、ストレンジャーな方々に言わせればトンカツに味噌をつけて食べるなんて行為は許されざる蛮行だそうですし、豆味噌自体が食生活に密接な関係を持っていないとすれば納得出来なくも。豆味噌を主に消費するのは東海地方と呼ばれる地域の中でも、愛知・岐阜の美濃地方中南部及び西部・三重県北東部だけみたいですしねえ。うん、

異文化はこちらだと認めざるを得ない。

何処に行ってもカツ丼じゃなくて味噌カツ丼ばかりな都心部のメニューはもう嫌なんですセンセー。どうだ羨ましいか!?(落ち着け) 味噌から派生した話をちょん切って、元の汁気たっぷりな流れに万物流転。そういえば昔読んだラノベでやたらと食い物に五月蝿い人外が居て、汁っつーか鍋物の赤味噌だ白味噌だで一悶着あったような。えーと、私の記憶が確かならば(ごそごそ……ぺらぺら……)ああ、あった。これだこれ。

「アワビに海草と来れば、味噌は赤味噌に決まっておるだろうに」

「私も海の物には、基本的に赤味噌が良いかと存じます」

「保存食の要を、餅とした場合には、やはり味噌は白味噌であろう」

正にブレイク・ザ・カルチャー。

ちなみに筆者は関西在住。この意識の差は風習の違いに因るものか、それとも九州で食わされた白味噌御御御汁の中に丸ごと魚が入れられていた私自身の体験が為すものか。……もう好きなもの入れて煮込んで食ったらいい(結局それか)。


10月15日 「名誉を越えた闘い」

 同巻のあとがきより抜粋。「実際には少しぐらいの不幸より、中途半端な幸福の方が余程質が悪いのだ」。

「第二回! 微妙に昔の芸風へと戻りつつある流れに乗っかったまま話を繋げてみよう会議ー!!」

「わー、ぱちぱちぱちー」

マナケミア2のこのやり取りを一度やってみたかっただけなのだ。すまぬ、すまぬ。というわけで、独特の言い回しに対してピンと来る人以外には暴投もいいところな某ラノベについて語ってみようかと。正確には作品そのものや一癖二癖程度では済まない筆者の言動などにツッコミを入れよう会議ではなく、あとがきに記されていた興味深いキーワードを検索システムに突っ込んでみよう会議なわけですが。その前に一言いいたい。この本を買った若かりし頃の私にとてもいいたい。

「なんでその時調べなかったの?」と真顔で。

や、責めているとかそういうわけじゃなくてですね、単純に疑問なのですよ。当時の私なら速攻で食いつきそうなネタなのにも関わらず、記憶の片隅にもそんな残滓が見当たらない、その事実が。丁度あれこれと黴臭い部屋に篭って調べていた時期と符合するだけに、そういった類の文献に対して食傷気味だったのか、それとも自らの課題と食い扶持稼ぎに追われて大切なこと忘れるところだったのか。もう一度地に足をつけて前を向いて歩き出した今だから、目を向ける余裕が出来たんですかねえ。

ある意味理系まっしぐらになっちゃってますが現在。

アルゴリズムについては兎も角、プログラムそのものを構成する要素は語学に近い感じがするんですけどね、個人的には。何々言語と呼ばれるのも分かる気がします。直感的なものなので、上手く説明は出来ませんけれども。うむ、程よく脱線してきた。毎度毎度、常に脱線しかしてないぞという意見もチラホラあるけど、気にしてはいけない。では、本題であるところの気になった話へ。とはいっても、そう面白い話でもないんですがね。ただちょっと

死人が借金の取り立てに来るってくらいで。

まったく得体の知れないものより、知ってるつもりで見えない部分がある物の方がよっぽど怖いと思うが、どうか?(聞かれても) 中国の民話に多く、そのバリエーションも豊富と言われる借金取立て物語の中でも筆者がお気に入りの一作があるそうな。曰く、「冗談抜きに洒落にならない」「後味の悪さは天下一品」「見つかればピンと来るはず」だそうで。折角なので検索してみましたとも。

傍目にはちっともわくわくしないキーワードをぶち込んで。

「民話 死人 借金 取り立て」だもんなあ。流石に引くわ(おい)。閑話休題、何の因果か同じ媒体から好奇の種を植えつけられ調べるに至った同胞ども書記を経、辿り着いたのはひとつの論文。此処で鬼討債(亡霊による借金の取立て)を扱った物語の一例として挙げられた『聊斎志異』巻二「四十千」が、多分該当する話なんじゃないかなあと。尤も、ひとつに絞り込もうとすること自体がナンセンスなのかも知れませんけどね。何せ件の鬼討債と称されるものは須らく

借り手の子供が実は亡霊の転生ってオチですし。

これで後味悪いどころか「ご飯三杯はいける!」って人はノーベル文学賞目指したらいいと思うの(おいおい)。現世や前世で金を借り、そのまま返さずなかったことにしそうな現代の永田町住人な主人公(といっていいものか)の元に子供が産まれ、その子供のために費やした金額が貸した分に達すると子供(っていっていいのかこっちも)が事切れたり、その後の葬式代まで含めて「確かに頂きました」だったり……。つまりアレか、

現代日本は討債鬼の飽和状態ってことか。

討債鬼とは取り立てを行う亡霊のことを指すと一応注釈。もうやめて! お父さんのスネは(略)。中には散々浪費させた挙句に米俵一俵担いで「これで丁度貸した金額と同じ。ほなさいなら」と何処へともなく消え去るなんて若干平和的なオチの話もあることから鑑みるに、洒落にならないかどうかはさておき、後味が悪いというキーワードには引っかかりそうな、子供の事切れと葬式代をダブルで搭載した「四十千」。まあ、原文の直訳をそのまま読むと

「借金踏み倒すヤツの腐った性根は死んでも直らない」って訓話にも見えますけれど。

いくら夢に出て討債鬼だと悟っているからって、曲がりなりにも我が子に向かって「四十千はもうなくなるよ。そろそろ行ってしまう頃だろう」はないだろうと。こっちの性格の悪さに噴いたわ寧ろ。そろそろ紙数も尽きた。続く話は、少なくとも今回の話よりはまともになるかも知れないっつーかこれ以上似たようなネタで引っ張るのも無理くさいので、乞ご期待。ではまた。

 

言い回しの節々がおかしいという意見もチラホラあるけれど、気に(もういい)。


10月20日 「添嫌突破」

 一部名シーンのみを某所でつまみ食いした程度ですので悪しからず。熱く語られても反応するのは無理無茶無謀。

 ふと気がつけば随分と長いお付き合いになりつつあるHTML&CSS&JavaScript・SQL・JSP&サーブレットの複合型である中規模社員検索システムの構築。データベースからの情報取得 or 情報変更を担うクラスファイルの行数も1200を超えた頃、ようやく終焉が近づいて参りました。まだ社員が所属する部署に関しての操作が丸ごと残っているとはいえ、ゼロから作っていた時の苦労とは比になろうはずもなく。てゆーかですね私、一言いわせてください私。

いつもいつも辛いところから手をつける癖をどうにかしろと。

中核を成す検索システム周りの仕様なんて、動作確認を見せて処理と流れについて説明したら「そこまでしなくて良かったのにー。面倒な仕様をわざわざご苦労様」みたいな労いの言葉をかけられる始末。そんなに苦労を買ってまでしたいのかお前は!?(あなたです) ユーザビリティ第一なシステムを構築するのがどれだけキツいか、ユーザーの視点からだと「ちょっとの事でしょ?」で済まされそうな仕様変更とかがどれだけ手間を食うか、身を以って知ったと同時に

やっぱりプログラム組める人間じゃないと上流工程無理だろと再確認。

や、職業としては居るんですよ? プログラムを「まったく」組めなくてもSEやってる方々って。……成功した事例を沢山用意して「これで出来たんだからいけるでしょ」と無責任な台詞を吐いた挙句、ほとんどプログラマ任せで陰口叩かれまくりらしいですけどね(ぼそっ)。閑話休題、さんざ背負わなくていい苦労まで拾いながらここまで漕ぎ着けたシステム構築。ほとんどの時間をバグ処理に費やしているわけですが、その大半が恐らく無駄な時間。実話から一例挙げるとこんな感じ。

・ぬるぽったり期待したとおりの値が取れてない。

 →データベースからデータを取得しているメソッドの見直し、及びSQL文の動作をコマンドプロンプトから確認。

 →何もおかしくねーじゃん! これで動かねーのおかしーじゃん! むがーッ!!

 →実は送信側フォーム名が「F_NAME」なのに「FNAME」で取ろうとしてました。

 →ここまでで軽く数hourに及ぶ時間が経過。

落ち着けって事ですかそうですか。

この課題に入るまではバグの原因なんてクラスファイル内にしかなかった経験上、真っ先にそっちを疑ってしまう癖が悪いのか、変なところでうっかり八兵衛な自分が悪いのか。後者って言わない優しさもあると思うんだ(おい)。逐一挙げていくとキリがありませんが、足止め喰ってウンウン唸っている時の八割が似たような有様です。そしてこんな穴を掘って埋めるが如く地道なデバッグ作業を繰り返すうち、悟る真理。そうだ、プログラミングは

ドリルなんだ。

「俺たちは、一分前の俺たちよりも進化する! 一回転すればほんの少しだが前に進む! それがドリルなんだよ!」

「それこそが滅びへの道……螺旋族の限界に何故気付かん!」

「それは貴様の限界だ! この閉ざされた宇宙で、王様気分で他の生命を封じ込めた、貴様自身の限界に過ぎない! 覚えておけ……このドリルは、この宇宙に風穴を開ける! その穴は、後から続く者の道となる! 倒れていった者の願いと、後から続く者の希望……二つの想いを二重螺旋へと織り込んで、明日へと続く道を掘る! それが、プログラミング!! それが、プログラマ!! 俺のドリルは!! 天を創るドリルだぁぁぁぁぁッ!!!」

とか考えるとちょっとだけ憂さ晴らしになるような気がしなくもない。

現実逃避は作業上、必要不可欠な行動です(大分待て)。


10月22日 「エアーマンが倒せない」

 ♪だから次は絶対勝つために ボクはE缶だけは最後まで取っておく〜♪ 「E缶使う前に残機使えよ」と突っ込んだ人、素直に挙手。

 最終を意味する英文字を冠したスパロボを死んだ魚のような目で黙々と進める作業に嫌気が差したので、発売日に買ったままで未プレイだったPSPソフト「英雄伝説 空の軌跡SC」を始めてみました。今まで手を付けていなかった理由は実に単純明快、己がPSPを某怪物狩りのやりすぎで破壊せしめたマイブラザーに長いこと貸し与えていたからで御座います。前作FCをクリアした去年の7〜8月ぐらいからなので、軽く一年以上貸しっぱなしだったわけですな、うん。

新しく本体を買って私に献上してもいいと思うの。

これがレンタルだったら延滞金でPS3だって買えちゃいますよ!? 要らないけど(おい)。その辺を気にしすぎると生え際がベジータ一直線になりそうな為、あえて黙殺。SC・刻を越えての話を続けますよ? 王道かどうかはさておき、正統派を名乗るに相応しい名作と感じた作品の続編だけに、オラ胸がワクワクしてきたぞとばかりにゲームスタートして直後、難易度の選択が。ちなみに以下が各難易度における書かれたままの姿です。

【イージー】サクサク進める易しいバランスです。時間のない方や初心者向け。

【ノーマル】標準的なバランスです。適度な刺激を楽しみたい方に。

【ハード】やや厳しいバランスです。ノーマルでは物足りない方に。

【ナイトメア】まさに悪夢。各種データを引き継がないと厳しいバランスです。

これがイージーからハードまでならば気にも留めなかったのでしょうが、最後に余計な一文が加えられたことにより、急に何かが引っかかる。具体的にはどれくらい阿鼻叫喚なのかとちょちょいのちょいと検索をかけてみたところ、どうやら2週目以降、もしくは前作の要素をコンプリートした引継データ優待版をお持ちのユーザー以外お断りなモードの模様。一応は前作のデータをコンバートする以上、ノーマルではつまらないかなと思い、折角だから俺はハード以下略してみた数十分後。

あまりにハードル高すぎて噴いた。

こっちのHPが2000と少しだってのに、雑魚が一発で軽く6〜800とか叩き出すとかお前。これが、格差社会! これが、ワーキングプア! SCのハードは!! 容赦のよの字もない難易度だぁぁぁぁぁッ!!!(少し黙れ) いやー、気を抜くと雑魚戦でも簡単に全滅するとは風の噂で耳にしましたが、ここまで酷いとは思わなんだ。チュートリアルとしての役割が強いはずの序章。そのトリに控えしボス戦にて、パターンは違えど結末は同じな無限ループにしばし陥りましたもの。というか、こんな序盤で

レベル上げに勤しむ羽目になるとはよもや夢にも。

戦闘形式は一律ターン制ではなく、キャラクターのSPDによって行動順が回ってくる、単純なコマンド方式のRPGに比べ戦術が重視されるタイプ。加えて、S・RPGを模した距離の概念を有する戦闘フィールド制とあれば、尚のこと勝利の鍵はプレイヤーの技量に委ねられるわけで。委ねられると思います。委ねられるはずなんですけどね? 敗北を喫するまでの軌跡をざっと挙げると……。

・通常時ですらこちらの五割増かそれを超えるスピードを持つ=1.5倍は手番が回ってくるくせに、開幕早々攻撃力とスピードをぶち上げる補助アーツを使う→回復が間に合わずジリ貧オワタ。

・開幕で補助を使わず、大人しく接近→チャーンス! ぼっこぼこに→する間もなくフツーにぼっこぼこにされてオワタ。

・相手は一人。こちらは二人。ならば固まってフルボッコ→する間もなく通常攻撃でありえないほどノックバック→そのまま2回行動で追撃オワタ。

・そもそも通常攻撃で800〜900、チャージで1100前後、五月雨突きで1400前後のダメが来るくせに、こっちはHPが2600〜2700しかないという事実。

・おまけに補助で攻撃力上げる→ダメージ300ほど底上げとか。もうね、バカかと。アホかと。

・こっちの回復アーツは固定で1000しかHPをリカバー出来ません。

・一応HPが2000回復するアイテムもありますが、手持ちは僅かに5個であります。

・2000近いダメージを与えられる攻撃アイテム(びっくりクッキー)もありますが、使い捨てタイプで所持数1個だけという虎の子っぷり。

・Sクラフトという技ゲージを全て消費して行動順を無視していつでも割り込み可能な攻撃手段もありますが、使用後は大幅に行動順が遅れるという副作用あり。

・この辺りでちょっと泣きが入って考えることをやめたくなった。

・正攻法じゃ勝てそうにないし、ちょっと卑怯だけど距離を取って攻撃用アーツでじりじり削って→いこうとしても「敵から離れすぎだ!」とか言いながら距離無視&ダメ1300程度の攻撃を繰り出してくるんです。

・タイム連打も試してみたけど竜巻相手じゃ意味がない。

・諦めずに回復しながら叩いてみるけど、HPが危うくなると向こうも回復行動を取るように。

・こちらが攻撃力上昇補助+現状で一番のダメージを出せるクラフト(技)を使用しても、飛び出る数字はたかだか600前後。

・そんな現状を踏まえた上で、1回行動消費するだけでHPを平然と1000も回復しやがる憎いあんちくしょうをどうにかする妙案を述べなさい。

勿論負けてもOKなイベント戦闘ではありません。

結局最後は到達時よりも1レベル分だけ経験値を稼いだ後で「満身創痍になりながらもHPを残り5分の1程度まで減らす→びっくりクッキー使う→Sクラフトで無理矢理割り込み×2→ゲージ1メモリ分の余裕もないほどギリギリのダメージを与えることに成功」し、辛くも勝利を収めた(某聖闘士のナレーション風に)。いくらなんでもノーマルはここまで酷いってことはないでしょうし、ハードを選んでしまった愚かな人間の自己責任と笑って済ませるのが大人の反応でしょうかね。

スタッフはハードをアブノーマルと解釈してるんじゃないかと懸念しつつ。

ムカムカを遥かに凌ぐほどワクワクするのが困りモノ。ああそうさ! 楽しくて仕方がないよコンチクショー!!(おいおい)


10月23日 「数は見かけによらず」

 他にもハードウェア間のデータ転送速度の違いとかデータ構造とか。確かに知らないと厳しそう。

 つい先日、ソフトウェア開発基礎についての講義にて、プログラマ心得10か条というお話をされました。なんでもスクールでの学習を経て脱「プログラム? それっておいしいの?」を果たすと、プログラム自体は組めてもその基盤となる知識を有していないケースが多いという声を鑑みて、そんなカリキュラムを導入したんだとか。あ、今「また話長くなりそうだなあ」とか思いましたね? 「全力で後ろに向かって前進しようかなあ」とも思いましたね?

ついでに私も連れて行ってください。

毎日ソースコード漬けの生活を送っている弊害なんでしょうかね、文章の肥大化。文学の観点から見た場合、文章は要点を押さえて出来る限り簡潔にまとめるのが美学ってものですが、データはそうでもないのが困り物。勿論綺麗にまとまっているコードと煩雑なコードの違いくらいはあるでしょうし、美しいコードを生成することに魂を燃やす御仁もいらっしゃるとは思いますが、コードというか最終的に実行ファイルを構成する機械語と呼ばれるものは正真正銘

見た目よりも中身重視なナイスガイなので。

これを声高にイデオロギーかの如く唱える輩ほど外見重視だと考えるか、どうか?(聞かれても) 実は今回、これが話したい内容だったりするのです。や、美しいコードとはかくあるべきなんてことを熱く語りたいわけではありませんよ? そんな話題に花を咲かせられるほど綺麗なコードを書けるような腕なんて持ち合わせてませんから。至高と最高のコードを見比べて「ほぅ……」と感嘆の溜息を洩らすなんて

出来るようになってもしたくないような。

はいはい、脱線脱線。本ルートに帰るよー?(誰に言ってる) コンピュータが理解し得る機械語というものは、たった2パターンの電気信号オン・オフの切り替えだけで成り立っていたりします。私たちの日常会話における単語で表現すれば0か1か、白か黒か、行く道はひとつだけ。1ビットにひとつずつオンかオフかが割り当てられ、それを並べてトークンと呼ばれるコードの最小単位=文字やら数字やらを構成してるわけですが、

どんだけ気の長い話なのかと言いたい。

変換後のコードを直視したら夢に出てきてうなされること請け合いだと思うの。見たことないけど(おい)。さて、そんなコードを形作る小さな妖精さんことトークン。これらは基本型と呼ばれ、例えば整数ならbyte・short・int・longのどれか、小数ならfloat・doubleのどちらか、文字ならcharとそれぞれ役割が分かれております。そして数字は最低でも1バイト=8ビットの領域を使用するので、例え示す値が1でも8桁。10でも8桁。100でも8桁。

「じゃ、じゃ私いまコンピュータから見たら無駄に穴開きなん!?」

「いやそういう意味やのうて! なんで照れんねん」

「え!? 私の77、ところどころ0型の穴開いてるんですか!?」

「あ!! ある種そっちの方が!!」

「やから違うて!!」

数字の場合は表現出来る2進数における桁数=利用可能なビット数によって用いる型を変えるわけですが、あくまで表現可能な数域が「拡大」なところが本日のミソ。左から1バイトずつ使用領域が増え、それぞれ−128〜127、−32768〜32767、−2147483648〜2147483647、−約922京〜約922京までの範囲をカバーする、イコール

00000001も0000000000000001も同じ1。

騙されない! コンピュータは見た目では騙されない!(黙れ) プログラムを組む際、意図的にbyteやshortを用いることは少なく、専らintで済ますことが多いと思われる数字。しかしながら、数字が1であろうが1億であろうがintを1つ生成する度に3バイトのメモリ領域を消耗しているということを最低限知っておかないと、上手くメモリ使用量を抑える=メモリ効率の良いプログラムは書けないというお話。そうですよね、実社会にも似たような事例がありますもんね。

二人がけの座席を一人で占拠する中身スカスカな輩とか。

額にnullって書いたら車掌さん辺りが回収してくれませんかね?(無理)


10月26日 「トマトも食べろよ」

 白味噌と赤味噌間における具の相性観念の相違にも通じるものがあるのかないのか。考えたら負けだ。

 3分間クッキング〜。えー、今日は日清さんの看板商品であるカップヌードルのニューカマー、「マンハッタン トマト風クラムチャウダー」を作ってみようかと思います。スタンダードにお湯を入れる他にレンジでチンするという選択肢もあるようですが、私は古い人間なので前者一択。ちなみに兄弟分である「ニューイングランド クリーム風クラムチャウダー」はノーマル過ぎるので却下。うんまあ、

トマトベースのクラムチャウダーも普通に存在してるんですが。

クラムチャウダーをクリームと貝のスープだと考えていた見識の狭さに乾杯しながらも、素直にトマトスープ名乗っちゃいけないんでしょうかと面従腹背してみる私は多分大人気ない。初めて遭遇した時には「クリームベースなはずのクラムチャウダーにトマトってどんなよ」と感じたものですが、既存のレシピとして確立されているものとあれば話は別。少なくとも死地に赴くが如き、常軌を逸脱したgo to Heavenな物体にはならないはずずっ、ずーっ……

それ以前にジャンプ台すらなかったような平凡パンチ。

アーイ! キャーント! フラーーーーーイッ!!(おい) 元々の基盤となる素カップヌードルのスープに「赤いものも入っているが……遠慮しないでください」とトマトを入れて、具に小細工しかけてみただけ風味。特にエスニックでもスパイシーでもない辺りから鑑みるに、正に「好きとか嫌いとかはいい。トマトを食べるんだ」状態としか。評価としては並。つゆだくでもネギだくでもない、単なる並。ただし

貝柱だけは全力で排除する方向で。

「どうだ? うまいか? 貝柱がうまいのか?」

「うん、おいしいよ」

「こんなに赤いのに……開発部はおいしいと言う……」

私の方がおかしいという意見はさておき。

ブイヤベースを好きか否かで勝負が決まるのかも知れません。「トマトを信じる貝を信じろ!!」って方はどうぞ。自己責任で(待てい)。

総合評価:「クラムチャウダーちゃう?」「ちゃうちゃう! クラムチャウダーちゃうんちゃう?」


10月27日 「wish」

 自分一人でなんでも抱え込もうとするのは優しい人。昔、誰かさんがそう言ってました。

 東京都内で8つの病院に救急搬送を断られ続け、胎内に宿る新しい命と引き換えに脳内出血で死亡した一人の女性。現代社会における産科医不足問題を浮き彫りにし、一石を投じた「事件」から三週間あまりが過ぎた今日、最愛の妻を亡くした男性が訴えかけました。「のど元過ぎれば忘れるのではなく、具体的な目標を持って改善に向かってほしい。何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい」と。

 「痛い痛い」と搬送先を探し続けている間も頻りに呻き、ようやく都立墨東病院での受け入れが決まった頃。搬送中の救急車内では既に声もなく、呼びかけに応えて目を開けるのが精一杯。そんな苦痛に悶える姿を目の当たりにしながら、男性はやりきれない思いを抱えていました。「こんなに医療が発展している東京で、どうして受け入れてもらえないのか」。

 尋常ではなく緊急を要する容態。それを伝えていたにもかかわらず、願い虚しく、ただ時だけが過ぎ行く。「伝わらないはずはないと思うが、誰も責める気はない」と男性は言い、最初に断りながらも最終的には受け入れを認めた病院側の当直医に対しても「傷ついて辞めるようなことになったら意味がない。絶対辞めないでほしい」と告げた。「医師も看護士も本当に良くしてくれた。彼らが傷つかないようにしてほしい」とも。

 彼の志が立派だとか、責任の擦り付け合いをするだけの政治家連中は爪の垢を煎じて飲めだとか、そんな言ってしまえばありきたりな言葉をかけたいわけでも、まして代わりに怒号を発したいわけでもなく。ただ、これだけは伝えたいと思い、筆を執った次第です。「誰も責める気はない」と仰った貴方。事実から目を背けず、現実を見据え、前を見て、これより先に同じ悲劇を繰り返させまいと願う貴方。

貴方も自分を責めないで。

忘れないでください、幸せだったことを。大事にしてください、御自分を。その腕に抱いた小さな息吹を。暖かな想い出を。


10月29日 「きっとマスカット」

 異名は「ブドウの女王」。誰だ、そんな罰ゲームライクなあだ名の名付け親。

 自分でも訝しむ程度には更新頻度が高まっていたりする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。別にやる気に満ちて熱血しているというわけではありませんので過度の期待と直射日光は避けて保管して貰いたいと願って止まないメタトロンです。謂わばこれは自然の摂理。秋のうちにせっせと食料(話数)を貯めておいて、厳しい寒さの中をぬくぬく冬眠して過ごすための本能に他ならぬ。

そのまま永眠って可能性もありつつ。

継続条件が「人生の春が来ない限り」だったら永続ループ極まりないんですもの。我が辞書にそんなスイーツな文字はない!(おい) これから就こうとする職種が職種だけに、朝もはよから日付変わるまで忍の一文字だった某黒歴史時代とはいかないまでも、運が悪ければ就業時間だけは酷似する可能性がなきにしも非ずですからねえ。気分が程よく重くなってきたところで、ちょっとブレイク。have a KitKat「マスカット・オブ・アレキサンドリア」にて

って無駄に長ーよブドウの名前。

しかもそれだけでは飽き足らず、パッケージ正面では頭に「厳選された」なんて言葉まで戴いている始末。そんなに安く買い叩いた売り物にならないようなフルーツ自慢を(以下、検閲削除)。果物は季節の旬を感じさせるに相応しい媒体だけに、お菓子にブドウが用いられるのはまあ納得。しかしながら、どうにもこうにもチョコと結び付けるための接点が見つからぬ。主に味の面で。ワインとかならまだしも、素でブドウを混ぜると言われてもぐさくもふもふ……

メロンの出来損ないに一票。

……うん、嗅覚をフル回転させれば辛うじてブドウっつーかマスカット。あと後味も微妙にはそれっぽい。けど、けどね? 一味足りないメロンというか、道を間違ってメロンになりたくてもなれなかった醜いマスカットの子っていうか(色々待てい)。季節の贅沢な味わいと公言するだけのことはある芳醇さと、ふくよかなのにしつこくはない、爽やかな甘さ……単純にお菓子としてみれば上出来です。寧ろ花丸あげちゃう。でもあんまりマスカットらしくはないのでマイナス50点。

人間が小さいとか言うな。

恒例の冗談はさておくとして(冗談なのか)、ややブドウらしからぬ品では御座いますが、そこにこだわらなければ安心してオススメ出来る、否、オススメしたい一品だと思います。興味のある方は是非お試しあれ。

総合評価:たまには素直に褒めてあげてもいいと思うの。


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充分冷やかした方はこちら。ICON2117.GIF