平成21年8月分はこちら。鋭意夏バテ中。


8月7日 「やいびーん?」

 沖縄産のぬちまーすを使っているらしいです。理解不能な名詞多いな、めんそーれ沖縄。

 灼熱の日差しと暴虐の化身が如き豪雨が入り乱れる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。周りでやたらと夏風邪が蔓延しているのにバテてる程度で無事に済んでいるのが微妙に物足りなく感じるお年頃なメタトロンです。や、病床に臥したいわけではないので勘違いなさらぬよう。調子が良くないのは確かなんですが、そんなのは最早日常茶飯事ですからねえ。頭が痛かろうが、吐き気を催そうが、眩暈がして世界が回ろうが、なんてことのない平凡な風景。

少なくとも私の職場内では。

気力があれば体調不良は割とどうとでもなるものです。逆もまた然り。同期君の魚の死んだような眼はどうにかならないものかと溜息一つついたところで、本日のお菓子タイムに突入。いつもとは若干趣向を変えて、今回は季節限定物や洋菓子ではなく、普通の和菓子で攻めてみたいと思います。杉本屋製菓株式会社さんが魂を込めて作ったかも知れない厚切りってゆーか一口羊羹、その名も「塩ようかん」!!

全然普通じゃなかった件。

嘘八百並び立てたのはこの口かッ!! この口なんだなッ!?(落ち着け) チョコやアイスだけじゃなかったんですね、塩ブーム。終息気味を通り越して定番化している節もあるので、一過性のブームでは既にないのかも知れませんが。確かに適量の塩は甘さを引き立てます。古来より和菓子にもこっそり盛られ……もとい、隠し味として用いられていることでしょう。それが表面化しただけのこととはいえ、黒子にスポットライトを当てるような蛮行を許してもちゃもちゃ……

とても形容しがたい味が此処に降臨。

ワタクシ、また嘘をつきました。まったくもって甘さが引き立ってねぇ!! てゆーかこれ私のせいじゃないよね!? ね!?(聞かれても) 味としては正しく塩+羊羹。それ以上でも以下でもないのは間違いなく。だがしかし、予想していた味とは何かが違う。寧ろ別物といった方が早いくらいに。塩を加えて味に変化をもたらしたというより、単純に足し算しただけって感じなんですよね、どうも。この説明だけではよく分からないという方は、

食ってみれば同じ気持ちが芽生えると思いまス。

言葉では伝えきれないものがある。メタ覚えた(覚えんでいい)。

総合評価:ようかんあいびらん。


8月14日 「烈火の先に」

 最高クラスの漫画だと思います。ビバ、ハガレン。

「……なんだろうな、この状況は。年下の先輩を落ち込ませ、私を敵と思っていた社員の面子を潰し、同僚の精神を蝕んでしまった」

てめえら大馬鹿者だ。

本当にもう、心の底から問いたいですよ。なんなんだこの状況は。あまりにも意味不明だと思いますので端的に申し上げますと、職場でのこの問題がまだ尾を引いているどころか、遂に実害まで出てしまったというわけなのです。その入れ子騒動以外にも色々と問題はありますが、全てのミスは検品作業に通ず。ええまあ、先に述べた中で年下の先輩は仕方ない。いきなり違うフロアで慣れない作業に従事させられたわけですから、まだ情状酌量の余地はあります。ですが、

後の二人はいったい何度目のミスなのかと。

もうね、いい加減にしといてくださいいやマジで。怒られても怒られても「なんで怒られなきゃいけないんだ」としか考えていないことが明白な憮然とした態度や、「今回は自分のミスじゃないから関係ないや」という戯けた楽観主義。そして何よりも、失敗から何一つ学ぼうとせず、幾度となく同じことを繰り返すその学習能力と責任感の欠如っぷりが信じられません。よく「辞めたい」「もう限界」とかぼやいてますが、はっきり言っていいですか?

何処に行ったって扱いは変わらねぇよ絶対に。

譲れない一線を履き違えるな。為すべきことすら出来てない上でのこだわりなんざ、プライドでも何でもない。……恥ずかしくないのかね、同期の人間や、経験も立場も自分より遥かに下の人間に、ミスを立て続けに指摘されて(嘆息)。思わず愚痴ってしまいました、すいません。ここからはお菓子のターン! というわけで、本日ご用意しましたのはこちら! 全国6地区限定プリッツのうちのひとつ! 「中部地区限定 小倉トースト味 名古屋スイーツ」だッ!!

甘味なのに渋面とはこれ如何に。

や、確かにポピュラーなんですけどね小倉系。サンドイッチの具としても挟まれまくりんぐですとも、ええ。だからといって地区を代表しての逸材とまでいえるかどうかは……味噌煮込みとかエビフライをチョイスされるよりはマシか、まだ。うむ!! よし!!(何が) まあ、近畿地区の「ねぎ焼き味」や(ぺりぺり)中四国地区の「鯛の塩焼味」に比べれば(ぴりぴり)危険度という意味においてはいっぽりぽり……

そこまで甘くなかった。

「芸術的プリッツと芸術的小倉とのコラボレーション! エクセレント アンド エレガント!!!」とでも言ってもらえると思ったのか貴様ぁぁぁッ!!(落ち着け) 現実も甘くなかったが、それ以上にプリッツが甘くなさすぎた。匂いから連想させられる味とは程遠い、砂糖と間違えて塩をぶち込んだかと思えるほどの残酷な小豆のパサパサ感。辛いとまでは言わないが、どれだけ贔屓目に見てもスイーツとは言い難い。

「原則に縛られずに可能性を求めるのも人類の進歩には必要だと思うよ?」

そんな暴走の果てに出来たオイシイ一品がこちら。

見た目と味が一致しないのはまだしも、匂いと味が合っていないのは何度経験しても慣れません。……全国で発売してくれないかな、これ。真実の戸惑いを、広く世に伝えるために(やめい)。

総合評価:私の視界から消え失せろ!! 名古屋スイーツ!!


8月15日 「共に、友に」

拝啓

 よりによってお盆にピンポイントで来訪とか、どれだけ狙い澄ましているのかと。これじゃあ無事に成仏したのかそうでないのかよく分からないではないですか、まったくもう。……あー、はいはい。文句とか憎まれ口叩いたりだとか、貴女を逆に喜ばせるだけですよね。寧ろあれか、此処は天邪鬼の本懐を投げ捨てて「逢いに来てくれて嬉しかったです」とでも言えば……うん無理。素面じゃ絶対言えません。

 ふと思ったのですが、これとかこれとかのごく一部を除けば、眠りの中で貴女と過ごす時間は在りし日の光景そのものと言っても過言ではないほど、正しく「いつもの風景」だったりするんですよねえ。昨晩もそう。印象に残らないほど、他愛のない話をして、笑いあって、いつの間にやら結構な時間が経過していて。私の記憶の中にある断片がそれだけだからなのか、それとも「特別ではない」日常が、貴女が何より望んだものだからなのか。

 何をしていても時間は過ぎていく。一分一秒は誰にも等しく訪れ、等しく戻ることもない。時は無限だとしても、人に許された時間には限りがある。眼に見えざる有限の代価を支払い、心の中にだけ存在を許される「想い出」を得たこと。他人(ひと)より、私より、短い距離を一所懸命に走り抜けた貴女だからこそ、尋ねてみたくなる。――楽しかったですか? 大切な時間を犠牲にしてまで、話すほどの価値が私と過ごした時間にありましたか?

 ……などと聞いたらまた無言で脅されるどころか、尻尾噛みつき&引っかき&ネコキックコンボが炸裂しますよね。すいません、マジすいません。実際、幾度となく繰り返してきたやり取りだけに、答えも分かりきってはいるのですが。「本当に聞くとかどんだけデリカシーないんだコイツ」という外野の至極真っ当な指摘はさておき、やっぱり気にはなるのですよ。……幸せになって欲しかった人だから。

 らしくない台詞を吐いてますが、お盆プレゼントかお盆玉とでも思っておいてください。クリスマスや年末年始は枕元に立たないでしょうし、それ以前に疲労困憊して泥のように眠っている可能性が非常に高いため、前貸ししておきます。なのでもし、該当の日に来られても贈り物は御座いませんので……あ、勝手に尻尾切って持って帰るのも禁止ね。はいそこ、舌打ちしない。

 次がいつになるかは定かではありませんけれども、定型句なので言っておきましょうか。また来年。どうせいつものように「そんなこと言わなくていいの」と窘められるだけなので、ありがとうは言わないでおきます。……こら、笑うな。しかも嬉しそうに。ったく……じゃあ、またね。

敬具

曰く、「しっぽつやつやの黒猫」より


8月21日 「勝ち負け以前の問題」

 賞賛したくなるような敗北を喫する機会もめっきり減りました。潮時かな、そろそろ。

 多くのスポーツに関心のない私が嬉々として観戦する数少ない球技、それがバレー。本日の日本対オランダ戦も素晴らしい試合……もとい、仕合でした。ルールに縛られたスポーツという枠を超え、己と己の信じる仲間、そして相手が全ての力と技を出し合う。これを真剣勝負といわずして何というのか。それにしても、何故バレーはこうまで凍えた心さえ熱くさせるほどの魅力を持つのやら。そう考えてみた三秒後、意外にあっさりと答えは出ました。

逃げ場がないんだこの闘いには。

や、決して私が固有スキルに背水の陣持ってるからとか、ピンチ大好きなマゾヒストだからとかそういうわけではないので勘違いしないように。あえて否定はしないがな!(しろよ) 例えば野球には強打者に対しては敬遠するという選択がありますし、サッカーなどの球技にも時間稼ぎのボール回しなど、故意に勝負を避けるための手段があります。だがしかし、バレーにはそれがない。そりゃあ苦しくったって悲しくったってコートの中では平気になるよなあと思いつつ、

このネタが通じるのはいつまでなのかと危機感を覚えたり。

大丈夫! まだ大丈夫!(何が) 一度サーブを打ち出したが最後、その瞬間からボールが床にワンバウンドするまで、一瞬たりとも気の休まる時間はなく。交錯するそれぞれの想い、せめぎ合う心と心、火花を散らす気迫と気迫。作戦や読み合いはあっても、そこにプライドを捨ててでも勝ちを拾いにいくという後ろ向きな考えは一切存在しない。成る程、道理で闘いに見惚れ、心の底から健闘を称えたくなるわけだ。その精神たるや正に天晴れ。見習って欲しいものです、

ガン待ち一択なケンと春麗しか使わない類の輩に。

……あのさあ、何が楽しくて乱入してくるの? 勝ちたいだけなら家に篭ってCOM相手に俺TUEEEEE!! してればいいと思うよ。


8月22日 「あんまなー」

 期待いっぱい胸いっぱいでハードルを上げすぎ、理想と現実のギャップに落胆するのが本来の意味。がっかりハンパないな。

 「ゲテモノ好きのお兄にお土産ー」

そんな台詞と共にお菓子が手渡されました。正確にはマイシスターが何処かへ行ってきたお土産ではなく、マイシスターの友人のお土産のお裾分けなのですが。あ、ちなみにお兄は「おにい」と読みますので悪しからず。「あにい」じゃないからね!(意味不明) 程よくグデグデになったところで、本題に入ると致しましょうか。妹気味君より譲り受けたお菓子はこちら。本家西尾八ッ橋、「あんなまチョコバナナ」ーッ!!

だから八ッ橋嫌いだって言ってんだろ。

ゲテモノ好きという暴言は捨て置けても、そこは譲れん!(落ち着け) そもにしてニッキがそこまで好きではないことも関係しているのでしょうが、どうしてここまで八ッ橋を嫌悪するのか。本人に聞いても分からない(おい)。だがしかし、くれた物を食さないのは仁義に悖る。これまでに何回かやらかした事実はぽっぽないないしながら、徐に袋を開けてみるテスト(ぺりぺり)。

これ八ッ橋ちゃう。

ニッキの匂いのしない八ッ橋なんて! 八ッ橋なんてッ!!(だから落ち着け) 鼻腔をくすぐるのはわらび餅っぽいそれと、あとバナナとバナナとバナナとちょこっとチョコ。開封と同時に部屋を蹂躙するような物ではなく、鼻を近づけてやっと認識出来るほど控え目な大和撫子ライクながら、スメル成分的には多分前述な感じ。んー、これなら八ッ橋が不倶戴天の敵な私でも気軽につまめるかもちゃもちゃ……

やっぱ八ッ橋じゃねぇ。

俺の宿敵であるお前はッ!! こんな万人に愛されるようなヤツじゃなかったはずだッ!! 正気に戻れーッ!!(お前がな) 面影は掴んだ手に僅かに残る微かな芳香の中にのみ在り、それすらも風に流され消えゆく定め。あんとバナナをミックスした物体を和菓子特有のもっちゃりした皮で包みました。これ以外になんも言えねぇ。それ程にありふれたセーフライン上のお菓子といった評価を下すと同時に、

「名物に面白い物なし」を再確認。

言葉が微妙に違う? 気にしない気にしない(しろよ)。

総合評価:毎度の土産。


過去の足跡へ。ICON2119.GIF

充分冷やかした方はこちら。ICON2117.GIF