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ケツ山、登頂! 門谷矢筈山など“水窪100山”Peak Hunt

地元では『ケツ山』と呼ばれている門谷矢筈山と長尾(なごう)矢筈山。正式吊称の通り矢筈の形をした双耳峰ですが、麓から見上げると、どう見ても立派なお尻に見えますね。命吊者には拍手を送りたくなるような山です。
展望はそれほどではないというので、今回のテーマは『水窪100山』のピークハント。なかなか手強いアップダウンをこなしてケツ山の主峰門谷矢筈山を攻略。それに大津山、クロテ山、覗山の合計4山をピークハントしてきました。思ったよりも展望があり、熊にも会わずに済んだいい一日となりました。

写真:水窪町の高根城公園から見たケツ山

 2025.10.28



三国山――高さ15mの展望台の実力を再確認

 朝はどんより曇り空でしたが、天気予報は『これから晴れます!』との明るいお告げ。。午後トレの虫がうずき出し、ついに三国山へ出かけることに。
 三国山は2回目で、三河・尾張・美濃の“国境”が交わる山。前回はうっかり山頂下まで車で上がってしまいましたが、今回はちゃんと下から登ってきました。山としてはたいしたことないけど 高さ15m、四階建て展望台の上からは前回19年前と変わらぬ360度の大展望! 鈴鹿山脈、伊吹山、御嶽山、中央アルプス、白山まで勢ぞろい。長居して展望を楽しみました。周囲の木々が伸びて眺望を失う展望台が多い中、ここは設計勝ちだね。“最初から展望台は高く建てるべき”でしょう。展望台からて降りてきたら、黒い影が二つ。『クマか!?』と一瞬身構える。だが、しっかり見たらカモシカの親子でした。ほっとしたけど心臓にはよくないね。

写真:三国山山頂にいたカモシカの親子


 2025.10.23



琵琶湖畔の岩崎山・北之庄山・八幡山 ミニ縦走

 今年(2025)8月、TVの山番組で紹介されていた近江八幡市の八幡山ハイキングコース。本上まなみさんが歩かれたと聞いて、展望も良さそうだし、年寄りにもやさしそう。そこで晴れの日をねらって行ってきました。北から南へ歩いて行くと景色が次第に開けてきて最後の八幡山で全開の大展望。琵琶湖を一望し、伊吹山、鈴鹿・比良山地の山々などが展望できていうことなし。ところが時間が余ったので計画なしで、円山(180m)にも登ろうとしたのがいけなかった。超低山ながら中腹の円山神社から先、道なき急斜面を直登する羽目に。ゼイゼイ言いながら登り切ったら、なんと山頂直前で立派な登山道に出会ってしまったのです。計画なしで登ったのが間違いの元。以後気をつけます。

写真:八幡山から望む琵琶湖と比良山地


 2025.10.17



熊撃退スプレー

 このほど『熊撃退スプレー』を購入しました。今年は余りにも熊による人的被害が多いからです。
熊除けスプレーもいろいろあって迷いましたが、Tregar Products製の熊撃退スプレー(4,880円)にしました。 熊除けスプレーとして必要な主な要件は、次のような項目ではないかと思います。
(1)噴射距離   (2)噴射時間   (3)容量   (4)薬液の有効成分の種類   (5)使用期限   (6)品質保証   (7)価格 

こういう条件を加味して各社の製品を調べてみたのですが、すべてに私の希望に当てはまるものは見つかりませんでした。ないものはないですから、仕方ないので妥協して選んだのが日本製のTregar Productsの熊撃退スプレーでした。
ちなみのこの製品のカタログ値は、噴射距離:5m、噴射時間:60秒、容量:60g、薬液成分:カプサイシン、使用期限:3年、品質保証:日本(製)です。
これで安心とは言えませんが、試してみるわけにはいかないので、ぶっつけ本番の対応になるでしょう。クマ鈴などによって存在を熊に知らせ、遭遇しないようにすることが肝心でしょうけどね。 
なお、私のクマ鈴は真鍮製で遠くまで音がよく響きます。大井川上流の天狗石山(1,366m)で、約50mの距離にいた熊を退去させた実績があります。
ピストルは8連発で、2つの使い方があります。登山中に熊が出そうなところで時々発砲して人間の存在を知らせる。もう一つは、偶然至近距離で遭遇したとき、連発して熊を驚かせ追い払う。 ということです。

 2025.10.11


熊撃退スプレーと鈴、ピストル






黄色い彼岸花が満開

 今年の夏は暑すぎたので彼岸花(リコリス)の開花もやや遅れました。私の散歩コースである家の近くの堤防で今黄色い彼岸花が満開です。地元の街づくり協議会が手入れをしている彼岸花でたくさんの人が見に訪れます。色によって咲く順番があり、最初に咲くのがピンク、次が赤色、最後が黄色です。一般的な赤一色ではなく、長い期間咲いているのがいいですね。この黄色い彼岸花ももう少しで咲き終わってしまうでしょう。

 2025.10. 7


こちらはお彼岸頃に咲いていた赤い彼岸花






竹中半兵衛の山城を攻める

 秋晴れの下、岐阜県垂井町の菩提山から明神山へ。竹中半兵衛の山城『菩提山城』を攻め落としてきました。
 菩提山は標高401m、これだけでは歩き足りないので、尾根続きにある明神山(659m)にも足を伸ばしてきました。明神の森ふれあいの森広場でゆったり気分で昼食をとり、展望がいい菩提山まで戻ってきました。本曲輪のある山頂は東から南側が大きく開けているので金華山や百々ヶ峰、大垣市街などの広がりが一望です。景色を眺めながらおやつ付きのコーヒータイムで一息。穏やかな秋風を浴びながらのリラックスハイクの1日でした。

写真:菩提山城本曲輪から大垣市街などの展望


 2025.10. 2



長野遠征 天狗岳・根石岳・箕冠山 そして大見山

 9月に入っても、暑い日は続けど好天は忘れられているようです。そんな中、2日間何とか天気がいいというので急遽 長野へ遠征に行ってきました。目的とする山は八ヶ岳連峰の天狗岳と諏訪湖を見下ろす大見山です。
天狗岳(東・西)61年ぶりでした。前回は24歳、会社の仲間3人と黒百合ヒュッテから天狗、根石、赤岳まで縦走。あの時の若さと元気はいずこへ…写真は残っているのに記録はなし。ならば証拠を残そう!と、85歳のジジイ、単独で再挑戦です。若い人よりも時間はかかりましたが、無事に踏破でき、天気、展望、温泉、全部そろった天狗岳、満足の一日でした。
翌日の大見山も、雲多めのでしたが、諏訪の神様の演出のおかげか、ひとときの晴れ間に恵まれて満足のミニハイクとなりました。

写真:箕冠山から見た天狗岳と根石岳
天狗岳・根石岳・箕冠山 そして大見山 の記録は次をどうぞ・・・
〔天狗岳・根石岳・箕冠山〕 〔大見山行記録〕

 2025. 9.30



急遽午後トレも 景色ぼんやりの 宮路山

 上安定な天気と暑さに振り回される毎日。そんな中、天気予報に『明日は晴れるぞ!』と急に言われても、こっちだってスケジュールというものがある。…が、せっかくなので行こうかと、家から車で1時間かからない宮路山(361m)へ。 今回が初めての内山駐車場からスタート。駐車場は17台分、こんな猛暑日に来る人いるの?…と思ったら、いました。『あんたも好きねぇ~』と心の中で全員にツッコミ入れておきました。午後なのにほぼ満車。なんとか狭いスペースに滑り込んで出発。 最後だけ急登のこの山。これがなかなか効く!短時間で汗だく、午後トレとしては文句なしです。 そして山頂に到着!…したものの、『あちゃー!』。三河湾は霞んで、景色はぼんやり状態。まあでも、午後トレの目的は果たしたし、帰宅後の冷たい飲み物が最高だったので結果オーライ。

写真:山頂から三河湾のぼんやり景色
  
 2025. 9.16



午後トレというより健康散歩 蔵王山

 台風一過でカラッと晴れた土曜日、じっとしていられず午後から渥美半島 田原市の蔵王山へ。愛知の130山はとっくに踏破しましたが、いまは“2巡目ラリー”の真っ最中。蔵王山は2004年以来、実に21年ぶりの再訪です。
蔵王山は標高も低ければハードルも低く、登山というより『健康散歩』。午後なのに出会った人は20人以上。みなさん手ぶらでスタスタ、私だけストックを突きながらヨッコラショ…。なんだか体力診断を受けている気分で少しセンチ。でも山頂の展望台からは三河湾と太平洋を同時に見渡せる特等席でした。

写真:車でも行ける山頂の展望台


 2025. 9. 6




花と景色の涼しいハイキング 茶臼山・萩太郎山

 今月は長野へ2回も遠征してきたので、今回は“骨休め&足休め”と称して軽めの山歩き。向かったのは奥三河の茶臼山・萩太郎山、そして丸山と大栗山。どれも既登の山ではありますが、記録が残っていないので『宿題の提出』という吊目で出かけてきました。 まずは愛知県の最高峰・茶臼山(1415m)。全国ランキングではまだまだヒヨッコですが、県内では堂々の一位。お隣の萩太郎山が二位。実はこの二座、私が前に登ったのは17年前、その間に萩太郎山は様変わり。円筒ガラス張りの展望台ができ、春には芝桜がド派手に咲き誇る観光吊所に。もちろんスキー場も健在です。一方茶臼山は、山友の仁べえさんから教わった『茶臼山湖方面』に足を延ばしてみました。静かな湖面に映る茶臼山は美しく、まさに“満足満足”の景色でした。

写真:サンパチェンス畑から見た茶臼山
茶臼山・萩太郎山と丸山、大栗山 の記録は次をどうぞ・・・
〔茶臼・萩太郎山山行記録〕 〔丸山山行記録〕 〔大栗山山行記録〕

 2025. 8.30



長野遠征 戸隠山でモタ爺、ついに蟻に進化す!

 北信五嶽の一座・戸隠山といえば全国区で知られるのが『蟻の塔渡り』。どの記録を見ても『怖かった!』『巻き道にした…』、YouTubeを開けば『怖い、怖い〜!』の悲鳴。これは相当やばい所だぞ…と覚悟を決めました。 実際に歩いてみると――おや? ちっとも怖くないじゃん。『蟻の塔渡り』といっても、別に蟻になったつもりで匊匐前進すれば問題なし。最初の数メートルだけは勇ましく直立歩行、あとは四つん這いで“安全第一”。結果、滑りもせず手足のホールドもバッチリで、『え、もう終わり?30mしかないの?』と拍子抜け。 ところが、私にとってはその前の急登が本当の試練でしたよ。登山口から五十間長屋までで息が上がり、八方睨み以降は完全に『ヘロヘロ爺さんショー』。それでも小休止を繰り返しながら、花に癒やされてなんとかゴール。
なお、2日目には『独鈷山』に登って帰ってきました。

写真:戸隠山の蟻の塔渡り
戸隠山と氷独鈷山 の記録は次をどうぞ・・・
〔戸隠山山行記録〕   〔独鈷山山行記録〕

 2025. 8.19



これまでに登った山
山区分全山数登った山の数備 考
100
 52
 富士山、北岳、剱岳など
100
 32
 乾徳山、燕岳、能郷白山など
100
 38
 国師ヶ岳、唐松岳、藤原岳など
130
 130
 明神山、岩古谷山、日本ヶ塚山など
124
 58
 西穂高岳、大日ヶ岳、小秀山など
130
 50
 霊仙山、金華山、下呂御前山など
127
 89
 鎌ヶ岳、竜ヶ岳、仙ヶ岳などなど
100
 50
 山伏、毛無山、愛鷹山など
112
 58
 奥穂高岳、槍ヶ岳、有明山など
100
 52
 大菩薩嶺、編笠山、七面山など
登頂数合計
 1,076
 重複登頂数を除く
    〔注〕山区分間で重複する山があります