Quilt Garden

大文字山 ―― 京都観光おまけ付きハイキング

 晴天となった土曜の午後、ちょっとした用事のついでに勅使池から二村山へ歩いてきました。場所は吊古屋市の東外れ、豊明市。まずは勅使池を取り巻く水辺公園の散策路へ。これがまた想像以上に立派で、ランナー、散策、ウォーカー、バードウォッチャーと人がわんさか。二村山は標高たった72mとは思えぬ360度ビュー。やや霞んでいましたが御嶽山や恵那山も見えて、小さな山のくせにやる気満々の展望でした。下山して池の西側を周回。北端の人道橋まで来ると、立派な望遠レンズの砲列が橋の中央を占拠。これは何かいるぞ…と近づいたら、いました、カワセミ。しかも私にとっては人生初遭遇。短いウォーキングでしたが、思いがけない初対面のご褒美もあり、良い午後を過ごすことができました。

写真:初めて出会ったカワセミ


 2025.12. 6



大文字山 ―― 京都観光おまけ付きハイキング

 山歩きにも観光にも絶好の季節。“このあと急に寒くなるよ”と天気予報に脅され、ならば今のうちと京都の大文字山へ行ってきました。 序盤の諸羽山まではそれなりの急登でしたが、その後は年寄りにはたまらない緩やかな稜線を進んで大文字山に到着。驚いたことに山頂は東の高尾山並みの大盛況。大文字の火床からも愛宕山方面がドーンと広がる大展望。びっくりするほど長~い直線階段を急降下したあとは秋の京都観光。どこも紅葉真っ盛りでしたが、永観堂・南禅寺など拝観行列と車の渋滞は想定以上。しかし、歩いて回るには支障はなく、初めての琵琶湖疎水やインクラインにも立寄ることができました。何十年ぶりかの京都観光にも満足したハイキングでした。

写真:大文字 火床の中心


 2025.11.30



能登ヶ峰 展望良好なれどススキ・アセビの迷路あり

 長野や岐阜への遠出が続いたので、今回は家から2時間くらいで行ける山に回帰。選んだのは鈴鹿50座の一つ滋賀県の能登ヶ峰。登りやすい山でしたが展望のいい鹿の楽園一帯は鹿でも迷いそうなススキとアセビの迷路。長年の勘とGPS頼みでクリアし鈴鹿の山々の展望を楽しんできました。
能登ヶ峰の登頂で残りの鈴鹿50座は12座となりました。といっても、全山踏破に固執してはいないので、無理はぜず、登れるときに登れたらいいと思っています。

写真:鹿の楽園から御在所岳・鎌ヶ岳など鈴鹿中部を望む


 2025.11.23



10年越しに山行決断 天蓋山

 長年 “行こう 行こう”と思いながら、なかなか腰が上がらなかった天蓋山。10年以上も温め続けた計画を、ついに実行に移しました。とはいえ、片道250km・約5時間のアクセスは、なかなかのハードル。高速料金が割引になる土曜日、天気も上々とくれば…「今しかない!《と勢いで日帰り決行です。
結果、剱岳こそ雲の中でしたが、立山、薬師岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、そして白山や富山の街まで見渡せるという掛け値なし360度の大展望。 山頂では10人くらい居合わせた方々と山談義に花を咲かせ、贅沢な1時間を満喫。 いやはや、噂に違わぬ天蓋山。“いい山”です。

写真:天蓋山から薬師岳、黒部五郎岳、などの眺望


 2025.11.15



ミカンの収穫

 ミカンを収穫しました。昨年は200個以上生った豊作でしたが今年はその反動の裏作。
それでも全部で64個とれたのでまずまずだったと思います。たった1本だけですがわが家の庭に来て20年以上。はじめのころの実の味ははまだ若いなあという感じでしたが、今や働き盛りのいい味を出しています。よく知られた産地のミカンよりもわが家のミカンの方がおいしいと思うのはえこひいきかも知れませんけどね。


 2025.11.12







小川路峠 消える国道と秋色街道を歩く

 小川路峠(1,642m)は、かつて遠山谷と伊那谷を結び、秋葉信仰の道として賑わった峠。紅葉がきれいだと聞いて行ってきました。
アプローチは国道256号線なのですが、林道みたいなのに国道256号線の標識を見つけて“おっ”と思ったのも束の間、道はどんどん細くなり、最後はゲートで行き止まり。どうやらここから先は“消える国道”らしいのです。林道のような未舗装路を歩きながら、『国道ってどこまでが国道なんだ?』と首をかしげつつ、朝日に輝く紅葉に見とれました。庭園の紅葉も見事ですが、私はやっぱり自然林の紅葉派。飾らない山の色づきがいちばん心にしみます。
三十三観音と歴史あるの道を歩いて登りきった小川時峠からは中央アルプスと雪をかぶった南アルプスが一望でき、紅葉に癒やされながら長距離コースを歩いて来られて良かったです。

写真:南アルプス北岳(左)と間ノ岳を望む
  
 2025.11.7



ケツ山、登頂! 門谷矢筈山など“水窪100山”Peak Hunt

地元では『ケツ山』と呼ばれている門谷矢筈山と長尾(なごう)矢筈山。正式吊称の通り矢筈の形をした双耳峰ですが、麓から見上げると、どう見ても立派なお尻に見えますね。命吊者には拍手を送りたくなるような山です。
展望はそれほどではないというので、今回のテーマは『水窪100山』のピークハント。なかなか手強いアップダウンをこなしてケツ山の主峰門谷矢筈山を攻略。それに大津山、クロテ山、覗山の合計4山をピークハントしてきました。思ったよりも展望があり、熊にも会わずに済んだいい一日となりました。

写真:水窪町の高根城公園から見たケツ山

 2025.10.28



三国山――高さ15mの展望台の実力を再確認

 朝はどんより曇り空でしたが、天気予報は『これから晴れます!』との明るいお告げ。。午後トレの虫がうずき出し、ついに三国山へ出かけることに。
 三国山は2回目で、三河・尾張・美濃の“国境”が交わる山。前回はうっかり山頂下まで車で上がってしまいましたが、今回はちゃんと下から登ってきました。山としてはたいしたことないけど 高さ15m、四階建て展望台の上からは前回19年前と変わらぬ360度の大展望! 鈴鹿山脈、伊吹山、御嶽山、中央アルプス、白山まで勢ぞろい。長居して展望を楽しみました。周囲の木々が伸びて眺望を失う展望台が多い中、ここは設計勝ちだね。“最初から展望台は高く建てるべき”でしょう。展望台からて降りてきたら、黒い影が二つ。『クマか!?』と一瞬身構える。だが、しっかり見たらカモシカの親子でした。ほっとしたけど心臓にはよくないね。

写真:三国山山頂にいたカモシカの親子


 2025.10.23



これまでに登った山
山区分全山数登った山の数備 考
100
 52
 富士山、北岳、剱岳など
100
 32
 乾徳山、燕岳、能郷白山など
100
 38
 国師ヶ岳、唐松岳、藤原岳など
130
 130
 明神山、岩古谷山、日本ヶ塚山など
124
 58
 西穂高岳、大日ヶ岳、小秀山など
130
 50
 霊仙山、金華山、下呂御前山など
127
 89
 鎌ヶ岳、竜ヶ岳、仙ヶ岳などなど
100
 50
 山伏、毛無山、愛鷹山など
112
 58
 奥穂高岳、槍ヶ岳、有明山など
100
 52
 大菩薩嶺、編笠山、七面山など
登頂数合計
 1,086
 重複登頂数を除く
    〔注〕山区分間で重複する山があります