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三ッ瀬 明神山


明神山マップ 明神山 (みょうじんやま):1,016m  

◆所在地:愛知県新城市、東栄町
◆山行日:2018年 8月30日(木)
◆メンバー:単独

〔登山コース〕
乳岩登山口駐車場―(15分)→乳岩分岐―(50分)→渡渉点(休憩10分)―(10分)→鬼岩(休憩5分) ―(10分)→鬼岩乗越―(10分)→これより胸突八丁―(30分)→胸突八丁の頭 ―(10分)→六合目(休憩10分)―(30分)→馬の背岩―(10分)→九合目―(10分)→明神山山頂(休憩55分) ―(30分)→六合目(休憩5分)―(5分)→胸突八丁の頭―(15分)→これより胸突八丁―(10分)→鬼岩乗越(休憩5分) ―(10分)→鬼岩―(5分)→渡渉点(休憩10分)―(30分)→乳岩分岐―(25分)→乳岩通天門(休憩5分) ―(10分)→乳岩分岐―(15分)→乳岩登山口駐車場

〔所要時間〕
   総時間=7時間25分
   歩 行=5時間40分
   休 憩=1時間45分

〔距離と山のしんどさレベル〕
   8km(18,500歩)  ★★★☆☆




 8月18日に山梨県の甘利山と千頭星山へ行ってから山にご無沙汰しています。 現地の好天が続けば北アルプスへ行きたいと思っているのですがなかなか問屋が卸してくれないのです。 そこで、脚力維持のトレーニングを目的に明神山へ行くことにしました。
それに、できたら『明神一筋さん』に会えたらいいなあと思ったのです。 YAMAPを見たら、明神一筋さんが8月30日に100回目の明神山登頂をめざすと書かれていました。 私が明神山へ行こうと計画したのも同じ30日だったので、ひょっとしたら会えるかもしれないと期待したというわけです。
地元愛知県の山なのでもちろん過去に登ったことはあります。その時は三ッ瀬登山口からだったので 今回は乳岩峡登山口から登ることにしました。
国道151号線を走り、案内標識を見て西に入って乳岩峡をめざします。

 〔乳岩峡駐車場  NAVIマップコード:301 350 810 *71〕
  ※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照らし合わせて確認してください  

乳岩峡登山口駐車場

終点に登山口駐車場がありました。10台くらい駐車でき、トイレもあります。

〔乳岩峡登山口駐車場 発=7:40〕
桟敷岩ときれいな流れ

桟敷岩と呼ばれる平らな岩を敷き詰めたようなところを行きます。
右手に澄んだ水の乳岩川が流れていました。

乳岩を見上げる

山道に入って進んでいくと古そうな橋があり、その奥に巨大な乳岩が見えます。

乳岩分岐

橋をわたり、鉄梯子を登っていくと乳岩分岐に出ました。 乳岩へは帰りに寄ってみようと思います。

〔乳岩分岐=7:55〕
伐り除かれた登山道の倒木

登山道をふさいでいた倒木が伐り除かれていました。 YAPAPで見たのですが、実は数日前に『明神一筋さん』が鋸で伐って通れるようにしてくれたんだそうです。
このあと急登の登山道になります。

登山道わきの大岩

思っていたより急登の道が続きました。 そして大きな岩を登山道沿いに見ながら登ります。
朝のうちは曇っていていいけど風がないのでとにかく暑い。汗だらだらです。

渡渉点

やがて勾配が緩み、沢沿いの道を行くと渡渉点に出ました。
大汗をかいたのでここで休憩します。

〔渡渉点=8:45~8:55〕
無茶苦茶でかい鬼岩

渡渉点で休憩後沢沿いの道を行きます。
突然巨大な岩が現れました。この鬼岩はロッククライミングする人が多いそうです。

〔鬼岩=9:05~9:10〕
鬼岩乗越

鬼岩から10分ほどで尾根に出ました。鬼岩乗越です。

〔鬼岩乗越=9:20〕
これより胸突八丁


鬼岩乗越を右にとり、やや歩きにくい尾根道を行くと《これより胸突八丁》という標識に出会いました。
案内板に誤りはなく、このあとしばらく急登でした。とにかく暑くて汗を拭きふき登ります。

〔これより胸突八丁=9:30〕
ここを登り切れば

前方に青空が見えてきました。
ここをよじ登れば・・・。

胸突八丁の頭

胸突八丁の頭でした。やれやれです。

〔胸突八丁の頭=10:00〕
六合目・三ツ瀬口分岐

胸突き八丁の頭からは勾配が緩んで10分、六合目に着きました。ここでまた休憩。
右手から登ってくる道は三ツ瀬登山口からの道ですね。

〔六合目=10:10~10:20〕
鎖場

明神山山頂へは六合目から左へいったん下って行きます。
最初の鎖場にきました。このあと2つくらい鎖場があります。

鉄梯子

そして鉄梯子を登ると・・・。

馬の背岩

馬の背岩でした。
切り立ったヤセ尾根岩ですが、幅があるので通過するのに怖さはありません。

〔馬の背岩=10:50〕
馬の背岩から南西側の眺望

馬の背岩は展望がいいところです。
こちらは南西側で、宇連山、鳳来寺山などが見えました。
右の鉄塔が立つ山は双耳峰の明神山の西のピークです。
残念ながら反対側(東側)は霞んでいて、すっきりしません。


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九合目

九合目の標識がありました。あと150mというと10分くらいかな。
ちなみに7合目、8合目の標識は見かけませんでした。

〔九合目=11:00〕
明神山山頂展望台

最後の急坂を登って明神山山頂に到着。
出発して3時間半かかったことになります。歳はとりたくないですねえ。
それにしても暑くてシャツもパンツも、そしてタオルも汗びっしょり。

〔明神山山頂 着=11:10〕
展望台にて

前回来たのは2006年でしたから12年前です。展望台は健在でした。
しかし展望台周りの木がかなり伸びましたね。北側の展望を妨げていました。

南アルプス方面の眺望

春先や秋・冬には南アルプスがきれいに見えるでしょう。
しかし、夏場は雲やもやがかかっていてだめですね。

岩古谷山かな

こちらは茂った木の間から見た北側です。
見えているのは岩古谷山ではないでしょうか。
見えない景色を見ながらゆっくり昼食にしました。 そろそろ下山しようかなあと思っていると・・・。

明神一筋さん明神山登頂100回目

男性が一人登ってきました。 ひょっとして明神一筋さんではないかと声を掛けたら大当たり。 100回目の登頂に立ち合えて光栄でした。
週に2~3回明神山に登っておられるそうですが、それだけでなく、登山道の整備も無報酬でされている 立派な方です。 これからも元気で明神一筋を続けてもらいたいですね。 了解を得て100回目の登頂記念写真を掲載させてもらいます。

〔明神山山頂 発=12:05〕
明神一筋さんに見送られて下山してきました。
〔六合目=12:35~12:40〕
〔鬼岩乗越=13:10~13:15〕
〔渡渉点=13:30~13:40〕

乳岩一巡

乳岩分岐まで戻ってきました。学生の頃来て以来60年ぶりだったので乳岩を一巡しましょう。

〔乳岩分岐=14:10〕
巨岩の間に架けられた鉄梯子

次から次へと現れる鉄梯子。疲労こんぱいの体に堪えます。
戻ってきてから気が付いたのですが、前の写真に20分とありました。 ところがその下に赤い字で40分と書き加えられていたのです。 そうでしょうねえ。


頭上から落ちてきそうな岩

昔の記憶は飛んでいますが、頭上から落ちてきそうな岩もあったんですね。


通天門

これが最上部にある通天門です。 大きなアーチ状の岩の橋になっていて、その下から奥の山を覗き見ることができます。

乳岩峡登山口駐車場に戻る

いやー、疲れました。
暑かったこと、暑かったこと。 さあ、家に帰ってビールだー!

〔乳岩峡登山口駐車場 着=15:05〕
 思っていた以上に暑い明神山登山になってしまいました。平地では猛暑日だったそうです。
冷水や凍らせ持って行ったお茶を1.5リットルくらい飲みましたね。汗が噴き出しタオルもびしょびしょ。 おかげさまで苦行に耐えていいトレーニングになったと思います。
もしかしたらと思っていた明神山100回記念登山の明神一筋さんに出会えてよかったです。
大汗をかいていましたがとにかく元気な方です。普段ボランティアで明神山の登山道整備をされている 奇特な方で、この日も帰りにトイレ掃除をされたそうです。 これからも元気に明神一筋を続けてもらいたいと思います。




     

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