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金糞岳山頂(1,317m)
花を楽しみながら金糞岳山頂まで登ってきました。
途中の案内看板に、《頂上まで35分》 と書いてありましたが、実際は25分で登ってきました。
眺望は北側が中心です。蕎麦粒山などはよく見えますが、白山は霞んでしまっています。
〔金糞岳山頂 着=9:50〕
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高い位置に設置された山標
赤く目立つ山標が木の高い所に取り付けてありました。
多分積雪期に登ってくる人にとってはちょうどいい位置ということでしょうね。
白倉岳まで行って戻ってきたという人に会いました。 この先の稜線歩きが一番いいですよという言葉を聞いて
私も勇んで出発しました。
〔金糞岳山頂 発=10:10〕
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白倉岳
金糞岳から緩く下って行くと白倉岳が見えてきました。
白倉岳は山頂稜線が長い台形の山です。
左端のちょっと手前が山頂で、右端を東峰というようです。
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琵琶湖眺望
金糞岳から白倉岳の鞍部に向けて下って行くと前方に琵琶湖が一望できます。
竹生島、湖西の蓬莱山などがかろうじて見えますが全体にもやっているのが残念です。
春うららの季節なのでしかたがないことでしょう。
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白倉峠
白倉峠まで下ってきました。
以前はこの峠まで登ってくるルートもあったようです。しかし、登山道が谷々で切れて迷いやすいので
利用しないようにという注意書きの看板が設置されていました。
〔白倉峠=11:35〕
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タムシバと伊吹山
白倉峠から白倉岳にかけてはタムシバがたくさんあり、今が満開のようです。
伊吹山をバックに咲くタムシバの花がきれいでした。
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岩場というほどではありませんが、白倉岳東峰に向けて急坂を登ります。
ロープが設置されているところもありました。
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咲き始めたシャクナゲ
シャクナゲが咲き始めていました。ピンク色の花が鮮やかです。
足元にはカタクリの花が途切れることなく咲く登山道でした。
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白倉岳(1,271m)から金糞岳を望む
カタクリ、イワナシ、タムシバ、シャクナゲと花を愛で、景色を楽しみながら白倉岳山頂までやってきました。
白倉岳山頂はブッシュに囲まれていますが東側は開けていて金糞岳が大きく見えています。
〔白倉岳山頂 着=10:45〕
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白倉岳山頂風景
明るい広場のような山頂。
あとから到着した2組の方たちと話をしながらの昼食タイムとしました。
いつまでもまったりと休憩していたいところですが引き返すことにします。
〔白倉岳山頂 発=11:15〕
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金糞岳への稜線の道
白倉岳から金糞岳への稜線は景色もよくプロムナード気分で歩けます。
左のピークが東峰で右奥が金糞岳です。
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稜線北側の景色
稜線の道からは北側の眺望も楽しめます。
左の山は横山岳(1,132m)なので、その右奥は三周ヶ岳方面の山だと思われますが明確な山座同定
はできませんでした。
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戻ってきた金糞岳山頂
今日はゴールデンウィーク前半の休日なので金糞岳もにぎやかです。
戻ってきた山頂では10人くらいの人たちが思い思いに休憩していました。
〔金糞岳=11:50~11:55〕
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伊吹山を見ながら下る
この日はずっと伊吹山(中央奥)がよく見えていました。
その伊吹山を見ながら下ります。中央少し右手前のピークが大朝の頭です。
〔大朝の頭=12:30〕
〔小朝の頭=12:45~12:50〕
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連状登山口駐車場
金糞岳山頂から1時間15分で連状登山口まで戻ってきました。
下ってくる途中でも数組の登山者に出会いましたので、都合20数人金糞岳に登ったのではないでしょうか。
〔連状登山口 着=13:10〕
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いい登山日和の日に金糞岳と白倉岳へ行ってくることができました。
ゴールデンウィークでいいお天気だったので、普段は静かな山もたくさんの人たちでにぎわいました。
この山はクマが出るそうなので皆が登る休日に行った方がいいのではないでしょうか。
山頂で出会った男性2人連れは、ふもとの高山キャンプ場から登るつもりできたそうです。ところが、係の人に
数日前もこのあたりでクマを見かけたので、上の方まで車で行った方がいいといわれ連状口から
登ることにしたそうです。
クマのこともありますが、キャンプ場からだと長距離登山になるので、私は当初から楽をして連状口から
登るつもりでした。
連状口から白倉岳まで往復すると8kmを越えます。軽めではありますが、それでも一般的な山歩きとして
十分楽しめるコースだと思います。
金糞岳、白倉岳は、花あり、景色ありで思っていた以上にいい山だったと喜んでいます。
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Orange life