《三ッ峠山》  Motaのホームページ
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三ッ峠山


三ッ峠山(みつとうげやま):1,785m
三ッ峠山マップ
◆所在地:山梨県富士河口湖町、
       西桂町、都留市
◆山行日:2016年 5月20日(金)
◆メンバー:単独


〔登山コース〕

駐車地―(5分)→登山口―(35分)→べンチ―(20分)→分岐 ―(5分)→展望地(休憩20分)―(5分)→木無山(休憩5分)―(10分)→三ッ峠山荘―(20分)→ 開運山(休憩20分)―(10分)→四季楽園―(5分)→三ッ峠山荘(休憩5分)―(20分)→ べンチ―(20分)→登山口―(5分)→駐車地

〔所要時間〕  3時間30分
           歩行=2時間40分
          休憩=50分


春も終盤に入り暖かな日が続いています。気温も高くなって車中泊してもいい季節になったので 今年初めての遠征に出かけることにしました。
計画したのは雲取山と三ッ峠山です。メインは雲取山ですが、前日に三ッ峠山へ登ってその足で 雲取山の麓まで行くことにします。三ッ峠山というのは、最高峰・開運山と御巣鷹山、木無山の総称だそうです。
河口湖から国道137号線を行き、新御坂トンネルの入り口の手前 『三ッ峠入口』 を右に入ります。
三ッ峠登山口のバス停から林道に入り500mほど行くと左側に登山者用駐車場がありました。 しかし、私が到着したのが9時30分ころと遅かったため、平日ながらすでに満車状態 でした。その50mくらい先がT字路になり左へ行くと登山口です。その周辺にも10台くらい 止めてあり満車でした。一方、T字路から登山口とは反対側になる右へ続く林道を100mくらい行った ところに駐車スペースを見つけて利用させもらうことにしました。ここには7・8台駐車できます。

登山者用駐車場は満車

登山者用駐車場はすでに満車でした。 その先がT字路になっていて、左へ行くと登山口です。一方、右へ100mくらい行ったところにも 駐車地があったので利用させもらいました。

〔駐車地 発=9:45〕
トイレのある登山口駐車場

T字路まで戻り登山口の方へ行きます。
ここがトイレのある登山口駐車場ですがすでに満車になっています。

登山口

トイレの向かい側が登山口でした。
ここから入って行くとすぐに三ッ峠山のイラスト地図が描かれた説明板があります。

〔登山口=9:50〕
広く緩やかな登山道

ジグザグに登って行く広くて緩やかな登山道です。
車も通れる林道ですが一般車は通行禁止だと思います。

ベンチ

ガイドブック等に 『ベンチ』 と記されいるところで、ほぼ中間地点ではないでしょうか。
私が車で着いたときに出発して行った団体の皆さんが休憩していました。
私は休憩せずそのまま登って行くことにしました。

〔ベンチ=10:25〕
分岐

ベンチから20分ほど登ったところに分岐がありました。
左の道は四季楽園の方へ行く道で、右は三ッ峠山荘方面への道です。
木無山へも行きたいので、ここは右の道を選択します。

〔分岐=10:45〕
三ッ峠山荘下分岐

分岐から少し登って行くと再び分岐がありました。
正面に三ッ峠山荘が見えますが、ここは右へとり木無山へ向かいます。

展望地

分岐から100mくらい行ったところに展望地がありました。 20人ほどのグループ登山の人たちが休憩中です。
もやがかかった状態なので、かろうじて富士山の姿がぼんやり浮かんで見えるのみでした。

〔展望地 着=10:50〕
展望地から見た御正体山(1,682m)

スカッと晴れていれば眺望のいいところだと思いますが、今日は霞んでいてダメ。
左手に見える山は御正体山です。
軽食をとり木無山へ向かいます。

〔展望地 発=11:10〕
木無山(1,732m)

展望地から西へ5分歩いたところに分岐がありました。直進すると天上山方面、右への道は 母の白滝というところへ行く道のようです。
この分岐に 《木無山》 の標識板がありました。
南側の小高くなった丘が山頂かと思われますが、高山椊物・山野草保護のため立ち入り禁止です。

〔木無山=11:15~11:20〕
三ッ峠山荘

眺望もないので、木無山は一応行ってきたということだけで引き返します。
展望地、そして分岐まで戻り右に上ったところが三ッ峠山荘でした。 ここも展望台・休憩所が設置されていますが、状況は先ほどの展望地と同様です。

〔三ッ峠山荘=11:30〕
1772m地点から見た開運山

三ッ峠山荘から東へ行ったところに広場がありました。
正しいかどうかわかりませんが、1772m地点 といわれるところでしょうか。
すぐ東側にこれから行く三ッ峠山最高地点のある開運山が見えます。

1772m地点から見た御巣鷹山と四季楽園

北側には四季楽園がありその向こうに御巣鷹山(1,775m)が見えます。
開運山も御巣鷹山もアンテナが林立する味気ないピークです。

屏風岩

四季楽園のテラスまで下りてくると開運山の屏風岩が目の前に見えます。
なかなか迫力のある岸壁でした。

屏風岩のクライマー

よく見ると屏風岩を登っているクライマーがいました。
標高差約130m、幅約750mといわれる垂直な岸壁で、関東地区有数のロッククライミング場 なのだそうです。

開運山へ

四季楽園を過ぎると富士見荘の前を通って開運山への登りにかかります。
富士見荘はもう営業していないようです。

滑って登りにくい道

開運山への道は滑って登りにくい道でした。
気をつけながら登って行くと反射板がありました。その奥にNHKのアンテナなどがあります。

開運山山頂風景

開運山の山頂まで登ってきました。
平日ですがせまい山頂は大勢の人でにぎわっています。

〔開運山 着=11:50〕
三ッ峠碑と富士山のツーショット

三ッ峠山というのは、最高峰・開運山と御巣鷹山、木無山の総称だそうです。
登山者がすいたときに三ッ峠の碑と富士山のツーショットを撮影しました。
晴れていればきれいでしょうけど今日はぼんやりとした富士山です。

北西方向の眺望

もやがかかっていますが一応眺望を楽しみます。
まずは北西方向。中央の赤茶けて見えるところが1772m地点で、 後に見えるのは中央が黒岳(1,793m)、その右の三角頭の山が釈迦ヶ岳(1,641m)、 です。
本来ならこの山の後ろに南アルプスの山々が見えるはずですが・・・。

山中湖

西にある富士山よりもさらに左(南)を見ると遠くに山中湖が見えました。

相模湾と丹沢山系

南から南東方向を見ると遠くに光って見える相模湾があり、その手前に横たわる山並は丹沢山塊の山々です。

富士山

さて、山頂でしばらく粘ってみましたが、もやはほとんど晴れてくれませんでした。
今回の富士山の姿はこの写真がべストです。
これであきらめて、下山にかかることにします。

〔開運山 発=12:10〕
〔三ッ峠山荘=12:25~12:30〕
〔べンチ=12:50〕
駐車地へ戻る

途中三ッ峠山荘で昼食をとり下山してきました。
おや、おや、今朝は私の車だけでしたが、帰ってみると車が8台に増えていました。。

〔登山口=13:10〕
〔駐車地 着=13:15〕

この日は、三ッ峠山を構成する開運山、御巣鷹山、木無山のうち2山に登ってきました。 一日中もやがかかった天気だったため、登っても眺望はないと思い御巣鷹山に行くはをやめて しまったということです。
三ッ峠山は日本二百吊山の1座で、晴れていれば景色を楽しめる山だと思います。
しかし、山頂には鉄塔が乱立していて景観を搊ねていますし、登山としてもあまりおもしろい山 とは思えませでした。しいていえば、積雪期に行くのがいい山かもしれません。
晴天が期待できなければ山へ行かない主義の私ですが、今回は上空に寒気が入って雲が広がる という天気情報が直前になってもたらされたのです。やむなく出かけてきたということですが、 明日は雲取山に登る予定なので、そちらに期待したいと思います。
雲取山の麓にある小菅村へ向けて出発しました。




     

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