《鬼ヶ岳・王岳》  Motaのホームページ
 Orange life


鬼ヶ岳・王岳

マップ 鬼ヶ岳 (おにがたけ):1,738m
 王 岳 (おうだけ):1,623m

◆所在地:山梨県河口湖町、笛吹市、
     甲府市
◆山行日:2020年10月25日(日)

◆メンバー:単独


〔登山コース〕
いやしの里根場駐車場―(10分)→最初の東入川砂防堰堤―(10分)→3基目の東入川砂防堰堤・登山口 ―(40分)→途中休憩地(休憩5分)―(10分)→尾根出合―(20分)→ブナ原生林―(40分)→展望地(休憩5分) ―(10分)→雪頭ヶ岳(休憩5分)―(10分)→鬼ヶ岳(休憩25分)―(20分)→展望岩(休憩5分) ―(30分)→鍵掛峠(休憩20分)―(20分)→鍵掛―(40分)→吉沢山 ―(20分)→王岳(休憩20分)―(35分)→堰堤―(5分)→王岳登山口―(25分)→いやしの里根場駐車場


〔所要時間〕
総時間=7時間10分
歩 行=5時間45分
休 憩=1時間25分
 
〔距離と山のしんどさレベル〕
★★★☆☆  歩行10km(22,000歩)   累積標高差=1,000m 
  もし、本文および写真の山座同定に誤りがあったらお許しください。


3週間ほど前に道志山塊の御正体山へ行ったのですが天気予報が外れて曇り空、富士山をはじめ展望はほぼだめでした。
こんどこそはと富士五湖地方の晴天の予報を信じて鬼ヶ岳・王岳周回に行くことにしました。 鬼ヶ岳・王岳周回ですが時計回りがいいか反時計回りがいいか迷いました。ネットで見るとそれぞれ半々くらい なのです。いろいろ考えましたが、 分県登山ガイド山梨県の山に示されている周回を採用し反時計回りを選択して計画を立てて出かけました。

 〔いやしの里根場駐車場 NAVIマップコード:59 019 017 *13〕
 
 ※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照らし合わせて確認してください

いやしの里根場駐車場(登山者用)

いやしの里根場(ねんば)には広い駐車場がありますが、登山者用に割り当てられているのが この駐車場です。
舗装されてはいず芝生の駐車場になっていました。

〔いやしの里根場登山者用駐車場 発=7:10〕
いやしの里根場駐車場から見る王岳

舗装してあるこの広い駐車場がいやしの里の駐車場で、ここから王岳が見えます。 王岳は真ん中ではなく、その右奥の山ですね。

登山道入口案内と雪頭ヶ岳

駐車場から舗装道路を東へ歩き、突き当りの川沿いの道を左へとります。 その先すぐの交差点に《鬼ヶ岳登山道入口》の案内標識がありました。
前方に見えているのがこれから行く雪頭ヶ岳です。

最初の砂防堰堤

川に沿った林道をさらに歩いていくと巨大な堰堤に行く手をはばまれます。 ここは左から巻いて林道をさらに進むことになります。

〔最初の堰堤=7:20〕
東入川砂防堰堤・登山口

砂防堰堤は3つあるのかな。
その3つ目の大きな堰堤前から右手の沢をわたったところが登山口でした。

〔東入川砂防堰堤・登山口=7:30〕
途中休憩

最初は少し荒れたところもありますがスギやヒノキの林の中の明確な登山道を登ります。 展望はありません。
雪頭ヶ岳までのコースタイムが2時間20分と聞いたので、1時間歩いた標高1,250m 付近で小休憩としました。

〔途中休憩=8:10~8:15〕
尾根出合

休憩のあと少し登るとカラマツ林になり、広葉樹も混じった林の道になったところで 尾根道に移りました。

〔尾根出合=8:25〕
ブナ原生林

尾根道は急登でした。
場所によって冷たい風が当たる中を登って行くと《ブナ原生林》と書かれた 案内標識に出会いました。
さらに急登は続き、富士山などが見えるようになってきます。

〔ブナ原生林案内標識=8:45〕
雪頭ヶ岳展望地からの富士山と西湖

展望とともにフィックスロープのある岩場も出てきますが特に問題はなく登ります。
もう少し上ったらもっとよく見えるだろうと登って行くと南側が大きく開けたところに出ました。
雲形定規で描いたように裾を引く富士山。湖面の波に朝日が当たって白く輝く西湖。 写真の左手には河口湖、右手には本栖湖と毛無山塊がくっきり。 富士山がよく見える多くの山の中でも有数の眺望地といっていいでしょう。

〔雪頭ヶ岳展望地=9:25~9:30〕
雪頭ヶ岳のお花畑から見る河口湖

展望地から1~2分登るともう雪頭ヶ岳の山頂部の一角なのでしょう《お花畑》という案内板がありました。
もちろん眺望がよく、先の展望地よりも河口湖がよく見えるようになりました。

〔雪頭ヶ岳のお花畑=9:32〕
雪頭ヶ岳山頂

雪頭ヶ岳の山頂はもう少し北へ行ったところでした。だが山頂を表示するようなものは見当たりません。 まあここが一番高い所のようなので山頂なのでしょう。
眺望はないかと思ったのですがこの先から西側が開けていました。

〔雪頭ヶ岳山頂 着=9:40〕
南アルプスが一望

開けた西側に南アルプスが帯のように連なって見えます。
手前の山並みは鬼ヶ岳から左端の王岳まで続く稜線で、このあとここを歩くことになります

本栖湖と毛無山塊

まずは南西側。前の写真のすぐ左ですが本栖湖があり、毛無山、竜ヶ岳、雨ヶ岳がよく見えます。。

赤石岳と荒川岳

南アルプスを少しズームアップしてみましょう。
まずは赤石岳と荒川岳。もう白くなっています。
この左手には聖岳、笊ヶ岳、大無間山なども見えました。

白峰三山

荒川岳の右手には白峰三山。
農鳥岳、間ノ岳、北岳も冠雪していますね。

鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳

白峰三山の右には鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳(右端)ですね。
さて、鬼ヶ岳の眺望もいいと聞くので行きましょう。

〔雪頭ヶ岳山頂 着=9:40〕
アルミのハシゴ

雪頭ヶ岳山頂からいったん下って鬼ヶ岳へ登り返します。
ほかの方のレポートでもよく見かけるのがこのアルミのハシゴですね。

鬼ヶ岳山頂

鬼ヶ岳山頂まで登ってきました。
鬼ヶ岳の山標の後ろに先ほど雪頭ヶ岳から見たのと同じ南アルプスが連なって見えます。

〔鬼ヶ岳山頂 着=9:55〕
鬼の角

狭い山頂ですが先客男性が一人、私のあとから男性が一人、そして女性4人組が登ってきました。
彼女たちは鬼の角に登って写真を撮りあっていました。
楽しそうです。

八ヶ岳

ところで眺望の方ですが、南アルプスのほか、ほぼ全方位に広がります。
まずは北の方に八ヶ岳。

奥秩父の山々

八ヶ岳の右手には奥秩父の山々。
左に瑞牆山、中央に金峰山、その右に北奥千丈岳など。

節刀ヶ岳と黒岳

次に鬼ヶ岳のすぐ近くにある山ですが、左に節刀ヶ岳(せっちょうがたけ 1,736m)、 右手に黒岳(1,793m)が見えます。

黒岳と三ッ峠山

こちらは黒岳とその右手奥にみえるのが三ッ峠山ということになります。 肉眼で山頂に鉄塔が見えました。
ほかにもちろん富士山も見えますが雪頭ヶ岳にちょっと邪魔されます。
さて、このあとの行程があるので出発します。鍵掛峠から王岳へ向けて。

〔鬼ヶ岳山頂 発=10:20〕
展望岩

小さなアップダウンはあるけど歩きやすい稜線の道。赤や黄色の紅葉を楽しみながら行きます。
すると前方にデーンと大岩。これを越えていくのかと思って登ってみるとぐるっと眺望が広がっていました。 景色は鬼ヶ岳と同じなので写真は再掲しませんがここで小休憩。
ただ、この先は絶壁で行き止まりでした。岩から降りて戻ると左下の方へ巻き道があったのです。

〔展望岩=10:40~10:45〕
ロープ場

稜線の道の岩場にはこんなロープ場もありますが特に問題なく歩いていけます。
富士山も見ながらですしね。

鍵掛峠

鬼ヶ岳から55分で鍵掛峠に到着。前方に見えるのはこのあと越えていく鍵掛(1,589m)です。
ここで昼食休憩とすることにしました。

〔鍵掛峠=11:15~11:35〕
鍵掛山頂(1,589m)

峠でエネルギーを補給して鍵掛山頂まで登ってきました。
展望があるわけではなく稜線の一つのピークですね。

〔鍵掛山頂=11:55〕
富士山

鍵掛は展望がないといいましたが、この稜線上ではあちこちで眺望があります。もちろん富士山が 見えるところもたくさんありますよ。
同じ富士山や西湖も鍵掛を越えてここまで進んでくると角度も変わり見える景色も違ってきますね。

吉沢山

鍵掛から40分、吉沢山です。
ここも稜線上の一つのピーク。大きくはないアップダウンとはいえ、ここまで歩いてくるとくたびれてきますね。

〔吉沢山=12:35〕
鬼ヶ岳を振り返る

途中で振り返ってみました。
奥の方の山ですが、右端が雪頭ヶ岳、その左が鬼ヶ岳で一つ置いて左に離れているピークが 節刀ヶ岳でしょう。
思えば多くへきたもんだ。

王岳(1,623m)

そして最終目的地・王岳に到着。富士山が見えます。
先客の男性がいましたが下山していき新たに男女二人連れが到着しました。

〔王岳 着=12:55〕
王岳山頂風景

王岳は小広い山頂で二等三角点が設置されています。
ここでおやつの酒まんじゅうを食べて一息つき下山することにしました。
数十メートル精進湖方面へ行ったところにある分岐を左へ取り根場へ向けて下ります。

〔王岳 発=13:15〕
ササの道を下る

下山路はしばらくササの道でしたがヤブ漕ぎというほどではありません。
ただ少し下ったトラバースでは道幅が狭くてやや歩きにくかったですね。

林道出合・王岳登山口

ササ道が終わったあとは普通の樹林帯の道になります。
サクサク下り林道へ出ました。ここが王岳への登山口ということでしょう。

〔林道出合・王岳登山口=13:55〕
駐車場に戻る

登山口からは荒れた林道を下ってきました。もう車は通らないのでしょうね。
そしていやしの里根場の登山者用駐車場に到着。 まだ美しい富士山が見えていました。

〔いやしの里根場登山者用駐車場 着=14:20〕

 計画よりも40分くらい早く鬼ヶ岳・王岳を周回して戻ってくることができました。 全般に歩きやすいコースで気持ちよく歩いてくることができたからでしょう。汗もほとんど かきませんでした。
また、反時計回りに歩いたのはよかったと思います。 雪頭ヶ岳まで登ってしまえば、あとはほとんど下りのコースです。鬼ヶ岳から王岳までアップダウンはあるとはいえ 下りベースの中での上り下りなので年寄りには負担が少なくていいと思いました。もう一つの良さは 早い時間に景色のいい雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳に登りつけることもあります。 まあ時計回りか反時計回りかは人それぞれの好みかもしれませんけどね。
それに鬼ヶ岳・王岳のコースがこんなに眺望がいいとは思っていませんでした。 天気が良かったこともありますが、富士山を間近に、さらに南アルプスや八ヶ岳、奥秩父の山や関東の山々が しっかりきれいに眺められて最高。それも紅葉の中を歩きながらというおまけつき。今年登った山の中で 最も印象深い鬼ヶ岳・王岳周回だったと思います。


     

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