《村積山・聖ヶ峰》  Motaのホームページ
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村積山・聖ヶ峰

マップ マップ 村積山 (むらづみやま):257m
 聖ヶ峰 (ひじりがみね):287m

◆所在地:愛知県岡崎市奥山田町〔村積山〕
        岡崎市岩中町〔聖ヶ峰〕   
◆山行日:2021年 1月21日(木)
◆メンバー:単独

〔登山コース〕
〔村積山〕
奥山田池駐車場―(10分)→分岐―(5分)→展望地 ―(5分)→村積山・村積神社奥宮・展望台(休憩10分)―(5分)→分岐―(5分)→奥山田池駐車場

〔車移動〕
奥山田池駐車場―(16km・20分)→岩屋観音下路肩

〔聖ヶ峰〕
岩谷観音下駐車地―(10分)→表参道・裏参道分岐三叉路―(5分)→聖ヶ峰(休憩15分) ―(5分)→岩谷観音奥の院(休憩5分)―(10分)→裏参道入口 ―(5分)→岩谷観音下駐車地

〔所要時間〕
  〔村積山〕           〔聖ヶ峰〕
 総時間=0時間40分       総時間=0時間55分
 歩 行=0時間30分       歩 行=0時間35分
 休 憩=0時間10分       休 憩=0時間20分   

〔距離と山のしんどさレベル〕
〔村積山〕★☆☆☆☆  歩行2.2km(5,500歩)  累積標高差=100m 
〔聖ヶ峰〕★☆☆☆☆  歩行1.5km(3,300歩)  累積標高差= 90m 
もし、本文および写真の山座同定に誤りがあったらお許しください。


この日は朝からいいお天気でした。山へは来週行こうと思っていましたが、午前11時に更新された気象庁の週間天気予報を見ると 次週は曇り時々晴れか雨の予報に変わっていました。 何週間も山歩きができないと体力健康維持できないので 昼からだけどちょっとでも歩いておこうと出かけることにしました。行先は近場の村積山と聖ヶ峰で ともに岡崎市の超低山。毎日の昼のウォーキングみたいなものだけど 山なのだから多少なりとも勾配がある道を登ることになると考えたわけです。
あわてて準備し昼飯後すぐ出発しました。三河富士とも呼ばれる村積山は2回目。 最近知った聖ヶ峰は岩谷観音として知られる山で初めて行きます。

 〔村積山:奥山田池駐車場 NAVIマップコード:30 053 801*50〕
 〔聖ヶ峰:岩屋観音下路肩 NAVIマップコード:51 824 209*77〕
※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照合し確認してください



村積山
奥山田池駐車場

家から1時間ほどで村積山の奥山田池駐車場に到着。
蜜ではないけどそれなりに車が来てますね。
すぐ出発します。

〔奥山田池駐車場 発=13:25〕
奥山田池と村積山

駐車場のすぐ上に奥山田池があります。その背後に見えるのが村積山。
溜池なんでしょうけど釣り人も来てますよ。

分岐

舗装された林道を歩いていくと分岐がありました。
道標には《村積神社へ450m》とあります。

〔分岐=13:35〕
展望地

分岐から少し登っていくとベンチのある展望地に出ました。 前回は違うコースだったのでここへは来ていません。

〔展望地=13:40〕
展望地からの景色

この展望地尾は北側が開けています。

恵那山

この日はややぼんやりしていましたがよく見ると遠くに山が見えますよ。
山の形からして恵那山でしょう。その右の白い山は奥田大川入山でしょうか。

六所山・炮烙山

2つ前の写真では隠れていますが、右の方に六所山と炮烙山がありました。
手前の山が六所山で、炮烙山はその陰に大部分かくれて頭だけが一応見えます。山頂部に2つ見える鉄塔の右奥の鉄塔が炮烙山山頂の鉄塔です。

村積神社奥宮

展望地から先は林道と並行した左の山道に入って登って行くと村積神社奥宮。
前回は表参道コースだったので社の左下から登ってきた記憶があります。

〔村積神社奥宮 着=13:45〕
村積山山頂

村積山の山頂は村積神社奥宮の右手裏です。
展望はありません。

四等三角点

山標のすぐ近くに三角点があります。

展望台

展望台は村積神社から西へちょっと下ったところです。

展望台からの眺望

西側が開けた展望台です。
見えるのは豊田の街とナゴヤ方面。左手には岡崎市。
手前の道路は東海環状自動車道ですね。

高層ビルと伊吹山

やはり遠くはもやっていますがよく見るとナゴヤの高層ビル群が見えますね。その後ろに白く見えるのは伊吹山。

〔山頂展望台 発=13:55〕
下り階段

このあともう一山・聖ヶ峰へ行くので下山します。
階段を下り反時計回りに周回して戻ります。

奥山田池駐車場

登りも短時間でしたが下りはさらに簡単。山頂展望台から10分で駐車場まで帰ってきました。
今回は村積山散歩ということで休憩も含めて40分。昼のウォーキング代わりです。

さて、車で次の山・聖ヶ峰へ移動します。

〔奥山田池駐車場 着=14:05〕


聖ヶ峰
岩谷観音下駐車地

村積山から20分ほどで移動してきました。
岩谷観音下のスペースに駐車。駐車できるのは2台分くらいかな。 車はほとんど通らないので、広めの道路わきにでも駐車できるでしょう。

〔岩谷観音下駐車地 発=14:40〕
白山社の階段を上る

聖ヶ峰へ登った方の記録を見て、駐車した先5mくらいのところにあるこの白山社の階段を上りました。
あとでわかりましたが、前の写真の車のうしろに見える岩谷観音の石段を上っても同じです。

岩谷観音

石段を上ると社殿が2つ並んでいました。
こちらが左側にある社殿で岩谷観音です。

白山社社殿と登り口

こちらが右側にある白山社の社殿です。
岩谷観音ののぼりがたくさん立っていますが、白山社の社殿のすぐ左が登り口になっていました。

表参道入口

白山社の社殿左奥に《表参道入口》の石碑があります。

表参道を登る

岩谷観音というなまえのとおり大きな岩・石の間を登る表参道でした。
参道の両側にはずっと岩谷観音ののぼりが立っているので道間違いの心配はいりません。

表・裏参道分岐の三叉路

登っていくと表・裏参道分岐の三叉路に出会いました。
岩谷観音奥宮・裏参道方面は左へ下る道ですが、先に山頂へ行くので左上に行く道を選択します。

〔表・裏参道分岐の三叉路=14:50〕
山頂・八州一覧石

三叉路からあっという間に山頂に到着。
迎えてくれたのは《八州一覧石》。 天平年間、行基菩薩が東国教化の際、観音像を刻み安置したのが岩谷観音と伝えられ、 聖ヶ峰に登れば『中部八景一望に見ゆ』と言われたそうで展望が開けたところということでしょう。

〔聖ヶ峰 着=14:55〕
聖ヶ峰山頂三角点

広いというほどの山頂ではありませんが ベンチも置かれていて景色を見ながら休憩できます。
山頂にある三角点は四等三角点でした。

南側の眺望

展望はほぼ180度くらい広がります。
まずは南側の景色です。遠くに薄く見えるのが桑谷山などの山並です。 よく見ると山頂ドームが見えました。

桑谷山など

ドームが見えたので確かめるためにズームアップしてみました。 桑谷山、遠望峰山などに間違いありません。さらに右の方の山は三ヶ根山だと思われます。

光る三河湾

さらに右手に光った帯が見えます。三河湾ですね。

西側の眺望

この写真は西側に広がる景色です。 きれいに晴れていれば鈴鹿や伊吹方面が見えると思われます。
さらに右手の北西方向も見えますがすっきりとはいきませんでした。
それでは山頂を後にして岩谷観音の奥の院へ行きましょう。

〔聖ヶ峰山頂 発=15:10〕
岩谷観音奥の院へ

三叉路まで下り、裏参道のほうへ行くとすぐ右への分岐がありました。 この先が奥の院ですね。

岩谷観音奥の院

岩谷観音奥の院です。
写真では小さく見えますが実物はでかいです。ちょうど切妻屋根のように2つの大岩が寄りかかって岩屋になり 祠に観音像が祀られているのでしょう。
右の岩が《びょうぶ岩》、左が《さお岩》だそうです。

ふな岩

こちらは奥の院前の下斜面にある《ふな岩》。長さ約10m、幅3mくらいでしょうか、平べったい巨岩です。
こうした巨岩群が信仰の場なのでしょうね。

〔岩谷観音奥の院 発=15:20〕
裏参道

帰りの裏参道は岩もない歩きやすい道でした。

舗装道路出合

いい道の裏参道を快適に下ってきました。舗装道路に出ます。ここが裏参道の入口ということですね。
写真の真ん中に立つ2本の電柱の間から置いてきたきた車が見えます。5分で駐車地に戻りました。

〔裏参道出合入口=15:30〕
〔岩谷観音下駐車地 着=15:35〕
聖ヶ峰・岩谷観音も20分の休憩時間を含めて1時間かからずに登って降りてきました。
簡単すぎて登山にもハイキングにもなりませんね。 先に行ってきた村積山も合計して歩行時間1時間5分、距離3.7km、歩数8,800歩なので 毎日やっている昼の散歩・ウォーキングの代わりと考えましょう。最初からそういうつもりで 選んだ山です。
昼から急遽出かけてきた山でしたが、両山とも山頂からの景色が楽しめたので、日頃の遊歩道ウォーキングより よかったと思っています。


     

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