小学生時代に夏休みなどの自由工作の宿題で、ロープウェイを作ったことが多々ありました。得意分野ゆえその力の入れ様は半端ではなく、結果入賞も多くありました。
当時はモーターと滑車を組み合わせるだけの単純なモノでしたが、動く区間での往復動作をどうしたら良いのかが、当時の最大の問題でした。当時は機械式の切り替えスイッチがあり、駅に到着するとそのレバーを倒してモーターの回転を切り替える・・・としていましたが、それはスムーズとは言えなかったです。
現在では、プッシュ式スイッチを押すことでプラス・マイナスを切り替えて、モーターの正・逆回転をICで制御すれば、とても簡単です。こういった電子制御ではなく、メカ的に動かすのが、タミヤのロープウェイ工作セットです。
その特別企画商品となるゴンドラ工作セットが発売されたので購入して来ました。メカはロープウェイ工作セットと同じで、いざ組み立ててみると、なるほど感でとても感心します。
メカの説明は、タミヤのHPにあるので、ここでは割愛しますが、よく考えてありますな・・・・、小学生の自由工作では考えもつかないレベルです。
スライドする棒でチェンジレバーを動かすことでギヤの組み合わせを変えて、プーリーの回転を正・逆回転させます。

部屋の中を自動往復運動するゴンドラを見ていると、当時の苦悩を思い出します。
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