平成18年9月定例議会

            

 平成18年9月定例議会は、9月1日から27日の27日間の日程で開催された。
 議案は、平成17年度一般会計決算報告・特別会計決算報告、監査委員に関する条例など39議案が審議され、全て原案通り可決された。

 陳情・請願
 「教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める請願」は不採択。
 「市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情」は不採択。
 但し、市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情は、会派として陳情者の実態を鑑み趣旨採択とする。

 議員提出として
 「国の私学助成の増額と拡充に関する意見書」「愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書」を国・県へ提出することを全会一致で採択をした。


【今議会のポイント】
 9月定例議会は、前年度の一般会計・特別会計の決算報告があり、その審議が重要案件であり、決算特別委員会の委員にも就任をしましたので、決算特別委員会での質問内容はHPで報告をしていますので、是非参照していただけたら幸いです。

【主な議案と内容など】
1.平成17年度一般会計特別会計決算       
  ー決算の概要ー
  一般会計及び特別会計の決算総額は、歳入、歳出  ともに前年度より増加した。
  ◇歳入 913.7億円(対前年1.7%増)
  ◇歳出 850.6億円(対前年0.3%増)

  水道事業会計は、平成13年4月から水道料金を  平均15.87%引上げる海底。昨年同様3億円余  の利益を計上した。
  次年度より交通災害共済特別会計事業は廃止。

   一般会計決算状況は、「市政レポート」を参照ください。

 平成17年度
   一般会計、特別会計、企業会計決算状況

( )内は、平成16年度の減税補てん債の借り換え分を除く

会計別 項目 額(千万円) 対前年比
一般会計 歳入 5,461 △2.1%
(4.6%)
歳出 5,109 △2.6%
(4.5%)
特別会計
介護保険等13事業
歳入 3,676 7.9%
歳出 3,396 5.3%
企業会計
水道事業
歳入 303 9.7%
歳出 271 0%

2.知的障害児通園施設の一部条例の改正
(施行:H18.10〜)
  −児童福祉法の改正に伴うものー
   自立支援法の成立の伴い、保護者負担金が応能負担(月額支払い)
                                          から定額1割負担(日額利用払い)
   ・・・・今までの平均保護者負担と比較して1ヶ月の平均出席日数から試算すると若干負担減
   食事代は、原則実費府負担であるが、18年度については無料

3.国民健康保険条例の一部改正(施行:H18.10〜)
  −他の健康保険制度の支給額の改正に伴いー
  (1)出産育児一時金の支給額の引き上げ     30万円 ⇒ 35万円
  (2)葬祭費の支給額の引き下げ           10万円 ⇒  5万円

4.工事請負
  桜井小学校移転計画    移転場所:現校舎から1q南(小川町清水道=小河天神社西)
  H18/10上旬:工事着工  H19/10:完了  H20/2月頃:完成  H20/4:開校
  用地買収や建設費用など総額30億円

5.碧海堀内駅整備計画について
  名鉄から碧海堀内駅廃止の申し入れがあり交渉を重ねて存続が決定し、市としては駅舎改修及び駅舎周辺(歩道、スロープ、駐輪場など)を負担・・・完成は、平成19年12月  市のの負担分は約1.3億円
  尚、名鉄は、駅務機器、ランニングコストを負担



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