平成20年9月定例議会
 平成20年9月定例議会は、9月3日から30日目での29日間の日程で開催された。
 議案は、平成19年度一般会計・特別会計・水道事業・衣浦東部農業共済事業会計決算、母子家庭等医療費助成条例の一部改正など33議案が審議され、一部反対があったものの全て原案通り可決した。

陳情・請願
「障害者自立支援法の抜本的改正を求める請願」は不採択
 会派としては、概ね理解できる請願であるが部分的に見解が相違する点があり「趣旨採択」とする。「趣旨採択」は親和クラブ、公明党安城市議団、新社会党、共産党、
「後期高齢者医療制度の廃止を求める請願」は不採択
 会派としては、多くの混乱を招いている実態を踏まえて「採択」とする。「採択」は親和クラブ、新社会党、共産党
「市町村独自の私学助成の拡充を求める陳情」は不採択
 会派としては、昨年見直した経緯があり「不採択」とする。

議員提出
「国の私学助成の増額と拡充に関する意見書」は全会一致で可決
「愛知県への私学助成の増額と拡充に関する意見書」は全会一致で可決
「道路財源の確保に関する意見書」は絶対多数で可決 

【今議会のポイント】
 9月定例議会は、前年度の一般会計・特別会計などの決算審議が重要議案です。今回は、決算特別委員会の委員に就任をして、審議に関わりました。結果は、平成19年度のすべての決算議案に対して認定(賛成)をしました。
質問内容は「議案での発言」を参照してください。

【主な議案と内容など】

1.平成19年度一般会計・特別会計報告

      決算内容は「決算総括報告」を参照してください。

              決算書の質問内容は「議会での発言」を参照してください。

2.安城市母子家庭等医療費助成条例等の一部改正(施行:公布日〜)
 −中国残留邦人などの円滑な帰国の促進及び
                         永住帰国後の自立の支援に関する法律の改正に伴うものー
 法の改正により本市の中国残留邦人などの母子家庭・心身障害者・精神障害者の医療費助成条例から受給資格者を外す。対象者は、現在2世帯3人で来年から3世帯5人の予定。

3.補正予算より
(1)児童クラブ建築設計等委託料(950万円)
 三河安城第2及び第3児童クラブは、児童が88人おり、ガイドラインの1施設70人に対応するために建築設計を計画をする。

(2)地域社会福祉センター建設事業(債務負担行為H20〜H21年度 1億9,600万円
 (仮称)安祥福祉センター用地取得で、場所は多門霊園近くで面積4,200u。建設は平成22年から。

(3)民間住宅省エネモニタリング事業委託料(3,000万円)
 社会実験で省エネナビを300世帯に貸与して、4ヶ月間電気消費量を調査する。効果のあった世帯には報償金を予定している(サルビア商品券)

(4)あいち森と緑づくり事業運営委託料(600万円)
 県モデル事業で、倉西公園多目的広場の東用地(2.1ha)で市民500人による植樹を実施



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