2004. 1.12

かつて伊勢と紀伊の国境であった峠。
伊勢から熊野へ向かう旅人は、
この峠に立ってはじめて熊野の海を目にした。
ツヅラとは九十九折のこと。

峠を超えると、紀伊長島町志子への下りはカーブが連続し、
木立の中に石畳が現れる。
野面乱層積の石垣もよく保存されている。

江戸時代以降、街道は東寄りの荷坂峠ルートに替ったが、
この峠道は、昭和の始め頃まで生活道として使われた。
生まれてはじめての山歩きに出発です。




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