ぱぎ私立図書館


俺は本を読むのが好きだ。正直なところ乱読に近い。人に勧めるなんて柄じゃないが、
過去に読んだ本の感想を聞かれたときに、中には記憶に無いような物も存在する。
そこで、今後読んだ本を10段階評価していこ〜かな、なんて考えて、このページ作りました。
2001年11月分から始めますが、


とりあえず…


俺的、初読時におもしろかった本 ベスト5

書  名 作  者 俺の読んだ時期 おもしろかった理由
そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ 小学6年生 小学生の頃、子供向けにリライトされていた推理小説
ばかり読んでいた俺が、初めて読んだ大人向けの文庫だった。
読んでみて、そのリアルな心理描写と殺人情景にびびり、
3日ほど親の布団に潜り込んで一緒に寝た。
今でもクリスティのベストだと思う。
絶句 新井 素子 高校2年生 友達に借りて読んだSF。とにかく当時としては書き味が斬新。
内容もおもしろくて初めて徹夜して読んだ本。
おかげで新井素子の本は買い漁る事になり、コバルト文庫を
買うことにも抵抗がなくなってしまったのだった。
マークスの山 高村 薫 社会人 日本人の書く推理小説、警察小説にこんなスゴイ物があるのか
と感心した本。映画化されたけど、原作を越えれるはずがない
と思い、見てない。
ソリトンの悪魔 梅原 克文 社会人 設定としては荒唐無稽なSF。でも勢いと内容で読ませる。
図書館から借りて読んでいて、途中で返却期限が来たので
借り直そうと思って図書館に行ったら予約が入っていて
借り直せなかった。待ちきれず本屋に直行し買ってしまった本。
グインサーガ 栗本 薫 中学生〜現在 単発じゃないけど、20年以上続くヒロイックファンタジー
全100冊の予定で始まって80冊にもなったが、
どうやら100では終わらないようだ。
とにかく、おもしろいぞ〜。


2001年11月に読んだ本
書  名 作  者 出版社 感想 評価(10段階)
真実の剣(第1部)
 魔道士の掟 3
  裏切りの予言
テリー・グッドカインド ハヤカワ文庫
FT
世間ではハリポタが騒がれているがこのシリーズも
十分面白いと思う。アメリカではロバート・ジョーダンと
人気を2分する作家だそうで、彼の竜王伝説シリーズよりは
はるかに読みやすいファンタジー。第1部は全5冊だってさ。
探索者(シーカー)に任命された若者の冒険。
図南の翼
(十二国記)
小野 不由美 講談社文庫 十二国記の5作目にあたる本。現在7作(8作?)まで。
とにかく、異世界の設定が秀逸で、各作で主人公は
それぞれ違うが、登場人物はオーバーラップしていて
味がある。お気に入りのシリーズで読み応えは
相変わらずである。
玩具修理者 小林 泰三 角川書店 表題作は第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作
(その時の大賞は瀬名秀明のパラサイト・イヴだった)
表現が怖い。ラストは背筋が寒くなった。審査員が支持
するだけの事はあった。今度映画化されるらしい。
もう一作、中編が載っているが、こっちは難解だった。
表題作は8
もう一作は5
合わせて6.5
黄昏の岸 暁の天
(十二国記)
小野 不由美 講談社文庫 十二国記の6作目。登場人物は豪華だが、話が完結せず
つづく… って感じになっちゃって残念。次の巻は
この話の続きでは無いようでじれったいぞ。
華胥の幽夢
(十二国記)
小野 不由美 講談社文庫 7作目、続きの内容かと思ったら短編集だった。久々の
登場人物の近況だったり、以前ちらっと出た話の詳細
だったり…
でも、やっぱ早く6作目の続きが読みたいぞ。



2001年12月に読んだ本
書名 作者 出版社 感想 評価(10段階)
時の車輪 D   
 竜王戴冠 7  
  旅路の果て  
ロバート・ジョーダン ハヤカワ文庫
FT
時の車輪シリーズの5作目の7冊目。
5作目は全8巻の予定。男性と女性で使える魔法が違い、
しかも、男性の魔法はその源が魔王により汚されている。    
男性の能力者は次第に狂っていくと言われる中で、竜王の
生まれ変わりが登場するヒロイックファンタジー。
クセがある文面だがおもしろいよ。
ハリー・ポッターと
賢者の石
J.K.ローリング 静山社 やっと読んだ、世間で評判のハリー・ポッター。
有名になる前にチェックしてたのに、読むのは遅くなった。
うわさにたがわぬおもしろさで、即2巻を買ってしまった。
ハリー・ポッターと
秘密の部屋
J.K.ローリング 静山社 日曜日の昼に買って、月曜日には読み終わってしまった。
3巻を買うのも時間の問題やね。
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