「キーボード操作にチャレンジ」

 

 パソコンを操作する時、マウスでカチカチとクリックしますよね。アイコンやボタンなど。

 しかし、弱視の視力だと、マウスや画面を設定しても、やっぱりうまくクリックできない事が多いんです。
 ウィンドウを閉じる「×」ボタンとかって小さいから失敗して、つい最大化しちゃったりタスクバーへ行ってしまったり (苦笑)

 ところが 「Alt+F4」 と操作すると簡単に閉じることが出来るんです。マウスよりも楽に感じます。

 ここでは、マウスを使うよりもかなり速く操作が行える 「キーボード操作」 について説明してみます。
 ここで紹介する操作方法は、雑誌などでは 「ショートカットキー」 などとも呼ばれ、作業を速くする目的で紹介されています。 私自身、すごく助かってます。随分作業スピードがアップしたと思ってますので、視力に関係なく、覚えていて損はないです。

 それでは説明に入りますが、その前にNECの98シリーズを使っている貴方!!  、NECのPC-98シリーズのキーボードでは、説明中の

 ・AltキーはGRAPHキー
 ・EnterキーはRETURNキー
 ・HomeキーはHOME CLRキー
 ・EndキーはHELPキー
 に該当しますのでよろしくー

 

  「Windowsの基本層座」 

  説明中の「+」は押しながら。「、」は押した後にって意味です。

処理内容 キー操作 備考
スタートメニューを開く Ctrl+Esc Windowsキーでも同じ
範囲指定 Shift+矢印キー  
全範囲指定 Ctrl+A または
Alt、E、A
 
コピー Ctrl+C または
Alt、E、C
 
切り取り Ctrl+X または
Alt、E、X
 
貼り付け Ctrl+V または
Alt、E、V
 
ウィンドウを閉じる Alt+F4  
メニューを開く Al、矢印キー  
ダイアログボックスの項目の移動 Tabキー 逆回りは Shift+Tabキー
タブメニューの移動 Ctrl+Tabキー  
チェックボックス・ラジオボタンのオン/オフ Spaceキー  
デスクトップの呼出し Windowsキー+D または
Windowsキー+M
ウィンドウは最小化されてます。WindowsとShiftを押してMで元に戻ります
システムメニューを開く Alt、Spaceキー  
ウィンドウの最大化 Alt、Space。X  
アクティブウィンドウの切り替え Alt+Esc  
右クリック アプリケーションキー または
Shift+F10
 
Windowsの終了 Alt+F4、Enter デスクトップ表示中に行う

  

 それでは練習してみましょうー

 左のボックスの文字を、右のボックスにコピーして貼り付けてみてね。
 もちろんキーボードだけでね。 

  

→→

 

   「Internet Explorer編」   

 

「戻る」ボタン Alt+← Altを押しながら
「進む」ボタン Alt+→ Altを押しながら
「更新」ボタン F5  
アドレス入力モード Ctrl+L  
お気に入りの表示・非表示 Ctrl+I  
履歴の表示・非表示 Ctrl+H  
全画面表示 F11  
ホームページへ移動 Ctrl+HOMEキー  
リンク項目の移動 Tabキー  
ページの先頭へ移動 Homeキー  
ページの最後へ移動 Endキー  

  

   「色々アプリケーションで使える操作編」

   

 ホームページビルダーや画像ソフト。全てのソフトという訳ではありませんが、比較的このやり方で出来てしまう方法です。

 

ファイルを開く Ctrl+O  
名前を付けて保存 Ctrl+W  
上書き保存 Ctrl+S 初めて保存するファイルは、自動的に名前を付ける
元に戻す Ctrl+Z  
ファイルの新規作成 Ctrl+N  
検索 Ctrl+F  

「戻る」  「トップに戻る」