「スラッシュグリーンからの風」 ミス・リード著  
日向房(ひなたぼう)発行 中村妙子訳

この続編の「スラッシュグリーンのたたかい」を先に読んでしまった私は十分にこの作品を堪能できなかったのかもしれない。はー皆さんはぜひぜひこの作品から読んで下さいね〜と書こうと思ったら、後書きに中村妙子さんが
「この作品はスラッシュグリーン物の第3作です」とあった何〜??どこにあるんかい??校長先生のシリーズは
「しあわせなリタイアメント」まで読んだがよくわかんなかった。調べなおしかいな・・・・
 この作品でもやはり村の人々の何気ない会話など楽しく書かれています。物語の途中で大人の恋が語られています。それは多分主人公だろうと思われるハラルド・シュースミスと、この村に越してきた年若き母親と子どもという母子家庭の女性フィル・プライヤとその母子の隣に住む村のドクターの家に居候する青年との恋の行方だが、先に続編を読んでしまった私は結末が分かっているだけに切ない思いで読みました。
 それと作品の中のイラストに村の牧師のチャールズ・ヘンストックがほっそりと画かれているうえに、髪もふさふさ・・・しかし続編となるとぽっちゃりと太って小柄な禿げたおじ様になっているのは何故??
気になる続編を読んでいない方はお楽しみに・・・

※表紙掲載許可は日向房さんより得ています。

2004年 11月27日