◆お知らせ◆

ワンダーが2006年10月3日午後10時
虹の橋へ行きました。。。。。
6歳7ヶ月でした。。。





↑たった3行 キーを打つにも涙で何度も失敗しました。

悲しいです。


リンパ腫でした。

今年の3月の終わり頃、顎の下に小さいしこりを発見しました。
なんだろ〜?って・・・・
元気も食欲もあるし、、、でも一応病院へいきました。
先生のイヤな顔・・・・
ドキッとしました。
もしかしたら、リンパ腫?かも。。。
しこりの部分から癌細胞を取り、癌センターへ・・・・
数日後(この数日 長かったぁー)、結果は『非腫瘍性』つまり悪性の癌ではない!との結果♪

お薬と注射で様子を見ましょう、、、、

4月、5月 時々 病院に通いながらお薬と注射・・・・・
その頃から病院の治療方針に不安を感じたのです。
エコーをちょっとするだけでも、朝8時半から夜7時までの入院。
先生の手のあいた時に診るとの事。
その間、ワンダーは狭いゲージの中・・・・
ワンダーも食欲がなくなってきて
かわいそうで、思いきって病院を変わりました。
それが6月の頭。。。。

新しい病院の先生は触診でリンパ腫です!と!!
治療しても1年、治療しなければ2ヶ月と、、、、
病院で号泣です。

今後の治療の為にも、癌細胞をとって癌センターへ送りました。
結果は次の日にFAXですぐわかりました。(前の時は数日待ったのに・・・)
やはり、リンパ腫でした。

先生は優しく、丁寧にわかりやすく今後の治療について説明してくれました。
私も涙をぬぐいながらメモをとって帰ったのですが、
家でパパに聞いた通りの説明ができない。。。
で、次の日 パパともう一度病院へ行きました。

抗がん剤治療の始まりです。
毛が全部抜けてもいい!!
ワンダーが治ってくれれば!!!

6月、7月、8月、、、辛かったです。
ほんとに辛かった。。。
人にも言いたくないし、半ば ひきこもり状態

この時感じたのですが、
すべての人がワンコやニャンコ 動物が好きではないんだって。
当たり前なのですが、私には こんなに重く、重大な事でも、
興味ない人にとっては たかが犬、猫。。。。
それがいけない事ではないのですが、
少なくとも、犬、猫を飼っている人の気持ちがわかる人間になれた自分で良かったって思います。



抗がん剤もなかなか効かず、40キロ近くあった体重が22キロまで落ちて。。。
毛がぜんぜん抜けなかったので、見た目には変わらなくて
でも、触るとすぐ骨、、、、

9月 
いろんな種類の抗がん剤の一つがワンダーにあって、
みるみる回復!
食欲もバッチリ!体重もどんどん増えて・・・・♪
先生が寛解(癌が消えた状態)です!と!!!!

しかし、抗がん剤は癌細胞もやっつけるけど、
良い細胞もやっつけてしまう。
心臓と肝臓に副作用がでて、毎日の様に病院へ点滴に通いました。

でも、すっごく元気だったので、アブーも付き添いに連れて行ったりして
苦痛ではなかったです。
むしろ、先生にワンダー診て〜〜〜また体重が増えたよーーって言いたかった!
そして、先生の笑った安心したお顔を見るのが、
私にとって、なによりの不安、ストレス解消でした。

ワンダーも先生のことが大好きで、
点滴後のご褒美のクッキーが楽しみで・・・・

(画像は病院の待合室で・・・手前がワンダー、後ろが付き添いのアブー)

10月
ワンダーが癌って事も忘れるくらい元気な2日
クレイジーケンバンドのコンサートに家族全員、京都のMさん親娘、私の友達サトの息子と行き、
夜 お隣の渡辺さんがワンダーとアブーにご飯あげたから心配ないよ〜とのメール
時間が11時過ぎてたので、お風呂の支度や次の日の支度など、
バタバタして、毎日 朝、晩飲ませるお薬を忘れてしまったのです。
後になって後悔で、、、、、後悔で、、、、、
(先生はそんな事が原因じゃない!とおっしゃってくださいましたが・・・)

次の朝、ワンダーの様子がぜんぜん違う。
いつもは、私の股の間をくぐって ふざけてくるのに
その日は伏せをしたまま・・・・
吐いた後もあり、元気もない。。。。

朝7時に病院に連れて行き、その日の夜10時に、、、、、、、、





病院にはワンダーにゆかりのある人が続々とお見舞いに来てくれて、
ワンダー、また明日来るから・・・・って言うと
ハアハア言ってたワンダーがその度にハンハン!!って、か細い声で返事。
もう、ワンワンって言えなかった。

最後9時40分頃、お隣の渡辺さんご夫婦が帰ったのを見届けてから数分後
呼吸が静かになったかと思ったら、けいれん。

先生!!!!
ガバっと抱き上げて、手術室へ・・・・
先生とパパで心臓マッサージが始まった。
先生が4回マッサージしたら、パパが風船みたいなのをパカパカ・・・・

数回続けた時、パパが私の顔を見て、
もう、いいよね。。。。って目をしてきた。
私も、うん・・・・・と・・・・・・・

先生、ありがとうございました。
もう、いいです・・・・・・・とパパ・・・・ 

先生の手が止まった。



号泣
パパの泣いた姿 初めて見たかも・・・

中学2年の息子 翔はワンダーがハアハア言ってる時から、
手で口をギュッと押さえて、声を殺し、
大粒の涙をいっぱい流してた。
泣いてる所を見られるのが恥ずかしい年頃?なんでしょうね・・・・
その姿がいじらしくて、かわいそうで、、、、

翔は一人っ子(私も)で、ワンダーと一緒に大きくなって
学校に行く時も遠足に行く時も、修学旅行に行く時も、
写真にはいつもワンダーが映ってた。


次の日、翔が初めて学校休んでもいい?って・・・
最後のお別れなので、そうだね。って・・・
学校に電話して腹痛って言おうと思ったら、
私が中学の時の先生だったので、思わず本当の事を言ったら
学校の授業では教えられない、教科書にも載ってないことです!
是非、連れて行って!と・・・






ワンダーがいなくなって、1ヶ月になろうとしています。


たった1日で急変したワンダー
前日まであんなに元気だったのに・・・・
寝たきりにもならず、元気に走り回って、、、、、

今思うと、ワンダーは何もかも知っていて、
元気な姿を私達に印象付けてから旅立ったのかな??と。
彼女の最後のプライドだったのでしょうか??






残されたアブーはいまだに大好きなママ ワンダーを待っています。
これからもずっと、待ち続けて行くのでしょうね。
今まで以上に可愛がってあげようとおもいます。
そうしないと、ワンダーに叱られちゃうし・・・・




ワンダー
これからは心の中でずっと一緒だね
さようなら・・・・じゃなくて、またね!
虹の橋で出会うまで、待っててね。

ありがとう ワンダー




最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。    Miyuki