安城市 

  • 神社階段修復工事
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    神社の階段修復工事を請け負いました。曲がっている手すりも一部修復するためとても難しい工事なりそうです。
    29/2/12追記


    現況

    ケヤキを丸太に加工
        
    親柱にケヤキを使用。基本的には角を丸くするのに4角形、8、16、32、64角形と角を落としていくと写真のように丸くなっていきます。
    最後はコロの上にこのケヤキを載せて、モーターで回しながらペーパーで丸く仕上げていきます。 はね回る丸太を押さえつけながらなんとかきれいに仕上げることができました。
    2/12追記


    ケヤキ丸太加工

    ケヤキ丸太加工
        
    曲がっている丸手すりの加工です。かなり幅の広い板ですがそれでもぎりぎり。写真のように切り取り仕上げていきます。
    2/12追記


    曲がり丸手すり

    曲がり丸手すり
        
    これも4、8、16と同じ巾で面を取っていくとだんだん丸くなっていきます。 最後は写真のようにペーパーで丸くなるまで永遠と仕上げていきました。
    2/12追記


    丸手すり

    丸手すり
        
    角と丸手すりの写真です。同じ曲がり同じ大きさで2本の手すりができあがりました。
    2/12追記


    丸手すり

    丸手すり
        
    ただ乗せるだけではなくほぞを造り、差し込みながら組めるようになっています。
    2/12追記


    階段

    階段段板
      
    階段を仮組みしケヤキ丸太加工の基準高さを決めていきます。
    2/12追記

     

    階段仮組

    丸太基準墨決定
      
    クランプで挟んでいる部分は既設材です。洗い屋にヤケ抜きをしてもらいました。そしてこの組んだ状態で丸太に掘る墨を入れていきます。
    2/12追記

     

    丸太墨入れ

    丸太加工
      
    これでケヤキ親柱加工の終了です。階段1段目はアリ落としで組みます。金物を使用しなくてもしっかり固定ができます。
    2/12追記

     

    丸太加工

    丸太落とし込み加工
      
    いよいよ組み付けです。アリ落としで組んだケヤキ丸太は落とし込んだだけでまっすぐ立っています。 これに手すりを組み込んでいきます。
    2/12追記

     

    組み付け

    組み付け
      
    丸手すりに作った丸手すりをすりあわせ組み付けていきます。
    2/12追記

     

    丸手すり加工

    丸手すり組み付け
      
    クランプで引っ張りくっついたところで見えないように金物で固定。
    2/12追記

     

    組み付け

    組み付け
      
    これでひたすら手間のかかった大工工事の終了です。
    2/12追記


    大工工事終了

    大工工事終了
      
    最後に板金屋が階段小口等に銅板をかぶせ終了です。無事に仕上がりました。
    29/2/12追記


    銅板

    階段完成