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神社の階段修復工事を請け負いました。曲がっている手すりも一部修復するためとても難しい工事なりそうです。
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![]() 現況 |
![]() ケヤキを丸太に加工 |
親柱にケヤキを使用。基本的には角を丸くするのに4角形、8、16、32、64角形と角を落としていくと写真のように丸くなっていきます。 最後はコロの上にこのケヤキを載せて、モーターで回しながらペーパーで丸く仕上げていきます。 はね回る丸太を押さえつけながらなんとかきれいに仕上げることができました。 |
![]() ケヤキ丸太加工 |
![]() ケヤキ丸太加工 |
曲がっている丸手すりの加工です。かなり幅の広い板ですがそれでもぎりぎり。写真のように切り取り仕上げていきます。
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![]() 曲がり丸手すり |
![]() 曲がり丸手すり |
これも4、8、16と同じ巾で面を取っていくとだんだん丸くなっていきます。
最後は写真のようにペーパーで丸くなるまで永遠と仕上げていきました。
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![]() 丸手すり |
![]() 丸手すり |
角と丸手すりの写真です。同じ曲がり同じ大きさで2本の手すりができあがりました。
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![]() 丸手すり |
![]() 丸手すり |
ただ乗せるだけではなくほぞを造り、差し込みながら組めるようになっています。
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![]() 階段 |
![]() 階段段板 |
階段を仮組みしケヤキ丸太加工の基準高さを決めていきます。
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![]() 階段仮組 |
![]() 丸太基準墨決定 |
クランプで挟んでいる部分は既設材です。洗い屋にヤケ抜きをしてもらいました。そしてこの組んだ状態で丸太に掘る墨を入れていきます。
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![]() 丸太墨入れ |
![]() 丸太加工 |
これでケヤキ親柱加工の終了です。階段1段目はアリ落としで組みます。金物を使用しなくてもしっかり固定ができます。
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![]() 丸太加工 |
![]() 丸太落とし込み加工 |
いよいよ組み付けです。アリ落としで組んだケヤキ丸太は落とし込んだだけでまっすぐ立っています。
これに手すりを組み込んでいきます。
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![]() 組み付け |
![]() 組み付け |
丸手すりに作った丸手すりをすりあわせ組み付けていきます。
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![]() 丸手すり加工 |
![]() 丸手すり組み付け |
クランプで引っ張りくっついたところで見えないように金物で固定。
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![]() 組み付け |
![]() 組み付け |
これでひたすら手間のかかった大工工事の終了です。
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![]() 大工工事終了 |
![]() 大工工事終了 |
最後に板金屋が階段小口等に銅板をかぶせ終了です。無事に仕上がりました。
![]() |
![]() 銅板 |
![]() 階段完成 |