安城市 リノベーション工事 

  • K様邸工事
  •     
    これから解体工事に入ります。自然素材であり膨大な調湿機能、空気清浄機能等を有する荒壁を残したいという要望を残しつつ、 暖かく、住みやすくする為のリノベーション工事です。
    29/9/20追記


    解体開始前

    解体開始前和室
        
    解体開始です。照明関係、洗面台、キッチンなど付属部分から順次取り壊していきます。まだ解体されていない外観です。 外観も大きく変わります。
    9/20追記


    解体開始

    外観
        
    間取りが大きく変わるため内装は建前終了後、荒壁塗り終わり状態まで解体していきます。
    壊してみると屋根組は隅火打ち、隅梁、中桁、丸太梁としっかりと組み込まれた構造をしており、 これは刻んだことのある大工にしか分からないかも知れませんが、難しい仕事がされていました。
    9/20追記


    解体

    解体
        
    間取りが変わる部分にブロック基礎を積んでいます。もともと基礎はベタ基礎で仕上げているため強度はありそうです。
    9/20追記


    基礎工事

    基礎工事
        
    外壁1面ずつ壊しては造りを繰り返していきます。掃き出し窓が付いていた部分ですが柱を立て筋交いを入れ補強部分として替えていきます。 荒壁部分に窓が付く場合は最小限に荒壁を切り抜き窓台を入れていっています。
    9/20追記


    窓の位置の変更、補強

    窓の位置の変更、補強
        
    外壁ガルバニウム鋼板をめくると下地、荒壁が現れます。下地を全部ばらすと荒壁のみになります。
    9/20追記


    外壁補強、断熱

    外壁補強、断熱
      
    荒壁の外側にスタイロ系断熱材をはめ込んで、これを気密防水テープで固定していきます。 はまっていたサッシをそのまま使用する部分は、サッシをはずし窓台を水平に入れ替えています。外したサッシは高圧洗浄機で一度洗浄します。
    9/20追記


    断熱材はめ込み

    既設サッシ洗浄
      
    地震、台風、火災に強いと書かれているダイライト(補強面材)を外壁部分全面に打ち付けていっています。 この面材を貼った後サッシの取り付けをして外壁一面断熱、補強工事が終わっていきます。さらに、この工事により外壁断熱性能を高め、 補強面材により荒壁の隙間から入り込む空気の流れを止めることができ、気密性も向上します
    9/20追記


    補強面材

    既設サッシ取り付け
      
    間仕切り変更、補強です。基礎の上に土台を固定し、屋根を受ける横架材を組み、柱でしっかりと屋根の荷を支えるように組んでいます。
    10/15追記


    間仕切り変更前

    間仕切り変更
      
    筋交いを入れ補強した後、柱、筋交いを補強金物で留めました。土台、柱、横架材まで強度のある桧材を使用しています。
    10/15追記


    間仕切り

    間仕切り
      
    床下下地です。レーザーレベルで水平を出し、組み付けています。床下の空気が壁の中を通らないように垂木の小口で通気止めをしています。 これだけのことで部屋の暖かさが変わってきます。
    10/15追記


    床組

    通気止め
      
    床下断熱材です。断熱性能の高い厚み60ミリの圧縮したグラスウールです。この断熱材を使うため床下地の垂木も60ミリと大きい材料を 使用しています。この上に捨て貼り合板を打っていきます。
    10/15追記


    床下断熱材

    捨て貼り合板
      
    天井下地です。下地打ち終わり後、リフォーム前は入っていなかった断熱材を隙間無く入れてあります。
    10/15追記


    天井下地

    断熱材
      
    南側に庇を作るため加工をしています。寸法取りをしっかりと取っておけば作業場でかなりの部分まで加工することができます。 今回も庇が1日で組み付けられるよう最大限の加工をしておきました。またどんなものでも作る道具と、技術があります。
    10/15追記


    庇加工

    庇加工
      
    間違いもなく1日で無事庇の組付けをすることができました。 南側は大開口のサッシが付いているため夏の日差しを大幅にカットしてくれると思います。また雨の日でも気にせず窓を開けることができるようになります。
    10/15追記


    庇組み立て

    庇組み立て
      
    桧と杉の木の香りがする庇の完成です。バランスよく組み付けることができました。もう少し進行したら 桧の化粧梁、化粧柱の養生紙をめくりたいとおもいます。
    10/15追記



      
    サッシです。大きいサッシは既設のサッシをそのまま使用。位置の変わるサッシは新しく入れ替えてあります。
    11/7追記


    サッシ

    既設サッシ
      
    電気式床暖房パネルタイプを施工しました。厚みが12ミリあり高さをそろえるため、 捨て張り合板の上にもう一度12ミリ合板を打ってあります。
    11/7追記


    床暖房

    床暖房
      
    床暖房対応のフロアーを施工しています。表面2oが本物のナラ材が使われている12ミリの合板フロアーです。見た目は完全に無垢です。
    11/7追記


    床施工

    床施工
      
    堀こたつの施工です。規格通りに床を切り抜き断熱材セットを施工。ヒーター付きの堀こたつ部分をはめ込み固定してあります。
    11/7追記


    堀こたつ

    堀こたつ
      
    天井を貼る前に高性能16`105ミリのグラスウール断熱材を施工してありましたが、さらにもう一層10`100oのグラスウール断熱材を敷き込みました。 少しでも暖かく、涼しくなるよう天井裏は2重断熱材です。
    11/7追記


    天井

    2重天井断熱材
      
    和室の内障子だったため柱の内々寸法で障子が作られていました。リフォーム後は洋間のため窓枠方式となります。 既設の内障子を使用するのに支障の無いように柱を少し挽き割ったり、柱がねじっているため枠が取り付けられるよう建っている柱をそのまま 電気ガンナで木取り直したりと、かなり手の込んだ仕事をしてあります。。
    11/7追記


    内障子枠

    内障子枠
      
    一部既設に付いていた内装建具を使用するため、既製品の枠を改造し取り付けてあります。変更されているのは片引きの上敷居です。既製品では長さが 足らないため無目枠を別途発注し溝を造り納めています。枠材取り付けは水平・垂直を出し、新築レベル同等の取り付けをしてあります。
    11/7追記


    特殊枠

    特殊枠
      
    合板で囲っていた母屋と横屋のつなぎ部分です。開口を広くできるよう3連引き戸で、横屋の暖かさを逃がさないよう間仕切ることが目的です。
    11/7追記


    横屋間仕切り

    横屋間仕切り
      
    窓枠、入口枠が組み終わり、下地も組み終わりました。 壁は多少柱が転んでいても、レーザーレベルで水平・垂直を出し、新築レベル同等に修正して組み直してあります。
    11/7追記


    下地

    外観
      
    巾60p、長さ2.5mのケヤキ一枚板を加工。機械に入らないサイズなので電気カンナでの手加工で仕上げてあります。
    11/7追記


    ケヤキ1枚板加工

    ケヤキ1枚板加工
      
    加工したケヤキ板はキッチン対面カウンターとして使用しました。柱は立てずアングルで固定してあります。
    11/7追記


    ケヤキ対面カウンター

    ケヤキ対面カウンター
      
    壁、天井の石膏ボードが張り終わりこれから仕上げ工事にはいります。
    11/7追記


    クロス、珪藻土下地

    クロス、珪藻土下地
      
    テレビボードの制作を始めました。天板に桧節付き一枚板を使用し、自然のノタの形状を生かし天板を仕上げてあります。 一部建具も取り付けます。
    11/7追記


    テレビボード

    テレビボード
      
    組み付けは、ボンドとダボのみで制作。仕上がった後現場で取り付けしてあります。
    11/7追記


    テレビボード

    テレビボード
      
    天井はクロス、壁は珪藻土で仕上げていきます。下地処理は共につなぎ目、ビス部をパテで平滑に仕上げ、クロスはそのまま仕上げ材を貼っていきます。 珪藻土は下塗りをし、乾いた後上塗りと2行程あります。珪藻土はほんのりとコテ目が残る位で仕上げてあり、最大の効果は調湿機能になります。
    11/7追記


    パテ

    珪藻土
      
    リフォーム前、応接室、和室、キッチンの一部だった部分が24畳LDKに変身です。珪藻土とクロスで仕上がっており、 L型キッチン取り付けも終了しました。このLDKには畳みスペースがあり、堀こたつも組み込まれています。
    11/7追記


    LDK

    LDK
      
    周りに家が無く冬の北西の冷たい風が当たる西の横屋も外壁断熱工事をさせていただいています。 外壁をめくりスタイロエースをはめ込み気密防水テープでつなぎ目をふさいでいます。
    11/7追記


    外壁断熱工事

    外壁断熱工事
      
    スタイロをはめ込んだ後、補強面材を全面に施工しています。この後、防水シート、外壁下地、ガルバニウム鋼板と仕上げていきます。
    11/7追記


    補強面材

    補強面材
      
    通湿防水シートを貼り、ガルバ二ウム鋼板を施工。これで西北横屋の断熱工事、外壁張替工事が終了しました。 西風がまともに当たるため家の中まで風が入り込んでいましたが、断熱材をはめ込み、面材を打ち付けたため、風の侵入等はかなり防げています。
    1/13追記


    防水紙、下地

    ガルバ二ウム鋼板
      
    西北横屋につながる西横屋もリフォームさせていただきました。軒裏天井が湿気でめくれて痛んでいたので張替えて塗装・ 木製の雨戸の動きが悪く開け閉めに苦労されていたのでサッシのはめ替え・補修部を合わせこの屋敷に建っている建物の色に合わせて外壁を塗装。
    1/13追記


    リフォーム前

    リフォーム後
      
    このわずかな切れ目からとても冷たい風が吹き込むため塀を作らせていただきました。これですべての工事が終了となりました。
    1/13追記



      
    酒井建築オリジナルトイレ手洗いカウンター。リモコン取り付け位置は欅の薄板を張り付けアクセントとしました。
    1/13追記


    トイレ手洗いカウンター

    リモコン取付板
      
    桧の節板を使い1つは建具付きのテレビカウンター。もう一つは建具なしのテレビカウンターを製作しました。大工手作りの一品です。
    >1/13追記


    テレビカウンター

    テレビカウンター
      
    スリット照明がかっこいいユニットバスです。この家は全館床暖房ですが、なんとユニットバスも床暖房を装備しています。寒がりな人ならぜひおすすめです。 キッチンもL型でサイズが2100×2700oというオーダーサイズのキッチンです。キッチンカウンターと天板に欅の一枚板を使用。カウンターは小さく見えるかもしれませんが 狭い部分で600o、長さ2400oある大きな一枚板です。
    1/13追記


    ユニットバス

    キッチン・欅カウンター
      
    プラン上できてしまったデッドスペースに手作り収納を製作させていただきました。カウンター、建具は欅で作成しました。
    廊下以外の壁はすべて珪藻土で仕上げさせていただきました。塗り壁ならではの風情があります。
    1/13追記


    欅収納

    珪藻土
      
    LDKの一部に畳スペースを設置。こたつを外して蓋をすると畳スペースに変身。畳の下にも床暖房が設置されており、堀こたつは6面ヒータータイプ(床、壁、こたつ) のためここに座ると出たくなくなるほど温かいスペースとなっています。
    1/13追記


    LDK

    LDK
      
    左の写真はリフォーム前の和室の写真です。この和室の内障子を使用しリフォームされた部分に使用しました。柱に当たる建具を窓枠仕様で組み直す難しい 仕事でしたがうまく納まり一安心です。
    1/13追記


    リフォーム前和室→

    LDK畳スペース
      
    3部屋をつなぎ約20畳の開放的なLDKになりました。
    24坪の中にLDK、寝室、寝室の近くにトイレ、洗面、浴室を作らせていただきました。
    できる限りの断熱工事を行い全館床暖房の為少し大げさに言うと真冬にLDKで服を脱いで浴室に行くことも可能な温かい家です。

    30/1/13追記


    LDK

    LDK
    予算の範囲で温かい新築、温かいリフォームを提案させていただきます。
    TEL:0566-99-2868 メール