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バックレストとシートクッションの生地のほつれが酷くなってきたため、自家張替えを行いました.
ここではその様子を画像入りで紹介していこうと思います.
なお,シートの取り外し,張替え,取り付けは私が自分で行いましたが,シートの分解は
知識が無く自分で行う自信が無かったため,兄に頼みました.
したがって,分解方法に関しては質問されても詳しくお答えできませんので,あらかじめご了承下さい.

張替え作業を行う場合は すべて自己責任で行ってください.
この情報を元に作業を行うことによって生じたいかなる事故/問題等に関しても,管理人は責任を持ちませんのであらかじめご了承ください.





まずは張替え前の画像.
二箇所の丸で囲まれた所が問題の部分.
座るたびにほつれも酷くなってきて
そろそろ限界です….
シート地を内装のイメージに合わせることも兼ねて
張替えを決行です.



張替えを行うには、シートを取り外さなければなりません.
シートレールは4箇所のボルトで
フロアに固定されています.
取り外すとこんな感じです.
がらんどうですね….



続いてシートを分解します.
シートレールを外し,
リクライニング用のダイヤルのカバーを外し,
クリップを外してシートクッションとバックレストを外し…
なかなか手間のかかる作業のようでした.
最近のレカロは割りと分解しやすい
構造になっているらしいのですが,
私のものは初代SRというせいもあってか,
「とにかく分解しにくかった」とは兄の談.
経験豊富な兄でも手こずったので
やはりお任せして正解でした.
私がやっていたら,多分今頃壊してます(爆)



ちなみに,これが分解後の拡大画像です.
思いのほか簡素な作りに少々驚きました….

ついでに生地をめくり上げて
ホールド性の要であるウレタン部分の
状態を確認しておきました.
つぶれは無かったので
まだまだ現役で使用できそうです.



ここからが肝心の張替え作業.
張替えには粘着タイプのレザー調シートを用いました.
もちろん本皮には劣りますが,
質感もなかなかのもので,これで十分です.

型取りをして生地を裁断し,
しわができないように丁寧に貼り付けていきます.
側面や背面など,組み込むと見えない部分では
「タッカー」と呼ばれる道具でステープルを打ち込み,
シートと生地を固定します.
縫い合わせるよりも手軽で,強度も十分です.
(実はもともとの生地もステープルで固定されてました)



これが張替え終了後の画像.
左がバックレスト,右がシートクッションです.
我ながら綺麗にできました.
あとはこれらを本体に組み付ければ完了!
出来上がりが楽しみです.
初めと逆の手順でシートを組み付けていき,
最後にシートレールをフロアに固定して
作業は全て終了です.
(日が暮れてきてしまったため
 画像がちょっと見づらいですね…)

個人的には,良い感じに仕上がったと満足しています.
次は同じ生地を使用して
内装の張替えにチャレンジします!
レポートをお楽しみに.