ゆっちょ警備員講習〜一限目






起立!!礼!!着席!!


え〜どうも。おはこんばんちわ。


ゆっちょ警備員講習にお集まり頂き有り難う。


私が本日この講習を担当します、講師兼総責任者のゆっちょである。




ここでは私ゆっちょが、大学に入学してすぐバイトとして入り、今現在も在籍している


「警備員」


について皆さんに分かりやすくその仕事概要、また裏話などを講義したいと そんな風に考えている。


ではそういう訳でよろしくお願いしやす。





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第一回講義初日ということで、まず基礎知識確立のために


「警備員の仕事とは何ぞや?」


を説明したいと思う。しっかりと頭に入れていくように。




まず、「警備」と言うのは大きく二つの警種に分かれる。


それは「雑踏警備」「施設警備」の二つ。


この二つの違い、それは至極簡単。


まず「雑踏警備」だが、こちらは主に道路に立ち、交通誘導を行う警備


一方「施設警備」は主に建物の中のセキュリティー警備と考えて頂ければOK。





私はこの二つの内、前者の「雑踏警備」の方の警備員として働いてる。


ということで、「雑踏警備」を詳しく説明していきたいと思う。
(実際、施設警備は携わってないので説明できないのだ。はっはー)





「雑踏警備」とは先程言ったように、道路に立ち、交通誘導を行う警備だ。


その警備目的は他でもない。


道路状況を把握し、交通を円滑にするのが目的だ。


道路が何らか(主に道路工事)で車の通行に支障がある時、その状態の緩和のために収集される人、


それが雑踏警備員なのだ。


車社会の今、私達警備員無くしてはオチオチ工事も出来ないであろう。





で、そんな雑踏警備は私が考えるには↓の三つの部類に分けることができる。(と思う)




1:片側交互通行(片交)の警備


2:通行止めの警備


3:イベント・駐車場の警備





1、2、3の中でも最も雑踏警備として警備する比率が高いのは1の片交であり順に2、3といった具合だ。


つか番号そのままの順だな。
(これはあくまで私の場合である。)


では今後の講義の主軸であるこれら1、2、3の警備の方法を図解で説明しよう。





1:片側交互通行




片交を簡潔に言い表すならば、


「一車線で両方向の車を通す」


これに尽きるであろう。




要は、何らか(主に道路工事)などによって、どちらかの車線が通れないので、


残りの車線一つで両側の車を交互に通すと言ったところか。


だったら二車線、三車線道路はどうなるのか?という疑問だが


その場合は何ら問題ない。


基本的に、二車線までハミ出ない即ち一車線で事足りる道路工事の場合ならば



工事をしてない側を通せば単純に良いというわけだ。




ではここで、片側交互通行の具体例を図で見てみよう。








まず第一に、上側の車線で工事が行われているので、上側車線の車の通行に支障があるのが分かるね。


そのために上側の車線の車は

直進出来ないため仕方なく反対車線にはみ出て通行しなければならない。


が、反対車線に車が通っていなければいいが、もし通っていたら当然はみ出ては通行出来ない。


強引にでも飛び出したりしたら事故を起こす確率も高い。


そこで車の通行の円滑、渋滞の緩和、事故の安全を図るために


我々雑踏警備員が出動する寸法だ。




図を見て頂いた時気付いたと思うが、そう、


片交は一人では出来ない。


技として一人で片側交互通交を行う、通称一人片交ならぬモノが存在するが


それを行う場合は状況が限られてるので後に説明するとしてだ、




基本的に二人一組で行う。


図が上に逝ってしまったのでもう一度表示↓





見ての通り、それぞれの車線に一人ずつ警備員を要すのだ。




そして、車がやってきたら車を、通るべき車線に促す。


当然、車を通される側の警備員は、自分の車線側の車がやってきてしまったら 止めなければならない。


では、その図を見てみよう↓









この場合、上側の車線の車を警備員一号が通しているので、


下側の車線の警備員二号は下側の車線の車を止めておかなくてはならない。



そして、上側の車線の車が切れたら、待たせておいた下側の車線の車を通す。


その場合はもうお分かりだろうが、警備員一号は

上側の車線の車を一切通さず止めておかなくてはならない。





と、ここで疑問、




車はどうやって止めるのか?


また、両方の車線から車が来た場合、どちらの車線を通すのか?





そう思ったことだろう。うんうん。


お答えしよう。




まず、車はどうやって止めるのか?という問題だが、


これは警備員業の要であるを巧みに利用し止めるのだ。




紅白旗は基本的に、右手に赤旗左手に白旗を持つ。
(これは警備会社によって異なる)


決して右手に勇気、左手に涙ではない。
(分かる人は肉人だ)


そこは注意だ。




遠くからスピードにノってやって来る車に対し、




ステップ1として、赤旗を頭上に掲げ振る!!


これが運転手に「ここで工事してますよ〜止まってくださ〜い」という予告に相当する。




ステップ2で若干近くに迫ってきた車に対し、


ビシッと赤旗を頭上から前方に垂らし、完全に車をシャットアウトする。


丁度図の警備員二号を見れば分かると思う。


赤旗を前方に垂らしているね。


こんな感じで止める。





次にどちらの車線を通すのか?という問題だが、


これは実は警備員同志でどっちを通すかを決める合図が存在し、それは旗で行われる。




合図の仕方はこうである。




車を通す側の警備員は相方警備員の方向を向き赤旗を頭上に掲げる。


車を通される側の警備員はその合図に対し白旗を相手の方向を向き頭上に掲げる。


図解


車を通される側            車を通す側
       
ビシッ!!        ビシッ!!


そしてお互い合図の確認後、それぞれの行動に移る。


車を通す側の警備員は赤旗を降ろし、白旗で車を促し、


車を通される側の警備員は先程言った「車を止める方法」を行い、赤旗を前方にだし車を止める。


これが一連の合図の方法で、以後車が来る度にコレの繰り返しである。


「こっちから車流すから止めといて〜危ないから!」の意味を含む危険の赤。


「よっしゃ!了解!こっちは車止めておくから流してい〜よ〜」という意味を含む危険はない白。


そう考えるとわかり易いかな。




以上が片側交互通行の仕方概要である。





2:通行止め




これは非常に簡単。


まずは↓図を。









通行止めは要はこう、


「工事をすることにより道が塞がり、車が一台も通れるスペースがなくなる場合に限り道を全面遮断する」


とこんな感じだ。


もっと簡潔に言うと、片交が出来ないなら通行止めが行われるというこった。
(実は例外・・というか特別な場合もある。詳しくはまた次回)


だから、通行止めが行われるのは主に、住宅密集地狭い農道などである。




やり方はどってことない。


ただ、通行止め中の道路、すなわち警備員が立ってる道に来ようとする車をシャットアウトすればいいだけだ。


こちらも基本は旗で行う。


まぁ行うと言ってもただ旗で×印かなんかを作って


「通れませんよ〜」と通行止めをアピールするだけだが。




以上が通行止めの仕方概要である。





3:イベント、駐車場の警備




こちらはもう業者側(依頼主)の支持に従いひたすら客の駐車を円滑に促すだけ。


やり方とかはその時その時によって変わる。


臨機応変にといったところだ。




例えば、私が経験ある駐車場警備なんかは某赤ちゃんショップの警備で


人気があるのか客が山のように訪れて来るため、駐車場内で渋滞が起こったり


また駐車場と店が道路を挟んで位置してるため、


客が駐車場と店を横断する際に車との接触を避けるのに車を止めざる負えなかったとか、


とりあえず大変である。


したがって、決まった一連の動きというものがない。


警備員の判断が片交、通行止め以上に問われる。




以上がイベント、駐車場の警備の仕方概要である。





今回、一限目ということで警備業とは何ぞや?何をするんじゃ?ということがわかってもらえただろうか。


この知識が欠けてると講義ニ限目、三限目とこれからの講義で笑えなくなる。


この講義はオチはないが復唱して欲しい。


それもまた後の笑いのためにと思って。是非に。





え〜次回ニ限目の警備員講義は「雑踏警備の諸問題」について触れてみたいと思う。





ではこの辺で初日の警備講習は終了する。





起立!!礼!!直れ!!かいすわ〜ん!!!


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