SV-275 Ver 3 の製作

梱包です。今回は直接購入にいったのではなく、ホームページから申し込みました。申し込み後翌日だったか翌々日には到着しました。
箱を開けたところです。一番上にある封筒の中にマニュアル「かわら版」が入っていました。
 前回のSV-2 2003のマニュアルはA3でしたが今回のマニュアルはA4サイズで17ページでした。    SV-2のマニュアルの方が細かいところまで書いてあると思いました。
箱から取り出した部品です。
シャーシ、サブシャーシ
箱の中には線材、CR類などの小物が入っていました。
箱の中です。
コンデンサー類です。
真空管ソケットです。
スピーカー端子です。
入力端子です
入力用ボリューム、およびつまみです。
パイロットランプです。
パワースイッチです。
ヒューズ、ヒューズホルダーです。
シャーシ、サブシャーシ、裏側から見たものです。
電源端子です。右上がアンプ側、左下側が電源コード側です。線材を取り付ける場所は割合狭く、半田の団子などを作るとねじ止めできません。
ねじ類です。種類がたくさんあります。
チョークコイルです。
KT88真空管が4本です
6BQ5真空管が4本です。
12AX7真空管が2本です。
ラグ板です。
 サブシャーシに真空管ソケットとラグ板を取り付けた写真です。+ドライバーとナット回しで締め付けます。12AX7,6BQ5真空管ソケット取り付けようねじ穴にはねじが切ってあるのがわからず何度やってもねじが中に入らず仕方なくドリルで少し広げてねじ止めしました、そのためナットが足りなくなってしまいました。たまたまナットの在庫がありましたので、買い出しに行かずにすみました。一言ねじ穴が切ってあることをマニュアルに書いておいて頂くといいかと思います。
 サブシャーシをシャーシに6角スペーサを用い取り付けます。ほかのラグ板も取り付けた状態です。
 入力端子、スピーカー端子、スイッチ、ヒューズホルダー、電源端子、入力ボリューム、出力トランス台をつけた状態です。ネジで締めるのですがこんな大きなナット回しはありませんのでラジオペンチで締め付けました。
 大物を取り付けます。出力トランスの配線は取り付け前に行って書きます。電源トランスの包装紙は傷を付けないために取り付けに必要なだけまくり上げておきます。出力トランスの取り付け方法はマニュアルに詳しく書いてあります。これで一気に重くなります。動かすのに大変ですので回転台の上にのせます。
 チョークコイルを付け裏側から見た写真です。ひっくり返すと電源トランスと出力トランスでは背の高さが違いますので出力トランス側にトランスの箱に入っていた発泡スチロールを2枚かうとちょうどよい高さになりました。
 回転台に載せた写真です。
 真空管を貫くアース線を取り付けます。太い線ですので半田付けが難しいかと思いましたが割合簡単につきました。
アース線と入力のシールド線を取り付けた図です。
ヒーター回路とAC電源回路のの配線です。マニュアルの写真には撚って配線してあるので撚って配線しました。
 出力トランスからの線は邪魔になりますので輪ゴムで止めておきます。
電源トランス周りです
信号線取り付けた図です
入力周りの配線です。
電源周りの配線です。
抵抗類です。
配線があまり汚いので少しくくりました。
12AX7,6BQ5周りの配線です。小さいソケットでしかもクロスしていて1点に2ね3本の線またはCRを半田付けをするのはなかなか難しいです。年をとると半田付けポイントがなかなか見にくく、めがねを取ったりはずしたりして半田付けをしました。
真空管周りの配線です
ダイオードを極性に気を付けて取り付けます。
電源トランスからの350ボルトタップからのリード線は接続しません。
電解コンデンサーを極性に気をつけて取り付けます。
KT88周りのCR類の取り付けです
左チャンネル分の取り付けです。
12AX7,6BQ5周りのCR類取り付け写真です。
電源トランスからの350ボルトタップからのリード線は熱収縮チューブをかぶせてショートしないようにしておきます。
 半田付けが終わったらシャーシをたたいて半田くずや線材のくずを取り除きます。掃除機で吸い込んだりもします。とにかく何度もやります。手には感電防止用にゴム手袋を着けて、真空管を差さずにヒーター回路の電圧を測り既定値に近ければ電源を切り真空管を差します。
 最初に電源を入れるときは何度やっても緊張するものです。煙が出ないか、スパークが飛ばないかと。1回目でパス
電源トランスからの350ボルトタップからのリード線を接続し手袋をはめ規定のポイントのDC電圧を測ります。規定値に近ければOK
 マイナスは蓑虫クリップで接続し、プラス極は先端1mmほど残しビニールテープを貼っておきます。片方のみ動かすことにより、不必要なところへの接触が押さえられます。
 商用電圧が自宅に取り込んでいる電柱にトランスがありますので100ボルトよりは少し高めです。
完成です。SV-275の作作りやすさの難易度は星4つと書いてあります。まさにその通りで SV−2星5つと比べるとやはり易しいです。ただ1カ所に線材やCRるいを3つも4つも付けるのはなかなか難しいです。
夜電灯を切って真空管の明かりのみで撮影してみました。
真横からの図です

 今回の製作はプッシュプルアンプを作ってみたいと思いキット屋さんにSV-275 ver.3、 VP-3000、 VP-2000、のどれにしようかと相談したところ 聴く曲、スピーカーは何を使っているかと返事ありました。今回は製作する、作り上げたという満足感を得るという観点から全部手配線であるSV-275. ver3を製作することにしました。急いで作るのではなくゆっくりと時間をかけて、何度も点検をして作る事にしました。

ザ・キット屋