これがSV2の梱包です。刈谷のショールームへ直接赴いたので送り状がありません。予約なしでいったのですが親切に対応していただきました。後で予約の来客があるというのに試聴をさせていただきました。
わくわくしながら梱包を開いたところです。
中はこんなふうに整理して詰めてありました。
箱から出した部品です。これとは別にA3版のマニュアルが23ページ入ってます。作成時に使用するマニュアルをもう一部こぴーして使用しました。自宅のコピー機はA4版なので半分ずつ分けて行いました。配線した部分の線はマーカーで印を付けて行いました。
ケースの中にCR類線材、つまみなどが詰めてあります。
ねじの種類です。種類の多さに驚きました。
信号入力端子です。金メッキが施されています。赤(右)白(左)を間違えないように。
スピーカー端子です。赤は+、黒は−
ダイオード類です。+−があるので間違いのないように。4角いのは角の欠け。小さいのはマーク下の図による。
パイロットランプ用LEDです。+−があるので極性を間違いのないように。
スタンバイスイッチ・メインスイッチです。
電解コンデンサーです。もちろん+−に注意して使用します。
マニュアル通りに最初は前面パネル周りの配線です。線材のの色や長さはマニュアルに書いてあります。マニュアル通りに配線を行いました。
後面パネル周りの配線です。
前面からみた図です。
KT88と12AX7用の真空管ソケットです。
上面パネルです。
真空管ソケットを上面パネルに取り付け、これを下から見た図です。845真空管ソケットの巨大なこと。しかもかなり重いです。
使用するラグ板です。
チョークコイルです。
出力トランスです。配線をしてからカバーをかけます。
ブロックコンデンサーです。+−の刻印を間違いのないように。また、ブロックコンデンサーの1本には黒いビニールテープが巻いてあります。使用する場所が決まっているので間違いのないように。
非常に重い電源トランスを取り付けました。これだけで総重量の半分ほどあります。チョークコイル、出力トランスを取り付けると重量は相当なものになります。コンデンサー・ハムバランサーを取り付けます。ハムバランサーについてはマニュアルには詳しくは書いてありません。
まず配線関係のマニュアルをコピーしておきました。配線するたびにコピーのマニュアルにカラーペンで印を付けて配線ミスが内容にしました。最初はヒーター回路の配線です。配線後もう一度確認しておきます。確認は何度行ってもよい。
信号回路の配線です。
抵抗です。もちろん抵抗値はカラーコードで表示してあります。まず種類ごとに分けセロテープで留めておきます。マニュアルの部品表には、使用抵抗をいちいち茶・黒・茶などと書いてありますで分けるのに助かります。使用する場合はテスターでもう一度測定して使用します。
サンバレーのロゴ入り真空管ケース。
UV845、KT88、12AX7大きさの比較ができます。UV845の巨大さがわかると思います。Sun Vallay のロゴが真空管に書き込んであります。
真空管が大きいためひっくり返して調整はできないので横に倒して行いました。出力トランスの下に本を1冊挟むとちょうど垂直に近くなりました。
全配線が終わった状態。真空管を指さないでヒーター回路の電圧を測定します。電源を切ってもコンデンサーに電気が残っているので感電しないように。
こんどは真空管をさしてスタンバイスイッチ入れ、ヒーター回路に電流を流し電圧を測ります。UV845のかなり明るくまた発熱が非常に大です。気をつけないとやけどをします。
このあたりの配線がなかなか大変です。1ポイントに何度も繰り返し半田付けをします。
このあたりもCR類を半田付けするのが大変でした。
電圧を測るときに−ポイントにミノムシクリップを使用しました。テスターの検電棒がほかに接触しショートをしないために。
デジタルテスタです。アナログのテスタしかなかったためカーマホームセンターへ購入にゆきました。このタイプしか1000Volt用はありませんでした。+の検電棒先端1mmほどを残してビニールテープを巻いておきます。
1000Volt近い電圧を測るので感電しないように使い捨てのビニル手袋をはめて行いました。
完成写真です。
使用した器具です。
上段左からドライバー、ニッパー、ニッパー、ナット回し、半田こて
中段左からワイヤストリッパ、ラジオペンチ、差し金
下段の円盤は回転台です。この上にアンプやパソコンを乗せ配線等を行います、回転できるので非常にやりやすいです。上に載っているのは電動ドライバーの軸です。カッター、ラジオペンチ、電動ドライバー

SV2(2003)が
故障してしまいました。

 3年半ほど使用してきたとき「バチッ」、「バチッ」と大きな音がするようになってしまいました。挙げ句の果てに、アンプが死んでしまいました。845の真空管が「パチッ」といっているようなので最初は真空管かと思っていました。しかし以下のような状態でしたので以下の文面で「キット屋」さんにメールをしました。
 
 
 SV2(2003)が故障してしまいました。スタンパイスイッチ onで緑色LEDか点灯しません。
KT88や12AXのヒーターランプも点灯しません。
 パワースイッチONで赤色LEDは点灯します。845のヒーターは点灯します。
 そこでKT88のヒーター電圧、e−e’,d−d’を測定しました。0ボルトでした。
 次に、KT88葉のブリッジダイオードのc−c’の電圧を測りました。0ボルトでした。
 ブリッジダイオードの交流側を測定しました。12〜13ボルトありました。
 これで、KT88,12AX用のブリッジダイオードが壊れたと考えました。
 この考察が間違っているのなら修理してもらいますが、今回はブリッジダイオードの交換を試みてみようと思います。
これでも直らない場合は、修理をお願いしたいと思います。
 
 ブリッジダイオードを販売してはいただけないでしょうか。
 価格、送料などをお知らせください。



すると、明くる日に無料でブリッジダイオードを送ってくれました。
ブリッジダイオードを交換したところ正常に動くようになりました。

「キット屋」さんに感謝・感謝

サンバレー SV-2 ver2003の作成

直線上に配置