直線上に配置

SV−722(マランツタイプ)の製作

キットやさんに電話したところ大橋さんに転送してもらいSV-722マランツタイプがよいとのことでそのまま注文しました。何度も購入しているので銀行振り込みで申し込みました。銀行も東京三菱UFJも振込先に加えてもらうと振り込み料が安くてすむのだが。明くる日には左のような包みが送られてきました。重量は約8kgでした。パワーアンプよりかなり軽いです。
蓋を開けたところです。2007年のカレンダーとかわら版が上にあります。後の部品は大きなプチプチシートに包んでありました。これを机の上に広げてこの上で作業しました。
マニュアルは全部でA416ページカラー印刷です。マニュアルの一番上にSV-722補足図面がありました。これに追加部品のスイッチングダイオードがビニール袋に入れられてついています。キット全体が見渡せる写真または図が入っていると全体のイメージがつかみやすいかと思います。最初に読んだ段階ではサブシャーシがシャーシにどんな風にとりつくのかよくわかりませんでした。もちろん部分部分のマニュアルはしっかり書いてありました。

設計・製造元 アドバンス
総発売元 サンバレー と書いてあります
かわら版です。平成18年10月10日発行です。
2007年のカレンダーです。
シャーシ、サブシャーシ、フロントパネルの包みです。
シャーシの中にこんな風に部品がポリ袋に入っています。
シャーシと部品袋2個です。この中にまたポリ袋で分けてあります。
シャーシ関係のポリ袋です。この中にまた細かくポリ袋で分けてあります。
つまみやロータリースイッチが入っています。
イコライザーアンプ関係・フラットアンプ関係、電源関係、配線材などポリ袋ごとに分けてあります。
電源関係の部品です。
配線材・ビス類、プラ足です。
シャーシです。電源トランスは最初から取り付けてありました。
ビス類です。非常に種類が多いです。説明ではわかりにくいものもあります

電源基盤です。最初にダイオードを銅箔面よりつけます。頭がちょうどシャーシに張り付くようにします。シャーシを放熱に使うのでしょう。後の部品はもちろん銅箔面の反対側から差し込み銅箔面でハンダ付けします。
できあがった電源です。より線の先に発光ダイオードついています。発光ダイオードの足をプラス側を 5mmほどに切りマイナス側はそれよりもう少し短く切ります。プラス側により線の赤を接続しますその前に黄色い熱収縮チューブかぶせておきます。マイナス側に同様に黒線を接続します。黄色の熱収縮チューブをハンダ付け近くにおいてしまったら収縮してもう動きませんでした。家にあったチューブで代用しました。点灯すると青く光ります。ちょっと明るすぎる感じです。
イコライザー基盤と部品です。コンデンサーと抵抗です。下の基盤の隣がピン端子、その隣がチェック端子です。チェック端子は2種類ありまして太いのと細いのがあり、細い方が銅箔面より差し込むものです。
イコライザー用抵抗です。部品表に青灰茶金などと書いてありますのでこれで分類すればよい。ただ念には念を入れてテスターでチェックするのもよいでしょう。私はいつも全部の抵抗を分類し紙にそれぞれの名前を書きセロテープで留めておきます。使用するときもう一度テスターで確認します。
イコライザー基盤の銅箔面です。
ハンダ付けをします。。部品を差し込み銅箔面にはんだごてをあてがい1.2.3と数えてその部分にハンダをつけます。するときれいに銅箔面にハンダが流れます。すず60%のヤニ入りハンダで取り付けました。
フラットアンプ基盤と部品です。コンデンサーと抵抗が主です。下にあるのがピン端子とチェック端子です。ここでもピン端子く2種類あります太いのと細いのです。
フラット基板用抵抗です。
基盤には部品名などが印刷してありますし、マニュアルには抵抗のカラーコード付きで印刷してありますので間違いはかなり減少します。できあがったイコライザーアンプです。各パーツのリード線を直接真空管ソケットにハンダ付けします。長さは基盤の端から25mmとマニュアルに書いてあります。まだ長さはそろえてありません。裏側からつけるピン端子の位置には白いリングで印が付けてありました。
裏側からです。
抵抗を印刷面にあわせて穴に差し込むと反対側のリード線が基盤端より25mmありません。25mmにあわせてハンダ付けしました。
同様にフラットアンプです。これもリード線は25mmに切りそろえてはありません。
フラットアンプを裏側から見た写真です。ピン端子には首のところにビーズがつけてあります。表側はそのままハンダ付け、裏側からはビーズを撮ってハンダ付けをします。
真空管ソケットとシールドキャップです。
サブシャーシに真空管ソケットとタッピングカードスペーサーを取り付けます。
左から電源スイッチ、ロータリースイッチ(monitor,source切り替え用)、ボリウムです。
入力切り替用ロータリースイッチです。
アース端子です。
MCカートリッジ用ステップアップトランスです。
シャーシ関係のパーツです。
ACインレット・アウトレットです。
真空管ソケット回り全体の配線です。
真空管ソケット回りの配線です。
イコライザーアンプと真空管ソケットの接続です。けっこう狭いところの配線ですのでかなり苦労しました。基盤裏側からの黄と灰のリード線からハンダ付けします。後は下側からでているリード線から接続します。上の線はじゃまですので上に曲げておきます。下から上と順序よくやらないと付け直しなどとなります。2,3回付けたり撮ったりしました。つける順番をマニュアルに書いておいてくれると無駄が省けるかと思います。
同様にフラットアンプと真空管ソケットのハンダ付けです。
サブシャーシ全体像と配線です。
サブシャーシ・電源をシャーシに取り付けた写真です。
前面パネルと入力ピンをつけた写真です。
フラット基盤、イコライザー基盤と電源を接続します。
前面パネルはアクリル製なので傷が付かないように布などで覆えとマニュアルに書いてありましたが、前面パネルが入っていたプチプチシートをそのまま使用しました。
AC1000ボルト関係の配線です。スパークキラーの配線も忘れずに。
後ろ側から見た写真です。下部に真空管ソケットが見えます。
ロータリースイッチに配線します。クリップで固定して行いました。
2つのロータリースイッチとステップアンプトランス取り付けます。このときロータリースイッチ同士の配線を先にしておきます。M62ロータリースイッチからY2011段目のコモン端子へ行く黄色と灰色の配線
ステップアンプトランス、ロータリースイッチ、ボリウムを取り付けたのを前側から見た写真です。
ロータリースイッチ回りの配線です。ここも非常に狭いのでハンダ付けしにくいところです。イコライザー基盤よりくるリード線はシャーシにねじ止めする前につけた方がよい。また下から上へとハンダ付けしました。ここも順番を書いておいてほしい。真空管V1、V2からの黄色と灰色のリード線は最初150mmで切り出したものを黄色が85mm、灰色が70mmに切ります。接続先が下の方なので先に取り付けます
ふつう入力からロータリースイッチ、やボリウムまでシールド線を使用するのであるが本機は使用していませんその分リード線の長さが短く、長さが指定あります。
真空管です。12AX7 LPS SOVTEK 6本です。
ロータリースイッチ・ボリウムのシャフト、つまみを取り付けます。マニュアルには前面パネルをつけた後で取り付けるように書いてありましたが邪魔になりますので後にしました。つまみは1.5mm6角レンチで取り付けます。完成したらシャーシをたたいてハンダくずを取り除きます。
真空管を差し込む前に電源基盤の出力電圧を測ります。電圧が高いのでゴム手袋をはめて行います。
電圧が合っていたら真空管を取り付けます。
これは真空管を取り付け、後ろ側からの写真です。
この後でもう一度電圧を測ります。電源基盤以外の電圧は回路図には書いてありますが実態配線図で電圧を書いておくとよくわかると思います。
前面からの完成写真です。
BA-905Buffer amp +SV−6より確かにクリアーになったと思います。
 製作した感想は前にSV-2と同じくらい作りにくかったです。SV2(2003)の製作難易度が星5になっておりSV-722が星4になっていますが星5ぐらいではないでしょうか。ほとんどの完成品の値段が+30000なのに完成品の値段が+35000円も納得です。これまでのサンバレーのキットは1度で成功でした今回プレーヤーにつないでSV-2に接続したら低音のでない変な音が聞こえてきました。失敗かと全配線を見直したが間違いはないし、結局スピーカーのネットワークの低音側のハンダがはずれていました。今回も間違いなく1度でできあがっていたのでした。
直線上に配置

MCカートリッジとしてデンオン(デノンとは言いたくない)のDL103Rを使用しています。MCイコライザーアンプとして下のSV-6を使用していたのだが変更してみたくなりSV-722を作成しました。最初SV−6とSV−310の組み合わせで使用しようか、SV-722を使用しようかキット屋さんに質問したところ、SV−722マランツタイプよいのではという回答がありこれにしました。

ザ・キット屋