1月1日(月)晴れ
宮路山(361M)での 初日の出
| 21世紀最初の初日の出を、どこで見るか? 近くで、暗くても安全・簡単に登れて、日の出のビユー・ポイントである所等を考えて、宮路山に決める。 朝5時自宅出発。 風が非常に強く寒いが、星が出ていて、今日は初日の出が期待出来る。 5時50分第一駐車場着。 もう既に満車。 少し戻った林道脇の駐車スペースに駐車する。 宮路山には、林道に沿って何ヶ所も駐車スペースがあり、非常にありがたい。 ただトイレが有るのはこの第一駐車場のみ。 風が非常に強く寒い。防寒対策をしてヘッド・ランプを頼りに出発。 第一駐車場の横から登山道へ。 登山道は良く整備されており、又道の分岐点には標識が完備しており全く迷う心配なし。 体が温まった頃には山頂に到着。 既に十数人が、思い思いの場所を陣取っていた。 だんだん周りが明るくなるにつれ、登って来る人も増え、日の出直前には70人程になり、広い山頂も人で埋まる。 7時過ぎ、湖西山脈の上に僅かにかかる雲の間からオレンジ色の太陽が顔を出す。 21世紀最初の初日の出だ。バンザイ!の歓声が沸く。 美しく、素晴らしい初日の出だ。 宮路山に来て良かった。 宮路山は初日の出のおすすめポイントです。 |
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1月3日(水)曇り時々雪
鳳来寺山(684M)
| 今年も、初詣を兼ねて鳳来寺山に登る。
朝6時自宅出発。 1号線・151号線共すいていて,7時30分には表参道駐車場に到着。
あいにく雪が降ってくる。
雨具を着て7時45分出発。
表参道の石段は1425段あるそうです。
その石段を20分程登った所で、馬の背岩展望台の標識が目に入る。
行ってみる事にする。 15分で展望台に着く。
展望は良く、屏風岩や鳳来寺と一望出来る。
再び戻り鳳来寺に8時45分着。
例年通り今年も鳳来寺田楽の奉納の準備が行われていた。山頂に登って戻って来た時には田楽の奉納が行われているだろう。
雪が激しく降って来たが、山頂を目指す。奥の院からは完全に銀世界。
山頂9時30分着。
9時40分足元に注意しながら、山頂出発。滑らないように注意しながらの下山。天狗岩、鷹打ち場、東照宮経由して10時45分鳳来寺に戻って来た時には、すでに鳳来寺田楽の奉納が行なわれていた。 今回は見学をせず、石段を下る。 11時駐車場着。 |
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2月4日(日)曇り時々晴れ
御在所岳(1212M)
| 樹氷を見に行こうと、御在所岳に向う。 自宅7時出発。 8時30分、スカイライン通行止ゲート着。もう既に50台程、道の両側に駐車していた。Uターンして、空いている所に駐車。 今日は多くの人が登っている。 しかも今日予定している裏道コースと思われる。 心丈夫だ。 8時40分出発。 スカイラインのアスファルト道を、裏道登山口まで歩く。 9時着。登山道に入る。 日向小屋辺りから雪道となる。 滑らぬ様に注意しながら、9時40分藤内小屋に着く。 ここでアイゼンを付ける。 雪は多くなるが、多くの人が登っている為、ラッセルの苦労なし。 有り難い。今日は藤内壁を登るクライマーのグループが多く入っているようだ。 11時国見峠着。 樹氷が奇麗だ。 樹氷を愛でながら朝陽台へ。今日は天気が良く、多くの人が、樹氷見物とスキーを楽しんでいる。 山頂へは、観光客に混じって遊歩道を、歩く。11時30分御在所岳山頂。 今日は風も無く、大展望が広がっていた。 特に一面の樹氷と鎌ヶ岳、夢中でシャッターを切る。 樹氷と展望を満喫し、12時30分観光客で賑う朝陽台を立つ。下りも、同じ裏道コースを下る。アイゼンを付けての下りは快適。日向小屋にてアイゼンを外す。14時裏道登山口着。14時15分車に戻る。今日の山歩きは、天気も良く、樹氷と雪山を満喫する事が出来ました。 |
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3月24日(土)曇り時々晴れ
藤原岳(1140M):天狗岩(1171M)
今年も福寿草に会いに、藤原岳に登ってきました。 7時自宅出発。 8時45分、藤原岳登山駐車場着。 50台程の車と、なんと観光バスが2台も駐車していた。 今日は、多くの登山者が登っているようだ。 9時10分出発。 鳴谷神社鳥居から登山口に入る。 長い階段を上がると聖宝寺に着く。 庭園の脇を通り登山道に入る。 ここで登山届を出し、聖宝寺道(裏道)を登る。 6合目まで登ってくると、福寿草の群落が咲いていた。 6合目付近は、他に節分草や雪割草が可憐な花を付けていた。 8合目から残雪が多くなり、雪の上を歩く事になるが、シャーベット状の雪の為アイゼンの必要なし。 9合目付近から避難小屋までも福寿草が多く咲いている。 11時45分避難小屋着。 多くの人が休憩していたが、空いたペンチで昼食。 おにぎりとインスタント・ラーメン美味い。 12時30分天狗岩へ。 途中、福寿草の群生多く、見事に咲いていた。13時30分避難小屋に戻る。 時間が有るので、藤原岳山頂へ往復し、14時15分避難小屋出発し下山。 8合目から大貝戸道(表道)を下る。 15時45分駐車場着。 今日はガスがかかっていて、山頂からの視界はあまり良くなかったが、福寿草や節分草が、目を楽しませてくれ、楽しい山歩きが出来ました。
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4月8日(日)曇り
入道ヶ岳 (906M)
| 天気予報では今日も晴マーク。 アセビを見に行こうと入道ヵ岳へ向う。 6時45分自宅出発。 途中、天気予報では晴、降水確率0%なのに、小雨がパラパラ。 空は曇り。 何とか天気持ってくれ。 8時15分椿大神社着。 神社の横の林道を奥へ。 二本松尾根登山口の河原に駐車。 椿大神社は伊勢の一宮と言われ、猿田彦命を祀り伊勢神宮に次ぐ格式の高い社で、多くの参拝者で賑う。 椿大神社を起点とする一般コースは、北尾根、井戸谷、二本松の3コースが有る。 今日は、井戸谷コースで登り、二本松コースで降りる事にする。 8時30分、椿キャンプ場出発。 心配した天気も大丈夫の様だ。 6合目を過ぎた頃からお目当てのアセビの群落が咲き誇っていた。 笹とアセビの群生を登りきると尾根へ。 まず右に折れ北の頭(910M)へ10時05分着。 空は相変わらずどんよりと曇っているが、風は無く暖かい。 少し早いが、昼食にする。 おにぎりとカップ麺、ホットコーヒー。美味い。 10時35分、入道ヶ岳へ向う。 10時45分入道ヵ岳(906M)着。 明るい草原の山頂は見晴らしは良いが、今日は眼下に伊勢平野は望めるものの視界はあまり良くない。 残念。 11時山頂出発。 下りは二本松尾根を天然記念物に指定されている、アセビ、イヌツゲの原生林をくぐり、急勾配を下る。 小岐須乗越に出て左に杉林の急勾配を下り、12時過ぎ駐車場着。 |
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| アセビの群生(山頂付近) |
アセビ |
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5月4日(金)晴時々曇
大日ヶ岳(1709M)
| ブナ、ミズナラの林ごしに見る大日ヶ岳 |
1590M付近の尾根より見る大日ヶ岳 |
| 今年のGWは、あまり天気が良くないが、5月4日は、良い天気になりそう。 分水嶺の、ひるがの高原の大日ヶ岳へ出掛ける事にする。 朝5時自宅出発。 R41号、R248号、R156号と経由し、ひるがの高原の、別荘地を通り抜け、貯水場の駐車場に8時20分到着。 すでに15台ほど駐車していた。 今日は、天気も良く絶好の登山日和だ。 今日のコースは、ここから、やっとこ尾根を大日ヶ岳まで往復する。 8時40分、駐車場出発。 雑木林の登山道を、登っていくと、白いコブシの花が咲きほっこていた。 又ネナマリタケの竹の子が目に付く。 胸突き八丁の尾根を登る途中、ブナ、ミズナラの林ごしに、目指す大日ヶ岳が見える。 この辺りから立派なブナの原生林となる。 10時広々とした、平坦地のいっぷく平(1356M)に着く。 ここからは、残雪が多く雪の上を歩く事となる。 雪は程よくしまった状態で歩き易く、用意していたアイゼンは必要なし。 雪の上の尾根道を右に白山、目の前に大日ヶ岳を、見ながら登る。 小さな上り下りをくり返し、山頂とよく間違えるコブを超え、急斜面を登ると大日ヶ岳(1709M)の山頂に12時到着。 頂上からの展望は素晴らしく、まず白山、別山、三ノ峰、銚子ヶ峰、経ヶ岳、荒島岳、能郷白山、伊吹山、鷲ヶ岳、御岳山、乗鞍岳等望む事が出来た。 ラッキー。 頂上でおにぎりとチキンラーメンの昼食。 充分展望を楽しみ、13時山頂出発。 雪の下りは楽。 快調に歩き14時いっぷく平。 ここからは道の側に有るネナマリタケの竹の子を取りながら下る。 15時10分駐車場着。 15時30分帰路に着く。 今日は天気も良く、楽しい残雪の山歩きが出来ました。 |
| 大日ヶ岳9合目にて(1670M付近) |
大日ヶ岳頂上より白山を望む |
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5月20日(日)晴
恵那山(2191M)
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| 第一ピークより恵那山を望む |
1820Mピークより残雪残る恵那山を望む |
| 今日は、天気も良く、真夏日になりそう。 前から挑戦したかった、東濃の名山、恵那山に登る事にする。 インターネット検索によると、黒井沢ルートは現在利用出来ない。 *黒井沢林道は、H12年9月の豪雨により林道崩壊。 現在工事中。 復旧は、H14年度になる模様で、それまで通行止。*神坂峠ルートが現在恵那山に登る唯一の登山ルート。 *神坂峠への林道は、岐阜県側のアプローチのみ利用可能。 長野県、園原からの林道は現在通行止。* よって今日は、神坂峠ルートで登る。 4時50分自宅出発。 名古屋高速、小牧ICより中央道で中津川IC、19号線を落合で右折。 神坂峠7時10分着。 30台程、既に駐車していた。 空いている所に駐車。 神坂峠の登山口(1569M、山頂まで6.8K)のポストへ登山届を提出し、7時25分出発。 峠から15分程歩くと、正面に恵那山の雄姿が望める気持ちの良い、第一ピーク(1700M)に着く。 このピークから鳥越峠(1550M)まで大きく下る。 復路でのこの登りはキツイだろう。 8時05分鳥越峠。 ここから平坦な道を20分程歩くと姥ナギ。 此の辺から石楠花が多く見られるが、まだつぼみは固い。 姥ナギから20分程で、大判山(1695M)に8時45分到着。 ここで休憩。 南に恵那山山頂、北に富士見台、南木曽岳、摺古木山、霞んでいるが御岳、 乗鞍岳が望める。 ここから再び1640M迄下る。 下ってから小さいピークを超え再びジグザグの登り9時20分、1820Mのピークに着く。 このピークにも石楠花が群生しているが、つぼみは固い。 恵那山での石楠花は6月に入ってからか?・・・・ただ縦走路には、ピンクのイワカガミや、白いバイカオウレンが多く見られ、目を楽しませてくれる。 このピーク下ると天狗ナギにさしかかる。 ここは、危険個所と言われて来たが、迂回するバイパスが新設され、安全に通過出来るようになっています。 9時35分天狗ナギ中間ピーク。 さらに登り1900M付近から残雪が目立ち、1950Mの原生林付近からは、雪の原生林の道を登る。 10時50分分岐点に到着。 ここは、川上からの旧道(今は廃道)への分岐点。 ここから、団体の登山者に出合、行列を作って、山頂へ向う。 11時20分恵那山頂避難小屋、11時30分恵那山頂到着。 恵那山頂には、分岐点からの、なだらかな稜線上に、剣神社、神明社、熊野社、そして頂上に、富士社、葛城社、奥宮本社の祠が有ります。 残念ながら頂上は、木に邪魔されて景色は見えません。 頂上のベンチで昼食、休憩。 今日は暑く、用意した2本目のペットボトルのお茶を開ける。 12時山頂出発。 12時35分分岐点。 13時30分天狗ナギ中間ピーク。 14時05分大判山。 14時45分鳥越峠。 ここ(1550M)から第一ピーク(1700M)へ150M登る。 最後だけにキツイ。 15時20分第一ピーク。 15時30分神坂峠着。 今日は結構きつく疲れた。 帰路に強清水に立ち寄り、冷たい清水を飲む。 冷たく美味い。 ペットボトルにも詰め持ち帰る。また麓の ”クアリゾート湯船沢0573-69-5000” に立ち寄り、温泉につかり、疲れを癒して帰路についた。 *おすすめ登山ルート・・・・小生は、今回、神坂峠から登ったが、追分(1347M)登山道入口(大檜駐車場から少し上に、林道を歩く。)から、鳥越峠へ登るルートが有る。このルート方が、第一ピークへの余分な上り下りの必要が無く、時間的にも短縮できるルートのようです。次回は、このルートで登るつもりです。* |
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| 恵那山頂にて |
恵那山頂・奥宮本社の祠 |
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6月10日(日)曇
能郷白山(1617M):ファミリー登山
根尾村青少年育成村民会議主催
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能郷白山ファミリー登山参加者募集!
開催日:平成13年6月10日(日)
朝6:30分受付開始 朝7:00出発
根尾村役場前集合
岐阜、福井県境にそびえる標高1617Mの能郷白山。古くから白山信仰の聖地として、根尾村の象徴として、さらに高山植物の宝庫として大切にされてきた山です。山頂は一面銀世界でしょう。 登山道には、カタクリが群生し、竹の子も顔を出している事でしょう。少しやせたい方も、春の珍味を楽しみたい方も、休日に子供たちと自然を満喫したい方も、ぜひ参加して下さい。!!
申込先:根尾村教育委員会事務局 |
| 能郷白山ファミリー登山参加者募集の呼掛けを、インターネット上で見て、さっそく応募。 今回の登山となる。 朝4時自宅出発。 名古屋高速:小牧IC:名神高速:岐阜羽島IC:揖斐川、根尾川右岸を北上、R157号線。 6時根尾村役場横の樽見駅前駐車場着。 予想以上に早く着いた。 天気はどんより曇っていて、周りの山はガスがかかり天気が心配。本日の参加者82人、根尾村体育指導員、教育委員会、能郷白山山岳救助隊員等約100人の集団登山になる。 能郷白山への登山ルートは、能郷谷ルートと温見峠ルートが有るが、本日は温見峠ルートになる。 7時、我々は薄墨号(バス)で出発。 温見峠までのR157号線は能郷から4KMのところは、根尾西谷川の大峡谷になっており、ここは「くらみ」と呼ばれる所で曲がりくねった山道であり、大型車は通行禁止になっている。 その為、今日は根尾東谷川沿いの村道を、板屋、小鹿、松田、大須の集落。折越峠。夏場だけ人が住む越波の集落。 猫峠林道を経由してR157号線に出て温見峠へのコースを取り、8時45分峠着。 到着順に各々出発。登山口から直に急坂となる。 途中ロープの個所も有る急坂であるが、登山道の両側にネナマリダケの竹の子が多く生えており、竹の子を取りながら登る人も多く見られる。 又、タニウツギのピンクの花が目を楽しませてくれる。 9時40分坂がゆるくなった尾根で休憩。 ここからは、勾配の少ない尾根道を歩く。 ガスがかかり、視界はほとんどきかないが、花が多く目を楽しませてくれる。 カタクリ、サンカヨウ、マイズルソウ、ツクバネソウ、イワカガミ、アカヤシオ等予想以上の花の多い山だ。 10時40分能郷白山頂上(三角点1617M)に到着。 ここは、まわっりの木々の為、視界も悪く(今日はガスの為視界はきかないが)狭い。 写真を撮り、視界のきく広い、祠のあるピークへ向かう。 祠のピークへの鞍部に残雪が残っており、その周りにザゼンソウの群落、そしてカタクリの群落が目を愉しませてくれます。ここのカタクリは形が大きく品種が違うのかと思うほどです。 視界はガスの為悪いが、カタクリやザゼンソウの群落が登頂の喜びを与えてくれました。 頂上で12時迄、昼食、散策、記念写真と時間をつぶし、出発。下りは順調に下る。 途中、早く下った救助隊の方が、上で足がツッタ人が出たので、急遽助けに登って行かれた。 このような集団登山ではいろんな事が起こり、主催された根尾村関係者の皆様、本当にご苦労様です。お世話になりました。 13時20分温見峠に到着。 点呼を受け、1番で出発する薄墨号で13時30分出発。 15時根尾村役場着。 うすずみ温泉で疲れを癒し、17時帰路につく。 次回は、能郷谷コースで再挑戦する予定。 |
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| 能郷白山三角点頂上にて |
能郷白山祠のあるピーク |
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| 頂上付近でのカタクリの群生 |
頂上付近でのザゼンソウ |
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7月7日(土)晴
雨乞岳(1238M)
| 6時30分自宅出発。 鈴鹿スカイライン武平峠トンネルを抜けて、すぐの左の駐車場に、8時35分到着。 8時50分登山靴に履き替え出発。 登山口は、トンネル出口の川を渡り、すぐ右にある。しばらく檜の植林の中を歩く。 やがて、雑木の混じる林となる。 今日は、暑く、陽射しも強いが、涼しい林の中を歩く事となりありがたい。 10時,コクイ谷への分岐(クラ谷への分岐)着。 ここから左手のクラ谷へと向う。 ここからは、沢沿いに、ブナやナラの新緑の中を、快適に進む。 10時45分沢と分かれ、下生えのない明るい雑木林の中を進む。 雨乞岳と七人山との稜線に出ると、笹の中をくぐる道を登る。まるで笹のトンネル中を行くようだ。 しばらく笹のトンネルの急登を登り、笹が低くなってくると、一気に視界が広がり、広い東雨乞岳(1226M)に、11時10分到着。 360度の展望が得られる頂上からは、鎌ヶ岳、御在所岳、国見岳、釈迦岳、竜ヶ岳の鈴鹿の山々、そして雨乞岳の頂上は、笹の覆われた広い丘のように見える。 雨乞岳の頂上は狭いのでここで昼食を取る。 11時40分出発。 雨乞岳山頂迄は、笹の原の中を行く。 途中笹で足元が良く見えないが、大きい石が出ている所が多くあり注意。 11時55分頂上(1238M)到着。 こちらは、頂上部が狭く、展望も東〜南方向のみ。 12時出発。 頂上からは、すぐ笹の中に入るが、すぐに笹もなくなり歩き易い尾根道を下る。 12時25分杉峠。 杉峠から20分程行くと昔の鉱山跡があり、飯場跡や階段跡がある。 道は、踏み跡がわかりにくい所があり、道を見失いやすい所も有るが、赤いテープのマークがこう言う時、非常に助かる。 13時40分コクイ谷出合に出る。 右にコクイ谷を踏み跡やマークを追いながら遡る。 20分程で黒谷との分岐。 右の沢谷方面に向う。 ここからさらに遡り、再び左より谷が入ってくる沢谷との分岐に14時30分着。ここから左に沢谷を遡る。10分程で朝通ったコクイ谷への分岐(クラ谷への分岐)へ。 ここから朝来た道を戻る。 スカイラインの車の騒音が聞こえてくると、武平峠はすぐそこ。15時40分武平峠の駐車場着。・・・・・・ 今回の山歩きでは、赤いテープのマークに大変助けられた。私も今後、山歩きの時、赤いテープを持参し、少しでもマークを付けて行こう。!!・・・と思った山歩きでした。 |
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| クラ谷を沢沿いに遡る |
東雨乞岳山頂より雨乞岳を望む |
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7月14日(土)曇時々晴
鎌ヶ岳(1161M)
| 来週の穂高岳登山へのトレーニングとして、先週の雨乞岳に続き今回は、鎌ヶ岳に出掛ける。朝6時30分自宅出発。スカイラインの近鉄山の家近くに駐車。8時40分登山靴に履き替え出発。1ノ谷茶屋からスカイラインと平行して付いている道を進み、堰堤を大きく迂回し、三ツ口谷を遡る。三ツ口谷に入るとすぐ滝が有り、涼しさで迎えてくれた。沢の右を道が付いている。堰堤や滝の所は大きく捲く事になり木の根やロープでよじ登る急登在り。谷と分かれ、笹の多い樹林帯の長石尾根を登る。今日は、ほとんど木陰のなかを登って来たが、風が無く汗びっしょりになる。11時、鎌ヶ岳山頂に着く。多くの人が山頂での休息を楽しんでいた。又、赤トンボが多く群れており、この暑い時期は里から避暑で飛んで来ているらしい。山頂からの展望は良く、特に北の御在所岳、西の雨乞岳、南は鎌尾根、水沢岳や入道岳が望める。山頂での休息後、武平峠に向け、11時40分出発。いきなり、鎖とロープの急坂を下る。途中、振り返ると、鈴鹿の槍とも称される鋭いアルペン的な姿が望まれる。12時20分武平峠着。峠からスカイライン沿いの登山道を下る。13時15分駐車場着。 |
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| 鎌ヶ岳山頂より雨乞岳を望む |
武平尾根より鎌ヶ岳を望む |
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7月19日(木)、20日(金)、21日(土)
北穂高岳(3106M)、涸沢岳(3103M)
奥穂高岳(3190M)、前穂高岳(3098M)
7月19日(木)曇
上高地ー明神ー徳沢ー横尾ー涸沢小屋
| 昨年より計画していた穂高岳への挑戦、天気や混み具合を考え、7月19日〜21日に決定。 19日朝3時自宅出発。 7時沢渡大橋駐車場着。 さすがに平日の為空いている。 7時45分発のバスも乗客15人程度でガラガラ。 8時05分、上高地着。 登山届を提出し、8時15分上高地出発。 天気は曇。河童橋から穂高は見えないが、朝露の残る木々の緑がきれいだ。 9時05分明神、10時徳沢を経て11時横尾着。 ここで昼食。 11時30分横尾出発。 梓川に架かる横尾大橋を渡り、横尾本谷を遡る。 左手に屏風岩を仰ぎながら、横尾尾根の山腹を進む。 12時35分雪渓が消えると架かる鉄製の本谷橋に到着。 多くの人が休憩している。 12時45分出発。 本谷橋から屏風岩側の山腹を急登する。 左手に折れ横尾本谷と分かれ涸沢側に入る。 14時Sガレ着。 ここまで来ると奥穂高岳、涸沢岳が望め、涸沢が一望出来る。 Sガレから少し行くと、雪渓が現れる。 涸沢ヒュッテの建つ丸山の直下まで雪渓があり、かえって歩き易い。 14時40分涸沢ヒュッテ着。 ヒュッテの売店のおでんと生ビールを横目に、今日宿泊予定の涸沢小屋(改築の為、休業していたが本日より新装オープン)に向い15時到着。15時30分頃より夕立となる。早く着いて良かった。 明日正式オープンなので宿泊者も少なく、又予約していた為か、山小屋では考えられない、一部屋を我々夫婦で使わして頂けた。 明日の天気予報は晴れ。 午後カミナリの可能性もある為、明日出来るだけ早く出発し、涸沢岳には13時までには着く予定。 20時消灯。・・・・熟睡できた。 |
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| 涸沢ヒュッテよりの北穂高岳と涸沢小屋 |
涸沢小屋テラスにて |
7月20日(金)晴
涸沢小屋ー北穂高岳ー涸沢岳ー穂高岳山荘
| 4時起床。 思わず窓の外を見る。 一部、ガスがかかっているが天気は晴。 テラスよりモルゲンロートに明ける穂高岳を眺め、5時朝食頂く。 5時25分涸沢小屋(2335M)出発。 道はガレた北穂沢の右岸をペンキマークに従い登る。 6時35分ゴルジュの上の岩のゴロゴロした所より左にトラバースして南稜に取り付く。 取り付きのクサリ場を過ぎると、ジグザグの急登が続く。 岩稜の二つ目のクサリ場を過ぎると、南稜テラスに出る。 さらにガレ場をつめ、8時20分、奥穂高岳縦走路への分岐点着。 ここに荷物を置き空身で、右に折れ、松濤岩のコルを経て北穂高岳山頂へ8時40分着。 山頂を少し下ると北穂高小屋がある。 ここのテラスでコーヒーを注文。 最高のロケーションで味わうコーヒーは最高に美味い。 今日のテラスから、大キレット越しに見る槍は、あいにくのガスの為、時々顔を出す程度だが、そのたびに歓声がわく。 再び山頂に戻り、展望をカメラにおさめる。 山頂からの展望は素晴らしく、大キレット越に時々顔を出す槍ヶ岳、常念、蝶、北尾根、前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳、涸沢岳、南峰、ドームと見飽きる事は無い。 9時30分分岐点に戻る。 荷物をまとめ出発しようとした時、 『落石!!』の声!とっさに上を見ると、石が数個落ちて来るのが見え、頭を抱えて横に吹っ飛び避ける。 私には当らなかったが、20〜30センチ位の石が2個、私のいた所に落ちていた。 もし当っていたらと思うとゾオットした。 他のパーテーの人の膝に石が当り怪我されたようだ。 落石を起こした人は謝罪に降りておられたが、コースを間違え、浮石を落としたようだ。 大きな事故にはならなかったが、怪我した人、落石を起こした人、せっかくの山登りが台無しになってしまった。 落石は命にかかわる事故につながる。・・・充分に注意しよう。 9時40分涸沢岳に向けて分岐点を出発。 北穂南峰を経てドームを涸沢側より巻く。 大岩にペンキで矢印が書かれている。 この辺りからの前穂、奥穂、涸沢の眺めも素晴らしい。 ドームの先で滝谷側に回り込むとクサリ場になる。 滝谷源頭部の岩稜を右から左へと進む。特に滝谷側の滝谷C沢右俣の上部は、スッパリと切れ落ち、蒲田川と合流する滝谷出合まで見下ろせ、すごい高度感の迫力だ。 11時10分最低コル着。 最低コルから小岩峰、涸沢槍、涸沢岳と悪い岩場の連続となる。 クサリやハシゴも随所に設けられているが、浮き石が多く、特に落石には注意を払う。 緊張の連続が続き、覆い被さるような岩を、ハシゴやクサリを使い登ると、ひょっこり涸沢岳稜線に出る。 ここから100M程登り、12時30分涸沢岳山頂(3110M)に着く。 涸沢岳山頂からの展望は素晴らしく、特に奥穂高岳、ジャンダルム、前穂高岳、笠ヶ岳、そして北穂からの縦走路。 展望を満喫し13時出発 。眼下に見える白出のコルに建つ穂高岳山荘へ自然と足が軽くなる。 13時15分山荘着。今日は祭日の為、宿泊者多い。 ロビーにも寝床を作っている。 明日も天気は良さそう。 20時消灯。 |
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| 北穂高岳山頂にて |
涸沢岳山頂より奥穂高岳、前穂高岳を望む |
7月21日(土)晴
穂高岳山荘ー奥穂高岳ー前穂高岳ー岳沢ヒュッテー上高地
| 4時起床。 奥穂はガスがかかっている。 御来光も今日は雲がかかっており無理。 5時穂高岳山荘を出発。 山荘の横からすぐ岩場が始まるり、クサリとハシゴの連続で高度を稼ぐ。 ガスで展望がきかないのが残念。 5時50分奥穂高岳山頂(3190M)に到着。 しかしガスがひどく全く展望がきかない。 しかし、せっかくなので、ガスが切れるのを待つ。 しかし6時40分諦め山頂出発。 7時ごろガスが切れ奥穂山頂も姿をあらわす 。もう少し待っていたらとも思うが仕方ない。 吊尾根のやせた岩稜を下り、南稜の頭を越え、クサリ場を経て最低コルへ7時35分着。 ここから岳沢側山腹をトラバース気味に進む。 8時20分紀美子平着。 ここに荷物を置き、空身で前穂高岳へ登る。 前穂へは岩稜の急登となり、かなりキツイ。 9時前穂高岳山頂(3090M)着。 山頂からの展望は素晴らしい。 西穂高岳、間ノ岳、天狗の頭、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、槍ヶ岳、涸沢、明神岳、岳沢等十分に展望を満喫する。 9時20分山頂出発。 9時50分紀美子平着。 休憩後10時10分出発。 ここから重太郎新道をクサリとハシゴの連続する岩尾根を急下降し岳沢へ下る。 岳沢のガラ場を横切って12時20分岳沢ヒュッテ着。 ここで冷やし中華と生ビールを注文。 美味い。!!生き返る。 13時岳沢ヒュッテ出発。 ここからは、岳沢の左岸に沿って上高地へ緩やかに下り、深い針葉樹林に変わると上高地は近い。 14時50分河童橋着。・・・・・ 今回の穂高岳登山は、天気に恵まれ、体調も良く、ほぼ予定タイムどうりに歩けた。又心配していた北穂高岳〜涸沢岳の岩稜も無事縦走する事が出来た。又涸沢小屋より、前後しながらも、お互いに励ましあいながら同コースを歩いた静岡の二人の青年と大阪の若い御夫婦、奥穂山頂で会った長野のお父さん(60代後半)と息子さん(40代)、槍、大キレット、北穂と歩いてこられ、上高地で出合い、タクシーに同乗し、山の話に花を咲かせた三重のMさん御夫婦との楽しい出合。充実した想い出に残る山登りでした。・・・・・(^o^)・・・・・ |
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| 吊尾根より前穂高岳を望む |
前穂高岳山頂より奥穂高岳を望む |
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| 前穂高岳山頂より北穂高岳、槍ヶ岳を望む |
前穂高岳山頂にて |
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8月14日(火)〜15日(水)
笠ヶ岳(2898M)、抜戸岳(2813M)、弓折岳(2588M)
8月14日(火)晴後雨
新穂高温泉ー笠新道ー杓子平ー稜線分岐ー笠ヶ岳山荘
| 昔から、色々な山から、何度も眺めてきた笠ヶ岳へ、盆休を利用し初挑戦。 13日夜8時自宅出発。 新穂高温泉無料駐車場に、14日0時30分着。 道まで満車状態。 これでは無理かなと思ったが、丁度駐車出来る場所有り。 そこで駐車。 朝まで仮眠。 目を覚ますと5時。 少し寝過ごす。 慌てて車の外へ出ると、なんとそこは深山荘の駐車場への道。 駐車した時は、暗くてよくわからなかったようだ。 しかたなく移動するも、満車状態で無料駐車場を断念。 村営有料駐車場へ駐車。 朝食後、6時出発。 今日の天気は快晴。 途中、穴毛谷の出合からは、上の険しい稜線が良く見える。 6時50分笠新道登山口に到着。 登山口に水場が有り、冷たい水を頂き、7時笠新道を登り始める。 ブナの樹林帯のジグザグの急登の道が続くが、ゆっくりマイペースで、1ピッチ1時間のペースで登る。 登り初めて1時間を過ぎると木々の間から、背後に穂高や焼岳が見えて来る。 さらに1時間程登ると、木々は低木に変わり、、背後に槍、穂高の素晴らしい展望が望める。 さらにジグザグな長い急登を登り、抜戸南尾根の稜線を越え11時杓子平に到着。 眼前に杓子平カールが広がる。 しかし穴毛谷からガスが急速に沸き揚がり、抜戸岳の稜線も時々姿を現す程度。 天気が心配(特にカミナリが)。 昼食もそこそこに11時20分出発。 道は抜戸岳に囲まれたカールを横切り、お花畑の中を進む。 正面の大きな岩壁帯の急登のガラ場はキツイ。 13時15分稜線の分岐に到着。 稜線に出ても、笠ヶ岳はガスの為見えず。 遠くでカミナリが鳴っている。 雷雨の可能性もある。 雨具を用意し、70分はかかる笠ヶ岳山荘へ急ぐ事とする。 抜戸岩を過ぎた頃より雨となる。 急いで雨具とザック・カバーを着ける。 幸いにカミナリは遠くで鳴っているだけ。 キャンプ場迄来ると、雨はやむ。 14時35分笠ヶ岳山荘に到着。『やれやれ!』。 その後天気の回復を待って、山頂へ登るチャンッスをうかがうも断念。 明日の天気予報は午前中晴、午後一時雨との事。 明日は出来るだけ早く出発しよう。 20時消灯。 |
8月15日(水)晴午後一時雷雨
笠ヶ岳ー抜戸岳ー大ノマ岳ー弓折岳ー鏡平ー小池新道ー新穂高温泉
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| 御来光直前の山頂にて |
槍ヶ岳から出る御来光 |
笠ヶ岳を稜線より望む |
| 4時起床。 天気は快晴。 御来光が期待出来る。 4時30分より朝食。 朝食が早くて有難い。 4時50分山荘出発。 5時05分山頂着。 大勢の人が御来光を待っていた。 5時12分、槍ヶ岳より素晴らしい御来光が出る。 また笠ヶ岳山頂よりの展望は圧巻。 まず北から薬師岳・立山・剣・黒部五郎・双六・槍・穂高・焼岳・乗鞍・御岳、そして西に白山。又雲海の上に笠ヶ岳の影が映って幻想的だ。すぱらしい展望を満喫し、名残尽きないが5時30分山頂を下りる。 山荘に戻り、5時45分山荘出発。 昨日はガスで見えなかった稜線からの笠ヶ岳を振り返りカメラに収めたり、高山植物の花を愉しみながら、稜線歩きを愉しむ。 6時50分笠新道の分岐。 7時45分秩父平着 。ここは、お花畑と眼前に迫る秩父岩に囲まれた綺麗な所だ。 しばし休憩。 ここから大マノ岳へ登りになる。 8時30分大マノ岳山頂。 ここからの笠・抜戸岳の眺めも素晴らしい。 9時15分大マノ乗越。 9時45分弓折岳山頂着。 ここからは長い下りになる。 10時40分鏡平山荘に到着。 日の当るベンチで休息。 早速、生ビールを注文。 美味い!ホンとに美味い!・・・・・・ 11時鏡平出発。 11時30分シシウドガ原。 12時イタドリガ原と下る。 この頃から、天気は、急に曇り、遠くでカミナリが鳴り出す。 昨日のように雨になりそう。 12時25分秩父沢に着いた頃よりポツポツ雨が降り出す。 急いで雨具を着ける。 雨の中を黙々と歩く。 13時30分わさび平小屋着。 この辺りから雨もやむ。 途中、穴毛谷からの流れは、茶色く濁った流れになっており、上流部(笠・抜戸の稜線等)はかなり激しい雨が降った様だ。 早く下山してよかった。 14時35分駐車場に無事到着。 新穂高温泉ひがくの湯で汗を流し、帰路に着く。 |
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| 稜線にて |
大ノマ岳山頂よりの笠・抜戸岳 |
大ノマ岳よりの西鎌尾根・槍ヶ岳 |
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9月22日(土)〜9月23日(日)
白山(2702M)
9月22日(土)晴
別当出合ー南竜分岐ー黒ボコ岩ー室堂
| 今回、岐阜県側の平瀬から入り、白水湖岸の大白川登山口より白山に登る予定で,6時30分自宅出発。 9時30分平瀬着。 しかし、大白川までの道路は、土砂崩れの為通行止。 岐阜県側からの登山口は、ここしか無い。 登山口まで歩くと5時間はかかるし、途中落石の危険が有るとの事。 困った!! マイクロバスで来ていた名古屋からのグループは、白山スーパー林道を通り、別当出合から登るとの事。 小生も同じコースに変更し、10時平瀬を出発。 観光道路の白山スーパー林道を、足早に通り抜け、石川県側の別当出合に12時30分到着。 無料の大駐車場に駐車 。13時、砂防新道登山口出発。 この砂防新道は、白山登山のメインルートで、もっとも利用者が多いコースとの事で、道も標識よく整備されている。 登山口から吊橋を渡り、ブナの山道を登る。 13時40分、中飯場には水場が有りここで休憩。 ここで、工事用道路を横切り、再度工事用道路横切ると、いよいよ本格的な登りとなる。また右手の甚之助谷を隔てて、不動滝を眺める事ができる。別当覗を過ぎ、右手に別山を望むようになると甚之助避難小屋に15時10分着。南竜分岐15時30分。南竜分岐からの別山の姿が美しい。 南竜分岐から左手の黒ボコ岩方面への急な斜面のトラバース道の登りとなる。 やがて十二曲がりと呼ばれる急登を登る。 急登を登り切ると黒ボコ岩、16時15分着。 ここからは、景色が一転して、平坦な弥陀ヶ原が広がる。 正面に御前峰が横たわり、今日宿泊する室堂の赤い屋根も望める。 弥陀ヶ原から気温が急激に下がり、急いでヤッケを着る。 今日最後の登りの五葉坂を登り切り、室堂に17時到着。今年中、室堂では工事の為、食事が用意できない。その為、今回は自炊。(アルハ米、インスタント牛丼、カップ麺、チーズ、サラミを肴に缶ビール、ウイスキーで晩酌) 今日は天気が良かったが、明日も天気は良さそう。 満天の星と遠く金沢市辺りの夜景が望め美しい。 ・・・・・・・ 20時消灯。 |
9月23日(日)晴
室堂ーアルプス展望コースー南竜ガ馬場ー南竜分岐ー別当出合
| 4時15分起床。 外に出ると、今日も天気は良いが、ただ非常に寒い。 御前峰に登る為、防寒を十分にしヘッドランプの光を頼りに、5時室堂出発。 今日の御来光は5時35分との事。 山頂でご来光をの予定であったが、間に合いそうも無いので、途中のビュウポイントに陣取り、御来光を迎える。 乗鞍岳の左より見事な御来光が上る。 5時50分御前峰山頂(2702M)着。 頂上には、白山神社奥宮の祠や一等三角点、方位盤等が有る。 山頂からの眺望は素晴らしく、北側には、大汝峰、剣ヶ峰、東に北アルプスの峰々が雲海の上に並び、とくに剣岳、槍ヶ岳の尖頭や穂高岳、乗鞍岳、御岳等はっきりと識別出来る。 又南には、遠くに恵那山、近くに大日ヶ岳、別山等。 見飽きる事の無い眺めを満喫する。 とくに今日は、雲一つ無い快晴。 こんな素晴らしい日に、白山山頂に登れた事に感謝。 6時30分山頂出発。 7時室堂に戻り、荷物整理と朝食。 今日は天気が良く,見晴らしが良いので、アルプス展望コースー南竜ガ馬場ー南竜分岐ー別当出合のルートで、下山する事にする。 8時40分室堂出発。 御前峰の南の裾のハイマツ帯の道を東にむかい、平瀬道との分岐で右(南)に下る。 ハイマツ帯の中を左に北アルプス、正面に別山を眺めながら歩く。 9時15分北アルプス展望台に着く。 ここからの展望も素晴らしい。 まず遠くは、剣から穂高までの北アルプス連峰、八ヶ岳、乗鞍岳、御岳、南アルプス、近くは三方岩山、大倉山と平瀬尾根、眼下に白水湖、そして南竜ガ馬場と別山。 素晴らしい展望を満喫し、9時30分南竜ガ馬場に向け出発。 10時10分南竜小屋着。 南竜ガ馬場には白山山頂部唯一のキャンプ指定地が有る。 10時50分南竜分岐。 ここから、昨日登って来た砂防新道を下る。 12時30分、別当出合登山口着。 駐車場に戻り13時出発。 白峰村の白峰温泉総湯で汗を流し、帰路に着く。 今回の白山登山は、通行止めと言うハプニングは有ったが、二日間共に好天気に恵まれ、最高の山歩きが出来ました。 ・・・(^o^)・・・ |
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| 山頂よりの大汝峰 |
山頂よりの別山と室堂 |
室堂よりの御前峰 |
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10月13日(土)晴
御岳(3067M)
田ノ原ー王滝頂上ー剣ヶ峰
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| 九蔵峠展望台より |
九蔵峠(R361号)より御岳を望む |
| 昨年と同様に、WVのOB会に参加。 12人の仲間と木曽御岳に登ってきました。
AM3時自宅出発。 名古屋高速、中央道、19号線を経て5時35分道の駅三岳に着く。 ここで前夜から仮眠していた12人の仲間と合流。 朝食後、6時40分,車7台を連ねて田ノ原へ出発。御岳スキー場の曲がりくねった道を登りつめ7時30分田ノ原の駐車場着。 ここは王滝口の登山口で、すでに6合目で標高2200M。 ここで登山靴に履き換え、足を痛めている3人も行ける所まで行く事にして,7時45分出発。 オオシラビソの林の中を30分程歩くと、ダケカンバが多くなり、まもなく森林限界。 祠や石碑が立つ金剛童子に8時35分着。 ここからは,下に出発点の田ノ原駐車場が見下ろせ、ここまで登って来た距離が実感出来る。 ここでミカンが配られ頂く。美味い。 ここからはハイマツ地帯となる。 8時50分8合目石室、ガスが出だす。9時20分、9合目石室着。 ここから上は,ハイマツも無くなり土と岩だけになる。 早朝に登ったパーティが下山して来て、口々に『頂上は、猛烈に冷たい強風とガスで寒く、視界もきかない』との事。 ここから少し登ると、枯草に樹氷が付いてきれいだ。 10時王滝頂上(2936M)到着。 王滝頂上神社をバックに記念写真。 10時15分剣ヶ峰に向う為に拝殿の横を出たとたん、猛烈に冷たい強風。 全員戻り、ヤッケ等で防寒対策し再出発。 神社の横を出ると正面に土と岩だけの剣ヶ峰の頂上が見えてくる。 少し硫黄の臭いのする平坦な八丁ダルミを通り、再びガレた道を登り、最後、社殿の立派な石段を登り詰めると、御岳山剣ヶ峰頂上(3067M)に10時40分到着。 足を痛めていた3人も含め全員登頂。良かった。!! 風も収まり、空は明るいが、北側から湧き上ってくるガスの為、南側の王滝山頂が見える程度で、展望は良くない。又、御岳山頂神社の社や釣鐘に樹氷がビッシリ付いている。 パンと温かいスープで昼食を頂く。 美味い。 記念写真を撮り11時25分出発。 途中、王滝頂上より剣ヶ峰南面の噴火跡から猛烈に蒸気が噴出している様子を見学。 硫黄の臭いがする。 12時50分8合目石室。 ガスがとれ、田ノ原駐車場等,はるか下に見下ろせる。 13時40分田ノ原駐車場に全員無事到着。 御岳山を振り返ると山頂付近は、雲の中。 ・・・・・・
14時,OB会が開かれる開田高原の中田先輩御夫妻の山荘へと向う。 17時30分より総勢23人の大OB会が行なわれる。御夫妻の温かいもてなしを受け、皆近況や昔話に花が咲き、
楽しいひと時を過す。・・・中田御夫妻、幹事様、大変御世話になり有難うございました。 皆様有難うございました。 感謝、感謝 ・・・・ (^o^) ・・・・
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| 金剛童子にて |
王滝山頂神社にて |
王滝山頂より剣ヶ峰を望む |
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| 山頂神社への石段 |
剣ヶ峰山頂神社にて |
八丁ダルミより王滝山頂を望む |
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10月27日(土)晴
焼岳(2455M)
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| 焼岳登山口より穂高岳を望む |
焼岳(右:北峰 左:南峰) |
| 天気予報では27日(土)は天気は良さそう。 焼岳へ、中の湯コースのルートで登る事にする。 朝3時30分自宅出発。 途中順調に進み、釜トンネル手前を左折、安房トンネル手前で右折し、旧道(R158号)を、ジグザグに登ると中の湯温泉が現れ、さらに登り第10カーブを過ぎると焼岳登山口が有り、車20台程駐車出来る駐車場が有る。 7時15分着。既に15台程、駐車していた。 ここで朝食をとり、7時45分出発。 今日は天気が良い。雲一つ無い快晴。 頂上からの展望が楽しみだ。 又、ここから穂高岳の吊尾根がキレイに見える。 登山口から5分程歩くと、再び焼岳登山口の標識が現れ、ここから本格的な登りの登山道となる。樅、栂等の針葉樹林の中を登る。 台風で倒れたのか倒木が結構多い。 第1ピーク、8時50分。 振り返ると乗鞍岳が樹間越に見える。 ここからは、ダケカンバやナナカマドの明るい平坦な樹林帯となる。 正面に目指す焼岳が見えてくる。 さらに行くと今度は右に穂高連峰が見えてくる。 9時20分、釜トンネル入口からの登山道との合流点に到着。 直横には下堀沢と呼ばれる沢が深くえぐられている。 此の辺が森林限界で、笹の原がすこし続き、あとは土と岩の道を登り、南峰と北峰の鞍部を目指す。 分岐に書いてあった句・・・『槍・穂高・峰を伝いて中の湯に、杖を休めて、湯浴みをばせん』・・・10時20分鞍部に到着。 鞍部からは、火山湖が真下に見られ、青い水が溜まっている。 南峰は登山禁止になっているので、ここからは、右にある北峰をトラバースぎみに進む。北峰の取り付きには火山の蒸気がもくもくと上がっている。 取り付きのコルで上高地からのルートと合流し、左の岩稜をよじ登ると焼岳山頂(2455M)に10時35分到着。 山頂からの展望は素晴らしい。 まず、今夏登った笠ヶ岳、抜戸岳、昨夏登った双六岳、西鎌尾根、槍ヶ岳、又今夏登った北穂・奥穂・前穂高岳、そして明神岳、霞沢岳、乗鞍岳等360度見渡せる。 更に上高地は、大正池や河童橋、帝国ホテル等も確認できた。 また岳沢山荘、焼岳山荘、西穂高岳山荘等も良く見えた。 こんな天気の良い日に山頂に登れて幸せ!! 一時間ほど、山頂で写真と食事と展望を十分に満喫し、11時35分下山開始。 12時15分分岐点、12時35分第1ピークを経て、13時25分登山口駐車場着。・・・・・中の湯温泉に立ち寄り、露天風呂から穂高を眺め、汗を流して帰路に着いた。・・・・・今回の山登りも素晴らしい天気に恵まれ、展望を満喫出来、素晴らしい山登りでした。・・・・・(^o^)・・・・・ |
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| 山頂より:笠ヶ岳 |
西鎌尾根:槍・穂高岳 |
前穂:明神岳 |
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| 焼岳山頂にて |
火山湖 |
北峰をバックに鞍部にて |
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12月8日(土)晴
三峰山(1235M)・高見山(1248M)
| 今回は、三重・奈良県境の霧氷で有名な,三峰山・高見山を目指す。 幸いに、天気は晴。 朝6時15分自宅出発。
伊勢自動車道・松坂ICを下り,R166号で飯高町に入り、川俣橋の手前を三峰谷川沿いに福本に入る。 ここから山道を,30分程登り9時25分,三峰山登山口に到着。,登山靴に履き替え、9時40分登山口を出発。,良く手入の行届いた杉の植林の中の登山道を登る。,単調なつづら折の杉林の道を抜けて、落葉樹が目立ち、傾斜が落ち、視界がひらけて来ると八丁平に到着。,そこから5分程で11時三峰山の山頂に到着。,山頂は、三峰山の標識と一等三角点が有り,広々している。
山頂からの展望は、奈良県側が良く、見下ろせば御杖村(奈良県)の集落や、古光山、倶留尊山、尼ヶ岳等の山容が見える。
そして今日は,全く予想していなかったが、北側の斜面の木々に霧氷が付きとても綺麗だ。
一足早い冬の自然の作り出した風景を堪能した。 11時15分山頂出発。
八丁平を経て、杉林を下り,12時登山口駐車場に到着。
ここで、昼食(おにぎり、ラーメン、コーヒー)を食べる。 12時30分高見山に向けて出発。 R166号に戻り、さらにR166号を西へ向う。 赤いループ状の道路橋を上り詰めると、高見トンネルに着く。 トンネル手前の左手の旧道に入り、13時30分、登山口の大峠(高見峠)に到着。 駐車スペースは十分有り、トイレも完備されていてありがたい。 登山道は、急な階段から始まる。 目指す山頂が目前に見える。 急坂では有るが、道は良く整備されている。 今日は多くの人が登っており、下ってくる人が多い。 口々に山頂での霧氷の素晴らしさを、教えてくれる。 14時15分高見山山頂に到着。 山頂には高角神社(加茂建角身命を祀ってある。)が有る。 山頂からの展望は素晴らしい。 北斜面の霧氷と倶留尊山、先ほど登った三峰山、登って来た大峠、国見山等の山容を満喫する。 冷たい風が強くなって来たので、早めに14時25分、山頂を後にする。 15時、大峠の駐車場に到着。 ・・・・・ 今回の山登りは、厳冬期の霧氷見物の下見のつもりで有ったが、思いがけず、一足早く霧氷に会え、満足の行く山登りであった。 ・・・・・ |
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| 三峰山山頂北斜面の霧氷 |
三峰山山頂にて |
霧氷 |
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| 高見山山頂にて |
霧氷 |
気持ちの良い山道 |
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