2007年山歩きメモ

1月4日(木) 晴
鳳来寺山(684m)

長い石段 鳳来寺
 今年も、恒例にしている鳳来寺山に、1月4日に出かける。 天気は晴。 風も無く、温かい山歩き日和だ。 6時15分自宅出発。 8時、鳳来寺表参道駐車場に到着。 早速登山靴に履き替え、8時10分、表参道入口を出発。 山門、傘杉へて鳳来寺へと続く、長い石段(1425段)を、『今年も元気に、鳳来寺登山が出来る事に感謝』 しつつ、一歩一歩登る。 8時40分鳳来寺着。 早速、初詣。  8時50分東照宮。 ここから、鷹打ち場、天狗岩等を経由して10時山頂。 瑠璃岩、奥の院経て10時25分鳳来寺に戻る。 先ほどはすくなっかた参拝者も多く賑っていた。 ここからの下りも、長い1425段の階段を駆け下り、11時、表参道駐車場に無事到着。 今年も、無事、恒例の鳳来寺登山が出来ました。 今年の山登りの安全と、また来年も元気に、鳳来寺登山が出来る事を祈りつつ、帰路に着きました。

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1月23日(火)曇

御在所岳(1212m)  冬の鈴鹿・雪山歩き

御在所山頂にて 雨乞岳 @御在所山頂より 鎌ヶ岳 @御在所山頂より
 今年は暖冬だが、今日は天気も良く,青空をバックに,樹氷を楽しもうと、御在所岳に出かける。 7時自宅出発。 湯ノ山に近づくと、天気は曇。 スカイラインの冬の通行止めゲートに8時30分到着。 雪は全く無い。7台程、既に駐車している。 ここで駐車。 登山靴に履き替え、8時45分出発。 ここから先は,スカイラインの道を歩く。 9時,裏道登山口。 今回も、裏道コースで登る事にする。 今年の登山道は、全く雪が無い。 9時45分藤内小屋。 ここまで来ると,ようやく雪が目立つ様になるが、まだまだアイゼンの必要なし。 5合目まで来て,ようやくアイゼンを着ける。 今年は雪も少なく、しまっているので、先行者のアイゼンの爪跡のリードを辿るだけで、楽に歩ける。11時、国見峠。 国見峠の積雪は約1M 程度。風は強いが、樹氷は全く無い。 樹氷を楽しみに来たが、今年は残念ながら無理。11時30分、朝陽台へ。 ここからは、観光客やスキーヤーに混じって、11時50分、御在所岳山頂に着く。 風のあたらない、山頂休憩所のベンチで昼食。 今日の山頂からの展望はかなり良く、南に鎌ヶ岳や仙ガ岳・西に雨乞岳・北に国見岳・釈迦岳・御池岳等が望める。12時20分、山頂を後にする。下りも裏道コースで下る。 12時50分、国見峠。13時45分藤内小屋。スカイラインの冬の通行止めゲート近くまで戻って来ると、20匹位の猿の集団が、山側の斜面で木の実を食べていた。 珍しい光景に感激。14時35分、駐車場に戻る。  ここ10年程、1・2月に鈴鹿の冬山に登っているが、今年ほど雪の少ないのは初めてだ。 ただ、久し振りに、アイゼンの感触を楽しめ、雪山歩きを満喫して来ました。

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2月22日(木) 晴
朝熊ヶ岳(555m) 伊勢神宮の鬼門を守る霊山

 朝熊山は、朝熊ヶ岳(555m)を主峰とする連山の総称で、伊勢志摩国立公園の中で最高峰を誇る景勝地です。 山頂には、伊勢神宮の鬼門を守る寺として、 「伊勢神宮の奥の院」 とも言われている 「金剛証寺」 が有ります。 「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り。」 と唄われるように、その昔は、伊勢神宮を参拝した際には、必ず金剛証寺も参拝するのが習わしとされていたので、参詣道が現在も何本も残っています。 主な参詣道は、朝熊岳道・宇治岳道・堅神岳道・磯部岳道の4道です。 今回は、朝熊岳道を登る。
鳥羽市街 @朝熊岳道ケーブル跡より 朝熊ヶ岳山頂 金剛証寺
 伊勢旅行の一環として、朝熊ヶ岳へ登る事にする。 10時10分伊勢ICを下りる。 朝熊ヶ岳登山口へは、少し迷い、10時50分に到着。 登山口には、トイレも完備された、立派な駐車場がある。 すでに20台近く駐車していた。 早速準備をして11時駐車場を出発。 登山道は、昔からの参詣道だけに、石畳等もあり、歴史を感じさせる登山道だ。 また1町(109m)毎に、立派な町石が立てられて居る。 8町目の上にはケーブル軌道跡が有り、その上をまたぐ橋がかけられており、眺望が開ける。 さらに町石を追って登って行き、最後の22町目の町石ある朝熊峠に、12時に到着。 ここからの伊勢湾の眺望も見事だ。 ここで宇治岳道と合流する。 ここから、八大竜王社の有る朝熊ヶ岳山頂にむかい眺望を楽しむ。その後、県内屈指の名刹・金剛証寺を参拝して、13時、朝熊峠に戻る。 ここから、同じ朝熊岳道を下り、13時40分無事駐車場に戻る。 その後、外宮まで移動し、遷宮置き引きコース(宮川〜外宮までの市街地)のウオーキングを楽しみ、今日の宿泊地・鳥羽に向った。

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2月26日(月) 晴
寧比曽岳(1120m)・筈ヶ岳(985m)

気持ち良い縦走路 寧比曽岳山頂 @東屋より 筈ヶ岳を望む @寧比曽岳山頂より
 今日は、天気も良さそう。 足助の寧比曽岳と筈ヶ岳に登る事にする。 7時15分、自宅出発。 香嵐渓を過ぎ今朝平からは、大多賀方面に直進。 9時15分大多賀峠に到着。 峠から少し行った所に、広い駐車出来る広場が有る。 ここに駐車。 1台駐車しているだけだ。 9時30分大多賀峠を出発する。 峠には東海自然歩道の案内板や道標が有り、判り易い。 鉄の階段を上がり、気持ちの良い山道を登る。 登山道は良く整備されて、歩き易い。 スギ・ヒノキの植林帯から尾根の原生林帯に入ると、10時30分、寧比曽岳山頂に到着。 広い頂上には、東屋の休憩所があり、今から登る筈ヶ岳や、白い南アルプスの峰々も望める。 寧比曽岳山頂からは、金蔵連峠方面への縦走路を進む。 道は急な下りも有るが、良く整備されており歩き易い。 前方に時々筈ヶ岳が見える。 筈ヶ岳に近付くと、東海自然歩道を外れ、右の急坂を登ると,11時30分、筈ヶ岳山頂に出る。 山頂からの展望はきかない。 三角点を踏んで来た道を寧比曽岳へ戻る。 12時40分、寧比曽岳に戻り、山頂の東屋の休憩所で、持ってきたコンロで、特性ラーメンを作り、昼食を楽しむ。 富士見峠まで往復等で、山頂での展望を楽しみ、13時35分、寧比曽岳山頂を後にする。 来た道を戻り、14時20分、無事大多賀峠に戻る。 ・・・・・・・・ 今日の山歩きは、ほとんど東海自然歩道の良く整備された、気持ちの良い山道を歩くコース。 雪の無い、明るい、早春の山歩きを満喫して来ました。

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3月9日(金) 晴

藤原岳(1128m) 花の山・300名山

福寿草の群落 @藤原岳9合目 福寿草 @藤原岳9合目
  今年は暖冬。例年より早く咲くであろう福寿草を求め、藤原岳に出かける。7時、自宅出発。 表登山口(大貝戸口)に,8時30分着。 すでに10台ほど駐車していた。20人近くの人が登っているであろう事が予想され、心強い。 8時45分、表登山口を出発。 今日は天気も良く、視界も良い。員弁の市街や伊勢湾が、木々の間から望める。6合目を過ぎると残雪が現れる。10時20分、8合目到着。 8合目からは雪道になるが、2・3日前からの新雪でアイゼンなしで、雪道を楽しむ。10時40分、9合目。 ここでは福寿草の群生が有り、今年も元気に咲いていた。 夢中で写真を撮る。しかし何時も一緒に咲いている節分草は見当たらない。残雪に隠れているのかも知れない。 又、今日は天気も良く、ここからの見晴らしは、素晴らしい。山頂から麓のセメント工場・北勢平野・伊勢湾・養老山脈等が望める。 11時15分、藤原荘に着く。 早速、誰も居ない山荘に入り、持参のコンロでラーメンを作り食事休憩。 後で5人ほど食事休憩に入って来たが、山荘内は暖かくゆっくり食事休憩出来た。 12時山荘を出て、天狗岩を往復したが、何時もの福寿草の群落は新雪の下で、ほとんど確認出来なかった。13時に戻り、藤原岳山頂に向う。 13時20分藤原岳山頂(展望台)。ここからの展望も良く、南に釈迦・御在所・雨乞岳等のの山々。北に御池岳・伊吹山・岐阜美濃の山々が良く見える。13時40分、藤原荘に戻り、山荘付近に群落で咲いている福寿草をカメラに収め、山荘を後にする。 9合目までの下りは、残雪が深く滑り易い道を慎重に下る。 8合目からは、上りと同じ、表道を下る。 15時20分、表道登山口の神武神社を経て無事駐車場に戻り、15時30分帰路に着いた。  ・・・・・・  今日は天気も良く、素晴らしい展望と、お目当ての福寿草を満喫できた、満足の山歩きでした。 
藤原岳 @天狗岩より 藤原岳山頂にて 御池岳 @藤原岳山頂より

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3月13日(火) 快晴
金時山
(1213m) 箱根外輪山最高峰・金太郎伝説の山

 金時山は、箱根山の寄生火山で、箱根外輪山の最高峰です。 それだけに、眺望は素晴らしく、まず裾野から聳え立つ富士山を前景に、西に愛鷹連峰や駿河湾。 南に向うと、足元に仙石原、芦ノ湖、白い噴煙を上げる大涌谷や箱根の山々。 そして、東に相模湾が広がり、遠く南アルプスや丹沢方面など、360度の大パノラマが楽しめる。 金時山は本来の名は猪鼻山。 金時の名が付いたのは、坂田公時(きんとき)・(幼名 金太郎)が少年時代に、しばしば遊びに登り、百獣を相手に過ごした伝説によって、名ずけられたと云うのが一番有力な説。 道はよく整備されており、人気の高い山である。
富士山 @金時山山頂より 箱根方面 @金時山山頂より
 今回、JR18切符を利用して、箱根外輪山の最高峰・金時山を目指す。 今回はJR御殿場駅からバスで乙女峠口。 ここより乙女峠・長尾山経由で金時山へ登り、下りは足柄峠経由、JR足柄駅のコースに挑戦する。 JR御殿場駅、8時03分発、桃源台行きのバスに乗る。 8時30分乙女峠口着。 早速準備をして、8時45分乙女峠登山口を出発。 ジグザクの歩き易い山道を20分ほど登りつめると、乙女峠に着く。 乙女茶屋が有り、振り返ると富士山が目に、飛び込んでくる。 足元に御殿場市街と富士裾野が広がる。 雲一つ無い快晴で、今日は素晴らしい富士山を、堪能しながらの、山歩きが出来そう。 「本当に来て良かった。!!」 ここから北に尾根道を上る。 今日は冷え込みがきつく、5cm程の立派な霜柱が山道を覆い、ザクザクと音を愉しみながら歩く。 展望が開け、箱根の山々や芦ノ湖が見えて来ると、まもなく長尾山山頂。 ここからアップダウンを繰り返し、岩まじりの急坂を登りきり、10時、金時山山頂に到着。 山頂には、「天下の秀峰・金時山」の大看板。 金時茶屋と金太郎茶屋が建ち、猪鼻神社が祭られている。 富士山がひときわ大きく聳え、素晴らしい眺望だ。 茶屋で、温かい甘酒を頂き、眺望を満喫して10時40分、金時山山頂を後にした。 山頂から、直に急な下りになる。 ただ鉄梯子や鎖・ロープが整備されており、安全に歩ける。、急坂を下り切り、猪鼻砦跡からは平坦な広い山道。 木々の間からの富士山を眺めながら、11時45分足柄峠に到着。 ここには足柄城跡公園がある。 ここからの金時山や富士山の眺めも又良い。 ここで、食事休憩。 12時10分、JR足柄駅に向けて出発。 車道と古道を標識に従い下る。 13時20分無事、JR足柄駅に到着。 満足の山歩きを終え、JRで帰路に着いた。 ・・・・・・・

 今日は、天気に恵まれ、素晴らしい富士山の雄姿を満喫出来て、「本当に来て良かった!!」 と思える山歩きが出来ました。
乙女峠にて 金時山山頂にて 金時山 @猪鼻砦跡より

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3月29日(木) 曇一時晴

 京都の自然を歩く 「京都一周トレイル」 東山コース

伏見稲荷大社〜清水山〜将軍塚〜蹴上〜
大文字山(466m)〜銀閣寺

  京都の自然を歩く 「京都一周トレイル」 には、東山コース(伏見大社〜比叡山ケーブル駅)・ 北山東部コース(比叡山ケーブル駅〜ニノ瀬)・ 北山西部コース(ニノ瀬〜清滝)・ 西山コース(清滝〜苔寺谷)とあり、 「歩いてみましょ。静かな京都の東山・北山・西山を。」 今、人気のコースです。 今回は東山コースの一部ですが、今後、何回かの挑戦で、京都1周トレイルを達成する予定です。

伏見大社・千本鳥居 京都1周トレイル・スタート1番案内板@伏見奥宮 清水寺を望む
 今回、京都1周トレイルに挑戦しようと決め、まず東山コースの伏見稲荷〜大文字山に挑戦する。 29日は天気も良さそう。 青春18切符を使い、5時36分のJRで京都に向う。 JR伏見稲荷駅、8時45分着。 まず、お稲荷様にお参りをして、千本鳥居くぐり奥宮へ。 奥宮には、京都トレイル・スタートの案内板が有る。 この案内板がポイント毎に設置されていて、非常に役立つ。 再度、千本鳥居の石段を上り、新池・三ツ辻と過ぎ、9時20分、四ツ辻に着く。 ここから左に折れ、泉涌寺方面に下る。 9時40分泉涌寺山門。 住宅地の中のジグザグ道を歩き、今熊野の上下水道局のポンプ場横の階段から再び山道に入る。 10時15分、五条坂の国道1号線を、地下トンネルで抜ける。 ここから清水山に向うが、途中、清水寺に30分ほど寄道をする。 11時15分清水山に着く。 山頂は木々に囲まれ展望はきかない。 11時30分将軍塚に到着。 ここの東屋の休憩所で昼食休憩。 ここの展望所から京都市街が一望出来る。 12時将軍塚を出発。 粟田口へ下る。 12時25分粟田口着。 ここで、円山公園のしだれ桜を見に寄道。 五分咲き程度だが、多くの人が、花見を愉しんでいた。 13時10分粟田口に戻る。 13時20分蹴上の交差点。 インクラインのトンネルを抜け、疎水公園へ。 疎水を渡り、急な階段を上る。 13時40分、日向神社。 七福思案所の峠・山科からの合流点等を過ぎ、14時50分大文字山に到着。 山頂からは、南部京都市街が望める。 大文字山は人気の有る山だけに多くの人が登って来ている。 15時10分大文字火床に到着。 ここからの展望は、京都市街が一望出来、見事だ。 多くの人が展望を愉しんでいた。 15時25分火床を出発し、銀閣寺へ下る。 16時多くの人で賑わう銀閣寺に到着。 無事、今日の予定コースを完歩することが出来ました。・・・・・

今日は、清水寺や円山公園と寄道をしながらも、予定したコースを完歩出来、満足のウォーキングが出来ました。後、3〜4回で京都一週トレイルをぜひ完歩したいと思っています。
将軍塚・大日堂 疎水・インクライン 大文字火床

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5月21日(月)晴

戸隠高原 「戸隠神社・森林植物園・越水ガ原・鏡池」

鏡池に映る西岳 水芭蕉の群落 @森林植物園
 天気予報では、今日は、全国的に快晴。 芽吹きの新緑と、水芭蕉・カタクリ等の花を求めて、戸隠高原へウオーキングに出かける。 朝3時20分、自宅を出発。 中央・長野道を利用し、7時30分長野ICを下りる。 多少通勤ラッシュに合うも、9時15分戸隠神社宝光社に到着。 早速、急な階段の参道を上り、お参り。 9時45分、戸隠神社中社。 ここを起点に、まず越水ガ原へ。ここでは、カタクリ・水芭蕉の群落を楽しむ。 次に鏡池。 ここでは、鏡池に映る、屏風の様に岩壁がそそり立っている、戸隠連峰 (西岳・戸隠山・九頭龍山・等) や新緑。 自然森林公園では、水芭蕉・二輪草・金竜花の群落や、芽吹き始めた新緑。 そして戸隠神社奥社。 ここでは、長い参道の苔むす、杉並木の大木に圧倒され、又奥社から見上げる戸隠山の岩壁は、荒々しくそそり立っている。 長く深い信仰の足跡を感じる。 奥社参道入口の茶屋で、戸隠そばと、山菜てんぷらをいただく。 さすがに、戸隠そばは美味い。13時30分、戸隠神社中社を出発。 帰路は、R406号で白馬村へ向い、途中、峠から、まだ多く残雪の残る、鹿島槍・五竜・唐松・白馬岳の雄姿を楽しみ、帰路に着いた。
今回は、天候に恵まれ、想像以上に戸隠高原の素晴らしさを感じ、大満足のウオーキングを楽しんで来ました。
森林植物園 戸隠連山と高妻山(右奥) @越水ガ原

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6月5日(火)晴

大峯・山上ヶ岳(1719m) 女人禁制の山

 大峯奥駆道 ・・・・・ 大峯奥駆道は、修験道の開祖・役の行者が白鳳時代(7世紀)に開いたと伝えられ、吉野と熊野の修験二大霊場を結ぶこの道は、修験者にとって最も厳しい修行の道場とされている。 
 山上ヶ岳 ・・・・・ 奥駆修行の最大の霊場とされるのが、この山上ヶ岳である。 頂上にある大峯山寺本堂(山上蔵王堂)は、日本で一番高い所に有る、重要文化財であり、H16年世界遺産に登録された。 又、山全体を聖域として現在でも女人禁制の伝統を守っている。 山上ヶ岳へ通じる登山道には、宗教上の理由により女人禁制である旨を伝える、大きな門(女人結界門)が有り、看板で協力を依頼している。
鐘掛岩の絶壁 @西の覗より 西の覗より下を覗き込む  
 今回は、大峯・山上ヶ岳に出かける。 朝5時15分自宅出発。 下市から、R309号で天川村川合を経て、洞川(どろがわ)温泉へ。 参拝者の為の旅館が並んでいる、洞川温泉の集落を抜け、山上ヶ岳・登山口の大峯大橋に、9時到着。 早速、広い駐車場に車を預け、9時20分出発。 茶店の人の話では、今日は天気も良いので、登っている人は多いとの事。 大峯大橋を渡ると直、「従是女人結界」と言う大きな石柱と「女人結界」の門が建っている。 まず、杉林の道から始まる。 歩き易い道を登って行くと、まず一の世茶屋が有り、登山道は、茶屋の中を通り抜けるようになっている。 緩い登りが続き、次に、一本松茶屋がある。 この先に「役行者慈悲乃助水」の石碑が建つ、お助け水で喉を潤おす。 10時45分、吉野からの道と合流する所にある洞辻茶屋に到着。 道標には吉野まで24Kmとある。 ここから奥駆道を登る事となる。 ダラスケ茶屋を過ぎると、梯子やクサリの油こぼしの急坂を登る。 急坂を登ると鐘掛岩がある。 クサリで岩の上に登ると展望台になっており、眺めが良い。 11時15分有名な西の覗きに着く。 早速、覗き込んでみたが、さすがに、足がすくむ思いがし、思わずクサリを強く握る。 宿坊を過ぎ、大峯山寺の境内に入ると、まもなく11時45分、山頂の大峯山寺に到着。 山頂は広く、大峯山寺の前の小高い丘に一等三角点・「聖蹟」・「湧出岩」がある。 その横の、広い笹原には「頂上お花畑」と書いてある。 12時20分まで、お花畑で昼食と展望を楽しむ。 近くの稲村ヶ岳と尖峰の大日山。 そして数年前に登った八経ヶ岳や弥山がどっしりと座っている。 下りは、レンゲ谷を下ろうと思ったが、あまり利用する人が無く、滑り易く、道が荒れているとの事。 登った道を引き返すことにし、12時20分山頂を後にした。13時15分洞辻茶屋。 14時20分無事、大峯大橋駐車場に戻る。
 ・・・・・・・ 今回は多くの山伏姿の人に出会い、さすが信仰の山を実感した。 昔から多くの人が何を思い、何を願って大峯山寺にお参りしたのだろうか。
大普賢岳方面@山上ヶ岳山頂より 山上ヶ岳山頂お花畑 大峯山寺

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6月27日(水)曇り

草津白根山・白根山(2138m)・本白根山(2171m) 百名山

 草津白根山の主なピークは、白根山・逢ノ峰・本白根山。 又鮮やかなミルキーブルーの湯釜を始め、弓池・鏡池の火口湖沼。 本白根山の展望ピークや噴火口跡(空釜)付近のコマクサの群生等、見所一杯の探勝地。 ただ、硫化水素ガス発生の危険がある為、立ち入り禁止区域になっている所が多い。
コマクサ @本白根山・空釜斜面にて コマクサの群生 @本白根山・空釜斜面にて
 今回は,草津白根山と浅間山に登る為、草津温泉1泊の予定で出かける。 朝5時、自宅出発。 10時、信州中野ICを下り、R292号で志賀高原経由で、11時10分,白根レストハウス駐車場に着く。 天気は曇、ガスが時々かかる天気。 早速準備をし11時30分、まず本白根山に向けて出発する。 まず弓池の横を通り、逢ノ峰に登る。 わずかの上りで、山頂に立てる。 山頂からは,白根山が一望出来る。 逢ノ峰からスキー場のスロープを下り、白根山ロープウエイからの車道を渡り、分岐点に。 まず右コースで本白根山に向かい、左コースで、鏡池経由で戻るコースを取る。 木の階段の急坂を登り切ると、本白根山の展望ピークが噴火口跡(空釜)越しに望める所から、展望ピーク付近まで、コマクサの群生が多く見られる。 「時期的に、まだ早いと思っていたコマクサに会えて感激。!!」 「見事だ。!!」 ここのコマクサは、北アルプスで見かけるコマクサより、色が濃いピンクだ。 展望ピークで、展望を楽しみ、鏡池経由で分岐に戻り、白根ロープウエイ駅横から、白根レストハウスに14時に戻る。 ここから舗装された道を、観光客と一緒に湯釜に向う。 湯釜の展望台からは、鮮やかなミルキーブルーの湯釜が一望のもと見事だ。 15時、白根レストハウス駐車場を後にし、今日の宿泊地 「草津温泉」 に向う。 ・・・・・ 草津温泉・湯畑近くの宿で 「源泉かけ流し」 の豊富な温泉を満喫する。
草津白根山 @逢ノ峰より 草津白根山・湯釜にて 本白根山・展望ピーク @空釜斜面より

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6月28日(木)晴

浅間山・黒斑山(2568m) 百名山・活火山

 「浅間山」とは、黒斑山、前掛山、釜山、仏岩、石尊山、小浅間の総称。現在は噴火の危険がある為、浅間山の火口・小諸側2Km、軽井沢側4Km以内は立ち入り禁止になっている。今回は最も優美な浅間山の展望台と言われている黒斑山に登る。
トーミの頭・剣ヶ峰方面 @黒斑山頂より 浅間山 @黒斑山頂より 黒斑山・山頂にて
 朝7時、草津温泉を出発。 R292・R144経由で、嬬恋村側より車坂峠に8時35分到着。 20台近く駐車しており、今日は多くの人が登っている様だ。 早速準備をし、9時車坂峠を出発。 黒斑山登山口より表コース・登山道に入る。 まず、車坂山を登り、槍ヶ鞘の避雷小屋を越えると、まもなくアカゾレの頭に着く。 ここまで来ると、浅間山が姿を現すはずだが、残念ながら今日は天気は良いが、ガスが濃く、全く見えない。 何とか頂上では浅間山の雄姿を見たいものだ。 ここからガレ場の急斜面を登り切ると、溶岩の頂であるトーミの頭に着く。 ここからの展望も素晴らしいが、いぜん浅間山は雲の中。 再度稜線を登り切ると、10時45分黒斑山・山頂に到着。 なんと山頂に着いて、まもなくガスが晴れ、待望の浅間山が雄姿を現す。「ついている。!!登って着て良かった。!!」 浅間山の雄姿を充分楽しみ、11時10分黒斑山・山頂を後にする。下りはアカゾレの頭から、中コースで下り12時25分に無事車坂峠に戻る。
 ・・・・・ 今日は、天気は晴だがガスっており、視界はあまり良くない。(梅雨時仕方が無いが。) ただ待望の浅間山の雄姿に会え、又、今盛りにと咲く、レンゲツヅジ・イワカガミ・そして珍しいハクサンコザクラの花々に出会え、大満足の山歩きが出来ました。
イワカガミ ハクサン・コザクラ レンゲ・ツツジ

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7月24日(火)・25日(水)晴

火打岳(2462m)・妙高山(2454m) 百名山

天狗ノ庭の池塘に映る火打岳 妙高山頂(南峰)より火打岳・焼山を望む
 今年の梅雨明けは、まだ発表されていない。 しかし、24日・25日は天気は良さそう。 予定していた火打岳・妙高山(新潟県妙高高原)に出かける。 24日、笹ヶ峰から高谷池経由で火打岳に登り、黒沢池ヒュッテ泊。 25日黒沢池ヒュッテから大倉乗越経由で妙高山に登り、燕温泉に下る、コースの予定で出かける。

7月23日(月) 12時自宅出発。 妙高高原のペンションで1泊。 今日は曇っているが、明日の天気を期待し、20時,消灯。

7月24日(火) 4時30分起床。 「天気は晴。よっかった。!!」 5時朝食を頂き、5時30分ペンションの車で、笹ヶ峰まで送ってもらう。 6時笹ヶ峰登山口。 ここで準備をし、6時15分早速出発。 登山口から自然保護の為の木道が整備されており、緩やかに登る登山道は歩き易い。 7時05分黒沢に着く。 ここで、これからの登りに備えて休憩。 黒沢を後に、いよいよ十二曲りの急坂に取り付く。 急坂の途中、木々の間から、残雪の北アルプス(白馬連峰)が望める。 9時、富士見平に着く。 黒沢池への分岐を後に、黒沢岳の山腹にかかると、左前方に、火打岳・焼山・金山の雄姿と、三角屋根の高谷池ヒュッテが望める。 9時55分、高谷池ヒュッテに着く。 ここで荷物を預け、10時15分、空身で火打岳に向う。 高谷池から天狗ノ庭に向う途中の木道の両側には、ハクサンコザクラの群生が、見事に咲き誇っていた。 また、天狗ノ庭の池塘の周りにワタスゲの群生が見事だ。 また天狗ノ庭の池塘に映る火打岳をカメラに収める。鬼ガ城の茶色の岩壁を右に望みながら、長い急坂を登りきると、12時15分火打岳山頂に着く。 今日は日本海側に雲がかかってはいるが、他は視界は良く、近くの焼山・雨飾山・金山・妙高山等・そして北アルプスの山々の大パノラマを堪能する。 13時、山頂を後にする。 14時15分、高谷池ヒュッテに戻る。 ここで荷物を受け取り、14時45分、高谷池ヒュッテを出発。 緩い上りを行くと、まもなく茶臼山。 ここからの展望も、また素晴らしい。 眼下に黒沢池湿原、そして明日登る妙高山の雄姿が、大倉乗越の後に聳えている。 足取も軽く、今日の宿泊地・六角ドームの黒沢池ヒュッテに15時35分到着。 今日の宿泊者7人。 小屋はまるで貸切状態。ゆったりと過す。 19時、消灯。

高谷池 天狗ノ庭を行く 火打岳山頂
7月25日(水) 4時15分起床。 天気は曇。 天気予報では、午後天気が崩れるとの事。 出来るだけ早く出発した方が良いとのアドバイスを、小屋の人から受ける。 小屋の前のテーブルで朝食を頂き、5時、黒沢池ヒュッテを一番に出発する。 5時30分大倉乗越。 眼前にこれから登る妙高山の雄姿が。 振り返ると火打岳・焼山が望める。 大倉乗越の山腹のトラバース部は、今は残雪も無く問題ないが、残雪期は緊張する所だ。 6時20分、長助池分岐着。 ここから妙高山への急坂が始まる。 7時45分、妙高山山頂(北峰)に着く。 我々が、今日の山頂に一番乗りだ。 「ヤッター!!」 今日は雲がかかり、遠くの北アルプス等は見えないが、近くの火打岳・焼山・高妻山の山々や、湯気を上げている地獄谷・野尻湖等が良く望める。 また山頂にはテガタチドリの群生が有り、ちょうど身頃だ。 8時15分、北峰(三角点が有る)から祠の有る南峰に移り、ここから鎖場等の有る急斜面を下る。 急斜面では、下から登ってくる、多くの登山者に出会う。 9時30分天狗平に着く。 ここから、古くからの燕登山道を下る。 10時20分、称名滝が望める地点まで下る。 ここまで来ると、北地獄谷からの硫黄の匂いや湯気が見え、温泉地帯に来た事を感じる。 11時20分、無事、登山口に着く。 ここに燕温泉組合が管理する無料露天風呂「黄金の湯」がある。 早速、入浴し汗を流す。 白濁した湯はスベスベし、気持ち良く入れた。 燕温泉は、温泉宿8軒、土産物や2軒だけのひなびた温泉街だが、昔からの妙高山登山道の入口になっている。 12時ペンションの車に迎えに来てもらい、ペンションに無事戻る。 ペンションで美味しいコーヒーを頂き、帰路に着いた。 ・・・・・ 

今回天気に恵まれ、景色と花々を満喫する事が出来,大満足の山歩きでした。また、今回ペンションの山登り登山口への送迎サービスを利用し、笹ヶ峰から登り、燕温泉へ下るコースを取る事が出来、今後このようなサービスが有れば、利用したいものです。
大倉乗越と妙高山@茶臼山 妙高山山頂にて 妙高山@大倉乗越
 今回出合った主な花の一部 
 ( 他にカラマツソウ・ハクサンチドリ・ヨツバシオガマ・サンカヨウ・キヌガサソウ・イワカガミ等、多く咲き誇っていた。  特  に,天狗ノ庭のハクサンコザクラとワタスゲの群生は見事。)
ハクサンコザクラ@天狗ノ庭 ワタスゲ@天狗ノ庭 ベニバナイチヤクソウ@火打岳
ミヤマキンバイ@天狗ノ庭 マルバダケブキ@火打岳 テガタチドリ@妙高山頂

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8月24日(金)・25日(土) 晴

霞沢岳(2646m) 200名山・穂高の第一級の展望台

 霞沢岳は、上高地の南に聳える山。 焼岳や穂高連峰と対峙しており、焼岳や穂高連峰の第一級の展望台として知られている。 ただ徳本峠からしか登山道が無く、かなりハードな登山を強いられるが、穂高連峰の第一級の展望台と言われる様に、展望は一級品。 登山者は少なく、静かな山歩きが出来る。
日の出直後の穂高連峰 @ジャンクション・スタジオより 穂高連峰 @霞沢K1峰より
 毎年夏の恒例になりつつある、学生時代の友人(Tさん・Fさん)との山歩き。今回は上高地の南に聳える、霞沢岳に挑戦する。

 8月24日(金)
 7時30分、JR木曽川駅で、京都からのF君の車に、ピックアップして頂き、出発。 高山経由で安房峠を越え、沢渡・岩見平駐車場に11時着。 ここからバスで上高地へ。 11時35分、上高地バスセンター着。 ここで昼食と準備をし、12時、徳本峠小屋に向けて出発。 12時45分明神。 12時55分徳本峠入口。 ここから白沢・黒沢沿いの登山道を峠に向う。 40年以上昔、徳本峠を越えて島々へ抜けた時の事を、懐かしく思い出す。 15時10分、徳本峠小屋に到着。 小屋は古く、いまだにランプの宿。 今日の宿泊者は定員30人の所、16人。 ゆったり寝られる。 今日は天気が良い。 お蔭で、夕食まで、峠から、夕暮れの穂高連峰の展望を楽しむ。 明日も天気は良さそう。 19時30分消灯。

 8月25日(土)
 
4時20分起床。 まだ暗いが、天気は良い。 「ヤッター。!!」 早速準備をし、5時、小屋を出発。 明るくなって来た稜線の急坂を登る。 ジャンクション・スタジオまで登って来ると、朝日を浴びた穂高連峰は素晴らしい。 6時ジャンクション・ピーク(2428m)に到着。 ここで朝食を頂く。 又、千葉から来た元気な73歳の御夫婦に出会い,元気を貰う。 6時15分ジャンクション・ピークを出発。 ここからK1峰までは、稜線を、まず小湿地(2261m)まで大きく下る。 あとアップダウンを繰り返し、最後はK1峰までの長いザレ場の、急坂を喘ぎながら登る。 浮石が多く、落石に気を使う。 8時50分、ついにK1峰に着く。 ここからの、穂高の展望は素晴らしい。 「来て良かった。!!」 穂高連峰・焼岳・K2峰・霞沢岳・等カメラに納め、9時出発。 K2峰を越え、9時35分、霞沢岳山頂に到着。 ここからも、穂高連峰・焼岳・乗鞍・御嶽・南アルプス・八ガ岳等が望め感激。 展望をカメラに納め、9時45分、名残惜しいが、霞沢岳山頂を後にする。 下りは、元来た道を戻る。 10時20分、K1峰。 13時00分、ジャンクション・ピーク。 14時00分、徳本峠。 15時50分、徳本峠入口。 16時45分、上高地バスターミナル。 17時のバスで沢渡・石見平駐車場へ。 ・・・ 平湯温泉で汗を流し、飛騨ラーメンを頂き、帰路に着いた。

今回の山歩きは、24日・25日共、天気に恵まれ、想像以上の展望を満喫する事が出来ました。  65歳の我々には、ハードな山歩きでしたが、そんな事を忘れさせる、大満足の山歩きが出来ました。 Tさん・Fさん有難うございました。 来年もまた、宜しく、お願いします。

穂高を背景に @霞沢K1峰にて K2峰と霞沢岳 @K1峰より 焼岳 @K2峰より

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9月18日(火) 晴

本宮山(789m)

 三河国・一ノ宮・砥鹿神社の奥宮がある本宮山。 ウオーキング・コースとして、人気がある。 くらがり渓谷コース・一宮コース・新城コースの3コースがある。 今回は、くらがり渓谷コースでウオーキングを楽しむ。
砥鹿神社奥宮の大鳥居にて 富士遥拝所より富士山を望む 本宮山・山頂駐車場にて
 今回、ASC歩く会の企画で本宮山に登って来ました。 9時、くらがり渓谷駐車場に集合。 今日の参加者は13人。 心配していた天気も、今日は快晴。 ひょっとすると富士山が望めるかも、との期待を抱かせる。 9時15分、駐車場を出発。 キャンプ場を抜け、男川沿いの林道を行く。 木漏れ日の林道は、涼しく気持ちが良い。 おきな淵を過ぎ、10時15分、一膳めし休憩所に着く。 ここから林道は、谷すじから、山腹を巻くようについている。 11時05分、山頂駐車場への急坂の登山道と林道の分岐に着く。 往きは急坂の登山道、帰りは林道を選ぶ。 全員、息を切らしながらも,500m程の急坂の登山道を登り切ると、アンテナが林立する山頂は,もう直ぐ。 11時40分山頂到着。 今日は、山頂からの展望も見事だ。 まず東に南アルプスの山々と富士山。 南に三河湾・渥美半島。 西に名古屋のツインタワー等確認できる。 この時期に,これ程の展望が観られるのは珍しく、本当にラッキーだ。!! 11時55分奥宮にお参りし、奥宮の富士遥拝所より富士山を望む。 ここで食事休憩。 12時35分奥宮を出発。 来た道を戻る。 14時,30分、無事くらがり渓谷駐車場に戻る。 皆さん、おつかれさまでした。 ・・・・・・
 今回の山歩きは、天気に恵まれ、又,参加者全員,日頃鍛えておられるだけあって、健脚振りには驚かされました。 無事に楽しく山歩きが出来、又めったに観られない富士山を見る事が出来て、大満足の山歩きでした。

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10月11日(木)・12日(金)

尾瀬ヶ原・至仏山(2228m) 草紅葉と紅葉 

尾瀬ヶ原と至仏山 尾瀬ヶ原・池塘と燧ガ岳
10月11日(木)
 3時40分、自宅出発。 9時15分、関越自動車道・沼田IC。 戸倉に向う途中、日本のナイヤガラと呼ばれる、見事な吹割滝に立ち寄る。10時40分、戸倉駐車場に到着。 鳩待峠行きバスは出た所だが、乗り合いタクシーが随時出ており、11時出発。11時45分、鳩待峠着。 お目当の紅葉は始ってはいるが、もう少し。 来週頃が見頃か。 鳩待峠の食堂で昼食を頂き、12時35分出発。 紅葉の始った山道を尾瀬ヶ原・山ノ鼻に向う。 13時45分山ノ鼻に到着。 いよいよ、ココから尾瀬ヶ原。 お目当の草紅葉は今が見頃の様だ。 13時55分、山ノ鼻を出発。 草紅葉の中の木道を、今日の宿泊地・竜宮小屋に向う。 正面に燧ガ岳と草紅葉と池塘群。 振向けば、尾瀬ヶ原と至仏山。 草紅葉も光のあたり具合で、茶色から黄金色まで変化する。 廻りの山々の紅葉はもう少し後だが、尾瀬ヶ原の草紅葉を十分に満喫し、15時竜宮小屋に到着。 チェックイン後、17時まで、見晴や東電小屋まで散策。 夕食後、尾瀬の四季のビデオを鑑賞。 明日の天気を期待して、20時消灯。
尾瀬ヶ原・池塘群 尾瀬・竜宮小屋 尾瀬ヶ原
10月12日(金)
 5時起床。 5時40分、竜宮小屋出発。 竜宮付近は写真のビューポイントなのか、多くのカメラマンが、日の出の風景を目当てにカメラを構えている。 ただ今日は雲が多く日の出は無理の様だ。 6時頃まで、カメラマンに混じって風景をカメラに納める。 6時、山ノ鼻に向けて出発。 これから登る、至仏山は山頂付近は雲で隠れている。 何とか晴れてくれ。 7時、山ノ鼻到着。 ここで、朝食。 7時20分、山ノ鼻を出発。 ここから山頂まで滑り易い、蛇紋岩の急坂が続く。 ただ登り始めてまもなく、鮮やかな紅葉となり、急坂も苦にならない。 ただ山頂に近付くで、雨となり、雨具を付ける。 10時20分、至仏山・山頂に到着。 しかし残念ながら、ガスで視界はゼロ。 天気予報の「曇り後晴」を信じ、持っている防寒着を着て、山頂で、10時50分まで待つ事にする。 10時35分、奇跡が起こる。 あっと言う間に、ガスが消え、廻りの山々の展望が飛び込んでくる。 「ヤッター!!・素晴らしい!!」 今日登って来た尾瀬ヶ原・燧ガ岳・これから向う、鳩待峠が姿を現す。 充分に展望を楽しみ、11時10分、山頂を後にする。 11時50分小至仏山。 ここまで来ると天気は、青空が広がり快晴。 12時40分、田代湿原。 13時40分、鳩待峠に着く。 峠は多くの人で賑っていた。 14時の乗り合いタクシーで戸倉に。 14時20分戸倉駐車場に無事戻る。 14時30分、今日の宿泊地・谷川温泉・ペンション・レインボーに向けて出発。 津奈木・照葉峡・湯の小屋温泉経由で谷川温泉に16時着。 明日の谷川岳登山の下見に、ロープウエイ駅及び一の倉沢の出合迄、ドライブ。 一の倉沢の迫力ある岩壁に圧倒される。 17時今日の宿泊地・谷川温泉・ペンション・レインボーに無事到着。 ここの御主人は、山のガイドもされており、明日の谷川岳登山のアドバイスを受ける。 明日の天気を期待して、20時消灯。

至仏山・山頂 尾瀬ヶ原・燧ガ岳@至仏山・山頂より 紅葉@小至仏山
田代湿原 至仏山@登山道より 至仏山@登山道より

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10月13日(土)

谷川岳(1977m) 紅葉の双耳峰(オキノ耳・トマノ耳)

谷川岳  
 
オキノ耳、トマノ耳 と呼ばれる2つのピークを持つ、山容の美しい双耳峰。 一ノ倉など、日本有数の岩壁を有する。 谷川岳ロープウエイが,天神平までかかり、日帰りで、山頂の往復が可能になり、人気が高い山である。 
 10月13日
 5時起床。7時始発のロープウエに乗る為、6時に朝食をお願いし、6時20分、谷川温泉ペンション・レインボーを出発。 お蔭で、7時のロープウエイに乗る事が出来、天神平へ。 ここまで来ると、紅葉は見事だ。 ただ、山頂付近は、ガスに被われているのが気にかかる。 7時35分天神峠を出発。 今日は土曜日、登山者は多い。 天神尾根の紅葉は、かん木の紅葉と草紅葉と笹のコントラストが見事だ。 紅葉を満喫し、9時30分、懺悔岩。 ここからはガスの中。 あまり視界はない。 ガスが晴れるのを期待し、山頂を目指す。 9時43分肩の小屋。 9時55分、一ッ目の山頂・トマノ耳に到着。 10時15分、谷川岳山頂オキノ耳に到着。 ここでも、昨日の至仏山と同じ様に、山頂に着いた時からガスが消え始め、青空が出て来た。 「ワー・綺麗だ。!!」 山頂付近の素晴らしい紅葉に、多くの登山者から、歓声が沸く。 「登って来て良かった。」 まず、紅葉のトマノ耳・西黒尾根や、万太郎山へ連なる尾根が姿を現し、見事だ。 又、山頂から、一ノ倉沢やマチガ沢を覗き込むと、足がすくむ。 又11時頃になると、白毛門や朝日岳。 そして昨日登った尾瀬の至仏山や燧ガ岳も望める様になる。 11時10分山頂での展望を満喫し、山頂を後にする。 11時35分、トマノ耳。 ここから来た道を戻り、13時20分、天神平ロープウエイ駅に到着。 天神平は多くの観光客で賑わっていた。 14時45分、水上温泉・山岳資料館で谷川岳の資料を見学後・温泉で汗を流し、16時帰路に着いた。・・・・・・・
 今回の山歩きは、幸運にも天気に恵まれ、草紅葉の尾瀬が原と、紅葉の至仏山・谷川岳を満喫する事が出来、大満足の山歩きでした。
一ノ倉の岩壁 天神尾根の紅葉 黄金色の草紅葉
山頂の紅葉 谷川岳山頂(オキノ耳) 一の倉沢の岩頭
オキノ耳(手前)とトマノ耳 山頂の紅葉・トマノ耳 オキノ耳の紅葉

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11月2日(金) 曇・後晴

鷲ガ岳(1672m) 長良川源流の大鷲退治伝説の山 

鷲ガ岳 @一服平より 鷲ガ岳山頂にて 一服平・顕彰堂
  今回は、長良川源流域・高鷲村に聳える、鷲ガ岳に出かける。 朝6時20分自宅出発。 鷲ガ岳スキー場を目指し、9時30分ゴルフ場右手の、桑ガ谷林道の入口に到着。、ここで芝の手入れをしている方に、道をたずねる。、林道を左・左に行くと、かなり上まで行けるとの事。、砂利の林道を慎重に15分ほど走り、林道分岐で駐車。 早速準備をして、9時55分林道駐車場所を出発。 林道を少し歩き、登山道に入る。 落葉が目立つが、紅葉はまだまだ綺麗だ。 10時40分一服平に到着。 ここには、山名の由来 「昔、藤原頼保が天皇の命により、村人を苦しめていた大鷲を退治するため、この山に登り、ここで見事、鷲の子2羽を生け捕り、献上した。 この功によって「鷲見」の姓と領地を賜り、この山を鷲ガ岳と呼ぶ様になった。」 ・ 顕彰碑 ・ 顕彰堂がある。 正面に鷲ガ岳・背後に大日岳を望め、展望は良い。 ここで、ゆっくり休憩。 いよいよ正面に見える鷲ガ岳を目指す。ガイドブックでは、 「ヤセ尾根の急なコブの急降下を繰り返し、最低コルに着くと、後はササヤブの中のいっきの登り、ササをつかんで身体を持ち上げながら登る。」 と有ったが、様子は一転していた。 すなわち、一服平から山頂まで、木の階段が整備され、歩き易いが、なにか遊歩道を散策している様で物足りない。 最低コルには林道が造られており、また立石キャンプ場から一服平まで、林道が造られ、伐採が進み、非常に残念に思う。 11時40分山頂に到着。 大日岳を始め近くの山々が望まれ360度の大展望だ。 ただ白山・御嶽山・乗鞍岳・北アルプスの山々は、雲の為見えず。 残念。 12時40分まで昼食と展望を楽しみ、山頂を後にした。 13時10分一服平。 14時無事林道駐車場所に戻る。 帰路、道の駅で朝予約しておいた、シメジ・平茸・舞茸・椎茸等を購入。 秋の味覚を楽しみに、家路に着いた。
桑ガ谷方面 桑ガ谷の紅葉 一服平方面

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 11月25日(日)晴

鳳来寺山(684m) もみじ祭

鳳来寺山・表参道登山口 もみじの紅葉@東照宮
 紅葉を期待して、もみじ祭りが行われている鳳来寺山に出かけた。  天気は晴、。 絶好の山歩き日和だ。 7時自宅出発。 8時50分、鳳来寺表参道・登山口駐車場に到着。  さっそく登山靴に履き替え9時出発。  今回は、尾根筋の方が、紅葉を楽しめるかと思い、何時もの表参道石段コースでなく、仁王門近くから左に、馬の背岩・展望台コースをとる。  急登のジグザグ道を登り、なだらかな尾根道に出ると、9時35分馬の背岩展望台に着く。  ここからは鳳来寺本堂や鳳来寺山等の展望が素晴らしい。 鳳来寺への登山道は表参道石段が一般的だが、この馬の背岩展望台コースも変化が有り楽しめる。ただ、期待した紅葉は期待を裏切る。  9時50分鳳来時本堂着。 多くの参拝者でごった返している。 ここの紅葉も、今年はあまり良くないようだ。  ここでお参りして、今回は、ここから奥の院経由、鳳来寺山頂へ。 10時30分鳳来寺山頂着。 ここから瑠璃山へ、展望を楽しみ往復する。 昼食・休憩をして11時15分山頂出発。 天狗岩・鷹打ち場を経て12時東照宮。 この辺の紅葉は見事。 多くの人が紅葉を楽しんでいた。 12時10分本堂。 ここから1465段の表参道石段を駆け下り、12時45分駐車場に無事到着。  23日に湖東三山に、紅葉狩りに行ってきた事も有り、どうしてもそれと比べると、鳳来寺山の紅葉は今一つ物足りない。 しかし、今日は天気に恵まれ、気持ちの良い、楽しい山歩きを楽しめました。

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12月16日(日)曇一時雨

京都の自然を歩く「京都一周トレイル」西山コース

清滝〜六丁峠〜嵐山〜松尾山(276m)〜苔寺

西山コース起点・清滝・愛宕山登山口 落合・保津峡を望む 嵯峨・鳥居本町並
  今回、3月29日の京都一周トレイルの第二回として、日の短いこの時期や、アクセスの便利さを考え、西山コース(清滝〜嵐山〜苔寺)に挑戦する事にした。 今回も、青春18切符を使い、6時32分のJRで京都に向う。 京都駅、9時42分の京都バスで清滝に向う。 清滝、10時45分着。 清滝川に架かる丹塗りの渡猿橋の袂に、京都トレイル西山コース・スタートの案内板が有る。 ここをスタートし、清滝川沿いの道を落合に向う。 保津川との合流点・落合の展望台から、保津峡の展望を楽しむ。 ここから今日、最初の上り、六丁峠に向う。 振り返ると愛宕山が聳えている。 11時50分六丁峠。 ここから少し下ると、萱葺き屋根や町屋風の民家が立つ、嵯峨鳥居本の町並。 化野念仏寺。 小倉山二尊院。 落柿舎等を楽しみ、12時45分嵐山公園へ。 ここで昼食。 13時嵐山公園を出発。 嵐山・渡月橋を渡り、阪急嵐山駅近くの竹林から、松尾山への山道に入る。 30分程上り、14時松尾山・山頂に着く。 山頂からは、京都市街が一望出来る。 ここから最終ゴールの苔寺に向う途中、なんと霰が降って来た。今日は朝から時々小雨がぱらつく事が有ったが、冷え込んで来たのか、ビックリする。 あわてて傘を差す。 51番の最終案内板で山道を終え、14時50分、苔寺バス停に到着。無事、京都トレイル西山コースを終える事が出来ました。15時の京都バスにて帰路に着いた。
 今日は、時々、傘のお世話になる、生憎の日になったが、歩くには全く問題なく、予定通り京都トレイル・西山コースを楽しむ事が出来ました。
嵐山・渡月橋 松尾山・山頂より京都市街を望む 竹林の道@苔寺付近

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