2011年山歩きメモ

1月10日(月)
鳳来寺山(684m) 
恒例の初詣登山

仁王門 鳳来寺より奥の院を望む
 毎年、恒例にしている鳳来寺登山、都合がつかず、のびのびになっていたが、今日、良い天気に誘われ、出掛ける事にする。 天気は晴。 非常に寒いが、風も無く、良い登山日和だ。 6時20分、自宅出発。 8時15分、表参道登山口の駐車場着。 登山靴に履き替え、8時20分、表参道登山口を出発。 山門、傘杉と大杉におおわれた、静寂な表参道の石段(1465段)を登り、9時、鳳来寺に着く。 早速、本堂に初詣。 9時15分、東照宮より登山道に入る。 途中、天狗岩 (展望も良く、絶好の休憩場所) で休憩。 今日は視界も良く、豊橋の高層ビルが望める。 10時45分、鳳来寺山頂着。 山頂から5分程で瑠璃岩に着く。 ここからの展望は良く、今日は特に視界が良く、明神山の向うに、白い南アルプスが望める。 11時、山頂を出発。 奥の院、六本杉を経て、11時25分鳳来寺に戻る。 本堂で御札を頂く。 11時35分、鳳来寺から1465段の階段を駆け下り、12時、表参道登山口に戻る。 ・・・・・ 
 今年もお蔭様で、恒例の鳳来寺登山が出来ました。 今年も健康に山歩きが出来る事と、来年も元気に鳳来寺山初詣登山が出来る事を祈りつつ、帰路に着いた。

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3月26日(土) 晴

宮地山(361m)・五井山(454m)

豊橋方面 @宮地山山頂より 宮地山山頂 蒲郡方面 @五井山山頂より
 久し振りの山歩き、春に日差しに誘われて、近場の宮地山・五井山へ出かける。9時自宅出発。10時30分宮地山登山駐車場に到着。早速準備をし、10時40分駐車場出発。登山道は尾根沿いの森林浴コースで登る。10時55分宮路山頂到着。 山頂は明るく展望は素晴らしい。豊橋市街、豊橋港、三河湾、渥美半島、弓張山系が眼下に見える。11時05分五井山に向け出発。 小さなアップダウンを繰り返しながら尾根沿いに進む。11時50分舗装された林道に出る。林道を少し行くと、左に山頂への道が有る。 12時00分山頂到着。 山頂は広く、明るく、展望が素晴らしい。 眼下に、蒲郡市街、三河湾、西浦・幡豆海岸が見える。 山頂に以前NTTの鉄塔が有ったが無くなっている。如何したのだろう。 展望を満喫して、12時20分もと来た道を引き返す。13時30分、駐車場に無事戻る。・・・・・

 今日は、風が強かったが、天気は良く、久し振りに、気持ちの良い山歩きが出来ました。

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3月29日(火) 晴

八高山(832m) 島田市金谷町

蓬莱橋 SLさくら号(大井川鉄道・新金谷駅) 八高山山頂にて
 東海道五十三次街道歩きの中で、途中立寄ってみたいが、時間の関係で立寄れない所が多くあった。 その中で、島田市の蓬莱橋もその1つである。 今回、蓬莱橋と、金谷町大井川の右岸に聳える展望の山・八高山に登る為、出かける事にする。  JRで8時30分島田駅到着。 早速蓬莱橋へ向う。 意外に早く、8時50分蓬莱橋に到着。 付近を散策後、9時10分蓬莱橋を後にする。 9時31分のJRで金谷駅へ。 9時40分、金谷駅に着くも、福用駅まで行く大井川鉄道は1時間以上の待ち。 とりあえず、新金谷駅(SL発車駅)まで行き、SL観光で時間をつぶす。 11時15分大井川鉄道・福用駅到着。 早速準備をし、11時20分出発。 福用駅からハ高山登山道の標識が整備されている。 ありがたい。 白光神社の前を通り、登山口の標識から登山口に入る。 いきなりの急坂がしばらく続く。 茶葉を運ぶリフト・レールが現れ、茶畑の中の道を行く。 さらに杉や桧の植林の道が続く。 12時08分小文道との分岐に着く。 さらに進み12時20分林道に出る。 林道をしばらく進み12時30分馬王平と呼ばれる広場に到着。 ここから伐採された急斜面の登山道を登る。 12時47分、通信用の反射板。 13時03分、白光神社奥ノ院。 13時07分ハ高山山頂に到着する。 山頂からの展望は素晴らしい。 ただ春霞か、遠くの富士山や南アルプスの山々は確認できない。 ただ近くの静岡の山々や、眼下の大井川の流れ等が確認でき、素晴らしい絶景です。 15時33分の列車に乗る為、13時30分、名残惜しいが山頂を後にする。 13時55分馬王平。 14時05分、小文道分岐。 14時15分、なだらかコースに入り下る。 15時無事大井川鉄道福用駅に無事到着する。 15時33分発の大井川鉄道で帰路に着いた。 ・・・・・
  今回は、蓬莱橋・SL鑑賞・八高山登山と変化に富んだ、ウオーキングを楽しみました。
 *蓬莱橋 ・・・・・ 大井川にかかる蓬莱橋は、全長897・4m 通行幅2・4mの木造歩道橋。 この橋は、今では数少ない賃取橋(通行料 100円)。 世界一の長さを誇る、木造歩道橋としてギネスに認定されている。

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4月13日(水) 晴

御池岳(1247m)・鈴北岳(1182m)・鈴ヶ岳(1130m)

御池岳を望む @鈴北岳より 御池岳山頂にて 霊山岳・伊吹山を望む @御池岳より
 春の上天気に誘われて、久し振りに鈴鹿山系の最高峰・御池岳(1247m)に出かける。 6時15分自宅出発。鞍掛トンネル入口の駐車場に8時到着。 今日はここから鞍掛峠・尾根沿いに鈴北岳に登る。 鈴北岳を基点に御池岳と鈴ヶ岳へ往復して、再び鞍掛峠を経て、駐車場に戻るコースを取る。 駐車場には既に十数台駐車しており、今日は天気も良いので、多くの人が登っている様だ。 早速準備をして、8時15分駐車場を出発。 いきなりの急坂を登り、汗ばんできた8時35分、鞍掛峠に到着。 ここからは、気持ちの良い尾根を登る。 風は冷たいが、汗ばんだ身体には心地よい。 鈴北岳のピークは、まだまだ残雪が多く残っている様だ。 9時45分鈴北岳に到着。 一息入れ、まず御池岳に向う。 日本庭園から山頂まで、残雪の上を歩く事になるが、雪は良くしまっており歩き易い。 10時30分、御池岳山頂に到着。 ここで昼食休憩。 今日は天気が良く、多少霞んではいるが、霊仙岳・伊吹山や遠く能郷白山等が確認出来る。 11時00分御池岳を後にする。 11時35分再び鈴北岳に戻る。 ここから鈴北岳の西側斜面から鈴ヶ岳にかけて咲いている福寿草を鑑賞しながら、鈴ヶ岳に向う。 12時35分鈴ヶ岳に到着。 福寿草は数は少ないが山頂近くにも咲いている。 12時40分鈴ヶ岳を後にする。 13時15分再び鈴北岳に戻る。 13時20分、御池岳と鈴ヶ岳の雄姿を目に焼付け、鈴北岳を後にした。 気持ちよい尾根道を一気に下り14時05分鞍掛峠。 14時20分無事駐車場に戻る。 ・・・・・

 久し振りの鈴鹿山系の山歩き。 思いもよらぬ福寿草 (今日、現地で登山者の方から「鈴北岳・鈴ヶ岳の福寿草」を教えて頂いて初めて知った。) にも出逢え、楽しい山歩きを、満喫して来ました。

鈴北岳を望む @鞍掛峠縦走路より 福寿草@鈴ヶ岳にて 鈴ヶ岳を望む @鈴北岳より

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4月30日(土) 曇

赤坂山(824m) 奥琵琶湖の展望と花の山

山頂からの奥琵琶湖の大展望 赤坂山・山頂にて イワウチワ
 今回は、奥琵琶湖の大展望と、高山植物(花)の山で知られる赤坂山に出かける。 6時30分、自宅出発。 木之本IC経由で登山口のマキノ高原キャンプ場駐車場に、8時40分到着。 早速準備をして、8時50分駐車場を出発。 広いオートキャンプ場の中を通り、標識とトイレのある登山口から登山道に入る。 道は、良く整備された急坂の尾根を登る。 10時、東屋の有る武奈ノ木平につく。 この辺りから、登山道は、北から西に向う。 道は石畳の所も有り、昔は街道として利用された道の様だ。 笹が増え、視界が開けて来ると、10時45分、粟柄越に到着。 露石に刻まれた仏像が笹の中にある。 峠に出ると風が強く、ミゾレが降出す。 あわてて露石で風を避け、雨具を着ける。 強風の中、11時00分、赤坂山山頂に到着。 今日は曇りだが、展望は東に奥琵琶湖が見下ろせる。 北に三国山、明王の禿。 西に福井県の山並。 南に大谷山、比良山系が望める。 しかし、山頂は風が強い為、写真タイムのみで、11時10分、山頂を後にする。 11時20分、粟柄越。 峠から下の登山道沿いに、イワウチワの群生が多いが、ちらほら咲いているだけで、まだまだ見頃は先のようだ。 12時、武奈ノ木平手前の砂防ダム堰堤で、食事休憩。 12時30分、武奈ノ木平。 13時15分、無事駐車場に戻る。 ・・・・・

 赤坂山は、イワウチワ等の群落とベニドウダン・サラサドウダンの群落が有り、それらの開花を期待して出掛けたが、今年は寒さの影響で、開花時期が遅れている様だ。 天気の良い時に、再度登ってみたい山である。

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5月14日(土) 晴

剣山(1955m)・ジロウギュウ(1929m)

  剣山は、山名の「剣」から鋭い山容を想像するが、山頂は広くミヤマクマザサに覆われた、なだらかな山頂。 多くの高山植物が生育しており、中でも行場のキレンゲショウマの群生は有名。 山名の由来は「大剣岩」が剣の様だからとか、安徳天皇が「宝蔵石」の下に剣を埋めたからと言う説からとも言われている。
ジロウギュウ @剣山山頂より 剣山山頂にて 剣山 @剣山鞍部より
 今回は、四国徳島の名山「剣山」と、アケボノツツジの大群落で有名な西赤石山に挑戦する為、四国に出かける。 23時30分自宅出発。 3時30分鳴門海峡を渡り、徳島に入る。 5時00分美馬ICを下り、吉野川に架かる美馬橋を渡る。 6時15分,登山口の見ノ越の駐車場に到着。 まだ早い為か、広い駐車場は1台も駐車していない。 天気は晴れ。 絶好の登山日和だ。 早速準備をし6時35分駐車場を出発する。 剣神社の階段を上がり、右折すると登山道が始まる。 登山道は良く整備されており歩き易い。 7時30分登山リフトの西島駅(見ノ越から西島まで登山リフトが有る。往復1800円)。 ここから尾根道コースで山頂を目指す。 刀掛の松を経て8時05分,宝蔵石神社に到着。 ここまで来ると風が強い。 山頂から下りて来た人の話では 「山頂は風が強く、寒くて直に降りて来た。」 との事。 防風に雨具を着込み山頂に向う。 山頂一帯に、土の流失を防ぐ為に、木道が張りめぐらされている。 山頂の一等三角点付近は、土の流失で約1m下っていて、石積で三角点の標柱と土台を支えている。 山頂からの展望は、360度の大パノラマ。 まず南にジロウギュウの雄姿。 東に一の森、平家平等の山並み。 西に、三嶺へ続く稜線等。 山頂で展望を満喫し、8時35分山頂を後にし、ジロウギュウに向う。 展望の良い笹の稜線を展望を楽しみながら進む。 9時25分、ジロウジュウ山頂に到着。 山頂は剣山とは対照的に狭いが、展望は360度の大展望。 まず今登って来た剣山へと続く稜線、剣山、さらに一の森から槍戸山へと続く山並み。 又西に丸石から三領までの稜線と山並み。 大展望をカメラに納め、9時35分山頂を後にする。  鞍部まで戻った所で食事休憩。 10時10分、鞍部から大剣岩を経由して、遊歩道コースを下る。 10時45分西島駅。 11時20分、無事、見ノ越駐車場に戻る。・・・・・

 今日は天気も良く、予定より早く、剣山を完歩出来ました。 名物祖谷そばを頂き、今日の宿泊地・新居浜へ向う。 
明日の西赤石山・アケボノツツジに期待して、20時消灯。

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5月15日(日)晴

西赤石山(1626m) アケボノツツジの大群落

東洋のマチュピチュ・天空の産業遺蹟・別子銅山東平より登る

 西赤石山は、西日本一のスケールを誇るアケボノツツジの山。 山頂北面直下に、アケボノツツジのビュウポイントである   カブト岩がある。

 別子銅山東平は、別子銅山最盛期に採鉱本部が置かれ、その産業遺蹟が無人の森の中に、数多く残っている。 索道停車場跡。 天に聳える貯蔵庫跡。 第三変電所。 第三通洞。 病院・社宅・学校跡。 ・・・・ 等。 鉱山開発で 「町」 としての機能を持った東平。 閉山後は植林活動を開始。 人が撤退した町を、自然に還して行った。 西赤石山登山口の一になっている。

アケボノツツジ大群落 @カブト岩より

アケボノツツジ大群落 @カブト岩より

 今日は、アケボノツツジの大群落の西赤石山に出かける。 6時00分、新居浜・ホテル出発。 6時50分、東平登山者用臨時駐車場に到着。、もう既に30台程駐車していた。、今日は、幸い天気も良く、賑わいそうだ。、早速準備をし、7時05分出発する。 まず第三通洞から沢沿いに進み、7時30分分岐から馬の背コースをとる。 8時11分角石原。 8時40分銅山越に着く。 ここは日浦登山口からとの合流点。 多くの人が休憩していた。 ここの高台から西赤石山を見ると、ピンク色に染まったアケボノツツジが咲いているのが確認出来る。 「ヤッター。!!着て良かった。!!」 ここから展望の良い稜線を、西赤石山を目指して上る。 山頂近くなると、登山道両側にアケボノツツジが目を楽しませてくれる。 振り向けば笹ヶ峰や石鎚山の雄姿が見事だ。 10時10分ついに西赤石山山頂に到着。 ここで食事休憩。 ただ狭い山頂は混雑して来たので、早々に切り上げ、10時30分北面直下に有るカブト岩に向う。 10時50分カブト岩。 ここは、アケボノツツジのビュウポイント。 大勢の人が休憩している。 ここからのアケボノツツジは素晴らしい。!! 丁度見頃だ。!! 11時10分カブト岩を後にし、谷沿いに東平へ下る。 12時05分分岐。 12時40分、第三通洞。 12時50分、無事東平登山者臨時駐車場に戻る。 ・・・・・ 別子銅山東平ゾーンや、マイントピア別子に立ち寄り、15時30分新居浜ICより帰路に着いた。・・・・・

 今回の山歩きは、天候と予想以上の展望とアケボノツツジの大群落に感動。 又鉱山開発で破壊した自然を元に戻した別子銅山の努力と知恵に感動を覚えた山歩きでした。

アケボノツツジ 西赤石山山頂にて 別子銅山東平・貯蔵庫跡

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6月14日(火) 晴

風越山(1535m) 飯田市

 飯田市の西に聳える山。 風越山の山頂近くには、白山社奥社本殿が有り、716年泰澄により開山されたと、言われている。 信仰登山の歴史は古い。 地元民とのつながりは深く、今も市民・小学生の集団登山として受け継がれ、市民の山として愛されている。 地元では、権現山とも呼ばれている。
石仏 @登山道 風越山・山頂にて シャクナゲ @白山社奥社本殿
 今日は梅雨の合間の晴れ。 今回は、飯田市の風越山に出かける。 朝6時自宅出発。 8時過ぎ、風越山登山口近くに有る、かざこし子供の森公園の駐車場に到着。 駐車場の開門を待ち、8時30分駐車場を出発。 急坂の舗装道を上り、ゴルフ練習場横の登山口から登山道に入る。 9時、石灯籠が立つ参道の入口に到着。 ここで桜ヶ丘団地からの道と合流する。 ここから良く整備された九十九折りの参道(登山道)を登る。 登山道沿いに石仏が祀られており、石仏の穏やかな御顔が心を癒してくれる。 9時30分、秋葉様に着く。 ここで右、虚空蔵山経由と、左は山腹の巻き道に分かれる。 右へ尾根を一登りすると、虚空蔵山山頂に着く。 虚空蔵山山頂は朽ちかけた祠や、石仏が祀られている。 又、鉄骨の広い東屋が有りベンチが整備されている。 又ここからは、今日は雲で霞んではいるが,南アルプスと飯田市街地が一望出来る。 10時、山頂から下ったコル。 ベニマンサク自生地の標識が有り、ここで巻き道と合流する。 円悟沢分岐を過ぎ、10時35分展望台に到着。 ここからも南アルプスや飯田市街地の展望が素晴らしい。 10時50分展望台を出発。 ここからの尾根は傾斜を増し、南無阿弥陀仏の文字が刻まれた巨石や石仏が安置されており、信仰の山の歴史を偲ばせる。 11時10分シャクナゲが見事に咲いている白山神社奥社に到着。 さらにブナ・ミズナラ・カシ等の明るい樹林を進む。 11時25分、風越山山頂に無事到着する。 山頂には三角点・標識・簡易ベンチが有る。 木々に囲まれていて、展望は利かないが、樹間から山並みが望まれる。 ここで昼食休憩を楽しみ、11時55分、山頂を後にする。 12時20分展望台。 12時45分ベニマンサクの自生地。 ここから巻き道を下り、途中にある延命水を頂き、13時秋葉様。 13時40分、無事かざこし子供の森公園の駐車場に戻る。 R153号の道の駅 「ひまわりの湯」 で汗を流し帰路に着いた。・・・・・

 今回の山歩きは、素晴らしい新緑と、今年始めての蝉の声、道端の石仏に癒された山歩きを満喫してきました。

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6月29日(水)晴
伊吹山(1377m) 夏山トレーニング登山

山頂を望む @5合目より グンナイフウロウ @9合目にて 山頂を望む @9合目より
  幸い今日は梅雨の中休みで上天気。 夏の山歩きに備え、伊吹山にトレーニング登山に出かける。 伊吹山は山麓の登山口(標高220m)から登ると、1157mの標高差を登る事となり、丁度良いトレーニングになる。 朝6時10分、自宅出発。  8時、三宮神社近くの駐車場到着。 今日は平日でも有り、閑散としている。  早速準備をして、8時15分三宮神社登山口を出発。 1合目までは、木々の間の道を登るが、1合目からは日陰がほとんど無い登山道を行く為、今日のように天気が良いと、日差しがきつい。 9時30分、3合目に到着。 3合目(720m)迄来ると、山頂が望める。 10時、5合目(955m)。 10時55分、8合目(1220m)。と順調に登り、11時20分、9合目に到着。 お花畑はグンナイフウロウが見事に咲き誇っている。 今日は暑い。!! 11時30分、頂上茶店に飛び込み、缶ビールで一息付く。 山頂はドライブウエーで登って来た観光客で賑やかだ。 12時15分まで山頂での展望を楽しみ、山頂を後にする。 13時15分、3合目。 今日は暑く、日中症防止に心がけ、既に1・5リットルの水を飲んでいる。 13時45分、1合目の売店の自販機でポカリを買い、一気に飲み干す。 「うまい。!!」。 14時15分、無事登山口に戻る。 冷たい谷水で顔を洗う。 冷たく気持ち好い。!! 伊吹・薬草の湯で汗を流し、帰路に着いた。・・・・・・・・・・

 久し振りの伊吹・山歩き、上り3時間15分、下り2時間、予定通りのペースで夏山トレーニング登山が出来ました。

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7月26日(火) 

表大雪山縦走 旭岳(2291m)・北鎮岳(2244m)・黒岳(1984m)

 表大雪とは、北海道最高峰・旭岳を始め北鎮岳、間宮岳、北海岳、黒岳等が外輪山になっている旧巨大噴火口カルデラのお鉢平を中心とした山域を言う。 旭岳温泉から旭岳へは、姿見までロープウエイが有り、又黒岳では、7合目からリフト・ロープウエイで層雲峡まで下りる事だ出来る。 天気さえ良ければ、旭岳から黒岳へ1日で縦走可能であり、このコースは登山者で賑わう人気コースとなっている。 なお、旭岳東斜面及び北鎮岳肩東斜面には、8月下旬まで雪渓が残っている。
姿見の池から旭岳を望む 旭岳東斜面の大雪渓
旭岳頂上直下の金庫岩 旭岳山頂にて 間宮岳への縦走路より旭岳を振返る
 一度は登って見たいと思っていた大雪山。 今回、旭岳から中岳・北鎮岳を経て黒岳への縦走コースで挑戦する。 前日(7月25日)、旭岳温泉は朝から小雨が降っていた様だ。 夕方、宿に着いた頃には、天気は回復しつつあり、明日は上天気になりそうだ。 「よし、明日は朝1番(6時00分)のロープウエイに乗ろう。 計画通りに縦走出来そうだ。!!」 明日に備えて、20時消灯。

7月26日(火)
 4時30分起床。 窓の外を見ると晴れている。 「ヤッター。!! 天気になって、本当に良かった。!!」 5時45分、宿の車でロープウエイ乗り場まで送って頂き、6時始発のロープウエイで標高1600mの姿見駅まで10分ほどで登る。 
ここから正面に朝日でまぶしい旭岳に向って、遊歩道を進む。 6時30分姿見ノ池に着く。 ここから本格的な登山道となり、噴煙を左手に見ながらガレ場の登山道を登る。 登るにつれ展望が開け、やがて左手火口壁に、金庫岩が現れる。 ここから急な斜面を一気に登ると、8時10分、ついに北海道最高峰、旭岳山頂に到着。 山頂からの大展望は素晴らしい。 南にトムラウシ山へと続く山並み。 後旭岳、熊ガ岳、黒岳、北鎮岳、等を山頂の展望盤で山座同定する。 8時30分、ここから大雪縦走を始める。 コースは急坂の東斜面を下る。 この斜面には大雪渓が有り、慎重に下る。 まもなく、後旭岳と熊ガ岳の鞍部に出る。 ここは幕営指定地になっている。 またチングルマ、エゾコザクラ、エゾツガザクラ等の高山植物の群落が多く綺麗な所だ。 熊ガ岳の東斜面を登り、9時30分、間宮岳分岐に着く。 ここからコースは二つに分かれる。 南コースは北海岳方面。 今日は北コースを取り、北鎮岳方面を目指す。 まもなく間宮岳山頂に着く。 ここからは目前に、茶褐色の巨大な火口カルデラのお鉢平広がっている。 このお鉢平には、有毒ガスを発生させる噴気孔が多数有り、立入禁止危険地帯になっている。 登山道はお鉢平の北側の縁を中岳、北鎮岳、雲ノ平、黒岳へと進む。 10時22分中岳。 10時40分北鎮岳肩。 ここに荷物を置き、北鎮岳へ向う。 11時00分北鎮岳山頂に到着。 北鎮岳は北海道2番目の標高の山。 ここからの展望も素晴らしい。 11時10分山頂を後にし、11時25分北鎮岳肩に戻る。 休憩後、北鎮岳肩の東斜面の大雪渓に向う。 トレースはしっかりしているが、急斜面も有り慎重に下る。 お鉢平が一望出来る展望台から、黒岳石室までの雲ノ平は、コマクサの群生が多くあり、目を楽しませてくれる。 12時45分黒岳石室。 ここは管理人の居る数少ない山小屋の1つ。 ここから黒岳山頂までエゾツガザクラ、エゾツヅジ、メアカンキンバイ等の群生が見事だ。 13時20分、ついに黒岳山頂に到着。 山頂は層雲峡からロープウエイで登ってきた観光客も多く、賑やかだ。 13時40分山頂を後にする。 メアカンキンバイ等の花の多い、ジグザグの急斜面を下る。 ダテカンバ帯から針葉樹林帯に変わると14時50分、下山口の7合目に着く。 ここからリフト・ロープウエイを利用し、15時20分、層雲峡に無事下山する。・・・・・・

 今日は、天気に恵まれ、念願の大雪山縦走を予定通り達成する事が出来ました。予備日の27日は、美瑛・富良野のラベンダー・スポットや雄大な自然の景色を満喫して来ました。

中岳より北鎮岳を望む お鉢平 @お鉢平展望台より
北鎮岳山頂にて 黒岳 黒岳マネキ岩とお花畑

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8月9日(火)晴

鳥海山(2230m) 百名山

 出羽富士の名がある鳥海山は、裾野を日本海が洗う秀麗な独立峰。 万年雪が残る深い谷、花々に覆われた草原や稜線が美しい東北一の名峰。 今回は、数多くある登山コースの中でも、最もポピュラーな鉾立コースで登る。 「 鉾立〜御浜〜七五三掛〜千蛇谷〜山頂(新山)〜七高山〜外輪山〜七五三掛〜御浜〜鉾立 」 のコース。
夕日に輝く鳥海山 @御浜小屋(7合目)より 鳥海山・山頂より日本海方面を望む
鳥海山・山頂(新山) @七高山より 外輪山の稜線
 8月8日(月)
 朝3時40分自宅出発。 日本海東北道・中条ICを下り、13時30分、鉾立登山口駐車場に到着。 予定より早く着いたので、今日御浜小屋(七合目)まで登る事にする。 早速、登山準備・登山届を提出し、14時00分鉾立登山口駐車場を出発。 ニッコーキスゲ等の花が咲き乱れる賽の河原を経て、15時50分御浜小屋に到着。 今日は、ここで宿泊。 綺麗な夕日を楽しみ、明日の好天気を期待して19時30分消灯。
8月9日(火) 
 4時起床。 外に出て見ると、今日も良い天気。 「ヤッター。!!」 早速準備をし、朝食は餡パン。 4時45分、御浜小屋を出発する。 東に、朝日に眩しい鳥海山に向って進む。 5時45分、七五三掛に着く。 ここは千蛇谷コースと外輪山コースの分岐点。今回は千蛇谷コースで登る。
 千蛇谷には夏遅くまで雪渓が残っていて、登山道は雪渓を横切り、千蛇谷を右に見ながら高度を上げて行く。 7時45分、頂上御室(山頂小屋)に到着。 ここから山頂(新山)へは、岩に記されたペンキ印を頼りに、岩場を登る。圧巻は、胎内と言う岩の大亀裂の底を通り岩峰を登れば、山頂(新山)に、8時20分無事到着する。 山頂からの展望は素晴らしい。 まず、周囲は、同じ様な岩峰が幾つも有り、岩峰の向うには、日本海。 対面には七高山から続く外輪山の稜線。 下りは外輪山コースで下ろう。 山頂で、展望と食事と大休憩を満喫し、9時00分山頂を後にする。 岩場を慎重に下り、七高山近くの尾根へ急坂を鎖伝いに登る。 9時30分七高山。 ここから外輪山の稜線を、新山ドーム、万年雪の残る千蛇谷を右に見ながら、花々の多い外輪山稜線を、行者岳、伏拝岳へと進む。 11時00分、七五三掛へ戻る。 ここからは来た道を戻る。 12時00分御室小屋。 13時30分、無事、鉾立登山口駐車場に戻る。  「今日は暑かった。」 駐車場の自販機で買ったポカリスエットを、いっきに飲み干す。 「美味い。!!」  ・・・・・
 鳥海山は思っていた以上に手強い山だった。 特に山頂小屋への最後登りはきつく感じた。 天気に恵まれ、展望と多く残る残雪、多くの花々と、大満足の鳥海山登山でした
鳥海湖と鍋森 @御浜小屋より 鳥海山山頂にて 千蛇谷の雪渓 @稜線から見下ろした

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8月10日(水)晴

月山(1980m)

  月山は山形県の中央に位置し、信仰の山、出羽三山の主峰で有り、古来より多くの人が訪れている。 俳人・芭蕉も「奥の細道」の途上、羽黒山から月山に登り、湯殿山に下ったと言われ、 「雲の峰、幾つ崩れて月の山」 と詠んでいる。 東北を代表する名山である。
月山山頂 (山頂に月山神社が有る) 姥ヶ岳山頂 (後方月山)
 8月10日
 前日、鳥海山から下山後、月山の麓・志津温泉の宿に宿泊。 今日、月山へは姥沢(志津)コースで登る。 朝6時起床。 8時から動き出す姥沢リフトの乗る為、7時20分宿を出発。 姥沢の駐車場に駐車し、8時からのリフトに乗る。 8時10分リフト上駅。 ここから、姥ヶ岳経由で牛首へ向うコースと、直接牛首に行くコースに分かれる。 往路は直接牛首へのコースで登り、復路は姥ヶ岳経由で下る事にする。お花畑の中の木道を登り、意外に早く9時00分牛首に着く。ここで、湯殿山からのと登山道と合流し、ここから月山への最後の上りが始まる。急坂をゆっくり上り、広い台地に出ると、今まで覆っていたガスが晴れ、月山山頂(月山神社がある)が目に飛び込んで来て感激。10時、山頂にある月山神社に御祓いを受け参拝。10時20分再びガスに覆われた山頂を後にする。下りは、牛首から金姥(ここで湯殿山コースとの分岐)を経て姥ヶ岳に向う。特に牛首から姥ヶ岳までの稜線上の登山道は展望も良く、お花畑の中の気持ち良い道だ。11時30分姥ヶ岳山頂に着く。ここからの月山の雄姿は見事だ。山頂のベンチで宿で頂いたおにぎりを、月山の雄姿を眺めながら頂く。姥ヶ岳は花が多く、ちょうど山頂の池塘付近にはキンコウカ(金光花)の群落が有り黄色く輝いていた。12時、姥ヶ岳山頂を後にし、13時00分無事、姥沢駐車場に下山した。 ・・・・・ 姥沢から湯殿山神社へ。湯殿山(仙人沢)で駐車し、バスで湯殿山・御神体に参拝。・・・・・

 月山は、なだらかな雄大な山である。又豪雪の山故か、残雪や池塘が多く、多くの高山植物の群生が見事な山である。又機会が有れば、羽黒コースで月山に登り、湯殿山コース下りたいものだ。
牛首付近の花畑 月山山頂・月山神社本宮にて 姥ヶ岳へ続く登山道
池塘とキンコウカの群生@姥ヶ岳山頂 月山へ続く山並み @姥ヶ岳山頂 湯殿山神社・大鳥居

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9月27日(火)晴

八海山(1778m) 越後三山 鋸歯状の八ッ峰 信仰の山

 南魚沼市六日町にある岩峰。 越後駒ヶ岳、中ノ岳と共に越後三山の一つ。 鋸歯状の八ッ峰のピークを有し、八ッ峰の登り下りは、垂直に近い鎖や梯子の連続となる。 今回は無理をせず、そのうちの二つ、地蔵岳と不動岳に登った。 古くから信仰の山として知られている。 尚、地蔵岳は、NHK大河ドラマ「天地人」のトップ画面で、直江兼継(妻夫木聡)が山頂に立つシーンの山である。
女人堂にて @後方薬師岳 薬師岳にて @後方地蔵岳 地蔵岳 @薬師岳より
 今回は、「天地人」のトップ画面で見て、是非登って見たいと思っていた山、八海山に出かける事にする。朝3時自宅出発。7時豊田飯山IC。R117号で十日町、六日町。9時00分、八海山ロープウエイ駐車場に到着。早速準備をして9時20分発のロープウエイに乗車。今日は天気は良いが、平日、紅葉にはまだ早い為か、乗客は我々2人の貸切。9時30分ロープウエイ山頂駅。9時35分いよいよ、ここから、よく整備された登山道に入る。四合目半で大倉口コースと合流。池ノ峰を越え急坂を上ると、10時45分、女人堂(6合目)に到着。かって女性は、この先に行く事を禁じられていた。この先を下って行くと、祓川の水場から薬師岳への急登が始まる。梯子や鎖の付いた岩場を登り、11時45分薬師岳に着く。猿田彦命を始め多くの仏像が祀られている。ここからの展望は素晴らしい。正面に千本檜小屋と地蔵岳。左に中ノ岳と越後駒ヶ岳の雄姿が望める。少し下った所に有る千本檜小屋に荷物を置き、空身で地蔵岳と不動岳に向う。絶壁のトラバースや長い鎖場は有るが、思っていた程のことも無く地蔵岳・不動岳に登る事が出来た。山頂からの展望は素晴らしく、直江兼継になった気分で展望を楽しんだ。又不動岳山頂では滋賀県の御嶽教の山伏の人達と出合、写真を撮りあう。12時50分千本檜小屋に戻り、昼食休憩。13時15分千本檜小屋出発。14時00分女人小屋。15時05分、ロープウエイ山頂駅。15時20分発のロープウエイで下る。15時40分、八海山ロープウエイ駐車場に無事戻る。  五十沢温泉で汗を流し、十日町小嶋屋で名物へぎそばを頂き、帰路に着いた。・・・・・

 今回、天気を第一に考えて計画を立てた。 紅葉は、まだまだだが、ナナカマドの真っ赤な実が、紅葉真近い事を教えてくれている。 上天気と静かな山歩き、素晴らしい展望を満喫した山歩きが出来ました。

地蔵岳山頂 不動岳 @地蔵岳山頂より 地蔵岳 @不動岳山頂より

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10月26日(水) 晴
釈迦岳(1092m) 

 アルペンムード満点の大蔭のガレ場、鈴鹿屈指の名瀑庵座の滝、山頂付近のブナ林、5月の白ヤシオ。  釈迦岳登山道は、庵座谷道、中尾根道、松尾尾根道、羽鳥峰道等がある。
大蔭ガレ上部尾根  釈迦岳最高点・大蔭ガレ @猫岳 釈迦岳 @猫岳
 今日は朝から風は強いが、晴。 紅葉と静かな山歩きを求めて、鈴鹿・釈迦岳に向かう。 朝6時30分、自宅出発。 8時15分、朝明駐車場に到着。 駐車場は、何時の間にか有料になっており500円徴収される。 既に15台程、駐車していた。 登山靴に履き替え、8時30分、駐車場出発。 今日は、2009年に新しく開通した中尾根コースで登り、羽鳥峰コースで下る予定。 釈迦岳登山道は、庵座谷コースが一般的であったが、最近かなり荒れて来ている。 この中尾根コースは、比較的安全に山頂へ立てる道として利用する人が増えている様だ。 キャンプ場の中を通り、橋を渡ると登山口。 登山道は、良く整備され、明るい尾根道を上る。 9時35分鳴滝コバ。 ここまで登って来ると、視界が開け、南に御在所岳の雄姿が見事だ。 さらに尾根道を上り、尾根前方が岩場になると 「迂回路」 標識。 左へ水平に迂回してから、岩場の隙間を通過して登る。 左に大蔭ガレが現れるが、登山道は右の樹林帯を登り、松尾尾根からのルートに飛び出た。10時30分、「釈迦白毫」の標識がある。 釈迦ヶ岳は釈迦の寝姿から来ていると言われているが、ここが白毫(仏の眉間に描かれる印。)なら、お釈迦様は、どんな姿で寝ているのだろうか。 ここからは、展望が開け、大陰のガレの崩壊部が目に飛び込んで来る。 大陰のガレ上部の尾根道を慎重に進む。10時55分、ついに釈迦岳最高点に着く。 多くの人が休憩している。 ここで少し早いが昼食休憩にする。 ここからの展望は素晴らしく、国見岳・御在所岳・雨乞岳、そして麓の菰野町の市街地が良く見える。 展望を満喫し、11時30分、釈迦岳山頂に向け出発。 平坦な尾根を進むと、5分程で山頂に着く。 頂上は狭く、展望は東方向のみで眼下に大安・北勢町等が望める。 下りは、少し戻り、縦走路を猫岳、羽鳥峰へと下る。 12時10分猫岳。 釈迦岳・大陰のガレ・松尾尾根の展望が素晴らしい。 13時、羽鳥峰峠。 羽鳥峰峠から猫谷を下る。 14時、朝明駐車場に無事戻る。・・・・・

 今回の釈迦岳は、新しい中尾根コースを利用して登ったが、良く整備されており、お勧めのコースだ。 今日は風は強かったが、天気は良く、中腹付近の紅葉は、ちょうど見頃。 山歩きを満喫して、帰路に着いた。

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11月8日(火) 晴

富士見台高原(1739m) 

ヘブンそのはら展望台〜神坂峠〜富士見台〜東山道・修験者コース〜神坂神社

紅葉 @ブナの森 南アルプス連峰を望む @展望台 紅葉 @ブナの森
 今回は、紅葉と展望及び古代街道(東山道)歩きを楽しみに、富士見台高原に向う。 朝6時、自宅出発。R151号線で園原へ。 8時30分、ヘブンそのはらロープウエイ山麓駅に到着。 今日のコースは、ここからロープウエイ・リフトで展望台まで上り、そこから、神坂峠を経て富士見台まで登る。そこから東山道で神坂神社を経て、ヘブンそのはらロープウエイ山麓駅まで戻るコース。 9時始発のロープウエイで出発。 9時35分展望台着。 今日は、ここから南アルプス連峰が一望出来る。 「素晴らしい。!!」 ここから、神坂峠まで、稜線沿いに続く林道及び登山道を行く。 展望の良い登山道から、正面に富士見台高原が、又、振り返れば雄大な恵那山が望め、展望を楽しみながら、気持ちの良い稜線歩きを楽しむ。 10時35分神坂峠に到着。 ここから林道を10分程進むと、萬岳荘(富士見台の入口に有る山小屋)に着く。 ここから登山道を登り、11時15分、富士見台山頂に到着。 山頂からは360度の大展望。 まず北西に御岳、乗鞍岳、槍穂高岳、北に中央アルプス、北東から東に南アルプス、そして南に雄大な恵那山、西に中津川市街地等、見事だ。 大展望をおかずに昼食を楽しむ。 11時35分、山頂を後にする。 12時00分、萬岳荘に戻る。 ここから古代街道・東山道で有った登山道を下る。 道は良く整備されており、街道の趣を感じさせる歩き易い道だ。 又地元の人々によって道の両側の笹等が刈り取られ、明るく気持ち良い登山道になっている。 12時40分ブナコース(距離は長い、紅葉きれい)とカラ松コース(距離は短い)の分岐に着く。 今日は、紅葉を期待して、ブナコースで下る。 まもなくブナの森に入る。時期は少し遅く落葉が多いが、まだまだ綺麗な紅葉が見事だ。 13時林道に出る。 園原川沿いの林道を下る。 13時45分、杉や栃の巨木が聳える神坂神社に着く。 尚、神社の上で、カラ松コースと合流する。 ここから、園原の里に入り、暮白の滝と滝見台、駒つなぎの桜、信濃比叡根本中堂等の案内板で、難所神坂越えの休憩地点として、平安・鎌倉時代に栄え、万葉集にも詠われ、都人にも知られた園原の里。 歴史浪漫に浸りながら14時40分、無事、ヘブンそのはらロープウエイ山麓駅の駐車場に戻る。 朝は15台程度しか駐車していなかったが、今は広い駐車場はほぼ満車。 最近、三段紅葉の名所として人気スポットになっている。・・・・・

 今回の山歩きは、天気に恵まれ、紅葉と展望を満喫してきました。 又、神坂峠から園原の里まで東山道を歩き、歴史浪漫を感じる山歩きが出来ました。

富士見台高原 富士見台高原山頂にて 恵那山 @富士見台山頂
 古代東山道・・・・・701年、朝廷は近江国を起点に「東山道」と言う東国への街道を作った。 道は、美濃国を経て信濃、上野、下野より、陸奥まで通じていた。 大和政権が地方支配の為の重要な街道であった。 東山道の中でも、美濃、信濃両国は険しい山道が多く、特に最大の難関は神坂峠越であった。 今回は、神坂峠から、古代東山道下り、神坂神社を経て園原の里まで歩いた。

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12月18日(日) 晴

神石山(324m) 湖西連峰(弓張山脈)
葦毛湿原〜二川TV中継所〜座談山〜舟形山〜神石山

浜名湖方面@座談山 湖西・遠州灘方面@座談山 神石山にて
 今日は、寒いが上天気。 今回は、愛知・静岡県境に有る湖西連峰(弓張山脈)へ出かける。 湖西連峰には、多くのハイキングコースが有るが、今日は葦毛湿原から神石山まで往復するコースを取る。 朝7時、自宅出発。 8時30分,葦毛湿原駐車場に到着。 今日は天気も良く,日曜日の為か、30台以上,既に駐車していた。 早速準備をし、8時40分駐車場を出発。 8時50分、葦毛湿原。 ここは、シラタマホシグサやミカワバイケイソウの珍しい湿原植物によって知られている湿原。 9月頃に咲いたシラタマホシグサは、枯れて干し草になっているが綺麗に残っていた。 湿原の木道から良く整備された山道に入る。 案内板や道標も良く整備されており有難い。 9時20分、一息峠。 ここから尾根沿いに登り、二川分岐・二川TV中継所を経て,9時50分座談山に着く。ここからの展望は素晴らしい。 南に豊橋・二川市街地、湖西市街地、遠州灘。 東に浜名湖、そして少し霞んではいるが白い富士山が望める。 ここから普門寺峠まで下り、昔、山城が有った船形山を経て急坂を登ると、10時35分,神石山に到着。 ここで、天気が良い時は,毎日登っていると言う地元の人に出会う。 その人の話では、今日はまだ少ない方で、何時もは、もっと多くの人が登っている人気の山の様だ。 10時50分神石山を後にする。 11時25分座談山、11時50分一息峠、12時10分葦毛湿原を経て、12時20分、無事駐車場に戻る。・・・・・

 今回も、天気に恵まれ、良く整備された気持ちの良い山道、まだ残っている紅葉、浜名湖や遠州灘の展望を満喫した山歩きが出来ました。

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