2012年山歩きメモ

1月2日(月)晴

鳳来寺山(684m) 恒例初詣登山

奥ノ院岩場より 鳳来寺山・山頂 本堂と鏡岩
 毎年、恒例にしている鳳来寺山・初詣登山。 好天気に誘われて今日、出掛ける事にする。 7時15分、自宅出発。 9時、鳳来寺表参道登山口の駐車場に着く。 早速、登山靴に履き替え、9時15分、表参道登山口を出発。 大杉におおわれた、静寂な表参道の石段(1425段)を登り、10時、鳳来寺に着く。 早速、本堂に初詣。 本堂前は初詣の人で賑わっていた。 東照宮に初詣。 10時15分、東照宮より登山道に入る。 今日は天気は良いが風が強く寒い。 年末からの寒波で降った雪が登山道に残っている個所有り。 途中、何時もの天狗岩で休憩。 11時30分、鳳来寺山頂に着く。11時40分、山頂を出発。 奥の院、六本杉を経て、12時10分、鳳来寺に戻る。 ここの茶店で五平餅を頂く。「美味い。!」 12時30分、鳳来寺から1425段の階段を下る。午前は疎らだった参道も、多くの人で賑やかだ。 13時、表参道登山口に、無事戻る。 ・・・・・ 
  今年もお蔭様で、恒例の鳳来寺・初詣登山が出来ました。 今年の安全登山と健康を祈り、来年も又、鳳来寺登山が出来る事を祈りつつ、
  帰路に着いた。

(HOME)


1月27日(金)晴

本宮山(789m) トレーニング登山

砥鹿神社奥宮大鳥居 砥鹿神社奥宮
 今日は、非常に寒いが上天気。トレーニング登山に、本宮山に出かける。 8時45分、本宮山ウオーキングセンター駐車場に到着。 早速準備をして、9時、駐車場を出発。 本宮山表参道登山コースで登る。 登山口が1丁目で、山頂に有る奥宮が50丁目であり、途中道端に石の標識が有る為、目安になり、ありがたい。 本宮山表参道登山コースは、第1段目(1〜21丁目)は、比較的なだらかな登りコース。 第2段目(21〜40丁目)は、岩場も有り、山歩きを楽しめるコース。 第3段目(40〜50丁目)は、急な石段の登りコースとなっている。 自分に合った形の山登り(ウオーキング)が出来る為、多くの人で賑う人気のコースになっている。 その為、今日は平日にもかかわらず、9時の段階で駐車場はほぼ満車状態になっていた。 12時、山頂の奥宮に到着。 ここで食事休憩。但し今日は非常に寒い。 早々に退散。 12時20分、奥宮を後にし、14時無事駐車場に戻る。・・・ 

 久し振りの山歩きに汗をかき、良いトレーニング登山が出来ました。 

(HOME)


1月30日(月) 晴

御在所岳(1212m) 樹氷を求めて

見事な樹氷林 見事な樹氷
 今日は、今年最大の寒波来襲で、日本海側は大雪。 しかし太平洋側は晴マーク。 土日、多くの登山者で十分踏み固められているであろう御在所岳・裏道登山コースで、樹氷を求めて、雪山登山に出かける。 7時10分、自宅出発。 8時45分鈴鹿スカイライン冬季通行止ゲート着。 すでに20台程の車が駐車していた。 平日にも拘らず、今日も多くの登山者で賑わいそうだ。 早速登山靴に履き替え、9時、ゲートを出発。 今回も裏道コースで登り、同コースで下る予定。 9時20分、裏道登山口。 ここから雪道となる。  藤内小屋までは、良く踏み固められた、さらさらの雪なので歩き易い。 10時、藤内小屋着。 ここでアイゼンを付ける。 久しぶりのアイゼンの感触を楽しみながら登る。 途中、藤内壁へは、この雪の中、幾組ものパーテーが登っていくのが見える。 11時20分、国見峠着。  国見峠から朝陽台までは、見事な樹氷の中を登る。又、藤内壁上部の樹氷林が見事だ。「登ってきて良かった。!!」  12時10分、朝陽台・展望台に到着。付近の休憩ベンチで、付近の樹氷を楽しみながら食事休憩。 今日は非常に寒い。早速、持参したガスコンロで作った温かいカップ麺で生き返る。13時裏道コースで下山開始。13時15分国見峠。14時藤内小屋。 14時45分無事ゲートに到着。 近くのグリーンホテル立ち寄り、露天風呂で汗を流し帰路についた。 ・・・・・・・・・・

 今回は、お目当ての見事な樹氷に出逢え、雪山歩きを満喫する事が出来、満足の山歩きでした。

(HOME)


2月28日(火) 晴

蔵王 樹氷(アイスモンスター)めぐり

標高1700mの樹氷原 樹氷原
 蔵王の樹氷は、世界に誇る景観の一つで、冬山のシンボルです。 アイスモンスターと呼ばれ、広く海外にまで知られています。今回、蔵王樹氷ツアーに参加して、樹氷めぐりに出かけて来ました。 前日、27日は大雪の中、山形観光(最上川雪見舟下り・鳴子温泉・銀山温泉散策等)で、豪雪の凄さや地吹雪も体験しました。 夕方、宿泊地の遠刈田温泉に到着した時には、星がきれいに輝いており、明日は良い天気になりそうと期待出来る。 楽しみだ。!! ・・・・・  28日朝6時起床。 「今日は快晴。 ヨカッター!!」 8時10分、遠刈田温泉のホテルを出発。 8時45分すみかわスノーパーク到着。 ここから9時出発の雪上車 「ワイルドモンスター号」 に乗り換え、刈田岳(1758m)の標高1700m付近の樹氷原へ向う。 蔵王の樹氷は標高1500m〜1700mのアオモリトドマツの樹林に、季節風で運ばれた雲粒(過冷却水滴)により着氷と着雪で覆われる。 風上に向かってエビのしっぽが発達し、着雪も盛んに起こり、大きな樹氷に成長する。 雪上車に乗り、40分程で標高1700mの樹氷原に着く。 見事な樹氷群に思わず歓声があがる。 「素晴らしい。!!」 青空をバックにした樹氷群に感激。 夢中でカメラを向ける。 30分程、樹氷原を満喫し、再び雪上車で、11時、すみかわスノーパークに無事戻る。 ・・・・・ 

 以前から、見に行きたいと思っていた蔵王のアイスモンスター。 天気に恵まれ、想像以上の素晴らしさに大感激。 大満足の樹氷めぐりが出来ました。
樹氷 雪上車「ワイルドモンスター」 樹氷林

 (HOME)


5月13日(日) 晴

国見岳(1170m)
ヤシオ尾根 〜 青岳(1084m) 〜 国見岳(1170m) 〜 国見尾根

キノコ岩・後方は釈迦岳 国見岳 @青岳より ゆるぎ岩 @国見尾根
 五月晴れの天気に誘われて、久し振りに鈴鹿山系の国見岳(1170m)に出かける。 3日前の中日新聞が伝えていたアカヤシオ見頃は、2日前の強い雨風で期待出来ないかも知れないが、小生にとっては未知の、国見岳北部のヤシオ尾根や県境尾根、青岳を経ての,アカヤシオが期待出来る国見岳へのコース。 下りは国見尾根で、藤内小屋に戻るコースで国見岳登山を楽しむ事にする。 6時45分自宅出発。 スカイラインの駐車場に8時到着。 今日は天気も良く、しかも日曜日。 スカイラインの駐車場や駐車可能な路肩は、早くも満車状態。, 何とか駐車可能な場所を見つけ駐車。 早速準備をし、8時15分駐車場所を出発。 裏道登山道で、8時55分藤内小屋。 ここから北方向へ、谷沿いの道を行く。 9時15分三岳寺跡、そして鐘突堂跡。 かって山寺が有ったのかと思うと、何か浪漫を感じる。 ここから尾根の上りが始まる。 9時30分ヤシオ尾根入口。 ヤシオ尾根を登るにつけ展望が開け、ハライドや国見岳そして御在所岳が姿を現す。 又、やはり赤ヤシオは、既に遅かったが、満開のミツバツツジが目を楽しませてくれる。 10時10分腰越峠からの尾根に合流。 明るい気持ちの良い尾根道を県境尾根方面に向う。 10時30分県境尾根の手前にあるキノコ岩に着く。 このキノコ岩、自然の力とは言え 「まさに芸術作品だ。!!」。 ここから青岳を経て、11時国見岳山頂に到着。 今日は多くの人が山頂で休憩していた。 私も仲間に加わり11時30分迄、山頂での食事休憩を楽しむ。国見岳からの下山は、石門を経て、国見尾根コースで下る。 天狗岩・ゆるぎ岩を過ぎ、12時大岩。 以前はここから岳不動へのコースが有ったが、今では通行止めになっている。 ここからかなり厳しい下りコースが続く。 12時45分無事藤内小屋に到着。 しばし休憩し、裏道コースで、13時30分無事駐車場所に戻る。 帰路、今回もグリーンホテルに立ち寄り、露天風呂で汗を流し帰路に着いた。

 今回の国見岳周回コース(ヤシオ尾根〜県境尾根〜国見岳〜国見尾根)は、初めてであったが、お気に入りのコースとなった。もう少し早ければ、アカヤシオに出逢えたのに。 来年を楽しみに。

(HOME)


6月11日(月) 晴(山はガス


経ヶ岳(2296m) 中央アルプス北端の山 ・ 長い稜線を登る、時間と体力が必要

仲仙寺 @登山口 新緑が眩しい登山道@6合目を目指す 8合目ピークを望む@7合目ピークより
 今回は、夏山に向けてのトレーニングを兼ね、且つ、初めて登る山として経ヶ岳を登る事にする。 情報では、岩場は少なく、歩き易い山。 ただ標高差1000m以上で、アプローチ(稜線歩き)が長く、時間と体力が必要とあった。 その為、出来るだけ早く出発しようと、朝3時30分自宅出発。 伊那ICを下り、6時00分、登山口の仲仙寺の駐車場に到着。 高台にある駐車場からは、朝日に照らされた、伊那の市街地と南アルプスの山並みが綺麗に望める。 これなら、山頂からの展望も期待出来そうだ。 早速準備をし、6時20分駐車場を出発。 登山口の仲仙寺は、通称羽広観音といい、伊那・諏訪八十八霊場の一番札所の寺。 本堂の右にある、登山道入口から上りはじめる。 赤松の多い登山道は、徐々に勾配が急になる。 7時30分、大泉ダムコースと合流する四合目に着く。 ここまで上って来ると、ガスかかり、展望は利かない。 「 どうか山頂で晴れてくれ。!!」  四合目からは標識も、道も良く整備されて歩き易い。 8時10分、五合目に着く。 ここからは、カラマツの植林とクマザサの中を、新緑と鳥の鳴き声を聞きながらゆっくり上る。 9時20分、七合目ピーク。 雲の間から時々青空も顔を出す。 木々の間から、八合目ピークも望める。 ここで少し下り、八合目に向けての急斜面となる。 10時15分、八合目ピークに着く。 8合目は展望が良い場所と聞くが、あいにくのガスで、9合目ピークと経ヶ岳が確認出来る程度。 今日は1日、この様な天気で展望は期待出来そうにない。 ただ涼しいので有難い。 八合目は開けた場所で、地元の南箕輪中学校の競歩登山を記念して建てられた 「望郷の碑」 があり、休憩には絶好のポイント。 ここでも少し下り、クマザサ・ダケカンバ・シラビソの目立つ急坂を登る。 10時50分、9合目ピークに到着。 木々の向うに経ヶ岳が顔を出す。 「後、一頑張りだ。」 クマザサとシラビソ樹林の急坂を登り、やっと11時20分、経ヶ岳山頂に到着。 山頂はシラビソ樹林に覆われ、暗い感じの場所。 (今日はガスっている為、特にその様に感じるのかも知れない。) 二等三角点 ・ 山頂標識 ・ 石仏 ・ 石碑、等が建っている。 又、木々に覆われている為、展望はきかない。 ただ長い登りであった。 (5時間の上り) それだけに、達成感はひとしおだ。 「 登って来て良かった。」 昼食休憩は、八合目でする事にして、11時30分、山頂を後にする。 下りは、来た道を戻る。 12時15分、八合目。 ここで12時30分まで、食事休憩。 13時30分、五合目。 13時50分、四合目。 14時45分、仲仙寺参拝。 15時00分、無事、駐車場に戻る。 見晴しの湯で汗を流し、帰路に着いた。・・・・・

 今回の山歩きは、上り5時間、下り3時間30分の久し振りの本格的な山歩き。 正直疲れた。 ただ良いトレーニングになった。期待していた展望は駄目だったので、次回、展望を求めて再挑戦したい山である。

8合目ピーク 山頂を望む@9合目ピークより 山頂@シラビソ樹林に覆われている
 経ヶ岳・・・中央アルプスの山並みが、権兵衛峠でいったん高度を下げ、再び盛り上がった所に経ヶ岳がある。山名の由来は、慈覚大師が木片にお経を書いて納めたからだと言われている。山頂には石仏・石碑が祀られている。経が付く山では、日本最高峰である。

(HOME)


6月24日(日) 曇時々晴

伊吹山(1377m) 

9合目付近から、3合目・伊吹市街地を望む 9合目ピークより、琵琶湖・竹生島を望む
 今日は梅雨の中休み、曇だが雨の心配は無い。 思い切って、夏の山歩きに備え、伊吹山にトレーニング登山に出かけ事にする。  伊吹山は山麓の登山口(標高220m)から登ると、1157mの標高差を登る事となり、丁度良いトレーニングになる為、最近よくトレーニングに登っている山だ。 朝6時10分、自宅出発。  7時45分、三宮神社近くの有料駐車場に到着。 今日は日曜日で有り、非常に多くの車で賑わっている。 駐車場のオバちゃんの話では 「ケーブルが廃止になってから一時登山客が減ったが、最近下から登る人が増え、土日は駐車場が満車になる事が多い。」 「また今日は、地元の人が登山道の草刈や清掃を行なっているので注意をして登って下さい。」 と注意を呼び掛けてくれた。  早速準備をして、8時00分、多くの登山者と一緒に、三宮神社登山口を出発。 伊吹山は、1合目までは木々の間の道を登るが、1合目からは日陰がほとんど無い登山道となる。 しかし今日は曇っており、しかも比較的涼しい風が有り、快適に登る事が出来る。 9時00分、3合目に到着。 3合目(720m)迄来ると、山頂が望める。 9時30分、5合目(955m)。 10時25分、8合目(1220m)。と順調に登り、10時45分、9合目に到着。 お花畑はグンナイフウロウが見事に咲き誇っている。 10時50分、頂上に無事到着。 何時もなら上り3時間から3時間30分程度かかるが、今日は2週間前の経ヶ岳トレーニングの成果と、今日は涼しく、汗も殆んど、かかなかった為、2時間50分で快適に登る事が出来た。 又、今日は曇ってはいるが、視界は良く、北にまだ残雪が残る白山が確認出来る。 また、彦根・長浜市街地や琵琶湖・竹生島も望む事が出来た。 夏の時期、伊吹山でこんなに視界が良いのは珍しい。11時50分まで、山頂での展望を楽しみ、山頂を後にする。 12時50分、3合目。 13時50分、無事登山口に戻る。 冷たい谷水で顔を洗う。 冷たく気持ち好い。!! 伊吹・薬草の湯で汗を流し、帰路に着いた。・・・・・・・・・・

 伊吹・山歩き、上り2時間50分、下り2時間、今迄では最短のペースで、快適に登る事が出来ました。 これは、経ヶ岳トレーニングの効果と気温が低く、体調が良かった事の成果だと思います。 お蔭様で、快適なトレーニング登山が出来ました。

(HOME)


7月10日(火) 曇時々晴

大川入山(1908m)

山頂への最後の登り 山頂 樹形が、冬の強風凄さを物語っている
 今日は梅雨の中休み。 過去2回登っており、お気に入りの山になっている、大川入山に登る事にする。 朝6時、自宅出発。 足助・稲武とR153号を北上。 冶部坂峠を越え、すぐデンソーリゾート冶部坂こまくさの標識を左折。 T字路にぶつかる所に、7時40分駐車する。 すでに2台駐車していた。 今日は天気予報では、晴の予報だが、天気は曇り。 山頂では、晴れる事を期待しつつ、7時50分、大川入山登山口の標識より出発。 まもなく谷川を渡ると、いきなりの急坂の登山道は、カラマツ林の根が張り出し、歩き難い中を登る。 カラマツ林を登りきると、展望が開け、大川入山が望める。 さらに尾根道を登り、8時50分、横岳山頂(1574M)に着く。 ここで、最近山登りを始めたと言う御夫婦が休んでおられた。 ここで一休み。 ここから尾根道を、いくつかのピーク越え、北に尾根道を向かう。 以前にも書いたが、この山の登山道は、地元の方が、登山口から、山頂まで、両側の笹を刈る等、良く整備されており、非常に歩き易い山です。「気持ちの良い山歩きが楽しめる、お気に入りの山の一つです。」 「ありがとうございます。」 最低鞍部から急坂を20分程登ると、熊笹に覆われたビューポイントに着く。 振り返ると、登ってきた道が一望できる。 ここから山頂までは、展望の開けた、熊笹の中を登る。 10時30分、大川入山・山頂に着く。 山頂は広く、熊笹に覆われ、樹形が冬の強風の凄さを物語っている木々が目立つ。今日は時々晴れるが、雲が多く、近くの展望は良いが、南アルプス等の展望は、雲で見えず残念。 11時、山頂を後にする。12時25分、横岳。 13時10分、無事駐車場に戻る。・・・・・

 今日の山歩き、地元の皆さんの登山道の整備のお蔭で、気持ち良く、楽しい山歩きが出来ました。・・・ どんぐりの湯で汗を流し、帰路に着いた。

(HOME)


7月24日(火)〜27日(金) 

雲ノ平・黒部五郎岳(2840m)

 雲ノ平は、黒部源流の山々に囲まれた、北アルプスの中央部に広がる雲上の楽園。 広い高原には、原生林の中に広がる湿原やお花畑が点在し、高山植物と、周りの山々の展望を満喫出来る。 

 黒部五郎岳は、男性的な風貌の山である。東面に大きなカールを抱き、残雪も豊富で、高山植物も多い。カール内は、まさに雲上の楽園。雪渓から流れる雪解け水は黒部川に注いでいる。

 7月24日:折立登山口〜太郎平小屋〜薬師沢小屋(宿泊)               7月25日:薬師沢小屋〜雲ノ平〜祖父岳〜岩苔乗越〜   黒部源流〜三俣山荘〜黒部五郎小屋(宿泊)            7月26日:黒部五郎小屋〜黒部五郎岳〜北ノ俣岳〜太郎平小屋〜折立登山。           7月27日:予備日。・・・・・・・ の予定で、山歩きを楽しんだ。

黒部本流に架かる吊り橋・薬師沢小屋

雲ノ平・奥日本庭園 鷲羽岳・黒部源流 @祖父岳山頂
岩苔乗越・後方薬師岳 黒部川水源地標 黒部五郎岳 @三俣蓮華岳巻道
 7月24日(火) 曇時々晴
 朝3時、自宅出発。 折立に7時40分到着。 なんと駐車場は、ほぼ満車。 少し離れた臨時駐車場に停める。 今日は平日なのに、非常に多くの人が登っている様だ。 心強いが、山小屋の混雑が心配だ。 早速準備をし、8時00分、登山口を出発。 樹林帯の急坂を上り、9時30分、1870mの三角点に着く。 ここはベンチが有り、多くの登山者が休んでいる。 ここまで来ると、今まで樹林帯で見えなかった、視界が一気に開け、薬師岳が望める。 又、ニッコーキスゲの群生が多く見られる様になる。 ここから先は、展望の尾根道となる。 植生保護と登山道の侵食保護の為、木道・等で登山道は、良く整備されている。 又,ベンチも、適所に配置されており、有難い。 12時、太郎平小屋に到着。 ここで12時35分まで食事休憩。 又、太郎平小屋では、携帯電話可能な為、安心メールを自宅へ発信。 12時35分、太郎平小屋を出発。 お花畑の道は、まもなく下り坂となり薬師沢へ下る。沢沿いの道は、丸木橋で2回、薬師沢を渡る。 岩魚釣り人に出逢う。 立派な岩魚が良く釣れていた。 沢沿いの道は、ニッコウキスゲ・ハクサンイチゲ・ワタスゲ等のお花畑の中を行く。 やがてカペッケが原に出て、急坂を下ると、15時、薬師沢小屋に無事到着。 薬師沢小屋は、薬師沢と黒部川の合流点に有る。 明日、黒部川を吊り橋で渡り、一旦河原に下り、雲ノ平への急坂を登る事となる。 今日は宿泊者も少なく、のんびり過す事が出来ました。 20時消灯。

 7月25日(水) 曇時々晴
 朝4時15分、起床。 今日は、雲ノ平への標高差500mの急坂を登り、雲ノ平を巡り、黒部川源流を経て、三俣小屋へ向う。さらに、黒部平の黒部五郎小屋まで行く予定。幸い、天気は良さそう。 5時00分、薬師沢小屋を出発。 黒部川を吊り橋で渡り、いきなり鉄梯子で河原に下り、雲ノ平への登山口を登る。 樹林帯の急坂の登山道は、岩・木の根・倒木等が多く、歩き難いが、ゆっくり登る。 6時40分、木道が始まり、雲ノ平に登って来たことを知る。 意外に早く登る事が出来た。7時00分、アラスカ庭園。ここからは、木道が延々と続く。先程までの急坂が嘘のように歩き易い。黒部五郎岳・水晶岳・薬師岳の雄姿が素晴らしい。又、木道沿いの花畑には、チングルマ・ハクサンイチゲ・キバナシャクナゲ等の群生が見事だ。7時45分、奥日本庭園。8時00分、雲ノ平山荘。ここで、黒部源流の残雪状況を確認。「例年より残雪は多いが、通行に問題なし。OK。」これを聞き、祖父岳から岩苔乗越。ここから黒部源流に下る事にする。9時45分祖父岳山頂に着く。ここは、まさに雲ノ平の大展望台。雲ノ平と廻りの山々が全て望める。ただ、水晶岳・槍ヶ岳・黒部五郎岳等は、山頂部はガスがかかり少し残念。祖父岳山頂部は携帯電話可能な為、安心メールを自宅へ発信。10時10分、山頂を後にする。10時50分、岩苔乗越。ここから黒部源流部へ下る。源流への下り道は、残雪が多く、お花畑が見事だ。12時00分、黒部源流。ここには黒部川水源地標が設置されている。13時10分、三俣山荘。ここから三俣蓮華岳の山頂経由で無く、巻き道コースで黒部平に向った。雪渓が多く残っており、ステップは切ってあるものの、雪渓の入口・出口が判り難い。今日は、視界が良く問題ないが、視界が悪い時は危険だ。山頂経由コースの方が判り易く、お奨めコースだと思う。この巻き道コースからの展望は素晴らしく、雲ノ平・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳が綺麗に望める。以外に時間がかかり16時20分、黒部五郎小屋に無事到着する。 今日は宿泊者が多く、出入り口近くの場所となり、夜中何回も起される事となる。 21時消灯。

黒部五郎岳カール 黒部五郎岳山頂にて 槍・穂高連峰 @黒部五郎山頂
北ノ俣岳への稜線 @黒部五郎山頂 薬師岳 @黒部五郎山頂 北ノ俣岳・ハクサンイチゲ群落
 7月26日(木) 晴
 朝3時50分起床。今日は快晴の上天気。今日は黒部五郎岳から北ノ俣岳を経て太郎平までの長丁場。太郎平に早く着き、体調が良ければ折立まで下る予定。 明るくなるのを待ち、4時40分、小屋を出発。 前方に、朝日を受けて輝く黒部五郎岳が綺麗だ。 6時00分黒部五郎岳カールの底に到着。 雪渓と雪解け水・巨岩とお花畑、何時までも居たくなる様な地上の楽園だ。 ここから、肩まで急坂を登る。7時00分肩に到着。 ここでザックを置き、山頂へアタック。7時15分、黒部五郎岳山頂に到着。山頂から、まさに大展望。 北に薬師岳。さらに、その向うに立山・剱岳。北西方向に、これから向う太郎平・北ノ俣岳へ連なる稜線。 西に白山連山。 東から南に、槍・穂高連峰。 笠ヶ岳・乗鞍岳・御岳山と素晴らしい雄姿が望める。 展望を満喫して又、山頂部は携帯電話可能な為、安心メールを自宅へ発信。 7時40分、山頂を後にする。 肩に戻り、ザックを回収し、8時00分肩を出発。 まず黒部五郎岳の急坂を下り、幾つかのアップダウンを繰り返し、気持ちの良い展望のきく稜線行く。多くの太郎平からの登山者とすれちがう。10時10分赤木岳。11時20分北ノ俣岳に到着。 北ノ俣岳の北斜面にはハクサンイチゲの大群落があり、雪渓と共に見事だ。 ここから木道が整備された所も有り、気持ちの良い稜線歩きが続く。 太郎山を越えると、13時20分、無事、太郎平小屋に到着。 体調も良く、亀谷温泉の宿が取れたので、今日の太郎平小屋の宿泊を止め、折立へ下る事にする。16時30分、無事、折立へ戻る。 17時20分亀谷温泉に到着。宿泊。

 7月27日(金) 晴
 亀谷温泉から、今年は、水量の多く、迫力の有る称名の滝に立ち寄り、滝を満喫。のんびりR41号で帰路に着いた。・・・・・

 今回の山歩きは、長丁場の為、十分な計画を立てた。天気に恵まれ、ほぼ計画通りに歩けた。そして、経が岳・伊吹山・大川入山等のトレーニング登山のお蔭で、全く足への負担が無かった事等、大満足の山歩きでした。

(HOME)


8月4日(土) 快晴

伊吹山(1377m) 山頂のお花畑は真っ盛り

シシウド(白)・メタカラコウ(黄)・シモツケソウ(ピンク)等 シモツケソウ(ピンク)・ルリトラノオ(紫)等
 今回、初めて、トレッキング・ポール(ツー・ストック)を購入。 足への負担や安定感から、勧められ購入した。 早速、使って見たくなり、山頂のお花畑が真っ盛りの伊吹山へ、お花見に出かける事にする。 朝6時、自宅出発。  7時45分、三宮神社近くの有料駐車場に到着。 今日は土曜日で有り、非常に多くの車で、賑わっている。 早速準備をして、8時00分、多くの登山者と一緒に、登山口を出発。 伊吹山は、1合目までは木々の間の道を登るが、1合目からは、日陰がほとんど無い登山道となる。 しかも、今日は快晴。 暑く、汗が吹き出る。 ツー・ストックの使い勝手は、上りから非常に良い。 足の筋肉は、前への移動・上下の移動・足のバランスに使われる。 この内、特にバランスと、下りに使われる筋肉への負担が軽減される。 凸凹の登山道や急な下りも、安定感が有り非常に良い。 これから愛用して行くつもりだ。 9時00分、3合目に到着。 9時30分、5合目(955m)。ここまで登ってくると、非常に心地よい風が有り、生き返る。 10時30分、8合目(1220m)。順調に登り、10時50分、9合目に到着。 お花畑はシモツケソウをはじめ多くの花々見事に咲き誇っている。 11時、頂上に無事到着。 山頂のベンチに腰かけ、心地よい風を受けながら食事休憩と山頂のお花畑の散策を楽しむ。シシウドの白色。メタカラコウの黄色。シモツケソウ・イブキジャコウソウのピンク色。が特に目を引く。12時、山頂を後にする。 13時、3合目。 14時、無事登山口に戻る。 冷たい谷水で顔を洗う。 冷たく気持ち好い。!! 伊吹・薬草の湯で汗を流し、帰路に着いた。・・・・・・・

 トレッキング・ポール(ツーストック)の使い勝手は非常に良い。しかし、早さの追求ではなく、小幅で安定した歩きの追求を目指し、愛用して行こうと思っている。

(HOME)


8月21日(火)〜22日(水)晴

白山(御前峰2702m)・(別山2399m)

朝日に輝く、別山 @油坂ノ頭より 御前峰 @大屏風付近より
 今回、白山に平瀬道(岐阜県)で登る。
 8月21日 : 大白川〜大倉山〜室堂〜御前峰〜室堂〜トンビ岩〜南竜山荘(南竜ヶ馬場)(宿泊)
 8月22日 : 南竜山荘〜油坂ノ頭〜別山〜油坂ノ頭〜南竜山荘〜アルプス展望台〜大倉山〜大白川
エメラルドグリーンの白水湖 御前峰・剣ヶ峰@大倉尾根より 御前峰山頂にて
 8月21日(火)晴
  朝3時,自宅出発。平瀬より県道を入り、6時、大白川に到着。予定より早く着いた。駐車場には既に10台程駐車していた。早速準備をして、6時20分、大白川登山口で登山届を提出して出発する。まずブナ林の急坂が続く。
左手に別山方面が見え出し、又眼下にエメラルド・グリーンの白水湖 (大白川ダム湖・湖底より湧き出る温泉の成分で色付く。) が望める様になると、まもなく大倉尾根に出る。稜線からは、三方崩山や、白山(御前峰)が望める様になる。8時45分大倉山避難小屋に到着。ここでは、多くの登山者が休んでいた。ここを過ぎると急坂が始まる。9時45分、カンクラ雪渓の横に到着。この時期かなり小さくなっているが、白山では最大の雪渓で、御前峰の下まで続いている。ここから、さらに階段状の急坂が続く。御前峰が、右手に見え、ハイマツ原になると室堂平に入る。10時50分室堂に到着。一息入れ、山頂で昼食にしようと、御前峰に向う。11時40分御前峰山頂に無事到着。山頂では多くの登山者で賑わっていた。山頂から、剣ヶ峰・大汝峰、眼下に室堂、南竜ヶ馬場、別山、白水湖、三方崩山等の展望を楽しむ。又、山頂では携帯電話可能な為、自宅に安心メール発信。12時25分まで山頂での休憩を楽しみ、下山開始。12時50分室堂に戻る。13時多くの登山者で賑わう室堂を後に、南竜山荘に向う。南竜山荘にはトンビ岩コースが最短と聞きこのコースを選択。別山を望みながら、お花畑の中を行くコース。ただ、登山道はガレ場の下り坂で歩き難いのが難点。とは言う物の14時15分、意外に早く南竜山荘に到着。今日の山荘の宿泊着は10人。ゆったり過す事が出来る。有難い。明日も良い天気の様だ。明日の山歩きを期待して、19時30分消灯。
天池と別山 別山神社 御前峰・南竜ヶ馬場 @油坂より
 8月22日(水)晴
 4時起床。 今日も天気は良さそう。 急いで準備をし、4時30分、まだ暗い中、南竜山荘をヘッドランプを頼りに出発する。 まず、南竜ヶ馬場のキャンプ場を通り、お花畑の中の進み、急坂を下ると、赤谷の源流に下る。 源流を渡り、ここから油坂の上りが始まる。 ゆっくり九十九折の急坂を登る。 振り返ると、御前峰・南竜ヶ馬場が綺麗だ。
 5時40分油坂ノ頭に到着。 ここまで来ると、別山と別山へ続く稜線が、朝日に輝いて綺麗だ。 ここから、展望の良い稜線歩きとなる。 お花畑と天池等の小さな池が、目を楽しめてくれる。 やがて大屏風・小屏風と呼ばれる大崩壊地を過ぎ、左斜面を巻くように別山への上りの頃から、ガスがかかって来た。 7時30分、無事別山山頂に到着。 しかし、ガスの為、視界利かず。 30分程前まで、まさか今日の天気で、ガスがかかるとは、思ってもいなかった。 残念!!。 携帯で自宅に安心メール発信。 8時まで、ガスの晴れるのを待つも、断念。 8時、後ろ髪を引かれる思いで、別山山頂を後にする。 大屏風辺りまで下っ来ると、ガスは晴れ、前方に御前峰の雄姿が望める。 お花畑の稜線、眼下に見下せる別山谷に残る雪渓等の風景を楽しみながら、9時35分、油坂ノ頭に到着。 ここから油坂を下り、赤谷の源流渡り、10時35分、南竜山荘へもどる。 ここで、水1・5リットル補給。 11時、南竜山荘を出発。 12時アルプス展望台。 ここは北アルプスが一望出来るビューポイントだが、今日は残念ながら、見えず。 室堂平から、平瀬道を下り、14時10分、大倉山避難小屋に到着。 ここで、一息入れ、急坂を下る。 16時20分、無事大白川登山口に戻る。下山届けを提出し、駐車場に戻る。・・・・

 今回の山歩き、ツー・ストックでの本格的な山歩きであったが、ほぼ予定通り歩く事が出来た。 やはり、下りの足への負担は軽減される。 別山・山頂でガスの為、視界不良で有ったのは残念で有ったが、別山から三ッ峰の間は素晴らしい稜線歩きが出来る所だと聞く。 再度、別山には、挑戦しようと思う。

(HOME)


10月8日(月)

御嶽山(3067m) 王滝口登山道

剣ヶ峰 @王滝頂上より 剣ヶ峰山頂にて 地獄谷 @剣ヶ峰山頂より
 全国的に晴れマークの体育の日。 紅葉見物とトレーニングを兼ね、久し振りに御嶽山に登る事にする。 朝4時自宅出発。 7時10分、王滝(田の原)登山口の大駐車場に到着。 ここは、すでに6合目で標高2200M。 今日は祭日の為、大駐車場も、もう既に7割程度は埋まっていた。 早速準備をして7時30分登山口を出発する。 オオシラビソの林の中を30分程歩くと、ダケカンバが多くなり、まもなく森林限界。 祠や石碑が立つ金剛童子に8時20分着。 ここからは,下に出発点の田ノ原駐車場が見下ろせ、また中央アルプスが雲の上に見事な雄姿を見せてくれる。 ここまで登って来た距離が実感出来る。 ここからはハイマツ地帯となるが、下の紅葉が際立って綺麗だ。 9時30分、9合目石室着。 ここから上は,ハイマツも無くなり土と岩だけになる。 ここから、さらに傾斜はきつくなる。 最後のがんばり所だ。 10時10分、王滝頂上(2936M)到着。 王滝頂上神社で一休み。 10時30分剣ヶ峰に向う。 神社の横を出ると正面に土と岩だけの剣ヶ峰の頂上が見えてくる。 少し硫黄の臭いのする平坦な八丁ダルミを通り、再びガレた道を登り、最後、社殿の立派な石段を登り詰めると、御岳山・剣ヶ峰頂上(3067M)に11時到着。  山頂は昼食を愉しむ人で賑っていた。 山頂は風も無く温かい。 早速、昼食とゆっくり大展望を愉しむ。 山頂から二の池・摩利支天・継子岳と広い御嶽山の山頂部が見渡せる。 又、山頂神社の裏から覗き込むと、今日は地獄谷が良く見え、凄い迫力で足がすくむ。 11時35分山頂を後にする。 12時、王滝頂上。 12時20分まで写真タイム。 ここから田の原に向けて下山開始。 この頃から、ガスがかかり始め、振り返ると山頂は雲の中。 13時、8合目石室。 見事な紅葉と田ノ原駐車場が見下ろせる。 14時10分、田ノ原駐車場に無事到着。 ・・・・・・ おんたけ休暇村の 「こもれびの湯」 で汗を流し、帰路に着いた。

 久し振りの御嶽山。 天気に恵まれ、予想以上の紅葉と、ガスがかかりやすい地獄谷を良く見る事が出来、大満足の山歩きでした。 特に地獄谷は、足がすくむ凄い迫力を感じました。

紅葉 @八合目付近 クサモミジ @王滝頂上付近 紅葉 @田の原付近

(HOME)


10月14日(日) 曇

鈴鹿・ハライド(908m)

朝明駐車場〜根の平峠〜国見岳〜ヤシオ尾根〜腰越峠〜ハライド〜朝明駐車場

登山道 @県境尾根 キノコ岩 @ヤシオ尾根 ゆるぎ岩・天狗岩 @青岳山頂より
 今回は、今年5月に歩いた鈴鹿ヤシオ尾根から見た、気になるピークのハライド(908m)に登って見たいと思い、鈴鹿・朝明駐車場へ向う。 朝明駐車場〜根の平峠〜国見岳〜ヤシオ尾根〜腰越峠〜ハライド〜朝明駐車場のコースで周遊する事にする。 8時40分、有料の朝明駐車場に到着。 管理人に、今日の予定コースを申告し、8時50分駐車場を出発。 朝明川沿いに進み、伊勢キャンプ場から伊勢谷沿いに旧千種街道 (古くから根の平峠を経て三重県朝明と滋賀県甲津畑を結ぶ、古くから多くの人々が通った歴史の山道) の山道を進む。10時、根の平峠に着く。ここから県境尾根を上り、11時青岳、11時20分国見岳に到着。 今日は、天気予報が外れ、朝は日差しも有ったが、10時頃からどんよりとした曇り。 雨の心配は無い様だが、視界はあまり良くない。 青岳まで戻り、ここで昼食とする。 ここから、国見尾根のゆるぎ岩・天狗岩が良く見える。12時青岳を出発。ヤシオ尾根を腰越峠目指し下る。キノコ岩、ブナ清水分岐を経て、三岳寺跡分岐を過ぎると、いっきに急な下りとなる。何箇所か荒れている個所が有り、慎重に下る。腰越峠では10人程にグループが休憩していた。腰越峠から急坂を登り切ると、13時ハライド山頂に到着。ハライド山頂からの展望は雄大。御在所岳、国見岳、釈迦岳まで続く県境尾根。そして崩壊激しい腰越谷。今日は曇りで展望は半減だが、天気の良い時に再度挑戦したい山だ。尚、昔は腰越峠へ朝明から腰越谷つめるルートが有った様だが崩壊が激しく、現在通行禁止となっている。ハライドとは、「祓戸」を指し、祓いを行う場所の事で、そこに祀られている「祓戸の大神」を指す。山頂から北にのびるハライド北尾根を下り、13時50分、朝明駐車場に無事戻る。・・・・・

 今回、予定通りのコースを完歩出来ました。 天気の良い時、再度ハライド山頂で昼食タイムを取りたいものです。

(HOME)


10月21日(日) 晴れ

四阿山(2354m) 百名山・紅葉見物
菅平牧場〜根子岳〜四阿山〜中四阿〜菅平牧場

四阿山 @根子岳山頂より 四阿山山頂 根子岳 @四阿山山頂より
 今日は、全国的に晴れマーク。 紅葉を期待して、以前から登って見たいと思っていた、四阿山(あずまやさん)へ出かける事にする。 朝3時、自宅出発。 上田菅平ICで下り、7時00分、菅平牧場駐車場に到着する。 今日は、天気の良い日曜日。 多くの車が止まっている。 今日は多くの人で賑いそうだ。 早速準備をして、7時15分、駐車場を出発。 根子岳登山口から牧場の柵沿いに行き、白樺・笹の登山道を登る。 今日は気温が低く、寒い。 登山道は、今年初めて出会う霜柱が出来ている。 振り返ると牧場や、長野市街が望める。 急坂を登り切り、8時50分、根子岳山頂に到着。 ここからの展望は素晴らしい。 まず北東方面に、これから登る四阿山。 西に北アルプス槍・穂高岳も確認出来る。 9時10分、根子岳山頂を後にする。 山頂から南東方向に伸びる、岩尾根を下り、笹の十ヶ原の鞍部。 笹の道、樹林帯の急坂を登り切ると、平らな草原で、中四阿からの分岐に着く。 ここから少しで、木道に出て、鳥居峠からの道と合流する。 まもなく10時45分、四阿山山頂に無事到着。 山頂からの展望は素晴らしい。 根子岳、高峰高原、湯ノ丸高原、が近くに望める。 又遠くに、浅間山連山、北アルプス連山、志賀高原等が望める。 多くの人に混ざり、食事休憩。 携帯可能な為、安心メール発信。 11時15分、山頂を後にする。 11時30分中四阿分岐まで戻り、中尾根コースで下る。 中四阿から、小四阿まで下りてくると、紅葉が目に付く。 気持ちの良い、カラマツ、ダテカンバ、白樺林の紅葉。 そして山麓迄下りてくると、ブナ、ナラ、カエデ等のオレンジ色・黄色の素晴らしい紅葉のトンネル。 「素晴らしい。!!」 道で出会った地元のカメラマン曰く 「昨日の紅葉より、今日の紅葉は今年一番。 今日この紅葉に出会えた人は幸せだ。!!」 「私も、こんな綺麗な紅葉は初めてだ。 感激。!!」 紅葉を満喫し、13時40分、無事、菅平牧場駐車場に到着。 ・・・・・ 清流苑で汗を流し帰路に着いた。

 今日は、天候に恵まれ、秋の理想的な登山日和となった。 朝は少し寒かったが、歩き出すと丁度良い。 上着は腕まくりする事は有ったが、一日中着ていた。 展望と予想以上の紅葉に出逢え、大満足の山歩きとなった。

紅葉 @小四阿登山道 紅葉 @四阿山麓登山道 紅葉 @四阿山麓登山道

(HOME)


11月4日(日) 晴

鈴鹿・ブナ清水(946m)・水晶岳(954m) 

朝明駐車場〜ブナ清水〜キノコ岩〜根の平峠〜水晶岳〜中峠〜朝明駐車場

紅葉 @ブナ清水 釈迦岳 @池の尾より 釈迦岳 @水晶尾根より
 今日は、絶好の山歩き日和。 以前から名前に魅かれ行って見たいと思っていた、鈴鹿・ブナ清水へ紅葉を期待して出かける事にする。 朝6時40分自宅出発。登山口の朝明駐車場に8時25分到着。 今日は、好天気の日曜日。広い駐車場はほぼ満車。 最近、御在所付近に飽きた人々が、静かな山歩きを求めて、又、有料だが駐車の心配の無い朝明駐車場を利用する人が増えている様だ。 早速準備をして、8時35分駐車場を出発。 朝明川沿いに進み、伊勢キャンプ場から伊勢谷沿いに旧千種街道の山道を進む。 9時30分根の平峠の手前のブナ清水分岐を左に、伊勢谷源流域に向う。ブナ林の紅葉が綺麗だ。丁度良い時に来た。 10時15分ブナ清水に到着。 ブナ清水は、ブナ林の岩の下から水が湧き出しており、まさに癒しの空間。早速、湧き水を頂く。「美味い。!!」 ここから池の尾と呼ばれる尾根を登る。展望が開けて来ると、北に釈迦岳、そして白く雪化粧の御嶽・乗鞍岳が確認出来る。11時、ヤシオ尾根のキノコ岩に着く。ここで昼食の予定であったが、時間早い為、水晶岳まで我慢することにして、出発。県境尾根を下り、11時50分根の平峠。12時20分水晶岳山頂に到着。山頂からの展望を楽しみながら、食事休憩。12時45分、山頂を後にする。13時中峠。ここから朝明駐車場に向けて下る。急斜面の下りが続き、ロープ場も有り、慎重に下る。途中、曙滝と呼ばれる綺麗な滝が見事だ。羽鳥峰峠からの道と合流するとまもなく朝明駐車場は近い。14時、無事駐車場に到着。・・・・

 今回の山歩きで、ブナ清水は思っていた以上のお気に入りスポットであった。 紅葉が綺麗であったが、新緑の時期もまた訪れたいスポットである。

(HOME)


12月16日(日) 晴

湖西連峰(弓張山脈)

新所原駅〜仏岩〜神石山〜多米峠〜大知波峠〜富士見岩〜一本杉〜知波田駅

大知波峠廃寺跡 富士山 @富士見岩より 一本杉
 今日は上天気。今年最後の山歩きに、湖西連峰に、出かける事にする。 朝一番で選挙を済ませ、7時27分のJRで,新所原に向う。 8時30分、新所原駅を出発。 日曜日の朝、人通りの少ない街中を北へ、8時50分、登山口に着く。 登山道は広く良く整備されている。 少し登ると梅田峠。 ここから富士見岩まで、尾根歩きとなる。 9時16分仏岩。ここでは展望が開け、遠州灘や浜名湖が綺麗に望める。ラクダ岩、普門寺下降点を過ぎると、9時50分、神石山山頂に着く。 今日は天気が良いので富士山が綺麗に見える。10時、山頂を後にする。 尾根道を何度かのアップ、ダウンを繰り返し、10時38分、多米峠。11時30分、広々とした草原の大知波峠に着く。 廃寺跡の広場になっている。 多くの人が休憩している。 (ここは、平安時代中期の山岳寺院跡で、発掘調査により、境内や建物の詳細が明らかな重要な遺蹟。 ただ廃寺に関する古文書や伝説は、残されていない、幻の寺院跡。) 11時40分、廃寺跡を出発。 12時、富士見岩に到着。 今日は、まさに名前の通り、正面に見事に白い富士山が望める。 ここで食事休憩。 12時30分、ここから、落葉の里親水公園・一本杉に、向けて急坂を下る。 13時05分、一本杉に着く。 ここから舗装道路を、天竜浜名湖鉄道の知波田駅まで歩き、無事、13時50分発の電車で、帰路に着いた。・・・・・

 今回、今年最後の山歩き、良い天気のお蔭で、素晴らしい浜名湖の展望や富士山の展望を、楽しむ事が出来て、大満足の山歩きが出来ました。 

(HOME)