16TONS


冒険者たち (E.R.C./TONS-02D/CD)

89年7月にリリースしたファーストアルバム。
カウパンク要素が一番強く出ている頃のもの。 ジャケットもマザー牧場で撮影されただけあって雰囲気出てます。
CMでもオンエアされた「ピクニック」のカバーに代表される飄々とした楽曲や、
「兵器泥棒」「銃殺の朝」などのダークな歌詞の曲を自然に演奏するところなんかはトンズの魅力でもあったりします。

井上の声が若かったり、音数がちょっと少なかったりと反省点が見えてきますが、
今聴いても全然古さを感じさせないこの作品のレベルは相当高いです!!


MOUNTAIN CHIRISTMAS (UK PROJECT/UKCT-1011/CD)

90年11月リリースのセカンドミニアルバム。
前回の反省点をほとんどクリアした超傑作!! タイトル通りコンセプトはクリスマスです。
しかしっっその
へんの企画モンとはワケが違います。特筆すべきは讃美歌「GLORIA」の無茶苦茶カバーでしょう。
ライブではどうやって演奏するのか?曲の構成が物凄くバラバラ。なおかつアバンギャルド(笑)。
やはりカバーとはこうでなくちゃ。 名曲「我に希望あれ」を含む6曲いり。


16TONS (EPIC SONY/ESCB 1138/CD)

'91年4月メジャーデビュー盤となった3枚目。 ファーストに収録の代表曲「うさぎ」「白銀を越えて」を新録。
井上のボーカルもかなり渋みを増してかなりトムウェイツ入ってます。 
そして、「この人の頭の中どうなってんだろ」と思うくらい独創的な歌詞。 
アコーディオン弾きながら歌う井上の姿に当時はメロメロでした(笑)。

毎度お馴染みのカバーには、左卜全の「老人と子供のポルカ」。誰のセンスだ?
第1期トンズの集大成的作品。ビギナーにオススメ。


SURF (EPIC SONY/ESCB 1273/CD)

'92年1月リリース。 ポーグスの次はラモーンズか? 
先攻シングル「BLACK MARKET」で見せたトンズの音はそれまでのとは全く異なる物だった。
打込みやサンプリングを多用し、変えようと努力しているのは解るのだが、まだ消化し切れていない部分が見えかくれしてます。

次に来る大傑作へつながる橋渡し的存在。こういう事もあるでしょう。オススメはできません。


SKATERS WALTZ (MCA VICTOR/MVCD-4/CD)

'92年12月、レコード会社を移籍しての5枚目。 
初めて聴いた印象は「ああ、また前回と一緒か」でした。 しかし、それは間違いなのです!! 
これを大傑作だと気付くのに僕は10回は聴きました。

完全にサーフパンクなインストの1曲目から始まり、それまで日本語オンリーだった歌詞にくわえ、
1曲まるまる英詞で歌うと言うスタイルは、現在のギターポップ、パンクシーンの先駆者的存在といってもいいでしょう。

これが世に出て8年間ずっと聴いてます。
「SMOKE SURFLAND」なんてド渋!! 今の勢いだけのバンドには無い物がここにはあります。捨て曲無しの13曲。


PSYCHO BOOGIE WOOGIE (UK PROJECT/UKSG-1056/7'EP)

94年、メジャーを離れ、インディーに戻ってリリースされた2曲入りシングル。
この後のアルバムに2曲とも収録されているので、取り立てて言う事もないでしょう。

好きではありません。


GET THE TONS (UK PROJECT/UKCT-1062/CD)

97年2月、実に前のシングルから3年ぶりのリリースとなった10曲入りアルバム。
これも好きではありません。

結果的に「SKATERS WALTZ」を超える、もしくは並ぶ程のレベルの曲がない。胸にぐっと来ない。
常に変化を求める井上は、16TONSを解散。
その後「SCARABEE」を結成。こちらの音はまだ未確認。
更に井上はex-クラックザマリアンのKAZUKI率いる「JUNIOR」に加入。 もろにキテます!!




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