SKYFISHER

TOKYO NEWWAVE OF NEWWAVE '98 (TiNSTAR/MSR-TiN-006/CD)

もしかしたら、もう5年寝かした方が良かったのではと思われる大名作のコンピ盤(笑)。
この中ではポリシックスのみが飛び出した結果になってますが、当時の食傷気味のメロコアバンド勢に比べたら
センス抜群の奇才バンドばかりが集まった中に、出ました、初期P-MODELのスタイルを受け継ぐSKYFISHERが。
…でもねー、ワザとなんだか「桃色トーク」「東京レスキュー」のアレンジが遅いのよ(笑)。
確かに「8mmパパ」でのキテレツ度はこのコンピ内でも異端ぶりを発揮してたのに、他の2曲で少し地味目に見えたかな、と。
さあ、真の力が引き出されるファーストアルバムは目の前まで来てるぞ。 かかって来い! チクショー!!

SKY PERFECT CD (LABSICK/LAB-001/CD)

ナメきったタイトルとは裏腹に高い演奏力を見せつける彼らのファーストアルバムにして最高傑作(俺の中で)。
初期P-MODELをルーツとしながらも懐古主義でない独自の視点、解釈は完全に次世代型テクノポップ。
テクノポップの名を借りたハードコアパンクかも。 前述の「桃色トーク」「東京レスキュー」もコンピより数倍速いし、
P-MODELの「ルームランナー」のカバーやってる時点で確信犯でしょ。 盛り上がらない訳ないもんよ(笑)。
常に高いテンションを保ったまま一気に7曲を駆け抜けるこの感覚は、POLYSICSとはまた違う気持ちよさがあるんだな、これが。
オマケでシングルCDが付いとりますが、これはテクノ畑出身の彼らからのプレゼントです(笑)。

MODE-I (LABSICK/LAB-005/CD)

こ、こりゃ、アキバ系ならぬ西荻系か!?(笑) テクニカルでダンサブルな音は既にテクノポップの域を超えてしまってます。
そんなコンセプチュアルなこのセカンドアルバムにはグッシャグシャなアレンジにまみれた曲が詰まっております。
しかしながらテンションの高さと言うか、暴走と言うか、ハードな部分が前面に出されすぎてポップ度に欠けるものが
見え隠れするかなと思わせといて、戦友・千葉レーダの「無敵のファンディション」の歌謡テクノパンクカバー!!
しかもメンバー6人中2人の女性陣によるボーカルでよりキラー度を増して収録してやがるのが既に犯罪の臭いが…。
テクノポップ独特のカクカクしたノリは前作よりも薄れた感じはありますが、その分キチ○イ度は赤丸急上昇。

eco-side 21 (ナゴムスタア/NGS-003/CD)

4年ものスパンを開けてリリースされた2005年度の、メンバーも4人に減って製作されたサードアルバム。
4人に減った事など微塵も感じさせない音圧なのは、その分凝縮されたせいなのか?
ボーカルの中山氏がドラムも兼任してるせいなのか? 中ジャケの中山氏の顔が次長課長の河本に似てるせいなのか?(笑)
いや、それよりもナゴムから発売されてる事実の方が驚きなんですが、さーどーなんでしょ、この音源。
昔に比べたら随分とバカっぽさが無くなったな、と。 無尽蔵に繰り出される歌詞の羅列にも知性の将・フェニックスの面影が。
そこに絡みつくカオティックサウンドが若干の分かりにくさを作り出してしまって、直球ストレートが恋しく感じる季節の到来を告げる。



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