ビデオプロジェクターやXY投影機を駆使した動きのある映像で的を得た解説をしていた。またビーボの音声を遠方と近くでは細かく正確に切り替えて芸の細かさ?丁寧な造りを感じた。努力が涙ぐましい番組と勝手に思う今回。
しかし、おじゃる丸など周知のキャラクターでないが故の悲しみ、キャラクターの紹介から入って、展開するまでが言葉の掛合いが多すぎて少々疲れてしまう。内容的にも、玄人的に決して悪くはないが、実際は素人さん対象だから、“天の川”はやはり夏に扱ったほうがより自然だと思う。
40分番組という手かせ、高額投影機を有効活用して“さすが”で新しい番組を作らねばという足かせ、で近年の番組は星にせっかく興味を持ち始めた人たち(これからのプラの常連客)を置き去りしてきてはいないだろうか?企業としてアピールしなくてはいけない製作会社の立場もあろうが、あえて言いたい!
◎奇をてらう番組反対(プラは教育補助設備で基本的には映画や娯楽ではない)
◎時間枠を埋める為の番組、引き伸ばしの禁止
◎てんこ盛りは印象に残らず全部忘れさられる
◎番組制作者は星を自分の目で毎日見よ!1日1個の自然発見!!
そして、もう一言ッ。パンフレットの内側の“冬の星空ガイド”に、土星と木星の解説が無い!のみならず、星図上の位置が全然違う!!(これは2000年の星図である)。プラネタリウムのパンフレットは番組を補うモノであるべきだと思う。もっと価値あるパンフレットを!!! |
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