番組がはじまり、プラネタリウム投影機架台にある全周投影機から安城の街並みが映し出される。太陽が沈み、夕焼けが褪めていくなか街並みは夜景に変わっていく。やがて夜景も消え星数がぐっと増すと春の星座解説のはじまりはじまり。
春の星座を銀河たちをを絡めて紹介する。“宇宙の覗き窓”である春の夜空を意識しているようだ。
一通り星座たちが紹介されると、火星特番のはじまりはじまり。あまりにもオーソドックスな番組運びに、懐かしさで涙がちょちょ切れる。2部構成にハッキリ分かれていてメリハリを感じた。途中、音楽が流れ、星たちがただ回っていく在り来たりの場面はホッとするものがあった。だが、火星特番は“これでもか!これでもかっ!”の映像の嵐に疲れてしまったのが少し残念である。
プラネタリウムのギャラリーに番組内容を前説する漫画(登場キャラクター等は番組に無関係)が貼ってあったのは新しい試みでとても好感を持てた。一般ウケはどうなのだろうか、ちょっと硬いと思われているかもしれない。是非聞いてみたいと思う古くて新しい試みがいっぱいの番組である。
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