ピーターパンの本が開いて、たくさん光の粒が飛び出してドームを覆う。やがて光の粒は星となって輝き、星座解説のはじまり、はじまり。ティンクが夜空を駆け回りながら星座解説がしっとり進んでいく。ロマンティックで印象的な夏休み番組にピッタリのスタートだ。だがそれ以降は星にほとんど触れないピーターパンの世界。
通常番組とくらべ倍のスライド数を使ったまさにビジュアル番組で特にラストシーンはエンターテイメントとしては圧巻であったが、星番組としては悪漢ではなかろうか。
子供は喜んだかもしれない。でも果たして何が心に残ったであろうか。客寄せにエンターテイメント性は必要かもしれない。だがプラネタリウムである限り+アルファがなくてはならない!
今回、番組のはじめと最後は良かった。しかし中抜けだった。映像量の多さに緻密な合わせもところどころ足りなかった。 |
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