teatime
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botanシフォン
  型はアルミ製ですか?
  テフロンなどの剥がれやすい加工がしてあるものですか?
  剥がれやすい加工がしてあるものは、アルミ製より萎みやすくなります。
  型に油分がついていても、縮みやすくなったり、
  冷ますために逆さまにした時に、生地が落ちやすくなります。
加工のしてある型ですと、
  冷ます時に、逆さまにした時にも、シフォンが滑り落ちやすくなります。
ベーキングパウダーは薄力粉と合わせて、ふるってから加えていますか?
  偏っていたり、薄力粉のダマがあっても膨らみにくくなります。
  薄力粉は卵黄生地に混ぜるのですが、
  その時は、しっかりと混ぜ合わせて構いません。
卵白はしっかり泡立てましたか?
  ボールを逆さまにしても落ちてこない程度が目安です。
卵黄生地とメレンゲを合わせる時に、混ぜすぎていませんか?
  メレンゲの泡(空気の泡)が熱で膨張するのを利用して膨らんでいきます。
  混ぜすぎで泡を消してしまうと、膨らみにくくなります。
まずはプレーンで成功しましたか?
  他のものを加えたバージョンは、水分量とかの関係で
  膨らみにくかったりすることもあります。
レシピの分量は守っていますか?
オーブンは型に生地を入れる頃には、設定温度まで上げてありますか?
焼きあがったら、すぐにひっくり返して冷ましていますか?

  以上「お菓子の中庭」より引用
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botanスポンジ
  卵の細かい気泡(の中の空気)が加熱によって膨張するのを利用して、
  生地を膨らませています。
共立てと別立てと比べると、
  共立ての方が、しっとり。別立ての方がサックリとした仕上がりになります。
  共立ての場合はは、卵の泡立てが一番のポイント。
  別立ての場合は、メレンゲの硬さがポイントになります。
薄力粉を混ぜ合わせる時は、
  乱暴に扱うと、卵の泡が消えてしまうので、優しく扱います。
溶かしバターが固まりかけていると、混ざりにくくなるので、
  しっかり溶けた状態で混ぜ合わせます。
  特に油分であるバターは、急激に卵の気泡を消していってしまうので、
  慣れないうちは、風味は落ちますが、溶かしバターは省いても大丈夫です。
卵を泡立てた後、オーブンに入れるまでの作業は、休憩することなく、
  イッキに行い、気泡が消えるのを少しでも防ぐようにします。
そのためにも、型の準備や、オーブンの予熱を忘れないようにしておきます。
焼きあがったら、型から外し、オーブンシートも外し、網などに乗せて、冷ました後、
  乾燥しないように使うまで、ラップで包んだり、密封容器に入れておきます。
乾燥しないようにキチンと密封できた状態で、冷凍保存も可能です。
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botanムース
  まずは、ゼラチンを完全に溶かすことが大切です。
  これはゼラチンがダマになってしまう。を参考にしてください。
次に、混ぜ合わせる材料達のトロミ加減を同じ程度にすることです。
  一つだけ硬くなりすぎ。一つだけビシャビシャのまま。
  そんな状態ですと、均等に材料が混ざりにくいのです。
基本的には、メレンゲの硬さ他の材料を合わせるつもりでいいと思います。
材料を温めてゼラチンを溶かした場合は、
  材料の入ったボールを冷水で冷やして
  トロミがついた時点で、泡立てた生クリームやメレンゲと合わせます。
  ただし、冷やす時には、頻繁にかき混ぜて様子を見ていないと、
  固まりすぎて、他の材料と混ざり難くなってしまいます。
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botanガトーショコラ
  焼いている途中は、フンワリと膨らみますが、
  焼き終わって冷めてくると、真ん中が凹んできます。
  そういうケーキです。
あまり沈みすぎる時は、メレンゲの泡立てが弱いか、
  手順(6)でメレンゲを混ぜる時に、混ぜすぎてしまい、
  メレンゲの気泡を消してしまっているからかもしれません。
バターとチョコは、しっかり溶けた状態で使います。
チョコレートはミルクチョコでもビターチョコでも、お好みで。
オーブンによっては、表面が焦げることもあるようです。
  それでもまだ中が焼けていない時は、アルミで表面を覆って焼き続けます。
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botanシュークリーム
  以下は、シュー生地が膨らみ、萎まないようにするために大事な事です。
薄力粉は、一度に加え、しっかり練ります。
加える卵は、個数ではなく、生地の状態を見ながら量で加減します。
卵は少しずつ加えて混ぜ、木ベラで生地を持ち上げて、木ベラを傾けた時、
  生地がゆっくりと薄い三角の膜状になって落ちていくのが目安です。
充分に膨らんだ後、生地を乾燥させて落ち着かせたいので、
  オーブンは途中で、開けないようにします。
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botanチーズケーキ(NYチーズケーキ)
  「NYチーズケーキ」とは「ニューヨークチーズケーキ」と言う意味です。
普通のチーズケーキと、NYチーズケーキの違いは、
  いろいろ説がありますが、
  「午後のひととき」では、チーズの濃さを基準に分けています。
  チーズの割合が材料の半量(50%)程度以上を占めるものを
  「NYタイプ」としています。
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botanクラフティ
  クラフティはケーキの部類ではありません。
  分厚いクレープのようなもの。
フランス中部リムザン地方の家庭お菓子。
  本来は、ブラックチェリーを入れて焼いたものらしいです。
食感は、フレンチトーストのような、パン入りのプリンのような感じで、
  作っていただいた方の感想では
  「ねっとり」という表現をしていただきました。
  そういう食感のお菓子です。
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botanスノーボール
  生地は真ん丸の球状に成形しますが、
  焼きあがると、バターが溶けてドーム型になります。
  平たくなり過ぎてしまう場合は、
  丸める時に常温に長く置いていたりして、すでにバターが溶け始めているか、
  オーブンの予熱不足が考えられます。
アーモンドパウダーを使用することで、サクサク感が増すお菓子です。
  アーモンドパウダーを使用せずに作った場合は、
  食感や味は変わってくると思われます。