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http://www.katch.ne.jp/~tec/daimaru/daimaru1.htm
Level1;大丸とは?大丸とは管理人てくの行きつけのラーメン屋である。海原雄山が見たならば入り口を見ただけで逃げ帰るであろう店である。てくが今まで行ったことのあるラーメン屋でここまでの個性を持った店は見たことがない。今まで連れて行った友人たちは「うまい!はまった」と言うか「まずい!二度と来たくない」と言うかのどちらかである。どんな店かと言うと…
まず店の外観からだが、およそ店には見えない。縦横それぞれ1mほどの大きさの看板が一枚立っているが、落書きだらけでとてもじゃないが看板には見えない。開店するとき親父が拭いているので一応看板であるらしい。てくが通い始めたころには落書きなどみじんもなくただ真っ白な看板の左上に小さく「大丸」と書かれていただけだった。個人的にはあのころの看板のほうが味があって好きなのだが…店の入り口にはイスが3つ置いてある。店内がカウンター6席しかないため絶えず行列ができるので外で待っている人への親父の配慮である。たまに店内の客を経由して親父から飴などがまわってくる。冬寒いときにはホッカイロまで回ってくるというサービス振りである。店内は4畳ほどの広さで、先ほど書いたがカウンターのみで6席しかない。冷蔵庫が二つあり、片方にはうどんやもやし、練り物などが入っている。親父が調理しているところから動けないため客に頼んで何か取ってもらうことがよくある。そのとき親父ははかならず「すいませんで〜す(「で」にアクセントを置くことに注意)」と言う。礼儀を欠かない親父である。
次に営業時間と定休日だが、これがまた実にアバウト。営業時間は午前2時ぐらいから午前5時ぐらいまで。定休日は親父が休むとき。つまり基本的に定休日無し。ここ数年休んだことはないそうだ。
まだまだ書くことはあるがそれは後述しよう。
Level2;大丸を探せ!!
さて肝心の大丸の場所だが、ここでは詳しい場所は書かない。なぜならここで詳しい場所を書いたことで客が殺到すると親父が困るし、常連客も嫌がるからである。それでも大丸に行きたいという方のために大まかな場所を書いておく。場所はずばり名古屋市の今池である。深夜2時ぐらいに行列のできているどう見ても民家にしか見えない入り口があったらまず間違いなく大丸である。もし見つけたら近所の住民に迷惑がかからないように静かに並びましょう。
Level3;注文しよう!! さて、長いこと待ってやっと店内に入ると親父の洗礼が待っている。メニューを見る間もなく浴びせ掛けられる言葉「いらっしゃい!よー来たね。なんにする?」初めてきた人はここで焦るのだが、メニュー表を探してみても実は意味がない。なぜなら…メニューは「中華そば」一品しかないからである。気になるお値段は550円。ならばなぜ親父は「なんにする?」などと尋ねるのであろうか?それは麺が選べるからである。麺の種類は…ラーメン、うどん、日本そば、きしめんである。うどんは4種類ぐらいあって、太いのや細いの、硬いのや柔らかいのがある。そして、4種類の麺から1種類を選んでもいいのだが、実はミックスなんてのもできるのだ!!「ラーメン&うどんミックス」「きしめん&日本そばミックス」などの他、4種類すべてミックスするなどという荒業もできてしまう!!しかも値段は変わらず550円!!麺を何にするかが決まると今度は麺の量を決めることになる。通常、普通のラーメン屋ならば1人前は1玉なのだが、大丸はそこらのラーメン屋とは違う!なんと1人前1.5玉なのである!しかし大丸のすごいところはこれからだ。麺の量はてくの知る限りでは上限なし!しかも麺の量をどれだけふやしても値段は変わらず550円!!ブラボー!いやハラショーである。ただし麺の量については親父の気分によって増えることがある(減ることはない)ので注意が必要である。かくいう私も一緒に店内にいた客が面を分ける段階で「俺1玉」などと言ったため「じゃあ、お兄さん増やしときますね」と言って2.3玉食わされた苦い経験がある。また、今日はあんまり腹へってないなぁと思って「今日は1玉で」と言っても麺を分けるときには「ようけ(たくさんの意)入れるんでしたっけ?」と言う親父の記憶力にはうれしくて涙が出てくる。
さて、麺が茹で上がると親父は具について聞いてくる。具の種類は…キャベツ、肉、練り物、もやしである。つゆから顔を出すほどの量の麺の上に、これらの具が文字通り山のように乗っているのである。例えるなら「日本昔話に出てくる山盛りご飯のご飯の部分がもやしに変わったかのよう」である。てくは練り物無し、もやし大盛りを頼むことが多いが、客によっては肉以外いらなくて肉だけ超大盛りなんて頼む輩もいたりする。この場合山のようなもやしが肉の山に変わる。
次のレベルでは大丸での作法について述べたいと思う。
Level4;大丸での作法
カウンターは客と調理場の間が少し高くなっているので、親父は盛り付けが終わるとそこに器を置く。そのとき親父は必ずこう言う。「はい、立ってくださいっ。いっぱい入っとるでねぇ、こぼれちゃうからそこの布きんを持って降ろして〜。」…………布きんで持つとか持たないとか言う以前にこぼれとるやん!!とまぁこれは儀式的なものなのでおやじの言う通りにしましょう。
Level5;親父トーク 店に入ったときから開始するのだが、大丸おやじのトークはすごい!客が学生である場合必ず「どこの学生さん?」と聞かれる。「○○大学です」と答えたが最後、怒涛のトークが炸裂する。「あぁ、○○大ね。○○学部の△△君が、××市の教員やっとるなぁ。知っとるかね?」等とどうやら同じ大学(しかも何年前に卒業したか分からない)の人の話を延々とされるのである。その人数は二桁に上ろうかと言うほどである。こんな調子で他のいろんな大学の人の名前を覚えられる記憶力があるなら、せめて客が頼んだ麺の量を覚えていてくれと思うのは俺だけではないだろう。学生の話題だけではなく、毎日新聞を隅々まで読み、ラジオをしっかり聞いているようで、政治や経済の知識も計り知れない。選挙も欠かさず行っているようである。いつ寝てるんだ?親父!また、トークの中で親父の印象に残ると、親父に名前を聞かれ覚えてもらえる。てくも「母親が看護婦をしている○○君」として覚えられている。てくが名前を聞かれたとき、名前を言うと親父はメモを取り出して書き込んでいた!!どうやら親父メモが存在するらしい。
何度か通っていると分かるのだが、親父は毎回同じ話をする。常連になるにはおやじの毎度の話にも耳を傾けられるやさしさを持たなければならない。決して「その話前聞いた」と言ってはいけないのである。これは常連の暗黙の了解なので肝に銘じておくべし。
Level6;食べ方 さて、大丸ラーメン(ラーメンでないときもあるが)の食べ方である。「別にどんな食べ方してもいいじゃん」と言われるかもしれない。しかし大丸を楽しむために、また初心者のためにも押さえておかなければならないことがいくつかある。
@もやしの処理の仕方
大丸ラーメンにはもやしがたっぷりと乗っている。実はこのもやし、お湯にくぐらせてあるだけで味付けは何もしていない。なので店に置いてある調味料で自分なりに味をつけなくてはならないのだ。そのまま食べたい人はそのまま食べればいいのだが、とりあえず調味料を挙げたいと思う。大丸に置いてある調味料は…しょうゆ、ソース、七味唐辛子、コショウ、ラー油、練りにんにく、乾燥ねぎである。このうち、ラー油と練りにんにくはコストの問題や、使い勝手の関係でカウンターに置いてないことが多い。親父に言えば出してくれることもあるが、てくはラー油は自分で持っていくことにしている。個人的にはしょうゆとラー油をたっぷりかけて食べるのが好きであるが、この辺は実際試してみて自分好みの味を探してほしい。半分ぐらい食べてから乾燥ねぎをかけると味と風味が変わってなかなかGoodですよ。
A麺の食べ方
大丸ラーメンにはもやしが大量に乗っている。早食いの人はいいが、普通の人だと、もやしを食べ終わるころには麺はのびてしまっている。なので上から攻めるのではなく、もやしを少し食べて穴をあけ、そこから麺を引きずり出しながら食べるのがベストだと思う。もやしにかかりっきりになるとせっかくの麺がだいなしになるので注意が必要である。なお、麺を堅めにゆでてもらうと延びるまでの時間を多少引き延ばすことができることを付け加えておこう。
Level7;お金の払い方 全て食べ終わりいよいよ会計なのだが、あなたが偶数人数できているのならちょっと工夫して出すとおやじの助けになる。と言うのも、大丸ラーメンは量、具に関係なく1杯550円なので、二人だと1100円となり親父がおつりを出すという手間が省けるのだ。これは別にてくがこうしろと言っているのではなく、親父が会計のときに1100円だと助かるというようなことを言っているのである。
お金を払うと親父は「遠いところから来てもらったで、これ持ってって」と飴一袋だとかガムをくれる!何回か通っているとこれらのガムなどが車の中にたまっていくのでこまったもんでもある。それよりもこれで儲けはあるのかというほうが気になるが、、、、まぁ30年も続いているんだからきっと儲かっているのだろう。
以上で大丸についての紹介は終わりとなる。この文章を読んで行きたいと思った方、がんばって探してみてください。もう行っているという方、この紹介文に訂正するべき個所等ありましたら掲示板に書き込むか、管理人にメールをいただけると幸いです。それと、大丸&親父についての情報を募集しています。集めた情報は下記の「Level∞;大丸情報」に随時載せていきたいと思いますので、何らかの情報をお持ちの方どしどし情報を送ってください。ただし、管理人の判断であまりにも親父のプライベートなことだと判断した場合は掲載いたしませんのでご了承いただきたいと思います。
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2002年1月4日カウンター設置