2006-7 Front Page


≪通電車≫


今年(2006.1)から電車通勤になった。
最寄乗車駅のホーム階段は電車の先頭側にあって、降車駅名古屋でも先頭側が都合がいい。
だから、だいたいいつも列車先頭に乗ることが多い。
・・・というより、前が見えるとこが断然好き!、ということが実は大きい。(^ ^)

その朝、いつものように電車に乗った。
走り出してから漠然と前方に眼をやると、そこにとんでもない光景があった。


車内から(2006.6.27 8:37)
 
降車駅ホームから(同 8:42)

なんと右フロントガラスのほぼ全面に、放射状の大きなヒビが入っている。
それを幅広の透明テープで縦横に手当てしてあったのだ。
一体なにがあったというのか!?

直線が多いこの路線では、いつものように最高速111km/hまで示していた。
朝のラッシュ時なので、数分毎に対向列車ともバンバンすれ違う。

電車も自動車と同様、フロントガラスには「合わせガラス」というものを採用しているそうで、
風圧でいきなりバラバラに砕け散ることはないのだろう。
しかし、100km/h超で受ける風圧や、対向列車から受ける風圧ショックなどに、
本当に安全に耐えられるのだろうか?
もし風圧に耐えられず割れたら、ガラス破片が内窓を破って客席になだれ込んで来はしないか、、、。
もし割れた破片が運転室内で暴れて運転手さんを襲ったら、、、。
あれこれと気を揉む数十分だった。

やっと着いた名古屋駅ホームで、あらためて前から見ているとき、近づいてきた駅員さんに、
「こんな状態で運行して大丈夫なんですか?」
と問い正したら、先刻ご承知の様子で、
「あとで直します」
との一言だった。

をぃをぃ、今この状態で通常の運行に供していること自体がどうなのか、と私は思うのだが、
あとで直すからいい、とする感覚には大いに疑問を感じた。
もしこれが公道を走行する車だったら、整備不良車で、即、罰金だろう。

M鉄さん、安全管理・安全教育は大丈夫!?

2006-7




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