2007-10 FrontPage



せん どう ひら こう もん
< 船頭平閘門 >


重要文化財「船頭平閘門」
木曽川側から長良川方面を見る(2007.8.19)


閘門とは、水位の異なる水域間で船の行き来を可能にする「船のエレベータ」だ。
水位の異なる木曽川と長良川をつなぐこの閘門は、
明治34(1901)年竣工という国内屈指の古さだ。
写真ではちょっと分かりにくいが、手前側と向こう側とに水門がある。
その二つの水門の間に船を一旦閉じ込め、水位を上げ下げして双方へ通行可能にする。

物流の主役が水運だった大昔とは異なり、さすがに現在は利用がめっきり減ったそうだ。
しかしそれでも今なお現役で、
水門横の鐘を鳴らせば、無料で通行可能だという。
そこがエライ!

2007.10.7-11.28