写真と同じ場所・時間にて金星日面通過を地平座標でシミュレートしたところ。
太陽面内の下方に、入ってきたばかりの金星がいる。

半月後に夏至を迎える高赤緯の太陽は、
北緯24度のアラブの地では、午前、ほとんど垂直に近い姿勢で昇っていく。
そして正午には金星を抱いたまま、ほぼ天頂を通過していった。



2004.7.3