2001アフリカ南部皆既日食遠征記


プロローグ
(6/16-17)

2001年6月16日ちょうど正午に関空を出発、これからいよいよ非日常の世界だ。
まずは一路シンガポールへ。

S.P.に着いてからなんと、次の南ア・ヨハネスバーグ行きまで8時間も待ち時間がある!
直前の機内で隣席だったMnさん、Tさんと共に、うんざりの時間を過す。
やっと深夜1時過ぎ、モーリシャス経由南アフリカ行きSQ-406便は飛び立った。

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マダガスカル上空
2001年6月17日、深夜のシンガポールを発って10時間余り、
マダガスカル上空にさしかかった頃、
長い長い夜が終わりを告げ、
やっと朝が飛行機の後から追いかけてきた。

行きは地球の自転に逆らって西へ飛ぶので、
なかなか朝がこない。
時差を意識させられ始める。

あと約1時間ちょっとでヨハネスバーグだ。

両替所
やっと着いた南ア・ヨハネスバーグ空港で入国審査。

その後、2時間ほどの休憩の間に、
空港内両替所で現地通貨「ランド」を手に入れる。


交換レート?
両替所前のレート表示盤
US$100ドルのT/Cは表示どおりR785.5ランド。
手数料R20と税14%のR2.8を差し引いて、
R762.7ランドが手元に来た。

で、(後で気付くのだが)
この交換レート表示、何か変じゃない?
数字は各国通貨に対するランド価格だと思ったら、
JPYのところだけR1ランドの円価格のようだ。
レート表示ってこんなモンなのか?
無知な私は後で説明に窮することになる。


ヨハネスバーグで乗換え
ここから国内線でケープタウンに向かう。

アフリカで飛んでる飛行機ってどんな飛行機だろうと思っていたら、
なんのことはない、見なれたジャンボだった。

南アフリカ国旗と同じ、赤、緑、黒、青の原色の尾翼が、
紺碧の空を突き上げるようにダイナミックにそびえていた。

ケープタウンは雨だった
ケープタウン空港に着き、飛行機のタラップを降りたら
たちまちパラパラ雨に見舞われた。

さて、さっそくバスで、
かの有名なテーブルマウンテンへ。
しかし山腹に着くと、
下界のケープタウンの町はしっとり濡れていた。
山頂行きロープウェイは雲の中。
これでは登頂は諦めるしかない。

しかたなく、ここは明日に託して、市内観光に。
そして最初のホテルへと向かった。

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